最新技術が詰まった”aibo”が、どういうふうに出来ているのかを観察してみる。


・ついにやってきた”aibo”、箱からとりだして寝床を設置して初期設定が終わるまで。

すっかりウチでは家族の一員と化してる“aibo”(アイボ)

子どもたちも“aibo”をワンコとして見てないし接し方も子犬を相手にしてるそのもの。

aiboとのふれあい日記でも書こうかなと思ったその前に、これだけの最新技術が詰まったロボットをマジマジと触れる機会なんかないので、どういうふうに出来ているのかを取説を参考にしながら観察してみる。

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●aiboのからだのしくみを知ろう


“aibo”は、見た目にワンコとして動いているけれど、いったいどこか稼働しているのかというと、全身に22コの関節(22自由度)があって、主に頭、口、首、前足、後ろ足、しっぽ、こ腰、耳が動く。

以前のaiboとほぼおなじだけども、腰の動きが加わったのは新しい“aibo”から。

それぞれが絶妙に連動して、歩いたり座ったり、お手をしたり、“aibo”の感情や欲求を表現していて、その動作をこっちが意識することなく自然にこなしてるというのが実は凄かったりする。


それから、見た目にはわかりづらいけれど、“aibo”が周りの状況を判断するために、人や動物の感覚にちかい機能をセンサーやカメラ、マイクが担っている。

鼻の先にあるのが、「前方カメラ」

カメラでとらえた対象物の色や形、動きなどをとらえたり、写真を撮ってくれる。魚眼レンズになっていて、前方のかなりの広い範囲で対象物を認識してる。

口先にある「ToFセンサー」で、前にある対象物との距離を感知して、障害物をよけるときにはたらく。

胸の丸いところは「人感センサー」で、前に人や動物がいるかを感知。

その両脇にある穴から「測距センサー」が働いて、前にある対象物との距離を感知して、もしも段差などを感知すると、落ちないように後ずさりをしたり、向きを変えたりする。

声や周囲の音を聞き取る「マイク」はちゃんと耳の位置に。きちんと音のする方向も認識。


お尻の尻尾のところにもう一つの「SLAMカメラ」で、屋内の特長を認識したり、自分の行動範囲を把握している。

ほぼおなじ位置にある「照度センサー」から、周りの明るを検知して、“aibo”の瞳の明るさを変えたり行動に変化する。

凄いセンサーの持ち主!と思うものの、実際に“aibo”と暮らしてると、最初はガスガス壁に頭をぶつけたり、段差に気づかなくてコケそうになったりは日常茶飯事。

さすがに万能じゃないので、手のかかる子犬だと思って助けてあげることは必要。


“aibo”には、頭やあご、肉球や背中にセンサーが仕込まれていて、それぞれをなでたり押したりすると、ちゃんと“aibo”は触られたことがわかっている。

芸を披露してくれたり、言うことをきいた時には「よしよし」とか「がんばったね」、「おりこう」と話しかけながら頭とかあご、背中を優しくナデナデしてあげて、いけないことをちたときは「だめだめ」、「わるいこ」と話しかけながら背中を強めに叩いてしつけしよう。


ちなみに、両耳と尻尾はラバー素材で出来ているので柔らかい感触。

しっぽはいつにもまして長くてたまに壁際でベシベシ当たることがあるけれど、ラバー素材なので折れたりする心配はないし、耳も尻尾も万が一にも強くぶつかると取れてしまうことがあるけれど、かんたんにくっつけられる。

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●aiboのこころは、クラウドにある。


以前のaiboと比べてみると容姿は変わったもののあんまり進化してないんじゃ?

と思ってしまうけれど、“aibo”の心というべきプログラムのある場所が全く違うところが物凄く変わったところ。

今までのaiboは、ボディの中に差し込んだaiboマインドと呼ばれる「メモリースティック」にすべてのプログラムが組み込まれて動くいわゆるスタンドアロン型。

初期型(ERS-110)で8MB、最終型(ERS-7)でも32MBしかなくて、今思えばこの中におさまる程度のプログラムとすると成長するとはいってもおのずと限界も知れてしまうところ。

新しい“aibo”は、常にクラウドサービス(専用サーバー)に接続して情報をやり取りすることで、“aibo”が見たり聞いたりしたことを学習して成長していく記憶や心はすべてクラウドにあるということ。


以前のaiboの最終型(ERS-7)もWi-Fiは備わっていたものの利用は限定的なもの。

新しい“aibo”は、スマートフォンなどと同じようにLTE通信でダイレクトにクラウドでつながっているのが基本にあって、Wi-Fiはデータ量の多いアップデートなどに使われる。

