ピーク輝度・LEDバックライト分割数が向上したMini LEDモデル「X95L」を含むBRAVIA 2023モデル発表。全6シリーズ22機種、4月以降順次発売。新機能「ゲームメニュー」や、「BRAVIA CORE」対象モデルを追加。

ソニーから 4K BRAVIA 2023年モデルを発表。

2023年の最新モデルは、有機ELテレビ 1機種、液晶テレビ Mini LED最新モデルを含む5機種。

新モデルのラインナップは、以下の通り。

有機ELモデル

・A80Lシリーズ（77型、65型、55型）…4K OLED TV、認知特性プロセッサーXR、XR Triluminos Pro

液晶モデル

・X95Lシリーズ（85型、75型、65型）…4K Mini LED TV、認知特性プロセッサーXR、XR Backlight Master Drive、XRコントラストブースター20
・X90Lシリーズ（85型、75型、65型）…4K 直下型LED部分駆動 TV、認知特性プロセッサーXR、XRコントラストブースター10

・X85Lシリーズ（65型、55型）…4K 直下型LED部分駆動 TV、4K高画質プロセッサーHDR X1
・X80Lシリーズ（85型、75型、65型、55型、50型、43型）…4K液晶TV、4K高画質プロセッサーHDR X1
・X75WLシリーズ（75型、65型、55型、50型、43型）…4K液晶TV、高画質プロセッサーX1

今年の最新モデル注目ポイントは、「ゲームメニュー」と言われるゲーム向け設定をすばやく変更できるメニューが追加。

「VRR」、「モーションブラーリダクション」、「ブラックイコライザー」、「Crosshair」、「画面サイズ」などを設定できる。

また、これまでBRAVIA XRシリーズ専用コンテンツサービスだった「BRAVIACORE」が、X85LシリーズやX80Lシリーズといった認知特性プロセッサーXRを搭載していないスタンダードモデルにも展開。

4月から順次販売を開始する。

2022年に登場した、QD-OLEDを搭載したA95Kシリーズや、小型有機ELモデルのA90Kシリーズ、2023年後継モデルに用意されていない小型液晶モデルX90Kシリーズ、X85Kシリーズはそのまま販売を継続する。

『ソニー THE グランドシアターキャンペーン』と題して、対象のBRAVIA、レコーダー、ホームシアターを購入すると、最大10万円キャッシュバックが受け取れるキャンペーンも開始している。

・画質・音質ともに進化したMini LEDバックライト搭載の液晶テレビ『X95L』シリーズなど エンタテインメント機能を強化した6シリーズ22機種の4Kテレビを発売
・ソニー THE グランドシアターキャンペーン | テレビ ブラビア | ソニー
・テレビ ブラビア | ソニー

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●BRAVIA 2023年モデルラインナップ

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「BRAVIA XR 2023年モデル」の共通して進化したところ

「BRAVIA XR 2023年モデル」の共通して進化したところとして、1つ目は「XR Clear Image」。

「XR Clear Image」は、ゾーン分割と動的フレーム分析を利用してノイズを減らし、ぼやけを最小限に抑えるという機能。

上のイメージ図をみると、放送などで出てくるテロップのノイズが低減していたり、速い動きの鳥の羽のブレがくっきりと表示されている。

こればかりはどれほどの効果があるかは実機を見てみないとわからないもののとても有効な機能になる可能性がある。

2つ目が、ゲームにかかわる設定を、素早く切り替えることができる「Game Menu」。

「VRR」、「モーションブラーリダクション」、「ブラックイコライザー」、「Crosshair」、「画面サイズ」などの設定が可能。

ゲーミングモニターのような設定も多く、画質優先のテレビには珍しい機能。

大画面のテレビでは少しプレイが難しい競技性の高いゲームのときに、画面の表示サイズを小さくすることもできる。

そのほか環境に配慮した「エコダッシュボード」による視覚的な消費電力の抑制や、子供向けの視聴制限、視聴時間管理を行える機能なども新たに搭載している。

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・A80Lシリーズ（77型、65型、55型）…4K OLED TV、認知特性プロセッサーXR、XR Triluminos Pro

