「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。


・カメラ性能が進化した「Xperia 1 II」。デジタル一眼カメラαシリーズやRXシリーズテイストたっぷりの「Photography Pro」を使ってみた。
の続き。

Xperia 1 IIのカメラアプリ「Photography Pro」の機能について。

いくらα・RXシリーズと似たUIとはいえ全く同じではないし、ではいったいどこまでできるのか?

自分自身がきっちりとその機能を把握したくて、すべての項目とメニューをチェックしてみた。

・体験は進化する、かつてないスピードで。初の5G対応Xperia。
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「Photography Pro」の操作スタイル。モード切り替えとレンズの切り替え。


 「Photography Pro」を起動してこの画面がデフォルト。

デジタル一眼カメラαシリーズやサイバーショットRXシリーズで見慣れたUI。

まずモード切り替えについて、左上の撮影モードアイコンをタップすると、「AUTO」「プログラムオート(P)」 、 「シャッタースピード優先(S)」 、 「マニュアル(M)」の4つに変更できる。

注意点としては、絞り(F値)はレンズによって固定されており変更はできない。

●超広角レンズ(16mm / F2.2
●標準レンズ(24mm / F1.7
●望遠レンズ(70mm / F2.4


「AUTO(オートモード)」

いわゆるほとんどの機能をカメラまかせにして撮るモード。

被写体や環境にあわせて、シーン(料理、夜景&人物、夜景、ドキュメント、逆光&人物、逆光、ソフトスナップ、風景、マクロ、低照度、赤ちゃん、スポットライト、オート)とコンディション(固定、動き、歩き検出、オート)をカメラ側で判断、

最適な設定を自動で調整して撮ってくれるので、設定のことがわからなかったら「AUTO」一択。


「プログラムオート(P)」

EV(明るさ)ISO感度を好みで調整できて、露出(シャッタースピード)はカメラが自動で行うモード。

少し慣れれば、自分の好みで明るさやISO感度を調整したり、ホワイトバランスなど各設定できる項目も「AUTO」より増える。


「シャッタースピード優先(S)」

シャッタースピードを決めて、ISO感度はカメラが自動で調整して、設定露出にするモード。


「マニュアル(M)」

シャッタースピードISO感度をマニュアルで調整するモード。

AUTO/P/Sモードはカメラが露出を決めるのに対して、Mモードでは自分で露出の設定を決める。

シャッタースピードISO感度を自分で調整したい場合や、花火や星空の撮影をする場合などに最適。


撮影するには、構えたときに上部の右にあるシャッターボタンを物理的に押す。(タッチシャッターはなし。)

ちゃんと半押し判定もある。

左にあるレンズアイコン(焦点距離のあるアイコン)をタップすると、超広角(16mm)、標準(24mm)、望遠(70mm)から選べる。

そして、音量キーのプラスマイナス(もしくは画面上をピンチイン・ピンチアウト)すると、それぞれの画角からズーム(拡大)。

 

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●自分の思ったとおりに設定をすぐにイジれるカメラ志向のユーザーインターフェース。

画面右側には、そのまま思ったとおりに設定を調整できるアイコンが並ぶ。

そのアイコンは、まさにαやRX100シリーズで見慣れたそのもので、そのユーザーなら見ただけで把握して使えそうなもの。

ひととおりすべて機能を洗いだしてみる。

  
まずは、「シャッタースピード優先(S)」、「マニュアル(M)」モード のときにのみ調整できるシャッタースピード

スライドすることで、シャッタースピードを変化できる。

<シャッタースピードの値>
1/8000、1/6000、1/5000、1/4000、1/3200、1/2500、1/2000、1/1600、1/1250、1/1000、1/800、1/640、1/500、1/400、1/320、1/250、1/200、1/160、1/125、1/100、1/80、1/60、1/50、1/40、1/30、1/25、1/20、1/15、1/13、1/10、1/8、1/6、1/5、1/4、1/3、0.4、0.5、0.6、0.8、1″、2″、8″、15″、30″。

