デジタルスチルカメラ「RX10Ⅳ」を少しでも使ってみたら、アラ?コレいいじゃない…使いやすさとクオリティバランスがめちゃくちゃ良くて嫉妬。


すっかりデジタル一眼カメラαシリーズのα9α7R IIIに馴染んでしまっていた今日このごろ。

そんな矢先に1インチセンサーの高倍率ズームのサイバーショットRX10Ⅳをほんのちょっぴりだけ借りることができたので、おおうキミキミ使ってみても良いよ的なかなり上から目線で使ってみたら、アラ予想外に良い。

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●このサイズにまとまって広角から超望遠までイケる一体型カメラ「RX100Ⅳ」。


まずはそもそものセンサーはRX100シリーズと同じく有効約2010万画素メモリー 一体1.0型積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS

RX100シリーズはコンデジなのに1インチという大きいセンサーをのっけて、小さいセンサーの絵の具みたいなのっぺり画像とはまるで違う一眼カメラに匹敵するキレイさで撮れるのが最大のウリ。

RX100Vに至ってはAF速度や動体捕捉に優れた位相差検出方式とAF精度の高いコントラスト検出方式を併用するファストハイブリッドAFシステムを搭載していて、それはもう被写体を捕まえるスピードも早くて撮りたい被写体を確実に静止画で切り取ることができて、コンデジ枠じゃなくなってるくらいに凄い。

だからこそというか、RX100Vは携帯性を重視したコンデジということもあって、広角24mmから望遠70mmという標準ズームレンズにあるよく使うゾーンにおさまっていて、もっと遠くの被写体をクローズアップしたい!という欲求が増すとRX10Ⅳがズボっとハマるのかなと思ったりもする。


RX10Ⅳは、コンデジ一体型のカメラで、広角24mmから、光学ズームで600mmという超望遠までをカバー。

振り返ると、RX10Ⅱまでは望遠200mm(F2.8)までだったから、RX10Ⅳの超望遠のインパクトはデカイ。

600mmがどれだけ凄いかというと、例えばデジタル一眼カメラでやろうとすると、α7R IIIに、「SEL100400GM」1.4倍テレコン「SEL14TC」をくっつけてようやく560mmだからそれと同等以上。

この巨大なカメラを持って移動するのがどれだけ大変かと(;゚∀゚)=3


これは持ち運びの時のサイズで、実際に超望遠で撮影しようとしたらレンズの円筒はどっちも大きく前にせり出すのでさらに巨大化。

単焦点の望遠レンズとかになると100万円超えたり、そのバズーカなみのデカさにも拍車がかかるので、それに比べるとまぁなんてコンパクトなんでしょう!

いや、あまりの違いにセンサーサイズの違いはあっても望遠域は、こっち(RX10Ⅳ)にまかせちゃったら随分と荷物軽量化できるんじゃ…なんて思ったりする。


気になるレンズはZEISSバリオ・ゾナーT*レンズで、F値はF2.4-F4.0

レンズ構成はED(特殊低分散)非球面レンズ2枚、スーパーEDガラス1枚を含む計8枚のEDガラスを使用して、ズーム全域で明るく高コントラストでシャープな画質というまさにデジタル一眼望遠ズームクラス。

レンズの絞り機構も9枚羽根円形絞りを採用して、やわらかいボケや点光源を表現できる。

望遠を多用するとなると心配な手ブレについても4.5段分の手ぶれ補正の恩恵も大きい。

広角から望遠までも、納得の画質が残せてこのサイズ感というのは、デジタル一眼カメラ的思考からするとありえないカメラ。

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●デジタル一眼カメラ”α” Eマウントカメラ+レンズと同じかそれ以上の操作性。


一体型でしょーという思いとは裏腹にボディはわりと大きくて、むしろEマウントよりもデカめ。

グリップが思いの外深くて右手でつかんだときの握りっぷりは良い。とっても良い。片手でもホールド感がっちり。

Eマウントというよりは、Aマウントに近い感覚。

電源スイッチカチンとスライドで入れるのも小気味いい。

左側にモードダイヤルがある以外は、露出ダイヤルもあるし、機能ダイレクトに呼び出せるカスタムボタン(C1/C2)もあって、このあたりはEマウント機と共通っぽい使い方ができて違和感なくすんなり使える。


レンズ部にあるのは、フォーカス、ズーム、絞り、の3つのリング。

個人的に絞りリングがめちゃくちゃ重宝して、Aモード(絞り優先)のときにファインダーをのぞいたままカリカリっと好みに即合わせる使い方ができる。

ズームリングとフォーカスリングは、割り当て機能を入れ替えたり、回転方向も変更できるので使いやすいように設定し直せば良い感じ。


最近、なくては困るってほど重要なフォーカスホールドボタン

カスタムキーやフォーカスホールドボタンに登録できる機能種類が58種類。

さらに撮影と再生時に振り分けて割当できて、自分の好みで、例えば[瞳AF]をわりあてて人物撮影に特化させたり、[AF-ON]をわり当ててこっちでピント合わせしておきつつシャッターボタンでレリーズに集中もできて何かと便利。

