ソニーが基本的に好き!

ソニーストアで「VAIO SX14」を触ってきたよ。今持ち運んでるノートPCのサイズのまんまで、今よりもはるかにWindowsの仕事効率が上がるとわかると欲しくなる。


1月25日に発売になるVAIO㈱ひさびさの新筐体ともいえるクラムシェルの新モデルVAIO SX14の現物をソニーストアで確認。

わかりやすい合体分離ギミック的に買ったぞ感で心を満たされる2 in 1スタイルの「VAIO A12」と違って、VAIO SX14は単純に脳内を支配するのは、”14インチのディスプレイの昔からあるノートパソコン”。

イマイチ盛り上がらないテンションが上がるのかい?と思って現物見たら、そのかわらないノートパソコンなのに激欲しくなる現象が発生。

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●狭ベゼルになって14インチ&4Kディスプレイを搭載した「VAIO SX14」


ソニーストア 福岡天神
の入り口を入った正面に、いきなりVAIO SX14は展示してあったのだけど、最初コレをみて2台展示してあるのかな?くらいに思ってよく見ると、左はVAIO S13だった。

紛らわしい、壁紙一緒にしないでよねと軽くツッコミ入れつつも近づいてマジマジみるとあら全然違うオーラを放ってるじゃないかしら。

そりゃベゼル見てくださいよ。

今まで、VAIO S13にしてもVAIO Zにしてもベゼル太いなーと思ってはいたもののそれも強度のためか何かでそうなってるんだろうなと納得しようとしてたのだけど、最近出てくる他メーカーのPCがやたら狭ベゼルが多くてイイなーと思ってたのは正直なところ。


VAIO SX14のベゼル、特に両サイドはギリギリにまで細くなっていて、ついでにキーボード面からのぞく下側もちょっぴり。

やればできる子!

ディスプレイ上部のベゼルが左右ほど細くないのは、当然カメラがあるってことと、Wi-FiとLTEのアンテナが左右にドドーンと入っているから。

アンテナを本体側に入れようものならノイズ増し増しになるわ、アンテナを小さくしたらワイヤレスの受信感度が一挙に落ちるわで実用にものすごい影響が出てくるところ。

いやもうWi-FiのみならずLTE搭載必須だと思っていて、屋外で通信するときの電波の状況の変化たるや半端なくて、だとしたらよりベストな状態で電波を掴んでほしいので、この上部のベゼルの厚みは納得がいく。しかもVAIO S13よりも上部のベゼルは微妙に細い。

ちなみに、アンテナ線がヨコのベゼルの細いところを通ってることを想像するとなかなかにアグレッシブ。


じゃあ強度どうするのよ割れちゃったらひとたまりもないわと思ったら、VAIO S11と同じくカーボン天板に。

どうりで背面見た印象がVAIO S13とちょっと違うわけだ。

でもカーボンって曲がるからそれで割れるんじゃ?ってところは、5層構造のUDカーボンの短辺方向の強度を司る層を強化した「超高弾性UDカーボン」を採用。(東レ株式会社と共同)

VAIO S11比で、短辺方向の強度が約2倍。

パネルとハウジングが固定して一体化しているそうで、変わらないようで超変わってる。


そして、フルHD(1920x1080)と、超高解像度の4K(3840×2160ドット)ディスプレイの選択肢。

4Kディスプレイは、わかっちゃいたけどドッドバイドットの100%DPIはやりすぎ通り越してまるで見えないレベル(;゚∀゚)=3ハァハァ

アイコンがゴミのようだ!!

自分の作業効率と視認できる許容量と相談して、好みのDPIに変更しよう。


高精細ならではのテキストから写真にいたるまでのグラフィックの滑らかさと、1画面でも圧倒的に増える情報量!

そんなにいらないわと思うなかれ、スマホの5インチクラスの画面ですらフルHDなんてとうに超えてしまっていて4K解像度まである時代と思えば、14型で4Kはアリでしょ。

VAIO Zの13.3インチでWQHD(2560 x 1440)くらいでも良かったけれど、フルHD(1920x1080)はもう今となっては作業領域が狭すぎてイライラ半端ない。