シャッタースピードを速くして、動いている被写体の動きが止まったように撮影したり、シャッタースピードを遅くして、躍動感のある写真を撮影ができる。


通常撮影では、カメラシャッターボタンを半押ししたときに固定されるフォーカス(AF)と明るさ(AE)。

[AF-ON]をタップしてオンにすると、シャッター半押ししなくても自動的にAFをあわせ続けてくれる

メリットは、AFが自動追尾してくれるので、撮影に集中することができること。

[AEL]をタップしてオンにすると、被写体が適正な明るさになるところで測光して露出を固定する。

逆光や窓際のように背景と被写体に大きな明暗の差がある場合でも、自分の思ったとおりの明るさで撮影できる。

  
左側にある「DISP」をタップすると水準器を画面上に表示。

傾きは、メニューにある水準器の補正から調整もできる。


右下にある「Lock」アイコンは、不意に画面にあたって設定が変化しないようにロックをかける機能。

ロックしていても、EV値やシャッタースピード、[AF-ON]、[AEL]については変更できる。

 

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●「ファンクションメニュー」を常に表示、いつでも変更できる。

画面右下にある設定項目は、まさにαやRXシリーズのFnボタンで呼び出せる「ファンクションメニュー」そのもの。

それぞれ設定をタップするとすぐに調整できる。(グレーアウトしている項目は設定不可。)


[ドライブモード]

撮影方法を選択。

1秒間に最高20枚の画像を連続して撮影する「連続撮影:Hi」は、標準レンズ(24mm)のみ。

このとき、最大60回/秒のAF(オートフォーカス)とAE(自動露出)の演算処理をして、AF/AE追随しながら20コマ/秒の高速連写となるので、動く被写体でもフォーカスや明るさをあわせた連写ができる。

1秒間で最高10枚の連続撮影する「連続撮影:Lo」はすべてのレンズで利用可能。

「セルフタイマー」は10秒と3秒が選択できる。


[フォーカスモード]

「AF-S(シングルAF)」は、シャッターボタン半押しするとそこにピントがあって、半押ししている間はピントが固定。

風景やスナップといった動かない被写体には有効な撮り方。

「AF-C(コンティニュアスAF)」は、シャッターボタンを半押ししている間は、自動で被写体にピントをあわせて追いかけ続ける。

スポーツ撮影など動いている被写体に向いている撮り方。

「MF(マニュアルフォーカス)」は、手動でピントあわせができる。

マクロ撮影するとき思ったように合わせたい場合に向いてる撮り方。


[フォーカスエリア]

ピント合わせの位置を変更できます。被写体にピントが合いにくいときなどに使う。

「ワイド」は、画面全体から自動的にピント合わせをする。

「中央」は、画面の中央あたりの被写体に自動的にピントあわせをする。AFロックとあわせて好みの構図で撮影できる。


[EV値(露出値)]

「プログラムオート(P)」、「シャッタースピード優先(S)」 のときだけ利用できるEV値(露出値)

露出値(写真を撮るときに取り込まれる光の量)を調整できる。

EV値は、-2/-1.7/-1.3/1/-0.7/-0.3/0/+0.3/+0.7/+1.0/+1.3/+1.7/+2.0

より明るくしたい場合は+方向に、より暗くしたい場合は一方向にスライドさせて調整する。


[ISO感度]

「プログラムオート(P)」、「マニュアル(M)」のときだけ利用できるISO感度

ISO感度は、カメラで自動設定する「AUTO」、もしくは自分好みに設定。

調整できるISO感度の範囲は、ISO 64/80/100/125/160/200/250/320/400/500/640/800/1000/1250/1600/2000/2500/3200


[測光モード]

測光する位置を変更できる。被写体が白飛びしたり、黒つぶれしてしまうときに使う。

「マルチ」は、画面全体の明るさのバランスで調整。

「中央」は、画面中央あたりの明るさを基準に調整。画面中央に被写体がある場合や、画面の大半を被写体が占めている場合に利用する。

「スポット」は、画面の非常に狭い範囲の明るさを基準に調整。


[フラッシュモード]

