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スマートウォッチ「wena3」の実機を触ってきたレビュー(その2)「metal(金属)」「leather(革)」「rubber(ゴム)」3つのタイプの仕様と使い心地を試してみた。


・スマートウォッチ「wena3」の実機を触ってきたレビュー(その1)待望のSuica対応!AlexaもQrio Lockも対応!「wena3」のディスプレイやメニュー操作、充電方法などを試してみた。
の続き。

wena 3 のだいたいの使い方と全体の挙動は把握できたとして(アプリとの連携は現時点では不明)、「metal(金属)」「leather(革)」「rubber(ゴム)」と3つのモデルを用意されていて、いったいどれにすれば良いのか?

ソニーストア(直営店)で実機を触れば決断できると思ったいたのに、それぞれに魅力があって悩ましい事態になってしまった。

・Sony Japan | ニュースリリース | SuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ『wena 3』を発売
・先行展示情報(ソニーストア直営店)

・wena 3 metal | スマートウォッチ | ソニー

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初代から受け継ぐ定番のメタルバンド「wena 3 metal 」


1つ目は、wena 3 metal

初代から続く定番のステンレス製のメタルバンド。

初代wena wrist/wena wrist proは、バンド部分にまで内部パーツを分散した設計かからコマがある程度大きいものだったのに対して、wena 3 metalはバックル部にすべてを収める形状に変わったこともあって、メタルバンドの一つ一つのコマが小さくなっていくつも連結するタイプに変更。

厚みも抑えられていて、腕周りに着けたときのピタっとフィットする装着感。

質量はwena wrist proは85gで、wena 3 metalは80g。

5g違うだけでも脳内で余計に感じるくらい。

モジュール部の材質は、従来と同じステンレススティール「SUS316L」で質感もよくて非常に堅牢性の高い材質。

Premium Blackモデルには、IP(イオンプレーティング)と呼ばれる表面処理を施して、さらに高い強度と耐ニッケルアレルギー性を備えるというのも今までどおり。

ヘッド(時計部)とバンドとの連結は、コマにあるピンを両サイドから推し縮めてひっかける方式。

工具いらずで簡単に取り外しができるので、気分でいつでもヘッド(時計部)を交換できる。

本体を購入したときについてる標準となるラグ幅は22mm。

このあたりは初代から変わらない仕様で、wena純正のヘッド(時計部)はほぼすべてそのままドッキングできる。


もしくは、付けたいヘッド(時計部)のラグ幅が異なる場合。

そのときは、別売アクセサリーとして発売される「専用エンドピース」を買う必要がある。

エンドピースのラグ幅は、18mmから24mmまで1mmごとに7種類用意。

装着したい時計の幅にあわせて入手しておけば、好みでいろいろな時計と組み合わせられる。

・wena 3 metal(プレミアムブラック・シルバー)用 エンドピース WNW-EP


そう考えると、定番というか正当進化系にあるのがwena 3 metal という感じ。

むしろ、wena wrist activeにログ機能では劣っていたwena wrist proの何ともやるせない気分は今回のwena 3 metalで解消されるわけで、メタルバンド陣営としては納得の作りといえる。

ヘッド(時計部)の質感と合わせて、高級感、フォーマル感はこれが最高だと言える。


ただし、ヘッド(時計部)は必須で、ヘッド部とくっつけて初めて腕に装着できる。

フィットネスを積極的にやりたい場合や、睡眠ログを計測したい場合など含めて、日常生活で長時間つけるときはどうなんだろう?という気持ちもある。

ここが若干悩ましい。

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単独でスマートバンド、時計と合体を使い分けられる「wena 3 rubber」


ラバーバンドのwena wrist active的存在が、wena 3 rubber

wena 3 rubberは、バンド部分がゴムゴムなシリコン製のため手首に装着したときのフィット感やアタリの柔らかさからして気負いなく使えるタイプ。

 
しかも、ヘッド(時計部)を外して、シンプルにスマートバンドとしても使えるのが最大の魅力。

いつでも簡単ににスマートバンドと腕時計といった具合に切り替えができる。

従来のwena wrist activeと異なるのは、ラバーバンドを腕に装着したままでもヘッド(時計部)の着脱ができるようになったこと。

この新機構エンドピースコネクタ、付けるときはカチっとワンタッチ、外すときは両サイドからボタンを押し込めば外れる。

なんとも軽快で心地よい。


wena 3 rubberで注意すべき点は、ヘッド(時計部)と装着するパーツが最初から付属していないこと。

単体でスマートバンドとして使うなら必要ないけれど、ヘッド(時計部)を装着したい場合は、「エンドピースコネクター」と「エンドピース」を別途購入する必要がある。

エンドピースは、wena 3 metal と共通(プレミアムブラック)のもので、

付けたいヘッド(時計部)のラグ幅によって、18mmから24mmまで1mmごとに7種類から選ぶことができる。

装着したい時計の幅にあわせて入手しておくことで、好みでいろいろな時計と組み合わせられる。

・wena 3 rubber専用 エンドピース コネクター WNW-AEC21
・wena 3 rubber(プレミアムブラックのみ)用 エンドピース WNP-EP

