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NC対応ワイヤレスステレオヘッドセット「WF-1000XM4」に、バッテリー容量の減少を抑制するソフトウェアアップデートの配信開始。バッテリーに問題がないかのテスト条件も案内(2022年12月5日 ver.1.6.1)


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4について、2022年12月5日(月)に本体ソフトウェアアップデート配信。

アップデート内容は、”バッテリーへの負荷を軽減し、長期間ご使用によるバッテリー容量の減少を抑制”するアップデート。

バッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある(動作時間が極端に短い場合がある)、事象が発生している内容に関係するアップデートと思われる。


案内されている通りアップデートにより、使用状態によっては、1回の電池持続時間が若干短くなる場合がある。

今回のアップデートでは、今冬予定で対応されるとされていたマルチポイント機能については、追加されていない。

・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッド「WF-1000XM4」本体ソフトウェアアップデートのお知らせ
・ヘッドホン(WF-1000XM4)のバッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある (動作時間が極端に短い場合がある)
・WF-1000XM4 | ヘッドホン | ソニー

・ヘッドホン | ソニー

 

●「WF-1000XM4」本体ソフトウェアアップデート ver.1.6.1

アップデートの方法は、「Headphones Connect」(最新バージョン)がインストールされているスマートフォンを利用する。

スマートフォンとヘッドホンを接続していると、「Headphones Connect」アプリに、”ヘッドホンのソフトウェア更新が可能です”と表示されるので、「詳細」をタップ。

すると、バージョン 1.6.1のソフトウェア更新内容が表示されるのでOKをタップする。

更新プログラムのダウンロードが開始され、それが終わると転送がはじまり、最後にソフトウェアの更新を行う。

全行程で、Android端末で通信環境によっておよそ約10分から20分ほど。

更新中にヘッドホンの電源をOFFには絶対にしないようにしよう。

無事に終了すると、通常通り「Headphones Connect」アプリが表示されて完了。


今回の最新アップデートで改善される内容は以下のとおり。

・バッテリーへの負荷を軽減し、長期間ご使用によるバッテリー容量の減少を抑制するための本体ソフトウェアを提供いたします。
 適用することを推奨いたします。

備考には、「本アップデートにより、お客様のご使用状態によっては、1回の電池持続時間が若干短くなる場合がございます。」と記載されている。

これはおそらく、バッテリーの満充電状態でバッテリー劣化を抑制するために、充電完了される上限を若干少なくしているのだと思われる。

このことからすると、先日から指摘されることがあった”極端にバッテリー残量が左右で異なる状況”というのは、片側のイヤホンのバッテリーが劣化したために起きている事象かもしれない。

 

●<追加情報>バッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある「WF-1000XM4」 


・ヘッドホン(WF-1000XM4)のバッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある (動作時間が極端に短い場合がある)
 

 

・左右(L側とR側)のヘッドホンでバッテリーの残量が異なる
・ワイヤレス充電の途中で充電ケースのランプが赤点滅する

ヘッドホン(WF-1000XM4)のバッテリー残量が左右(L側とR側)で極端に異なる場合がある (動作時間が極端に短い場合がある)事象について、発生原因を調査中ですという案内が掲載されていたが、アップデートが配信されたことに伴い、具体的な確認事項が追加された。

  1. Headphones Connectを起動し、スマートフォンなどとBluetooth接続する
  2. Headphones Connectで以下の条件を設定する
    • ボリューム:中央値
    • コーデック:AAC *
    • DSEE Extreme:OFF
    • ノイズキャンセリング:ON
    • その他の機能:OFF

    * 再生する音楽に依存します。
     Headphones Connectのトップ画面で再生中音楽のコーデックが確認できます。

  3. ヘッドホンを満充電させる
  4. スマートフォンなど音楽を再生し、3時間以上ヘッドホンが使用できるか確認する

テストでは、指定された条件で、バッテリーが3時間以上持つかを確認する。

3時間以上使用できる場合は、問題がなく、3時間以下しか使用できない場合は、下記へお問い合わせするように案内がされている。

お問合せ先:<お問合せ窓口>


バッテリー残量が左右異なる場合、ソニーが案内している確認項目は、主に以下の通り。

・音声アシストの機能や「サービスとの連携」機能を使用しているか
・ワイヤレス充電中に充電ケースのランプが赤点滅していないか(機器温度が上昇)

