ソニーが基本的に好き!

「TV Side PC TP1」ブラックに絶妙に合う“BRAVIA”M1シリーズ。


モデルチェンジをしたVGX-TP1QSは、
直径約27cm、高さ約9.1cmのおひつの形をした
基本的なラウンドデザインはそのままに
従来のホワイトカラーに加えてブラックカラーが選択可能になった。

その新カラーとなる「TV Side PC TP1」のブラックモデルを
セッティングしながらの雑感を含めたインプレ。



本体のラウンドボディ側面には、
つや消しの落ち着いた素材なのに対して、
本体の天面には、
周りの物が映りこむほどの光沢感のある質感で構成されているのは
ホワイト、ブラックも共通。

キーボード、リモコン、ワイヤレスLANの周辺機器にいたるまで
本体と同色のカラーに統一されていて、
それぞれの個性をハッキリと際立たせる。

例えばリビングに置くとして、
黒いBRAVIAやラックを基調としたコーディネートならブラック、
シルバー系やホワイトの明るい色のボードでそろえるならホワイト、
と言った具合に好みのスタイルで選択できる。

----------------------


今までが、ホワイトモデルを見慣れたせいで
ついついこの黒さが新鮮に感じてしまうブラックボディ。

BRAVIAにしてもPCディスプレイにしても
カラーバリエーションが増えて来たとはいえ
今の主流のカラーは、
黒もしくはダーク系が多い事を考えると
ブラックのほうが合わせやすいというか
マシンとして馴染みがあるような気がする。


デザインを重視されているため、
ドライブや端子類は、普段は閉じられて隠されている。

正面の中央部分には、Blu-Rayドライブが組み込まれていて
ドライブトレイを軽く奥に押し込むと、
ベゼルが手前に飛び出す。

その下にあるカバーをスライドすると
小気味よくシュッと開いて、
正面からアクセスできる端子類が現れる。

ここに装備されているのは
SDカードスロット、メモステスロット、USBx2、i.Link、
ワイヤレスLANスイッチ、コネクトボタン。


この前発売されたLiblog Station「HS1」は、
コンテンツサーバーというワリに
ソニーのビデオカメラの主流を占めていたDVテープ方式ハンディカムの
i.Linkからの取り込みができないという盲点があった。

けれど、「TV Side PC TP1」には、
i.Linkが装備されて、取り込みのアプリケーションも用意されていて
HDD容量も上限1TBまで積める事を考えると
DVテープ資産を持ってる人からすれば
それこそHS1よりもこっちをそのままサーバーとしてしまったほうが
はるかに使い勝手がよかったりする。


背面の接続端子のエリアには
地上デジタルチューナーを搭載すると
お約束でB-CASスロットが装備される。

逆に、以前のモデルまでにあった地上アナログチューナーが
なくなったために、アナログのビデオ入力が廃されている。

それ以外の変更点はなし。

背面に見える端子と接続した配線は、
なるべく見えないようにという配慮から、
カバーで覆って隠す事ができる。


ディスプレイと接続するための端子は、
HDMIアナログRGB(ミニD-sub 15ピン)の2系統がある。

PCディスプレイには、アナログRGBでつなぐ事も
HDMIの変換アダプターを使用してDVI-D端子へ接続も可能。

最近のBRAVIAなどであればHDMIが標準装備されていて、
付属したHDMIケーブル1本を接続するだけで、
映像も音声も出力できるという親和性もある。

忘れがちだけと、一般的なPCディスプレイに接続した場合、
ディスプレイケーブルの他に
アクティブスピーカーを別に用意して
アナログ音声の出力をつながないといけないめんどくささがあって、
そういった面では、
BRAVIAを「TV Side PC TP1」のディスプレイにしてしまたほうが
シンプルにつなげる。

----------------------

<BRAVIA“M1シリーズ”をディスプレイとして連携>


TV Side PCだから、
そのコンセプトにのっかってBRAVIAとつなぐ事を考えてみる。

欲を言えば、BRAVIAの40型以上なんかを用意すれば、
大画面にフルHD(1920x1080)という高解像度で表示できるのだけど、
それはリビングであればという前提であって
いつもそんなシチュエーションばかりとは限らない。