フォーカスレンジリミッターもあるので、フルレンジで使うか、長い焦点距離だけに合焦する範囲を限定して速くフォーカシングを決められるといった使い分けもできるあたりは、よくわかってる。


α9っぽくフォーカスダイヤルが独立。

使い始めのとき、一瞬フォーカスモードの変更どこいったんだ?と慌てたけど、ここ(レンズ下)にあったのね。

レバーで瞬時に変更できて、慣れると直感的に使えてこれまた良い。

RX10Ⅳには、カメラが自動判別してAFモードを切り替えるAF-Aモードもあって被写体の動きの変動が激しくてもついて行きやすくて楽ちん。


フタの開閉はフニャフニャじゃなくて、カチっと開け閉めできるタイプ。

ここはEマウントよりも好みなんだけど、Eマウントとかどうしてこの方法にしないのかな?強度の問題かな?

バッテリーが「NP-FW50」なので、あんまり長持ちするとはいえないので、撮影長期戦になったりする場合はmicroUSBケーブルから給電するといいかも。


メディアスロットはひとつ。

SDカードとメモリースティック共有のタイプなので、SDカード最速はUHS-Iまで。

もうそろそろメモリースティックは切りはなして、UHS-II対応にしてくれたほうがイイんじゃないかと思うんだけれども。


背面の3.0型液晶モニターは上方向に約107度、下方向に約42度チルトという可動範囲は、Eマウントと同じ。

いざというときにはポップアップする内蔵フラッシュがひとまず使えて、「マルチインターフェースシュー」に光量の大きな外部フラッシュもつけるといったこともできる。

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●高速&追従性能と連写性能まで、最新のデジタル一眼カメラ”α” Eマウント機のそれと同じでぶっ飛んでる。


RX10Ⅳの根本的にRX10Ⅲ以前のシリーズと違うのは、ファストハイブリッドAFシステムを搭載していることと、0.03秒という超高速AF。(RX10Ⅲは0.09秒。)

撮像エリアの約65%をカバーする範囲に315点の像面位相差AFセンサーを配置、「高密度AF追随テクノロジー」も加わって動体追随性能も大幅に良くなって、複雑な動きをする被写体もずっと粘り強く捉え続ける。

電子ビューファインダーも表示タイムラグが減って被写体を逃しにくくなっていたり、【瞳AF】もコンテュニアスAFで効くようになって、検出精度・速度・追従性も速くなっている。

これはもう文章よりも、上の動画を見たほうが手っ取り早い。

ついでにいうと、フロントエンドLSI画像処理エンジンBIONZ Xの組み合わせでAF・AE追随しながら最高約24コマ/秒の高速連写ができるわ、バッファーメモリーが大きくなっていて最高249枚(JPEG ファイン)の連続撮影できるわで、最新のαシリーズと同列に並ぶ性能があるてわけだ。

もちろんサイレント撮影もできるから、無音で超望遠連写できるから発表会どかには猛烈に強い。

 RX10Ⅲから引き続き便利な機能は「ズームアシスト」

望遠にしているとピンポイントな視界でつい被写体を見失いがちだけれど、「カスタムボタン1(C1)」(初期値)を押すと、押している時だけズームアウトできるので、被写体の位置を確認して、再度フレーミングをし直せる。

電動ズームの特性をうまく活かした機能で、デジタル一眼カメラのレンズ群では実現していない機能。

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●タッチフォーカスも使える、マクロ撮影もイケる、使い勝手の幅が広い。


思わず笑ってしまたのがマクロ撮影

広角にしていると、約3cmまで接写できる。(最大撮影倍率0.42倍)

背面モニターに気を取られているとレンズを被写体にぶつけてしまいそうになる。


最長望遠600mmの場合でも約72cmまでの近接撮影ができる。(最大撮影倍率0.49倍)

何かと寄れるレンズというのは少なくて、こうして離れた位置からでも被写体に迫った構図や映像表現ができるのというのは撮影しているときの自由度がグッと広がる感じ。

使い所に制限がかからないのはイイ。


α7R IIIα6500と同じく、液晶モニターをタッチしてフォーカス位置を選択できるタッチフォーカスと、ファインダーをのぞきながらのスムーズなフォーカス位置移動を実現するタッチパッド機能も搭載している。

マクロ撮影に限った場合ではないけれど、ファインダーや背面ディスプレイで状況を確認しつつ、液晶画面をタッチして被写体にピントをあわせながら撮影したい時には有効な使い方ができる。

当然、画面を不意にさわってタッチ動作が困るときはオフにもできる。タッチ機能がうとおしい人はオフにしよう。

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●RX10Ⅳをムービーサブ機的に使ってみた雑感。


あくまでも一時的に借りただけなので、RX10Ⅳの本領を発揮しないままに返却してしまったのだけど、子どもの発表会にα7R IIIと一緒にムービー用サブ機としてRX10Ⅳを持っていってみた時の様子を。