フラッシュの発行方法を選べる。

「オート」は、光量不足や逆光に発光。

「強制発光」は、必ず発光させる。

「赤目軽減」は、フラッシュ撮影時に人の目が赤く写ってしまうのを軽減。

「OFF」はフラッシュの発光をなし。

「照明」は、フラッシュライトを常時発光。

 
[ホワイトバランス]

撮影環境での光の色の影響を補正して、白いものをきちんと白く写すための設定。

オート (AWB) / 曇天 / 太陽光 /蛍光灯 / 電球 / 日陰 の6つから選択。

もしくは、ホワイトバランスを3つまでカスタム設定として登録可能。


ホワイトバランスは、さらに調整が可能。

それぞれのホワイトバランスをさらに細かく設定して、自分の意図したとおりの色味となる写真を撮ることができる。

一つホワイトバランス設定を選んだのちに「調整」をタップすると、色合い(ABGM)設定画面がでてくるので、オレンジのポイントを移動させて色合いを調整したのちに撮影すればOK。

   
[顔検出/瞳AF設定]

顔検出/瞳AF設定のオンオフができる。

 

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●水面下に隠れるメニュー画面。


「MENU」アイコンをタップして開くと各種項目をいじれるメニュー設定がある。

表に出ているものが大半ではあるけれど、一部はこちらに入らないとさわれない設定もある。


[撮影]

縦横比は、4:3(12MP)、16:9(9MP)、1:1(9MP)、3:2(10MP)

ドライブモードは、「1枚撮影」、「連続撮影:Hi」、「連続撮影:Lo」、「セルフタイマー:10秒」、「セルフタイマー:3秒」。


[露出/色]

測光モードは、マルチ、中央、スポット。

フラッシュモードは、オート、強制発光、赤目軽減、OFF、照明。

美肌効果のオンオフ。

DPO/オートHDRは、階調を最適化する機能。

1枚の画像で明暗差を処理する「Dレンジオプティマイザー」、露出を買えた複数の画像を合成する「オートHDR」とが選べる。


[フォーカス]

フォーカスモードは、シングルAF、コンティニュアスAF、マニュアルフォーカス。

フォーカスエリアは、ワイド、中央。

顔検出/瞳AF設定のオンオフ。


[セットアップ]

「タッチで合わせる」は、撮影画面をタッチしたときの挙動として「オートフォーカス」もしくは「フォーカスと明るさ」から選択。

グリッドラインのオンオフ。

水準器の傾きを調整する水準器の補正

音量キーでの動作を、ズーム、音量、シャッターから選択。

カメラ操作音を、「入:すべて」もしくは「入:シャッター音のみ」から選択。

保存先を、「内部ストレージ」もしくは「SDカード」から選択。

位置情報を保存するかのオンオフ。

「Photography Pro」の設定を初期状態にする設定をリセット。

 

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●カメラをいじる楽しさという意味で、カメラに近づいたXperia 1 IIと「Photography Pro」


「Photography Pro」は、あくまでもα・RXシリーズによせたUIになったというだけで、本質的に全く同じというわけではない。

同じと思って使うと逆にどうしてコレができないのよ!とイライラしてしまう場合もある。

一方で、標準カメラのほうがシンプルで静止画だけでなく動画も撮れるし、画面タッチでシャッターが切れるし、こっちのほうが使いやすいというシーンもある。

けれども、アイコンを見ればすぐにあの機能ねとわかるし、直感的に自分の意図を入れて撮りやすいことは間違いない。

撮ったあとから加工するのではなくて、”まさのその現場で自分の想いを被写体に込めて撮る。”ができる。

カメラの一番の楽しさ。

今のスマホカメラのトレンドはどっちかというと、カメラにまかせてとにかく見栄え重視だけれど、もう「Photography Pro」はカメラ的に使うという逆行した存在。

けれど、「Photography Pro」を使うことで、カメラの本質の楽しさに触れて、もしかするとデジタル一眼カメラやデジタルスチルカメラというステップもアリかもしれない。

