ソニーが基本的に好き!

「Xperia Z5 compact (E5823)」のノイズキャンセリングとハイレゾ音源機能とか、他オーディオ機能を使ってみる。

●ノイズキャンセリングとハイレゾ音源を両立したオーディオ機能

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・グローバルモデル「Xperia Z5 compact(E5823)」の外観ファーストインプレ。

・「Xperia Z5 compact (E5823)」は日本の技適あり、気になるSnapdragon 810を採用したパフォーマンスと発熱具合をチェックしてみる。
・「Xperia Z5 compact (E5823)」の設定と新しい機能をチェックしてみる。指紋センサーは使い出すと便利よ。
の続き。

Xperiaシリーズは毎回、音楽要素が充実してきているけど、「Xperia Z5 compact (E5823)」のオーディオ機能もみてみよう。

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●ハイレゾ音源に対応と、高音質ワイヤレス「LDAC」に対応。

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Xperia Z5シリーズは、CDの音質を上回るハイレゾ音源に対応。

「Xperia Z2」でハイレゾ音源を聴こうとしたら、ポータブルアンプに接続しないといけないという制約があったものが、「Xperia Z3」からヘッドホン出力でもハイレゾ音源が聴けるようになり、さらに96kHz/24bitまでの対応だったものから、「Xperia Z4」以降Xperia Z5シリーズでは192kHz/24bitまで対応に。

ハイレゾ音源に対応するイヤホンを用意すれば、ハイレゾ音源を聴けてしまうので、これだけでも音楽プレーヤーとしての価値がある。

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それに、mp3やAACといった圧縮音源でも、ハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」技術も備えていて、オーティオ設定から、「DSEE HX」をオンにすれば良いだけで今まで集めてきたコンテンツもより高音質を楽しめる。

ただし、有線のハイレゾ対応ヘッドホンに限られるということと、バッテリーの消費が激しくなるので注意が必要。

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それから、「Xperia Z4」以降Xperia Z5シリーズに備わったのが、Bluetoothで接続してワイヤレスで音楽を楽しむ時に、従来(SBC)の最大約3倍のデータを転送できる「LDAC」。

ワイヤレスで音楽を聴こうとした場合、従来のBluetoothの「SBCコーデック」だと、どうしても圧縮されてしまってガッカリ音質になってしまったり、遅延が発生したりとあまりよい条件ではなかったけれど、「LDAC」に対応したワイヤレス機器(ワイヤレスヘッドホンやワイヤレススピーカー)と接続すれば、ワイヤレスでも高音質再生ができる。

NFCでタッチするだけでカンタンにペアリングも接続も切断もしてくれるので、この便利さとワイヤレスで高音質の音楽を聴ける環境に慣れてしまうと、後戻りできなくなるほどにハマる。

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●ノイズキャンセリングしながらハイレゾ音源を聴ける。

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新しくXperia Z5シリーズに加わったのが、ハイレゾ音源の再生をしながらでも、周囲の騒音を感知して騒音を最大約98.0%低減するデジタルノイズキャンセリング機能を組み合わせることができるようになったこと。

もともとノイズキャンセリング機能はあったけれど、ハイレゾ音源とは別々に対応したイヤホンでしか使えなかったけれど、今回から別売のノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ヘッド セットを用意することで、両方の効力を同時に堪能できるようになった。

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ノイズキャンセリングの機能は、イヤホンに付いているマイクで周囲の騒音を拾って、その騒音を打ち消す逆位相の波を発生さることで騒音を約98.0%もカットするというもの。

上の画像は、「Xperia Z5 compact」ウォークマンA20シリーズに付属していたノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ヘッド セットを組み合わせてみたもの。

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ノイズキャンセリングに対応したヘッドセットもしくはヘッドホンを選ぶと最適化してくれる。

Xperia専用として単独で販売されているのは、ノイズキャンセリング機能搭載ハイレゾ・オーディオ対応ヘッドセット「MDR-NC750」

「ノイズ環境設定」からは、「電車・バス」、「航空機」、「室内」と自分の使う環境を選ぶと、より効果的に、周囲のガヤガヤした音をカットしてくれるので、とても集

 ハイレゾ音源のイイ音を聴く以前に、電車やバスの中でまわりの雑音に邪魔されてしまう事がある事を思うと、ノイズキャンセリングで少しでも静かに音楽に集中できる状態で聴けるというのはとてもありがたい機能。

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●Xperia Z5 compactの通常のオーディオ設定を確認。

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ムリにハイレゾ音源やノイズキャンセリング機能を使わなくても、音楽を聴く時の音質も好みで変更することもできる。

「音と通知」から、「オーディオ設定」→「サウンドエフェクト」で設定できるのは、ClearAudio+、サウンドエフェクト、ダイナミックノーマライザー。

ちなみに、ハイレゾにアップコンバートする「DSEE HX」をONにすると全ての設定が無効になるので、ここはトレードオフ。

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サウンドエフェクトからは、「イコライザー」の調整と、ヘッドホン設定として「自動最適化」と「サラウンド(VPT)」、スピーカー専用の設定として、「S-Surround Front Surround」がある。

「S-Surround Front Surround」は、オンにしておくと、本体にあるスピーカーから出てくる音が広がりをもった臨場感のある音声で再生することができるというもの。

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「イコライザー」は、高音から低音までの5つのレベル(400/1k/2.5k/6k/16kHz)や、もしくはポップスやジャズといったジャンルからプリセットから選べる。

「CLEAR BASSレベル」を左右に動かしてより低音をきかせたり抑えたりできる。

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「サラウンド(VPT)」設定は、スタジオやクラブ、コンサートホールの音響を再現するサラウンドを効かせることもできる。