普段のプラベートな空間にと考えた場合、
それも机の上にPCと一緒に置いてて使おうとすると
40型以上というのはちょっと無理がある。

じゃあ、もっと手ごろなサイズを
ディスプレイにする事を考えてみよう。

実は今のところ16型から32型のBRAVIAの解像度は
全て1,366×768(ワイドXGA)で、
画面サイズの大小はあっても解像度はどれも同じ。

32型以下だったら見える解像度が同じなんだったら
無理に大型を選ぶ必要もなくて
それこそ値段も安くて場所のとらないM1シリーズあたりが良いんじゃないかと思える。


と言うのも
ちょうど、BRAVIAM1シリーズ『プレミアムカラーエディション』のアイスブルーがあって
母体カラーリングが同系色だし
組み合わせてみたら合うんじゃないかと思って並べてみた。

するとこれが、
TP1の本体やキーボードのラウンド形状と、
M1シリーズのベゼルのラウンド形状が絶妙な感じでマッチ。

ブラックというカラー同士での相性の良さは当然として、
Blu-Rayロゴ、キーボードの一部に刻印されたブルーの文字と
アイスブルーのベゼルのブルーがさらに統一感を増していて
見た目が予想以上にいいコンビになった。

・“BRAVIA”M1シリーズ、2つのソニースタイル限定カラーモデル。


実際にPC用のモニターとしてはどうなのか?
よくある心配の種としては、
実際テレビを見るために作られたディスプレイ(BRAVIA)を
PCディスプレイとして使ってどうなのか?という

テレビを至近距離で見て
画面がまぶしすぎるとか
ブラウザを開いても文字がつぶれて見えなかったり
なんてのはできれば避けたい。

で、
BRAVIAM1シリーズで試したらどうだったかというと、
TP1とつなぐと同時に、
画質設定が「テキスト」モードに自動的に変更。

「テキスト」モードになると
輝度を抑え目にした文字の読みやすい設定に変わったようで
いわゆるPCディスプレイとしての距離で見ていても違和感はないし
ドットのきめ細かさの解像感を感じられる。

まだ長時間使ったわけではないけど
これならまぁPCディスプレイとしての役割は果たしてくれそうで。

ちなみに、
本来の機能とは関係ないけど、
液晶の周りのベゼルがブラックだと、
中に映る画像がギュっと締まって見えるような感覚もある。


それから連動性という面で便利なのが「ブラビアリンク」

「ブラビアリンク」というのは、
HDMIケーブルでつないでおくと、
お互いにコントロール信号をやりとりして
TP1とM1シリーズが連動して動作してくれるというもの。

M1シリーズに簡単な事前準備が必要で、
[ホーム]メニューの[設定]から
HDMI機器制御設定を『する』にしておく。

やる事はこれだけ。
(TP1側では事前準備はなし。)


そうすると、
TP1の電源を入れると、
スタンバイ状態のM1シリーズに電源が自動的に入って
HDMI入力に切り替えてくれる。

逆にM1シリーズの電源をリモコンで落とすと、
TP1が連動して自動的にスリープに入る。

単純な事ではあるけど、
いちいちテレビの入力切替をエイエイと何回も押して
切り替えるめんどくささがないだけでもはるかに楽。

----------------------


BRAVIABRAVIAM1シリーズを用意して、
その横にTP1を組み合わせれば、
BRAVIAがいつも見るテレビとしても
PC用のディスプレイとしても活躍してくれて
テレビとPCが一つにまとめられる。

それに
TP1は、たったの1台で
インターネットを見る事も、
地デジのレコーダーとしても
Blu-Rayプレーヤーやゲーム用として使う事もできるし
現状、BRAVIAでは再生できないネットワーク越しのAVC再生でも
TP1の『VAIO Media Plus』があればそれも可能になる。

この2つがあれば、
自分の部屋にスッキリ配置できて、
だいたいのやりたい事はできてしまうし
「TV Side PC TP1」は、リビングに限らず
プライベートルームでこそ、その特性が生かせるような気もする。

