ソニーが基本的に好き!

「Xperia Touch」の実機をソニーストアでさわってきた。思ったより良かったタッチ精度と、ボイスアシスタント(声は寿美菜子さん)も使えて、アイデア次第で相当楽しめそう。


発表以来めちゃくちゃ気になっていた「Xperia Touch」ソニーストア福岡天神で触ってきたよ。

店舗入り口付近に展示されたこともあってか、「Xperia Touch」を触るひとの多いこと。入れ代わり立ち代わり誰かが触っている雰囲気で、その合間をぬってちょいちょい触らせてもらったのでレビューを。

・壁やテーブルに投写したスクリーンに触れて直感的に操作できるスマートプロダクト Xperia™ Touchを発売 ~家族や友人と楽しむ新しいコミュニケーションを提案~

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●投写したスクリーンに触れて操作するコミュニケーションの新しいかたち「Xperia Touch」


「Xperia Touch」は、プロジェクターで映し出したスクリーンにそのまま触れたり、声やジェスチャーで操作することで、家族や友人と一緒に楽しみながらコミュニケーションをとれるXperiaブランドのスマートプロダクト。

というとピンと来ないけれど、ちょうど1年前に発売された本体のそばに映像を写しだせるポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」に、Android OSを内蔵してアプリを操作できるという何やらおもしろそうなアイテム。


「Xperia Touch」の本体がコレ。

サイズは、約69 x 約134 x 約143 mmに質量が約932gと、想像しているよりも小さな四角い物体。

約1200mAhのリチウムバッテリーを内蔵してるので、本体だけ持ち運んでスマホ?みたいに持ち運んでウロウロできる。(バッテリー使用時間は約1時間)


プロジェクター部分からビカー!と照らされて、本体の向きを変えるテーブルの上や壁面にスクリーンが投射される。

中身は、ソニーの独自液晶ディスプレイデバイス、「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を搭載した超短焦点レンズで、床や壁にぴったりくっついた状態で23インチ、そこから置く場所をはなしていくとだいたい25cmくらいのところで最大の80インチまで投影できる。


プロジェクターの性能というか挙動は、ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」とほぼおなじで、画面解像度は1366x768で、明るさは100ルーメン、フォーカス調整は電動(オートフォーカス) 。

今回、設置場所が正面入口のかなり光の差し込む場所だったこともあって、デモ画面を撮影するという意味ではかなり苦労したけれど、肉眼でみるには周囲の明るさのわりには結構見えるねという感じ。

実際、室内の照明であれば十分見えるレベルだし、ちょっと暗めにすればかなりクッキリ見える。


このプロジェクターで投射されたスクリーンに映し出されるのはそのままAndroidの画面そっくりそのまま。

「Xperia Touch」自身にAndroid OS(Android 7.0)が備わっているので、まったくAndroid端末を使っているのと同じ感覚で、アプリを選んでプレイするだけ。


ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」のときに、映し出されたスクリーンを触って操作したい!と思っていたことが、「Xperia Touch」でできる。

なんで動くの?というと、赤外線とカメラを組み合わせた毎秒60フレームのリアルタイム検出をして、投射したスクリーンをタッチ操作を認識するという仕組み。

なんかよくわからないけど凄い。

いや、正直なところ触るまでは、ちょっと反応遅れたり、認識しなかったりはするだろうなと。

あんまり期待するとダメよねと思っていたら、アラまぁレスポンス良く反応してくれること!!

しかも最大で10点のマルチタッチも認識するのでかなり入り組んだタッチしてもスムーズ!

動画で撮ったけど、ピアノアプリをひいても同時に鍵盤たたいても音がでるし和音もだせるしこれは衝撃的に楽しい。

 
やっぱり気になる中身のAndroidのスペック。

プロセッサーは、Qualcomm製 Snapdragon 650、内蔵メモリー(RAM)は3GBで、ストレージ(ROM)は32GB。

通信系はBluetoothやWi-Fi、NFCを装備。

有効画素数約1300万画素 のカメラもあれば、2WAYスピーカーも内蔵する。

センサー類は、マイク/加速度/地磁気/GPS/ジャイロ/照度/気圧/気温/湿度/人感 までを備える。


底面には、microUSB(type-C)を備えて、ここから給電したり、データの転送もできる。

このUSBポートは15Vの電圧に対応するようになっている。

HDMI端子は入力用で、別の機器からの映像を出せるので使い勝手はかなりイイ。


背面の上部分に見えるのが、トレイ式のmicroSDカードスロット。

外部メモリはmicroSDで、最大256GBのmicroSDXCまで。

一瞬、SIMカードスロットかと期待したけど違っていた。


それからまだあった「Xperia Touch」のつかいみち。

「Xperia Touch」に、「Hi Xperia (ハイ エクスペリア)」と話しかけると音声認識を開始。

「今日の天気は?」ときくと、音声とスクリーンとのダブルで情報を教えてくれる。

他にも、日時確認、アラーム、ルート検索、スケジュール確認、今日の予定などの情報検索をしたり、音楽再生やアプリケーションの起動も。

アレ?応対してる時のこの声って…、アーッ!「Xperia Ear」と同じ声優の寿美菜子さんの声だ!

そうか、同じボイスアシスタントとして使えるってことか。

もしかして、音声プラグイン入れられるようになったら…なんて想像するとこれはまた夢が広がる(*´Д`)ハァハァ

ちなみに、Googleアプリの音声検索(OK Google)にも反応してくれるので、状況におうじで音声の使い分けもできる。


今回はさすがに試せなかったけれど、PlayStation®4 Remote Playにも対応して、PlayStation 4からネットワークを経由して、プロジェクターに映し出した大画面でゲームを楽しむといった使い方もできる。

おもしろいけど15万円という価格はなかなかだなーと思ってはいたけど、ポータブル超短焦点プロジェクター 「LSPX-P1」とスマホとしての「Xperia」と「Xperia Ear」が全部合体していると思えばむしろお買い得なんじゃ?と強引な考え方もできる。

一番心配だったタッチの精度が予想外にレスポンス良かったし、もうぶっちゃけプロセッサー型Xperiaみたいなものだし、アプリの使い方というかもはや使う側のアイデア次第でいくらでも楽しいアイテムに変身しそうで相当楽しみになってきた。

「Xperia Touch」は、ソニーストア直営店(札幌・銀座・名古屋・大阪・福岡天神)で展示してるので、気になる人はぜひ触って見よう!

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Android(TM) OS搭載ポータブルスマートプロジェクター「Xperia Touch」(G1109)
ソニーストア販売価格:149,880円(税別)
※2017年6月9日(金)より先行予約販売開始予定

・ソニー好きが語る「Xperia Touch」がマストバイアイテムな理由|ASCII.jp

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