なので、個人的には選択肢として4K一択なのである。


ひとつ注意すべきは、VAIO㈱の方針がビジネス向けになってることもあって、色域はあまり高くないこと。

シビアな画像編集するなら高いAdobe RGBカバー率が欲しいとこで、もう一段上にカスタマイズの幅をもたせてほしかったところ。

それでも、隣に並んでいるVAIO S13と比べると、VAIO SX14の発色のほうが明らかに良くなっているのは一目瞭然。同社比として考えれば良くなっている。

なのでもう4Kディスプレイしか選択肢はないと思っている。

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●充実のレガシー端子とUSB typeCの拡張性、いざというときのモバイル充電が便利。


なんだかんだいって端子類が豊富なのは良い。とっても良い。

本体右側に、SDメモリーカードスロット、USB 10Gbps(USB 3.1) port 給電機能付き端子USB type-C端子、HDMI端子、有線LAN端子、VGA端子。

本体左側に、電源端子、セキュリティロックスロット、USB3.0端子x2、ヘッドセット対応ヘッドホン端子。

VGA端子なんてもういらないわーと言い放ったら、会社にあるプロジェクターが余裕でVGA端子いっぱいあるからソレがなったら困るわ!とツッコミ食らったので反省。

有線LANも同じく、アダプターで使えたとしてもネットワークの企業規定ではNGな場合もあるから本体から直刺しできることが必須。

レガシーな端子は不要だと思う反面、ビジネス案件ではないとお話にならなかったりするので大切だったりする。


それをふまえて、USB端子x3を減らすことなく新たにUSB type-C端子を搭載。

USB type-C端子は、USB3.1対応で、Thunderbolt3対応ではない。

Thunderbolt3は、これはこれで発展途上な悩ましさもあるけど最新規格は羨ましくないといったら嘘になる。

ひとまず、ひとまずディスプレイポート、パワーデリバリーに対応してくれたおかげで拡張性が持てたことはウェルカム。

外部ディスプレイは、HDMIとUSB type-Cどっちも最大解像度4096×2160で、超高精細ディスプレイに2コ出力できるし、疑似デスクトップ化も余裕。


あと超楽ちんになるのが電源。

標準としては通常のACアダプターで、1時間充電でも最大約8時間分の充電ができる急速充電が強い。

けれど、ACアダプター自体が荷物になるのがそもそも嫌なのよ!とか、ACアダプター忘れてもうたー!というとき、USBから電源供給も充電もできるというなんたる便利機能!

「5Vアシスト充電」にも対応して、充電スピードは遅いにしても、モバイルバッテリーとかスマホ用充電器、はたまたカーチャージャーからの充電ができるおかげで瀕死の状態から逃れられる術があるのはデカイ。


キーボードは、13インチモデルと同じ19mmフルピッチキーボード。ここはまるで同じ。

独自機構の静音仕様により耳障りなタイプノイズを軽減して心地よい打鍵感もそのままで、キートップには防汚耐摩耗フッ素コーティングを施してあり、バックライトにも対応。

タッチパッドの精度はかなり良好なんだけれども、高解像度を扱うのでタッチパッド面積はもうちょっと大きくしてほしかった。

物理クリックボタンは左右に2分割された物理に押せるタイプで、これはこれで良い。

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●荷物は減らしたいけれど、どうせ持ち運ぶなら最善のパフォーマンスが欲しい。


しかし閉じたときのサイズが、VAIO S13とほとんど変わらない。

横幅は全く一緒で、前後の奥行きサイズが6.1mmほど長くなっていているものの道具として持ち運ぶトータルサイズ的な変化はないに等しい感じ。

VAIO SX14;約幅320.4mm×高さ15.0~17.9mm×奥行222.7mm
VAIO S13  :約 幅320.4mm×高さ15.0~17.9mm×奥行216.6mm

見た目にVAIO S13と全然変わらないよねーと思っていたけれども、背面がカーボン天板になったことで天板のつなぎ目の処理が変わっていて、それだけでも印象は少し違っていて。

しかも14インチの画面を見た後で、持ち上げると軽い!と思ってしまった。(あくまでもVAIO同士の比較。)

VAIO SX14は最軽量値は約999gをうたうけれど、4Kディスプレイを載せると最重量値1,045g

それでも、VAIO S13の約1,070gよりも軽い。

VAIO Zにいたっては約1.34kg、「VAIO A12」もバッテリー付きのワイヤレスキーボードと合体してると約1.209kg。

なんてこったい、フットプリントがだいたいどれも一緒で、4KディスプレイのVAIO SX14が全然余裕で軽いのである。

VAIO SX14 本体質量
4K選択時:約1028〜1045g
フルHD&i5/i3 :約999〜1018g
フルHD&i7  :約1015〜1025g

プロセッサーは、TDP 15Wの最新の第8世代(Whiskey Lake) Core Uプロセッサー

オールラウンダーPC「VAIO A12」に採用されたCore Yプロセッサーではないので、妥協点がないのがVAIO SX14

だったら去年発売すればよかったのにと思うところだけれども、今回登場したからこその最新のマイクロアーキテクチャ、Core i7-8565U(1.80GHz)、Core i5-8265U(1.60GHz)、 Core i3-8145U(2.10GHz)。