自分の手首にあったバンドの調整はどうやるのか?というと、見る限りwena wrist activeと同じっぽい。

ラバーバンドは、メタルバンドのようにコマを付けたり外したりといった事はできないので、カットして使うことになる。

以下は、wena wrist activeのバンドの加工画像で解説。(細かな形状は異なる場合があります。)

メインユニットからラバーバンドの分離は、付属のバネ棒はずしをつかって、バンドコネクターの隙間にさしこむとはずせる。

原理的にはバネ棒が伸び縮みするので、ひっかけて緩めるといった感じ。

バンドに入っているバネ棒もいったん抜いておく。

装着する手首の少し下あたりの周囲をいったんメジャーで測っておいて、その手首周りのサイズにあわあせて、ラバーバンドの先をカット。

カット用の溝(6mm間隔)にそって、カッターかハサミで切るだけ。素材はかなり柔らかくて何の苦労もなく切ることができる。

短く切ってしまうと元にもどせないので、コツは少し大きめサイズにしてカットして、実際に腕に付けながら調整するのが正解。

 もしも切りすぎてしまった!とか、手首が太ってしまった!という場合でもラバーバンドは単体で入手できる。

あとは、カットしたラバーバンドの端っこの穴に、バネ棒をさしこんで、メインユニットのバンドコネクタ部分に装着すれば元通り。

※ここまでがwena wrist activeのバンドの加工画像。

・wena 3 rubber用 交換用バンド WNW-AB21

ラバーバンドというと、妙に安っぽいイメージが先行してしまいがち。

けれど、wena 3 rubberにヘッド(時計部)を装着すると思っている以上に見た目に悪くない。というかフォーマルな場に着けていっても違和感は感じないのではないだろうか。

単独でスマートバンドとして使うと考えるとコレ一択の気がする。

 

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●漂うオシャレ感、単独利用もできる「wena 3 leather」


新登場?ともいうべきレザーバンドのwena 3 leather

wenaシリーズでレザーのバンドはなかったわけではないけれど、wena wrist leatherはあくまでもFeliCaモジュールを埋め込んだだけのもの。

wena 3 leatherは、新ユニットを搭載して、レザーバンドを使用しつつ、着脱はバックル式となっていて着脱はスムーズ。


カラーは2タイプ。

プレミアムブラックは、表面は細かななめらかさがあって、使っていくとより柔らかくなるもの。

革の質感や風合いを楽しみつつ日常でも使用できるように、染料仕上げと顔料仕上げの両方を施しているらしい。

メインユニットはブラックで統一。


ブラウンは、革に関する国際的な安全・環境基準である国際皮革環境認証「LWG」を取得しているタンナーが製造した革を採用したもの。

自然のシボを生かして、本来の革の質感や風合いを楽しめ、耐摩擦性・耐摩耗性に優れた顔料仕上げを施しているらしい。

メインユニットはシルバーとの組み合わせ。

ヘッド(時計部)ラグにバネ棒をひっかけて、そこにレザーを通すというシンプルな方法。

この方式ならレザーの幅が狭ければ、大きめのヘッド部でも着けられてしまうけれど、余計なスキマができてガタガタ動いてしまう。


wena 3 leatherに標準で付属しているレザーバンドは、22~23mm台のラグ幅に適合するタイプのもの。

そみもそれよりもラグ幅が狭いもしくは広い場合は、18~19mm台、20~21mm台、22~23mm台、24~25mm台の4種類からレザーバンドを購入することで対応させられる。

これで、

ちなみに、ブラックとブラウンと色を変えて気分を楽しむなんてことも出来るのもwena 3 leatherならでは。(メインユニットの色は変わらず。)

・wena 3 leather専用 バンド WNW-CB


wena 3 leatherは、革バンド仕様の時計の演出ができる。


そして、なんとヘッド(時計部)なしでも使えるうえに、単独でも見た目にやたらオシャレなレザーバンドになることが判明。

さすがに革素材ということもあってアクティブなフィットネス時に常時つけっぱなしだとムレそうな気もしないでもないし、経年変化が早くなるかもしれない。

けれど、シンプルにレザーを取り替えられることを思えば深く気にせずに使いこんでいくのもアリかもしれない。

 

