「Xperia X Performance」の実機をソニーストアで触ってきた雑感。

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NTT docomo、au、SoftBankから6月中旬に発売される事となった「Xperia X Performance」。

各キャリアの主要店舗に加えて、ソニーストアでも展示実機が置いてあるので、近くのソニーストア福岡天神にさわりに行ってみた。

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●Xperia X Performanceの実機に触れてみた。

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長らく続いたXperiaのZというネーミングは「Xperia Z5シリーズ」で終わり、この2016年のモデルからはXシリーズに。

というか、ようやく見えてきたというか、ZシリーズがXシリーズになったというよりも、今年からのモデルの総称を”Xシリーズ”としたようで、今までグローバルモデルにあった、ミッドレンジのMシリーズやCシリーズも統合してしまってXシリーズの中で、ハイエンド、スタンダード、ミッドレンジというふうに分けている様子。

なので、正確には、「Xperia Z5シリーズ」は、「Xperia X Performance」へと受け継がれるといった雰囲気。

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 で、その見た目なんだけれども、Xperia Zシリーズを踏襲していてパッとみたところあまり大きくは変わらないというか、いきなりZとXの違いって何だろう?と思わなくもない。

サイドフレームが丸みを帯びているところなんかは、Xperia Z3/4あたりを彷彿させるものの、カドの処理は変わっていて、継ぎ目が目立たなくなっている。

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比較的今までと違う印象を受けるのが、正面からみたところで、フロントガラスが周囲に向かってカーブしている加工がされていて、ベゼル部分がアメ細工みたいに見える。

それと、各カラーとあわせて、ベゼルカラーとフロントカメラのリング部分が同色に揃えられていて、特にライムゴールドとローズゴールドは今までにない統一感があるので、今までとは雰囲気はかなり違って見える。

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それから、Xperia X Performanceの背面は、Xperia Zシリーズに採用されていたガラスをやめて、アルミを採用したメタル素材のバックパネルに。

ホワイトとグラファイトブラックは、特にハッキリとわかるヘアライン加工がされていて、ライムゴールドとローズゴールドにはサンドブラスト加工と、処理の違いもある。

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そして発表当時に物議を醸しだした、グローバルモデル発表時にはなかった背面の下部にスリットのみえる樹脂を採用している部分。

特に、ブラックとホワイトの縦方向に流れるヘアラインがかなりクッキリハッキリ見えることもあって、余計に樹脂との境目が目立つのはちょっともったいない気がする。

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例えば、NTTdocomoは、2GHz帯(112.5Mbps)、1.7GHz帯(150Mbps)、800MHz帯(112.5Mbps)を束ね て下り375Mbpsの高速通信ができたり、LTE周波数に新たに3.5GHz帯が追加されたりと、通信を強く推している事もあって、アンテナの電波感度を安定的に受ける、もしくは基準値を確保するために、あえてこの部分を樹脂製にしたのではないかと思われる。

通信必須の端末だけに効率を重視するのは必要な事だと理解はできるものの、グローバルモデル発表時に、継ぎ目のないアルミの背面をアピールしているのを先に見てしまっただけにさすがに気になると言うか、どうしても目がそこにいってしまう。

背面ロゴもそうだけど、結果的に背面カバーをつけたりすると見えなくなるので、気にならない人もいるかもしれないけれども。

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サイドフレームにある電源ボタンは、Xperia Z5シリーズ同様に、指紋センサーを採用。

もうこっちの指紋センサー搭載が今後のトレンドになるのかと思いきや、グローバルモデルのミドルレンジのXperia XAはアルミの丸い以前の電源ボタンを採用しているので、機種によって採用をわけるのかもしれない。

ただ、Xperia Z5シリーズは平面的なサイドフレームの奥まったところに電源ボタンがあったものから、Xperia X Performanceは緩やかなカーブのサイドフレームでボタン周辺にカットが入っているからか多少押しやすくなった気がする。

無論、IPX5/IPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を持っているので、水回りでも安心して使うことができるというアドバンテージはそのまま。