A80Lシリーズは、OLEDパネルを使用したテレビ。

サイズは、前モデルの「A80Kシリーズ」と同じ、55型、65型、77型を用意。

パネルは明るさ向上が約110％となっている。

デザインや完成度は非常に高く、フラグシップモデルに比べれば価格も抑えられている。

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・X95Lシリーズ（85型、75型、65型）…4K Mini LED TV、認知特性プロセッサーXR、XR Backlight Master Drive、XRコントラストブースター20

X95Lシリーズは、Mini LEDを搭載した4K液晶モデルのフラグシップとなる。

販売される地域によって、サイズの種類が異なっているようだが、日本では85型、75型、65型を準備している。

「X95Kシリーズ」と比較して、ピーク輝度は最大30%向上、LEDバックライトの分割数は最大20%向上している。

X95Lシリーズは、8K Mini LED「Z9K」と同じXRコントラストブースター20となり、前モデル「X95Kシリーズ」や海外で発表されたX93LのXRコントラストブースター15よりも色とコントラストの表現が優れていて、性能が向上している。

フレームを振動させて、音を出す「フレームツイーター」を搭載。

8Kフラッグシップモデル「Z9K」でも同様の技術を採用しており、X95Lシリーズはそれと同様に機能を備えたという事になる。

ソニー独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオプラス」に進化して、音質についても進化していることがわかる。

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・X90Lシリーズ（85型、75型、65型）…4K 直下型LED部分駆動 TV、認知特性プロセッサーXR、XRコントラストブースター10

X90Lシリーズは、直下型LED部分駆動パネルを採用したモデル。

サイズは、85型、75型、65型を用意。

立ち位置としては、Mini LEDモデルの下だが、液晶のモデルの中では上位のモデルとなる。

「XR Contrast Booster 10」は、「X90K」と同じ。

一見全く変わっていないように思えるけれど、直下型LED部分駆動の駆動数が、「X90Kシリーズ」よりも増加。

駆動するLEDが増えるイコールきめ細かな制御ができるため、よりコントラストが深くなるなど画質面でも向上。

画面の明るさも、「X90Kシリーズ」とくらべて最大約130％の明るさとなっている。

部分駆動のアルゴリズムは、Mini LEDモデルの技術を用いて進化。

XRコントラストブースター10で、色とコントラストの表現も優秀。

X90Lフレームデザイン

X90Kフレームデザイン

フレームデザインも、前モデルから変更されて、より高級感が仕様となっている。

55型以下については、「X90Kシリーズ」が販売を継続する。

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・X85Lシリーズ（65型、55型）…4K 直下型LED部分駆動 TV、4K高画質プロセッサーHDR X1

X85Lシリーズは、直下型LED部分駆動パネルを採用したモデル。

サイズは、65型、55型を用意。

認知特性プロセッサーXRではなく4K高画質プロセッサーHDR X1を搭載している。

「X85Kシリーズ」からの進化点は、直下型LED部分駆動となったことで、高コントラストな映像を実現する。

ゲーム関連でもVRRなどに対応している他、今年のモデルの新機能「ゲームメニュー」にも対応する。

また今年からコンテンツサービス「BRAVIACORE」に対応。

BRAVIA XRシリーズとは、配布クレジットや期間が異なるものの、引き換え5クレジットの付与と、12ヶ月の見放題が可能となっている。

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・X80Lシリーズ（85型、75型、65型、55型、50型、43型）…4K液晶TV、4K高画質プロセッサーHDR X1