・from HOME to the WORLD

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「TV Side PC TP1」ブラックに絶妙に合う“BRAVIA”M1シリーズ。


モデルチェンジをしたVGX-TP1QSは、
直径約27cm、高さ約9.1cmのおひつの形をした
基本的なラウンドデザインはそのままに
従来のホワイトカラーに加えてブラックカラーが選択可能になった。

その新カラーとなる「TV Side PC TP1」のブラックモデルを
セッティングしながらの雑感を含めたインプレ。



本体のラウンドボディ側面には、
つや消しの落ち着いた素材なのに対して、
本体の天面には、
周りの物が映りこむほどの光沢感のある質感で構成されているのは
ホワイト、ブラックも共通。

キーボード、リモコン、ワイヤレスLANの周辺機器にいたるまで
本体と同色のカラーに統一されていて、
それぞれの個性をハッキリと際立たせる。

例えばリビングに置くとして、
黒いBRAVIAやラックを基調としたコーディネートならブラック、
シルバー系やホワイトの明るい色のボードでそろえるならホワイト、
と言った具合に好みのスタイルで選択できる。

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今までが、ホワイトモデルを見慣れたせいで
ついついこの黒さが新鮮に感じてしまうブラックボディ。

BRAVIAにしてもPCディスプレイにしても
カラーバリエーションが増えて来たとはいえ
今の主流のカラーは、
黒もしくはダーク系が多い事を考えると
ブラックのほうが合わせやすいというか
マシンとして馴染みがあるような気がする。


デザインを重視されているため、
ドライブや端子類は、普段は閉じられて隠されている。

正面の中央部分には、Blu-Rayドライブが組み込まれていて
ドライブトレイを軽く奥に押し込むと、
ベゼルが手前に飛び出す。

その下にあるカバーをスライドすると
小気味よくシュッと開いて、
正面からアクセスできる端子類が現れる。

ここに装備されているのは
SDカードスロット、メモステスロット、USBx2、i.Link、
ワイヤレスLANスイッチ、コネクトボタン。


この前発売されたLiblog Station「HS1」は、
コンテンツサーバーというワリに
ソニーのビデオカメラの主流を占めていたDVテープ方式ハンディカムの
i.Linkからの取り込みができないという盲点があった。

けれど、「TV Side PC TP1」には、
i.Linkが装備されて、取り込みのアプリケーションも用意されていて
HDD容量も上限1TBまで積める事を考えると
DVテープ資産を持ってる人からすれば
それこそHS1よりもこっちをそのままサーバーとしてしまったほうが
はるかに使い勝手がよかったりする。


背面の接続端子のエリアには
地上デジタルチューナーを搭載すると
お約束でB-CASスロットが装備される。

逆に、以前のモデルまでにあった地上アナログチューナーが
なくなったために、アナログのビデオ入力が廃されている。

それ以外の変更点はなし。

背面に見える端子と接続した配線は、
なるべく見えないようにという配慮から、
カバーで覆って隠す事ができる。


ディスプレイと接続するための端子は、
HDMIアナログRGB(ミニD-sub 15ピン)の2系統がある。

PCディスプレイには、アナログRGBでつなぐ事も
HDMIの変換アダプターを使用してDVI-D端子へ接続も可能。

最近のBRAVIAなどであればHDMIが標準装備されていて、
付属したHDMIケーブル1本を接続するだけで、
映像も音声も出力できるという親和性もある。

忘れがちだけと、一般的なPCディスプレイに接続した場合、
ディスプレイケーブルの他に
アクティブスピーカーを別に用意して
アナログ音声の出力をつながないといけないめんどくささがあって、
そういった面では、
BRAVIAを「TV Side PC TP1」のディスプレイにしてしまたほうが
シンプルにつなげる。

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<BRAVIA“M1シリーズ”をディスプレイとして連携>


TV Side PCだから、
そのコンセプトにのっかってBRAVIAとつなぐ事を考えてみる。

欲を言えば、BRAVIAの40型以上なんかを用意すれば、
大画面にフルHD(1920x1080)という高解像度で表示できるのだけど、
それはリビングであればという前提であって
いつもそんなシチュエーションばかりとは限らない。