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SIMカードと、microSDカードを収めるスロットは一体型。従来と違うのは、本体からペコっと開く方式ではなくて、フタ部分がスロットと合体していて、これなら出し入れしているうちにフタがはずれちゃうんじゃ?みたいな心配はなくなる。

microSDは、最大で200GBまでのmicroSDXCカードまで使えるので、コンテンツを大量に持ち運びたい時には重宝しそう。

接続端子は、USB-CではなくてmicroUSB。これも中身が変わってないしひとまずすぐの恩恵はないので、 たくさんあるmicroUSB資産のほうが運用しやすくていいか。

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ディスプレイサイズは、5インチ(解像度1920 x 1080)で、Xperia Z5の5.2インチよりも少し小さくなっている。

緑の色域が向上した広色域の「トリルミナス®ディスプレイ for mobile」と、動画もよりリアリティー豊かに再現するソニー独自の超解像技術「X-Reality for mobile」、高コントラストの「ダイナミックコントラストエンハンサー」といったといった高画質機能を搭載するというのは従来通り。

Xperia Z5と比較したわけではないけれど、室内で見る限りでは、発色も良く、はっきりしたコントラストや斜めから見ても明るさを保持していて非常に見やすい。実機が来たらまた比較してみよう。

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あ、そうだ、「NFC/おサイフケータイ」の位置が、背面から正面にあるフロントカメラの横に移動。

ここには目印となる印字はなくて、最初にシールが貼ってあるだけなので、好みで剥がせば良さそうな感じ。

正面にあっても、その背面の真裏あたりでも認識してくれるみたいなので使い勝手で困ることもなさそう。

<追記>
背面からの認識はどうやら五分五分な感じなようです。なので、常時使うには正面からのピコリンがオススメになるようです。残念(;´∀`)

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●進化したカメラ機能と、充実したオーディオ機能、他気になるアプリ。

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背面カメラには、1/2.3型の約2,300万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを搭載。

約0.6秒での高速起動、高速撮影が可能になり、画像を閲覧するアルバムアプリへ切り替える速度も2倍高速化して、ソニーのデジタル一眼カメラαの技術を採用したハイブリッドAFに加えて新たに「Predictive Hybrid Autofocus(先読みオートフォーカス)」機能を搭載して、被写体の動きを予測して、正確に被写体を捉えてブレのない撮影ができるというのが今回の大きなトピック。

試してみたら、確かに挙動が早い。

カメラを起動するときに待たされる感がないのと、被写体をみつけて画面をペっとタップしても一瞬の間もなくピントがあって写真が撮れるというのは、スマホだからこそ撮りたい時にサッと撮れるレスポンスの良さはかなりいい感じ。

フロントカメラには、1320万画素のExmor RS for Mobile CMOSセンサーを搭載、22ミリの広角レンズ、IS06400の撮影も可能で、自撮り撮影すらも高画質でノイズの少ない画像が残せるってのもセルフィーを使いまくる人には普通に使いやすそうで。

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で、進化ばっかりではなくて、今回カメラ機能でなくなったのが、4K動画撮影。

Xperia Z2から備わった、より高画質という方向性はここでバッサリカットされている。

確かに4K動画撮影機能が備わってから出てくる話といえば、プロセッサーが高熱化して本体がアチチになったり、長時間撮影できないとか、そもそも異常なまでのデータ量を消費してメモリーがもたないとか、ネガティブな要素が多かったものの、まさかなくなってしまうとは(;´Д`)

ま、まぁ使ってるかといったら、まず使ってなかったから困りはしないけれども…。

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オーディオ機能は、単独でハイレゾオーディオ音源の再生できて、プラス周囲の騒音を感知して騒音を最大約98.0%低減するデジタルノイズキャンセリング機能を組み合わせることができるというのは、Xperia Z5シリーズと同様。

ちなみに、ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ヘッド セット「MDR-NC750」は別売。

Bluetooth接続では、SBCの最大約3倍のデータを転送できる「LDAC」にも対応して、ワイヤレスでも高音質を楽しめるのも健在で、身近なオーディオプレーヤーとしてかなり重宝する。

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ちなみに、Xperia X PerformanceのAndroidのOSのバージョンは、Android 6.0.1。

