「VLOGCAM ZV-E10」を、ソニーストアで触ってきたレビュー(その1)。APS-Cイメージセンサー搭載の一眼カメラαシリーズがコンパクトなVLOGCAMに変身。


ビデオブロガー向けとしてデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」が現れたのがちょうど一年前。

こんなの売れるの?という疑問はどこへやらであっという間に人気のVLOGカメラとして定着。

その一方で、α7SIII「FX3」という本格的なムービー性能の突出したカメラも登場したものの価格的なハードルは若干高め。

手軽な価格でレンズが交換できるVLOGCAMないかな?という心情を見透かしてか、新たに発表されたのがAPS-Cイメージセンサー搭載のレンズ交換式VLOGカメラ『VLOGCAM ZV-E10』

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●VLOGCAMとして生まれ変わったAPS-Cイメージセンサーを搭載したα!?


素の『VLOGCAM ZV-E10』は、まさにそのまま現行のAPS-Cモデルのα6400α6100そっくり。

パッと見た感じで、違うのはファインダーがあるかないかくらいで、遠目にみると区別がつきにくいくらいに変わらないスタイル。

ただ、重量だけをみるとめちゃくちゃ軽量。

バッテリーとカードを含めても約343gという軽さで、キットレンズ(SELP1650)を装着しても459gしかない。


α6400α6100
と比較するといかに軽いかがわかる。

また、サイズについてもコンパクトに凝縮されていて、レンズ交換式にもかかわらず、コンデジタイプである「ZV-1」とほぼ変わらないサイズ感を保っている。


実際に手にしてみると、カドは丸みを帯びて全体的に樹脂素材だとわかる。

グリップについても小さめだったり、シャッターボタンについても小さくて、スチル撮影で重視するようなシャッターボタンとは全く異なっていて、このあたりズバっと割り切られているといった雰囲気。


そして、大きく違うのは、上部のカメラの物理スイッチ類。モフモフしたウィンドスクリーン

は、「VLOGCAM ZV-1」と同じく、天面のサイド部分にある横にあるアクセサリーシューを利用して装着する仕組み。

 着脱可能で、アクセサリーシューからのマイク位置も同様で、装着されているウインドスクリーンも同じものの様子。

α6400/α6100に備わるファインダーをバッサリなくしたかわりに、本体上面に大きなスペースをとっているマイクグリル。


この中に、指向性をもった3つのカプセルマイクが入っていて、しっかりとカメラ前方の音声をひろってくれる。

最近のカメラは4K画質の動画は撮れるけれど、内蔵マイクはどうしてもオマケ的になってしまいがちで、動画撮りを本気でしようとすると外部マイクを付けざるを得ない。

「VLOGCAM ZV-1」でもわかった事ではあるけれど、この内蔵マイクはかなり優秀。

外部マイクなしで良質な音声が収録できるというのは大きなアドバンテージと言える。


また、当然ながらα6400α6100でも、動画は撮れるけれどあくまでもメインは静止画撮影。

ファインダーやフラッシュ、モードダイヤル、シャッターボタンが主役。


それに対して、『VLOGCAM ZV-E10』は、動画撮影に特化したということもあって、マイクとマルチインターフェースシューが中央にある。

モードダイヤルはなく、押しボタンで「静止画/動画/S&Q」を切り替え。

録画ボタンカスタムボタン(C1)が大きく押しやすくなっている。

電源についても、スライド式でオンオフ。


そしてもうひとつが、横開きで回転機構を持つ可変式の「バリアングル液晶モニター」

180度の回転可動域があるので、自撮りのしやすさはもちろん、ハイアングルでもローアングルでも撮りやすい体勢で撮影できる。

横開きということは、上にあるマイクの邪魔になることもないし、アクセサリーシューに取り付けた機器との干渉も避けられる。

クルッと回して閉じれば、液晶ディスプレイを簡易に保護することもできる。


また、「VLOGCAM ZV-1」では、液晶モニターの開閉に連動して自動的に電源がオンオフできるという機能があったけれど、『VLOGCAM ZV-E10』ではさらに細かく挙動を決めることができるようになっている。

メニューの[電源オプション]→[モニター開閉でパワーセーブ]の設定で、以下の4パターンから選べる。

両方連動:モニターを開いたときにパワーセーブモードから復帰し、モニターを内側にして閉じたときにパワーセーブモードに移行する。
開:パワーセーブ復帰:モニターを開いたときに、パワーセーブモードから復帰する。
閉:パワーセーブ:モニターを内側にして閉じたときにパワーセーブモードに移行する。
連動しない:モニターのパワーセーブの連動を行わない。

 