普段のプラベートな空間にと考えた場合、
それも机の上にPCと一緒に置いてて使おうとすると
40型以上というのはちょっと無理がある。

じゃあ、もっと手ごろなサイズを
ディスプレイにする事を考えてみよう。

実は今のところ16型から32型のBRAVIAの解像度は
全て1,366×768(ワイドXGA)で、
画面サイズの大小はあっても解像度はどれも同じ。

32型以下だったら見える解像度が同じなんだったら
無理に大型を選ぶ必要もなくて
それこそ値段も安くて場所のとらないM1シリーズあたりが良いんじゃないかと思える。


と言うのも
ちょうど、BRAVIAM1シリーズ『プレミアムカラーエディション』のアイスブルーがあって
母体カラーリングが同系色だし
組み合わせてみたら合うんじゃないかと思って並べてみた。

するとこれが、
TP1の本体やキーボードのラウンド形状と、
M1シリーズのベゼルのラウンド形状が絶妙な感じでマッチ。

ブラックというカラー同士での相性の良さは当然として、
Blu-Rayロゴ、キーボードの一部に刻印されたブルーの文字と
アイスブルーのベゼルのブルーがさらに統一感を増していて
見た目が予想以上にいいコンビになった。

・“BRAVIA”M1シリーズ、2つのソニースタイル限定カラーモデル。


実際にPC用のモニターとしてはどうなのか?
よくある心配の種としては、
実際テレビを見るために作られたディスプレイ(BRAVIA)を
PCディスプレイとして使ってどうなのか?という

テレビを至近距離で見て
画面がまぶしすぎるとか
ブラウザを開いても文字がつぶれて見えなかったり
なんてのはできれば避けたい。

で、
BRAVIAM1シリーズで試したらどうだったかというと、
TP1とつなぐと同時に、
画質設定が「テキスト」モードに自動的に変更。

「テキスト」モードになると
輝度を抑え目にした文字の読みやすい設定に変わったようで
いわゆるPCディスプレイとしての距離で見ていても違和感はないし
ドットのきめ細かさの解像感を感じられる。

まだ長時間使ったわけではないけど
これならまぁPCディスプレイとしての役割は果たしてくれそうで。

ちなみに、
本来の機能とは関係ないけど、
液晶の周りのベゼルがブラックだと、
中に映る画像がギュっと締まって見えるような感覚もある。


それから連動性という面で便利なのが「ブラビアリンク」

「ブラビアリンク」というのは、
HDMIケーブルでつないでおくと、
お互いにコントロール信号をやりとりして
TP1とM1シリーズが連動して動作してくれるというもの。

M1シリーズに簡単な事前準備が必要で、
[ホーム]メニューの[設定]から
HDMI機器制御設定を『する』にしておく。

やる事はこれだけ。
(TP1側では事前準備はなし。)


そうすると、
TP1の電源を入れると、
スタンバイ状態のM1シリーズに電源が自動的に入って
HDMI入力に切り替えてくれる。

逆にM1シリーズの電源をリモコンで落とすと、
TP1が連動して自動的にスリープに入る。

単純な事ではあるけど、
いちいちテレビの入力切替をエイエイと何回も押して
切り替えるめんどくささがないだけでもはるかに楽。

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BRAVIABRAVIAM1シリーズを用意して、
その横にTP1を組み合わせれば、
BRAVIAがいつも見るテレビとしても
PC用のディスプレイとしても活躍してくれて
テレビとPCが一つにまとめられる。

それに
TP1は、たったの1台で
インターネットを見る事も、
地デジのレコーダーとしても
Blu-Rayプレーヤーやゲーム用として使う事もできるし
現状、BRAVIAでは再生できないネットワーク越しのAVC再生でも
TP1の『VAIO Media Plus』があればそれも可能になる。

この2つがあれば、
自分の部屋にスッキリ配置できて、
だいたいのやりたい事はできてしまうし
「TV Side PC TP1」は、リビングに限らず
プライベートルームでこそ、その特性が生かせるような気もする。

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