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さてどの「wena3」にしよう?


wena 3 の実物を触って、ようやくそれぞれの特徴がつかめた。

しかし、実物を見たら欲しいのがどれか一つに絞れるかと思っていたら「metal(金属)」「leather(革)」「rubber(ゴム)」それぞれに魅力的要素があって余計に悩ましいことになってしまった。

ヘッドを交換できるなら、コアユニットからバンドも付け替えできたら!なんてわがままな事を思ったりしなくもないけれども。

今ある時計との組み合わせだとか、自分のスタイルを想定して、欲しい一本を決めてしまおう。

そして、ヘッドとのコラボレーションを考えるのもまた楽しみだ。

 

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●「wena3」ラインナップ選べる3種類のバンド


wena 3 metal 「WNW-B21A/S」 シルバー
ソニーストア販売価格:33,000円+税

wena 3 metal 「WNW-B21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:35,000円+税
2020年11月27日発売予定


wena 3 rubber 「WNW-A21A/B」 ブラック
ソニーストア販売価格:24,000円+税
2020年11月27日発売予定

 

wena 3 leather 「WNW-C21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:32,000円+税

wena 3 leather 「WNW-C21A/T」 ブラウン
ソニーストア販売価格:30,000円+税
2020年11月27日発売予定

 

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●インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部。

「wena head designed by Shunji Yamanaka」

Tokyo Edition(WNW-HT31/SI)
ソニーストア販売価格:59,000円+税

Pasadena Edition(WNW-HT31/S)
ソニーストア販売価格:
59,000円+税

Oxford Edition(WNW-HT31/B)
ソニーストア販売価格:
60,000円+税

2020年11月27日発売予定

インダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手がけた、4つのムーブメントを内蔵した「フォー・イン・ワン」モデル。

3つのサブダイヤルがベゼルに食い込んだ特徴的なデザイン。

東京・パサデナ・オックスフォードをイメージした3モデルをラインアップ

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「wena head designed by Giugiaro Architettura」

プレミアムブラック(WNW-HT41/B)
ソニーストア販売価格:
59,000円+税

シルバー(WNW-HT41/S)
ソニーストア販売価格:
58,000円+税
2021年3月12日発売予定

イタリアの著名なカーデザイナー、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手がけました。モータースポーツでの使用を想定したデザインで、ヘッド部が左右に30度ずつ回転する特徴的な構造。

シルバーとプレミアムブラックの2モデルのラインアップ。

 

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「wena 3」数量限定コラボレーションモデル


今年で20周年を迎えるセイコーのブランド「BRIGHTZ(ブライツ)」とwena 3がコラボ。

「BRIGHTZ」は、本質を見極める感覚を持つグローバル志向の高いビジネスマンに向けた、新感覚のスタンダードウォッチ。

ヘッド部はBRIGHTZのソーラー電波時計の「ワールドタイム」モデルでデュアルタイム(第2時間帯)表示機能やレトログラード方式の曜日表示機能を搭載。

また、全体的に上品なゴールドをバランスよくあしらい、裏蓋には“LIMITED EDITION”の表記をするなどwenaオリジナルのデザインとなっている。

レザーバンドは味わいのあるブラックレザーを採用、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -BRIGHTZ Edition-「WNW-SC22A」
ソニーストア販売価格:139,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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セイコーの機械式時計とwena 3がコラボ。

機械式時計(ヘッド部)には、人気の国産ダイバーズウォッチ「セイコーダイバーズ」にインスパイアされたwenaオリジナルデザインを施す。

多くの冒険家や探検家をサポートしてきたセイコーダイバーズのヘリテージデザインとソニーの最先端のテクノロジーが融合した唯一無二のモデル。

ベゼルの指し色に合わせ、ブルーのレザーバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -SEIKO Mechanical Edition- 「WNW-SC21A」
ソニーストア販売価格:84,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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シチズンの本格スポーツウオッチブランド「PROMASTER」とwena 3がコラボ。

ヘッド部はモータースポーツからインスピレーションを受けた、多機能ワールドタイム電波時計をベースに、wenaオリジナルのデザインを施す。

エコ・ドライブ電波時計で、世界24都市の時刻に素早く切り替えるワールドタイム機能も搭載。

バンド部にはPROMASTERのメタルバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


スマートウォッチ wena 3 -PROMASTER Edition- 「WNW-SB21A」
ソニーストア販売価格:99,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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