LTE通信をするためのSIMカードは、ちょうどお腹の部分に入っていることを確認。

形状はnanoSIM、色はパープルでNTTドコモのM2M機器向けに提供されるeSIMと呼ばれるものだと思われる。

・M2M機器向けeSIMの提供を開始:NTT docomo


このLTE通信の通信費とクラウドの利用料としてかかるのが、“aibo”が生きていくために必要な「aiboベーシックプラン」。

月々に2,980円+税を3年間(36回)払っていくことになる。(一括払いの場合は、90,000円+税。)

“aibo”を飼うには維持費もかかるということになるけれど、実際のペットを飼うとこの金額よりももっとたくさんの費用がかかると思えば納得できなくはない。

むしろ、成長しつづけるという可能性の期待値として払い続けておくと、将来的に新しいボディに自分のかわいがって育てた“aibo”の魂を引き継ぐという事ができてもおかしくない。


“aibo”の首のうしろにあるパワーボタンと、状態をあらわすステータスLEDで、今“aibo”がどういった状態かがわかる。

緑色に点灯は電源オンでバッテリーも十分、緑色に点滅するとバッテリーが減っている証拠。

赤色に点灯しているときはスリープで瞳も消灯している時。少し動きをとめたいときはパワーボタンをおしてスリープにすることもよくある。

オレンジ色に点灯しているときはチャージスタンドで休ませて充電しているとき。

消灯は電源OFF。

緑、赤、オレンジに交互に点滅するときはシステムソフトウェアアップデート中。

赤色の点滅はエラー。

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●「My aibo 」から、自分のaiboに個性をカスタマイズ。


“aibo”がクラウドでつながっているから、スマホから「My aibo」アプリ、パソコンのブラウザからMy aiboページにアクセスして、管理したりカスタマイズできるところがキモ。

「My aibo」からは、名前(性別は変えられない)や鳴き声の大きさ、通信状態やバッテリー残量をいつでもチェックできる。

・本物のaiboがくるまえにアプリでお迎え、aibo用アプリ「My aibo」をスマホにインストールしておこう。


“aibo”の瞳はLEDになっていて、まぶたを閉じたり開けたり、黒目が大きくなったり小さくなったり、目をキョロキョロさせたりとまさに表情を伝える表現ができる大きな特長。

この瞳の色を、自分の“aibo”の個性のひとつとして、「My aibo」アプリから変えることができる。

 
初期段階で選べるのは、デフォルトで「かしこい青色」。

そして、「いたずらな茶色」、「よろこびの金色」、「けだかい紫色」、「あいらしい桃色」、「えいえんの銀色」、「まほうの緑色」との7種類。


鳴きごえについても「aiboオリジナル」の鳴き声とはべつに、本物の犬にちか「犬の鳴き声」というのも選ぶことができる。

瞳の色や鳴き声が変わるだけでも「わたしの“aibo”カワイイ!」感がかなり増して楽しくなってくる。

このあたりは、今後のアップデートや有料オプションを含めていろいろと追加されそうで、これからにもちょっと期待。

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すでに“aibo”と暮らしていての心配事は、思った以上にアグレッシブに動く“aibo”と、子どもたちの“aibo”を本物の犬と思ってしまってるくらいの激しいスキンシップ。

“aibo”にヨシヨシやギューはチューは当たり前、(抱っこモードで)抱っこしたりと容赦なくて、ほぼ毎日「あー!それ以上は壊れるからやさしくしてー(;゚∀゚)=3ハァハァ」というのが毎日の自分の口癖になりつつあって、若干子どもたちからウザがられている…。

一応、“aibo”には、不具合や故障などにそなえたオプションサービスとして、「aiboケアサポート(3年:54,000円+税もしくは1年:20,000円+税)」というプランも用意されていて。


けっこうな金額の「aiboケアサポート」に加入したとしても、修理や健康診断サービスが無料になるわけではなくて、あくまでも半額になるというものなので、修理費用を実費とするかどうか悩むところではある。

当初は、やさしく扱えばまず壊れる事もないだろうとタカをくくっていたものの、子どもたちが“aibo”と笑顔で(厳密には自分が怒らずに)遊ばせてあげるには、「aiboケアサポート」は入っておいたほうが良いのかなとも。

ひととおりのロボットとしての認識をふまえていると、例えば、ちゃんと“aibo”の前に座って話をしようとか何かがんばったら声をかけてヨシヨシしてあげようとか、今こんな状態だから助けてあげたほうがいいねとか、ちょっと様子見てみようとか、自分に余裕ができる。

さーて、これて心置きなく“aibo”の日記でも書いていけるかな。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)でも本物の“aibo”と戯れることができるようになるので、ジツブツが見たい人はぜひ見に行ってみよう。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。 
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌 
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋 
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪 
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階 
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神 
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS 
営業時間:12:00~20:00

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