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●動画撮りとしての便利機能


「VLOGCAM ZV-1」と同じく、『VLOGCAM ZV-E10』にもVLOGに特化してわかりやすい機能をいくつも備えている。

ムービーカメラには必須の録画時に光るタリーランプ。

前面のLEDが同時に赤く光るうえ、 背面モニターにも赤枠の強調表示されて、どちらもとても目立つので録画忘れの心配いらず。

逆に赤い光が動画撮影に影響が出そうな場合には、設定でそれぞれをオフにもできる。


・記録中の強調表示(動画)
入:記録中モニターに赤枠を表示。
切:記録中に赤枠が表示されない。

・録画ランプ(入/切)
入:記録中、本体前面のランプが点灯。
切:記録中、本体前面のランプが点灯しない。


”シチュエーションにあわせてカメラの知識を設定をいじる”というのがαシリーズに代表される一眼カメラの使い方に対して、”やりたい事にあわせてボタンを押すだけ”でイイのが『VLOGCAM ZV-E10』

その一つが、「背景ぼけ切り替え」

背景ぼけを作りたいと思った場合、カメラ的なうんちくで言うと「絞り(F値)」、「焦点距離」、「撮影距離」、「背景との距離」を組み合わせて…という事ではあるけれど、その中でもわかりにくいのが「絞り(F値)」。

「絞り(F値)」を開放で撮るか絞って撮るかでぼけ被写界深度を狭めたり広めたり。といった事を考えずにワンボタンで切り替えられるのが背景ぼけ切り換え」ボタン


ボタンを押すと、「背景のボケ:ぼけ」「背景のボケ:くっきり」に交互に入れ替わる。

「背景のボケ:ぼけ」になると、背景がふんわりとぼける。

実際には、絞り値が装着しているレンズの開放値(キットレンズの場合はF3.5)に固定。

 
「背景のボケ:くっきり」にすると、自分と背景までしっかりくっきりと映すことができる。

実際には、絞り値は動画の場合はF8からF11のあいだで自動的に固定される。(静止画の場合はF11)

絞りやF値といったことを考えなくてもワンボタンで背景のボケを瞬時に変えられるのでとても楽。

逆にわかっていても、F値をグルグルと変える手間いらずでポンポンと変更できると、撮影している現場でもかなりお役立ち。


二つめが、「商品レビュー用設定」

自分の手元にあるアイテムを紹介するレビュー動画を撮る場合、よくあるのがアイテムに合わせたいのに顔のほうにピントがあってしまう現象。

これも、本来なら人の顔を主として撮りたい機能がオンになっているだけで、設定からオフにするというのが一般的。

けれどもメニューを開いて設定を変更するのは面倒だったり、撮影現場ではすぐに呼び出せなくて慌ててしまうなんてこともある。


そんなときに便利な機能が、「商品レビュー用設定ボタン」

カスタムボタン(C2)に、あらかじめ[商品レビュー用設定]がわりあてられているので、このボタンを押すだけ。

顔を認識してそちらにピントをあわせようとしてしまうので、You Tubeでもよくみかける光景として、アイテムの後ろに手のひらをかざして、顔を隠してアイテムにピントを合わせたり。


「商品レビュー用設定ボタン」を押すと、「顔・瞳検出」がオフになって顔を追従しなくなる。

これで、アイテムのレビュー動画で紹介をすれば、話をしながら自分の顔からアイテムを手前に強調してもスムーズにピントが切り替わる。

一つだけ注意点があるとすれば、この機能を使っているときは[手ブレ補正]が[切]になるので三脚で固定して使うのが前提。

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最近のスマホは非常に優秀で、それこそ4K動画もスローモーション撮影もできる。

ただそうは言っても、スマホはオールマイティではなくて、暗がりではノイジーになるし、被写体を追いかけるオートフォーカスが弱点だったり、屋外での音声にいたってはまだまだ厳しい。

夢中になって本格的に撮ろうと思うといろんなジレンマが発生する。

”動画”は、静止画と違ってある程度の時間の経過を記録するもので、修正が難しいからこそ、ワンボタンで使える「背景ぼけ切り替え」や「商品レビュー用設定」が活きてくる。

しかも、素のボディでいい音が収録できるというのは動画撮影にとってはとても重要。

よりコンパクトな「VLOGCAM ZV-1」もあるけれど、自分好みにレンズを変えられるという魅力が『VLOGCAM ZV-E10』にある。

しかも思っていた以上に価格が安い事もあって、VLOGを初めてみるには最適のカメラかもしれない。

・「VLOGCAM ZV-E10」を、ソニーストアで触ってきたレビュー(その2)。強烈な電子手ブレ補正「アクティブモード」と、画角を思いのままにできるレンズ交換ができるメリット。

 

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●画質・高音質、レンズ交換による印象的な映像を手軽に撮影・配信、「VLOGCAM ZV-E10」

 

デジタル一眼カメラ「ZV-E10」ボディ
ソニーストア販売価格:78,100 円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


デジタル一眼カメラ「ZV-E10」パワーズームレンズキット
オープン価格(市場想定価格 89,000円(税込))
ソニーストア販売価格:89,100円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

 

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● 新VLOGCAM発売記念キャンペーン


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