保育園(幼稚園)規模なので、小学校の体育館のようにどどーんと広くない会場なのでもう全然余裕。

24mmから600mmまでで捉えられる範囲は以下のような感じ。

【焦点距離:24mm】
DSC08200
カメラ  : DSC-RX10M4 
焦点距離:24mm シャッター速度:1/100 絞り値:F2.4 露出補正:±0.0 ISO:100 

【焦点距離:600mm】
DSC08202
カメラ  : DSC-RX10M4 
焦点距離:600mm シャッター速度:1/250 絞り値:F4 露出補正:±0.0 ISO:1250 

24mmあれば余裕で会場全体も見渡せるところから、600mmのものすごいピンポイントに引き寄せてシャッターがきれる。

たぶんこの程度なら600mmで撮影したら顔のアップだけになるしいらなさそうかも?と思わせておいて、じゃあ200mmや300mmくらいでイケるか?というともうちょっと寄りたくても寄れないというジレンマもあるので余裕で寄って撮れるってのは大切。

DSC00965
カメラ  : ILCE-7RM3
レンズ : FE 100-400mm F4.5–5.6 GM OSS「SEL100400GM」1.4倍テレコンバーター「SEL14TC」
焦点距離:560mm シャッター速度:1/250 絞り値:F8.0 露出補正:±0.0 ISO:3200

ちなみにこの会場内でメイン機としてα7R III+「SEL100400GM」1.4倍テレコン「SEL14TC」という暴挙に出たのだけど、まぁ小さい会場だとカメラの取り回が大変で、構える下げるするだけで人にぶつかることを気にしてたりと相当苦労してしまった。

しかも、テレコンつけたこともあって絞りがF8となり、屋内のステージの暗さもあって気を抜いてるとISO感度が上がり気味に。

もう望遠ズームに加えてAF性能は抜群によくなってるし最大望遠600mmでもF4という明るさもあるし、こういう時はRX10Ⅳに任せてしまったほうがいっそのこと楽だったのかなと思ったりもした(;´∀`)

ずっと三脚にたてて定点観測的にムービー専用で使っていたRX10Ⅳ

その一方でα7R IIIを手持ち撮影に必死だったので、こっちは何の変化もない退屈な動画。

XAVC S 4K:  30p 60M(3,840×2,160/30p)で撮影した一部のサンプル。編集もせずワンカットそのままをYouTubeにアップロード(4分55秒)。

リモートコントロールでちょいちょいっと電動ズームを微調整して撮影できるあたりはムービー撮りとしてはハンディカム感覚で使えてかなり有用だった。

9時から12時前までの3時間弱のあいだに、インターバルをはさみつつ連続して動画撮影していたものの、高温警告もでることなく撮影終了。

予備バッテリーは4本もっていったけれど、使ったのは本体+予備バッテリー1本のみ。

三脚にカメラがのっかってるぞ!?という周囲の目意外はまったくもってムービーカメラとして通常運転できた。


一体型をサブ機にするならコンパクトでポケットに入るRX100シリーズのほうがええやろーと思っていたけれど、予想外の活躍っぷりに嫉妬。

超重装備になりがちなデジタル一眼機器を横目に、コレ一個でサクッと使えるとかわりと本気で腹が立つ( ゚д゚ )!

たしかにね、Eマウントで600mmの望遠ズームレンズなんて存在しないし、そもそも明るい超望遠レンズなんてあってもおいそれと買える価格じゃないしね…。

なんて事を考えてたら、レンズ一本分の値段と考える事もできる。

自分が使うでもいいし、家族や友人にまかせて撮ってもらうにしても、RX10Ⅳなら電動ズームだし一体型でまとまっててレンズぶっ壊される可能性も低まるし。

レンズ交換できないという事は、買ったあとの変化を楽しむってことはできないから、どう使うかによってガラっと必要性が変わってくると思うけれど、コレはコレで十分にアリだなと思わせられてしまった。

また静止画撮影も含めてスーパースローモーション撮影とか使い切れなかったので、今度また借りれる機会があったらもっとガッツリつかってみたい。

まさかこんなにまた使いたくなるなんて今軽くRX10Ⅳロスな感じ。

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●デジタルスチルカメラ サイバーショット 『RX10 IV』 DSC-RX10M4


デジタルスチルカメラ「DSC-RX10M4」
オープン価格
ソニーストア販売価格:189,880(税別) 
●長期保証<3年ベーシック>付

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・デジタルスチルカメラ「RX10Ⅳ」を、ソニーストアで触ってきたレビュー。実機を触ってわかる超高速&追従っぷりが凄いAFと連射性能が突出しすぎて「RX10Ⅲ」とは完璧にベツモノ。
・G Master 超望遠ズームレンズ「SEL100400GM」をソニーストアで触ってきたレビュー。「SEL70200GM」との比較画像もあるよ。

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