やっぱり最新プロセッサーは嬉しい。

そして、パフォーマンスを上げるというVAIO独自の「VAIO TruePerformance™」もあって、TDP 25Wの第6世代Core Uプロセッサーを搭載するあのVAIO Z(2016年モデル)とプロセッサーのパフォーマンス比較を見たらこの違いは強烈。

ストレージも超高速「第三世代 ハイスピードSSD」も普通に爆速なので、数年前のノートPCよりは遥かに仕事効率は跳ね上がる。

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カテゴリー的にもっと小さくて軽いVAIO S11は別として。

ソニー時代から主力で出てきたモバイルVAIOは、13インチクラスあたりが多いけれど、その同じサイズ感のまんまで、ディスプレイが14インチ&4K解像度(3840×2160ドット)で使えるという作業効率があがるわ、USB type-Cの拡張性わあるわ、ACアダプター持ちる鹿なくていいわ、LTEは載せられるわ、パフォーマンスは最新だわで、確実に過去使ってたノートPCにはない快適さが手に入る。

Windows PCで仕事とかしていると、もう単純に効率めちゃくちゃ上がるじゃないか!と考えてしまって、猛烈に欲しくなるのである。

はい、「ALL BLACK EDITION」ポチ⊂゚U┬┬~

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●大画面ハイモビリティPC「VAIO SX14」


大画面モビリティPC「VAIO SX14」

VAIO® SX14
ソニーストア販売価格:139,800円+税~

VAIO SX14のカラバリは、ブラックとシルバーに加えて、液晶天板とパームレストをブラウンカラーに、背面のVAIOロゴとオーナメントになゴールドメッキを施した、定番カラーと違った華やかのあるブラウンが選べる。


VAIO® SX14 | ALL BLACK EDITION
ソニーストア販売価格:201,800円+税~


VAIO SX14発売記念 モニターアンケートキャンペーン

VAIO SX14に関するアンケートに答えると、ソニーストアでVAIO SX14購入時に利用できる「5%OFF」クーポンをプレゼント!

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00

・ソニー製品をカシコク買い替えよう!!ストア下取りサービス
・長野県安曇野にある「VAIOの里」と呼ばれるVAIO本社で工場見学してきたよ。
ダマされちゃいけない、MONSTER PCの名を持つ安曇野産「VAIO Z」の真実。
・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。

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4件のコメント

  1. ゆ〜いち より:

    kunkokuさん的には、vaio.comとソニーストアで購入はどちらが嬉しいんですか?
    応援させて頂きたいので、kunkokuさん的に嬉しい方で購入させて頂きたいです。

    • kunkoku より:

      ありがとうございます!
      HPにあるバナーよりソニーストアに飛んでいただいてご購入いただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!
      ぜひともお願いいたしますm(_ _)m

  2. たかしぃ より:

    はじめまして!
    もしわかればお教えいただきたいのですが、VAIO SX14の4Kモデルで4Kをオフにすることってできますか?
    文字の大きさを変えるというわけではなく、そもそも4Kをオフにする、という感じです!

    なんでかっていうと、4Kモデルはバッテリーの持ちが悪いと聞きまして、
    家で使うときには4KをON、外に持ち出すときには4KをOFFということができるのかな、、と思いまして。

    いきなりの質問で恐縮ですが、わかれば教えてくださいm(_ _)m

    • kunkoku より:

      はじめまして。
      なるほどです、もちろん解像度を変更することはできますが、液晶ディスプレイの構造上バックライトで光らせて制御することには変わりがないため、4Kオフといったものは出来ないのではないかと思います。
      ちなみに、液晶ディスプレイは輝度やプロセッサーのパフォーマンスでもずいぶんと変わってくるかと思います。
      SX14はいざという時にはモバイルバッテリー充電にも対応してますし、個人的には4Kの作業領域の広さを活かして使うのが良かなと思います。