X80Lシリーズは、スタンダードな4K液晶TV。

サイズは、85型、75型、65型、55型、50型、43型を用意。

認知特性プロセッサーXRではなく4K高画質プロセッサーHDR X1を搭載している。

今年のモデルの新機能「ゲームメニュー」にも対応する。

また今年からコンテンツサービス「BRAVIACORE」に対応。

BRAVIA XRシリーズとは、配布クレジットや期間が異なるものの、引き換え5クレジットの付与と、12ヶ月の見放題が可能となっている。

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・X75WLシリーズ（75型、65型、55型、50型、43型）…4K液晶TV、高画質プロセッサーX1

X75WLシリーズは、スタンダードな4K液晶TV。

サイズは、75型、65型、55型、50型、43型を用意。

認知特性プロセッサーXRではなく高画質プロセッサーX1を搭載している。

今年のモデルの新機能「ゲームメニュー」にも対応する。

高性能なサービスや機能が必要なく、手軽に大型モデルから小型モデルまで選べるエントリー的な立ち位置。

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●2023年モデルは大型サイズのモデルがメイン。一部2022年モデルは併売。

2023年のBRAVIAは、新機能「ゲームメニュー」が搭載され、下位モデルでも「BRAVIA CORE」が利用できるようになった。

モデルごとに見ると、大型のモデルが多く、画質や音質がさらに進化。

とはいえ、その進化部分をどう捉えるかは人それぞれ。

2022年モデルは発売が遅かったこともあって機能的にもほぼ変わらず、そのまま継続して販売されているモデルも多い。

特にQD-OLEDを搭載したA95Kシリーズや、小型有機ELモデルのA90Kシリーズは、後継モデルは存在しない。

「X95Kシリーズ」、「A80Kシリーズ」、「X90Kシリーズ」あたりは、新モデルが出たことによってリーズナブルになってお買い得感もある。

海外で発表された QD-OLED搭載 A95LシリーズやBRAVIA XR 8Kモデルの国内への投入は今のところ不明。

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●最大10万円ソニー THE グランドシアターキャンペーン

『ソニー THE グランドシアターキャンペーン』が開始。

55V型以上の対象4K/8Kブラビアをご購入、またはすでに所持しているとキャンペーン期間（予約・購入期間）内にセット購入対象商品を購入した場合、最大10万円キャッシュバックのチャンス！

キャンペーン期間（予約・購入期間）
2023年4月10日（月）～2023年7月31日（月）

キャッシュバック金額は、事前にLINEからチャレンジ。

合計で最大10万円～2万1千円のキャッシュバックが受けられる。

・ソニー THE グランドシアターキャンペーン | テレビ ブラビア | ソニー

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＜BRAVIA レビュー記事＞

BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Kシリーズ」（QD-OLED）

・BRAVIA XR 4K有機ELテレビ「A95Kシリーズ」レビュー（その１）大画面65型「XRJ-65A95K」を開封して組み立てから初期セットアップまで。環境によって選べる2通りの設置スタイル。
・QD-OLED を採用した 有機ELテレビ 4K BRAVIA A95Kシリーズ の驚きの消費電力！ほかの有機ELテレビ（WOLED）や液晶テレビ（直下型LED）との違いをワットチェッカーで計測してみた。
・QD-OLED 採用の有機ELテレビ 4K BRAVIA A95Kシリーズと WOLED 採用の有機ELテレビ 、単色発光時の消費電力を比較！パネルの特性がよくわかる納得の結果。

BRAVIA XR 4K液晶テレビ「X95Kシリーズ」（Mini LED）

・Mini LEDを採用した4K液晶テレビ BRAVIA 2022年モデル「X95Kシリーズ」は、”量子ドット技術”を採用しているのか？意外なところでその真偽が判明。
・Mini LEDバックライトと、従来の直下型LED部分駆動バックライトの光漏れを具合を比較。Mini LEDを搭載した4K液晶テレビ「BRAVIA X95Kシリーズ」は、画質に加えて消費電力も圧倒的優位に。

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