この辺りの設定がよくわからない、もしくはめんどくさかったら、「Clear Audio+」をオンにしておけば、ソニー独自のオススメ設定に自動的にしてくれるので、簡単にイイ音で聴けるようにもなる。

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また、自分の持っているイヤホンを使った場合でも自動的に調整してイイ音で聞ける「ヘッドホンの音質補正」機能も「Xperia Z4」以降Xperia Z5シリーズがら備わった。

使い方は単純で、「サウンドエフェクト」にある「自動最適化」をオンにしておいて、あとは自分の手持ちのイヤホンを接続して、しばらく音楽を聴いていると、自動的に自分の使っているヘッドホンの出力特性を補正してより良い音で聴けるようにしてくれる。

正直好みもあるので、一概にこの機能が有効とは限らないので、聴いてみて判断しよう。

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●Xperia Z5 compactとポータブルアンプを合体して使ってみる。

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やるかやらないかは置いといて、「Xperia Z5 compact」にポータブルアンプをつないでみる。

「Xperia Z5 compact」のmicroUSB端子がダイレクト接続になったので、ポータブルアンプ「PHA-1A」と接続する場合、1本のMicroUSBケーブルをそれぞれに接続するだけでよくてシンプルかつカンタンにつなげるのが良いところ。

ポータブルアンプとの組み合わせで若干やっかいなのは、シリコンバンドでXperiaの側面にあるカメラシャッターボタンや電源、ボリュームボタンをさけなが らとめないといけないことと、シリコンバンドが画面を横切るので触りたいアイコンにタップできない事もあることだけど、これは致し方ないか。

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「Xperia Z3 Compact」のAndroid 4.0ベースの時は、「オーディオ設定」にある、【ハイレゾオーディオ(USB)】のチェックを入れる必要があったけれど、「Xperia Z5 compact」ではその設定は不要。

万が一、ポータブルアンプ「PHA-1A」を接続して認識されていないようであれば、設定の「機器接続」から「USB接続設定」を開いて、【USB機器の検出】をタップすればきちんと接続されて、microUSBから音声をデジタル出力して、USB DAC/DACアンプを使用して高音質オーディオ再生ができる。

 本来のスマートフォンとしての使い方からするとかなりモノモノしくなってしまうので、持ち運びを考えるとあまり現実的ではないかもしれないけれど、ポータブルアンプとつなげてより高音質への こだわりを追求できる使い方が今までに比べればかなり楽になってきたかなと。

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Xperia Z5シリーズで手軽にハイレゾ音源を聴けるようになると、少しづつ増えてきたハイレゾ音源を、ウォークマンに限らず「Xperia Z5 compact」にも入れて使いまわせるとそのぶんモトがとりやすい。

仮にハイレゾ音源じゃなくても、「DSEE HX」で今まで持っている圧縮音源でもをイイ音にアップコンバートしてくれるのもありがたい。

ノイズキャンセリング機能の威力も大きくて、外でいい音を聴こうと思っても周囲のうるさい音が気になってしまうことが多いから、雑音を掻き消してくれる恩恵も大きいので、いつも持ち歩くスマートフォンでもイイ音で聴けるようになったというのは嬉しい事かと。

カメラ機能に続く。

・Sony Mobileから、「Xperia Z5 Premium、Xperia Z5、Xperia Z5 compact」をプレスリリース。

<Xperia Z3 Compact(D5833、D5803)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3 compact(D5803)」の外観ファーストインプレ。
・「Xperia Z3 Compact(D5803)と(D5833)」の中身と新しい機能をチェックしてみる。
・暗がりでも撮れる写真、ブレない動画がもはやコンデジレベルの「Xperia Z3/Z3 Compact」カメラ。
・ハイレゾ音源、ノイズキャンセリング機能、いい音で聴けるスマートフォンになった「Xperia Z3/Z3 Compact」
・PS4リモートプレイ、BDレコーダーやnasneへリモートアクセスが楽しい「Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compact」

<Xperia Z3(D6653)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3(D6653)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z3(D6653)」の初期セットアップと新しい機能をチェックする。
・カメラアプリ、4K動画、ノイキャン、ハイレゾ音源、PS4リモート、「Xperia Z3」の機能モリモリ。

<Xperia Z3 Tablet Compact>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。

<Xperia Z(D6653)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3(D6653)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z3(D6653)」の初期セットアップと新しい機能をチェックする。
・カメラアプリ、4K動画、ノイキャン、ハイレゾ音源、PS4リモート、「Xperia Z3」の機能モリモリ。

<Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)のレビュー>
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・Xperia Z Ultraでリモートデスクトップを使って「艦これ」をしてみよう!
・国内Wi-FiモデルのXperia Z Ultra(SGP412JP)にAndroid4.4.2のアップデート。

<Xperia Z Ultraグローバルモデルのレビュー>
・6.4インチサイズの「Xperia Z Ultra」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z Ultra」をぼちぼちいじってみた雑感。
・Xperia Z Ultra(3G版)に「X-Reality for mobile」とスモールアプリ複数起動が追加!
・Xperia Z Ultraに、Android 4.3と各アプリアップデート!
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<Xperia T2 Ultraグローバルモデルのレビュー>
・6インチサイズの「Xperia T2 Ultra(D5303)」をいじってみた雑感。

<Xperia Z2グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z2(D6503)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z2(D6503)」をいじりながら進化したところをチェック。
・Xperia Z2で、4K動画を撮ってみる、そして観てみる。
・Xperia Z2の強化されたノイズキャンセル機能を使ってみる。
・Xperia Z2+DACアンプを使ってハイレゾ音源を聴いてみる!

・EXPANSYS(エクスパンシス)

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