展示モデルのビルドは、「35.0.B.2.206」となっていた。

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バッテリー容量は2570mAh。

グローバルモデルで2700mAhとされていて、この130mAhの差は何かというと、国内の規定に照らし合わせて厳密に表記したためのもので、実際には容量は同じらしい。

それから今回、米Qunovo社が開発したバッテリー制御技術を導入してきたことで、バッテリーの劣化のスピードを最大で約半分に抑えることができるようになってより長く利用することができるらしい。

ってこれも実際に長く使ってみないとわからないけれど、確かに国内キャリアモデルの2年縛りサイクルを考えると、2年間くらいはヘタリを気にせずに使いたいからいい効能じゃないかと。

それから、Android 6.0だけどしっかりと独自のSTAMINAモードも健在。

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あと気になるところとしては、ながらくお世話になっていた、「スモールアプリ」がバッサリとなくなっていること。

推測するに、次のバージョンのOS(Android N)で、マルチウインドウが使えるようになるという事もあるのだけれど、機能的にはカブるところもあるから、もしかするとそれが絡んでなくしてしまっているのかもしれない。

本当のところは不明なものの、現時点でマルチウインドウはないわけだし、現状「スモールアプリ」は使えるようにしておいて欲しいのだけど。

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●Xperia Z5シリーズとXperia X Performanceのサイズ感を比べてみる。

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Xperia Z5シリーズとXperia X Performance(すべてコールドモック)を並べてみた。

サイズのポジション的には、Xperia Z5 compactと、Xperia Z5の間にはいるくらいのサイズ、と言いながらも俯瞰で見るとほぼXperia Z5と同じ大きさに見える。

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じゃあということで、Xperia X PerformanceとXperia Z5を重ねて比較してみる。

「Xperia Z5」
本体サイズ : 長さ約146 mm×幅約72 mm×厚さ約7.3 mm
質量     : 約154 g

「Xperia X Performance」
本体サイズ : 長さ約144 mm×幅約71 mm×厚さ約8.6 mm
質量     : 約165 g

数値上では、縦幅で約2mm、横幅で1mmしか差がなく、厚みは1.3mm増えているので、Xperia X Performanceは丸みを帯びたデザインなので体積的には小さく見える。

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とはいえディスプレイサイズは5.2インチと5インチなのでもっと凝縮されても良さそうなものなんだけれども。

質量も21g増えているので結構ズシっと持った感もある。

そういえば、側面にあった「XPERIA」のロゴもなくなってたね。結局Xperia Z5シリーズ1世代で終わってしまった。

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外観は、ガラス面まで含めたラウンドボディになったという以外は代わり映えしないところではあるけれど、プロセッサーに関していえば、さんざん発熱ガーと叩かれ続けたXperia Z4/5の「Snapdragon 810」から、最新のQualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon 820(MSM8996)」になって性能面としては確実に向上。
(メモリーは3GB、ストレージは32GB。)

何気なくいろいろいじり倒してみたけれど、素状態だとしても引っかかりもなく挙動はキビキビというよりもヌルヌル。

ぶっちゃけ、Xperia Z5 Premiumを使っていてもちっとも困らないほどサクサクなんだけれど、なぜかXperia Z5 compactのほうがXperia Z4と近い挙動で妙にひっかかりが多いのが最近めちゃくちゃ気になっていて、それを思えば超快適。

「代わり映えしないんジャー!」とか、「背面のスリットガー!」とか、いろいろツッコミどころはあるとはいえ、プロセッサーのハードルは超えたので、今から使うモデルとしては全然悪くない。

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個人的に、確かにGalaxy S7 edgeのテレビCM見てても、おおなんか凄いいいじゃないかーとVR込みで欲しくなったり、出た時からガッチリ心を離さないロボホンとか物凄い欲しくてたまらなかったりするんだけど、山盛りスマホがたくさん増えたとしても、一番の主たるメイン端末はやっぱりXperiaが良くて。

まずはAndroid OSで現状いちばん快適に使えて、持っててイラっとする事がないというのがまず常用な要素として、これからXperia X Performanceがコア(中心)として、ソフトウェアとかこれから出てくるXperia EarをはじめとするXperiaスマートプロダクトと連携した楽しさが出てくると、魅力が増しそうかなという気がする。

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