個人的には、スマホよりもα・RXシリーズで撮影するほうが楽しいしクオリティ高いしと思うカテゴリーの人間だけど、そのスマホで撮る楽しさが倍増したことで、俄然Xperia 1 IIで撮影することも増えそうである。

 

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●NTTドコモ Xperia 1 II (SO-51A)


NTTドコモのXperia 1 II (SO-51A)の販売価格は123,552円(税込)

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、パープルの3色。


Xperia 1 II (SO-51A)は、「スマホおかえしプログラム」対象機種。

36回の分割払いで購入して返却すると、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いが不要になる。

また、「5G WELCOME割」対象。

新規契約・他社から乗換であれば22,000円(税込)割引機種変更であれば5,500円(税込)割引となる。

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Xperia 1 II (SO-51A)購入特典


Xperia 1 II を購入すると、Google Play Points 1,000 ポイントとゴールド ステータスが無料でもらえる。


Xperia 1 II (SO-51A)ドコモオンラインショップで購入すると、先着1万5000名にXperiaオリジナルMOLESKINEポーチプレゼント。

 

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●「Xperia 1 II」専用アクセサリー


Xperia 1 II Style Cover View 「XQZ-CVAT」
●ブラック/グレー/パープル
ソニーストア販売価格:5,680円(税別)

Xperia 1 II Style Cover View 「XQZ-CVAT」は、フルスクリーンウィンドウを搭載して、カバーを閉じたままで通知や日時の確認ができるXperia 1 II専用のカバー。

※ただし画面のタッチ操作はできない

落下時の強度試験、環境試験など、ソニー基準の品質基準をクリア。

ホルダー部にPC(ポリカーボネート)素材を採用して、Xperia 1 II本体のデザインにぴったりとフィットして持ちやすい柔らかい手触り。

防水対応(IPX5/8相当)。

Xperia 1 II Style Cover with Stand 「XQZ-CBAT」
●ブラック/パープル
ソニーストア販売価格:3,480円(税別)

Xperia 1 II Style Cover with Stand 「XQZ-CBAT」は、本体にぴったりフィットするXperia 1 II専用のカバー。

動画視聴などに便利な、開閉式のスタンド機構を搭載。閉じればカバーと一体化するスリム構造。

シンプルながらハンドフィットデザインを最大限に生かした握り心地のよい素材を採用。

落下時の強度試験、環境試験など、ソニー基準の品質基準をクリア。

防水対応(IPX5/8相当)。

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・5G対応、21:9の4K有機ELディスプレイに刷新されたトリプルカメラを備える「Xperia 1 II」。AF/AE追従20コマ/秒の高速連写、「DSEE Ultimate™」初搭載、新要素山盛りのフラッグシップモデル。
・開発中の5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」があまりにも魅力的。HDMI入力端子を備えて外部モニターと5G超高速モデムと化すプロ機。
・21:9の有機ELディスプレイにトリプルカメラを搭載する6.0インチミッドレンジモデル「Xperia 10 II」。 防水防塵機能を備えてバッテリー容量増大、スペックも上がりスキのないモデルに。

 

<ASCII.jp x デジタルXperia執筆>
・ASCII毎週連載:Xperia周辺機器
・ASCII隔週連載:Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く

<Xperia 1 執筆>
・[ Engadget Japanese 掲載] ここ数年のXperiaとは全く異なる。Xperia 1実機ファーストインプレ

・[ Engadget Japanese 掲載] 実際どう? Xperia 1『超縦長』ディスプレイの使い心地(実機レビュー)

・[ Engadget Japanese 掲載] Xperia 1の『トリプルカメラ』をじっくり試した(実機レビュー)

・[ Engadget Japanese 掲載] 海外版Xperia 1を速攻入手して開梱レビュー。ストレージ128GBが魅力
・「Xperia 1」を手に入れたら、真っ先に保護フィルムを貼っておこう。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


スマートフォンはソニーストアでも実機を展示中

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:11:00~20:00

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