まず、音声アシストの機能「サービスとの連携」機能を利用している場合、左右のバッテリー残量が異なるのは正常。

仕様通りの挙動で、片側のイヤホンのマイクが常にスタンバイしている状態となっていて、マイクが使われている方のバッテリーが多く消費されてしまうため。

左右のヘッドセットのバッテリー残量が極端に違わない場合は、特に問題ない。


ヘッドセットの片側は満タンに近い状態なのに、もう一方の片側がバッテリーが切れかけといった状態は問題あり。

赤点滅している場合も、機器の温度が上昇してワイヤレス充電を停止しているための通知なので異常。

これらの確認項目に問題がなければ、次に案内されているテストを行なう。

案内されている通りに、音楽を再生して3時間以上バッテリーが持つのであれば異常なしとなる。

3時間以上持たないようなバッテリー消費の場合は、お問合せ窓口に問い合わせしよう。

 

●<参考>一般的な片側のみバッテリー消費が早い原因と対処法

「WF-1000XM4」「LinkBuds」を使っていて片側だけバッテリーの減りが早い場合。

例えばバッテリー100%の状態から2時間ほど使用すると、[L(左)57%]、[R(右)20%]となっている。

右側のイヤホンは残り20%というのは正直なところバッテリー消費が激しすぎる。

両耳ともに常時接続しているので利用頻度としては同じはずなのに、どうして片側だけ極端に減ってしまうのか?

原因を調べていると、「ヘルプガイド」に気になる一文を発見。

ご注意
・各種機能の設定や使用条件により、L側とR側とで充電式電池の消費の速さが異なる場合がありますが、異常ではありません。

DSEE™」、「イコライザー」、「スピーク・トゥ・チャット」、「音声で音声アシスト機能を起動させる機能」、「サービスとの連携」、「アダプティブボリュームコントロール(音量自動調節)」などの設定をすると、動作処理が増えてバッテリーの持ちが悪くなる。

ヘッドセットの左右どちらにも適用される「DSEE™」、「イコライザー」は除外するとして、L側とR側のバッテリー消費に違いが出る設定があると思われる。

そして、原因と思われる設定を発見。

バッテリー消費の原因と思われるのは、タップ操作の機能を「Amazon Alexa」に設定した場合。

これは、スマートフォンにインストールされているAmazon Alexaアプリを起動して、「LinkBuds」のマイクからスマートフォンを操作したり、検索ができる機能。

左右どちらかに「Amazon Alexa」を選択。

 

すると、[システム]に「音声アシスタントを声で起動」という項目が現れる。

「音声アシスタントを声で起動」をオンにすることで、その字のごとく声で”アレクサ”と話しかけることで「Amazon Alexa」のアシスタント機能が使える便利機能なのではあるけれど。

この機能がオンになっていると、マイクが常時オンの状態になるのだと思われる。

それによって、連続通話している状態と同等の条件となり、公称値にもあるとおり「連続通話:最大2.5時間」と同様のバッテリーが消費されているのだと推測。

(2時間使用で100%⇒20%、(2.5時間-2時間)/2.5時間=20%)

バッテリーが片側だけ異常に消費が早い症状で困っている場合は、アプリの設定を見直してみると良いかもしれない。

●その他の左右独立タイプのヘッドセットでも発生。現状の回避策。


この「Amazon Alexa」の機能を設定して、「音声アシスタントを声で起動」が利用できるヘッドセットは、同様の症状が起きると考えて良い。

常時「音声アシスタントを声で起動」を使用しないのであればオフにしておくことが回避策となる。

もしくは、片側が減ってしまったら、タップ操作の機能の「Amazon Alexa」の割当を左右入れ替えて、左右ヘッドセットのバッテリー消費のバランスをとりつつ少しでも長く使うという方法もある。

「WF-1000XM4」は右側固定のため右側のバッテリーが減りやすい条件は変更できません。

常時通話状態であればさすがに仕方がない事でもあるため、便利さをとるか?、バッテリー消費をとるか?を好みでうまく使い分けよう。

 

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●ワイヤレスステレオヘッドセットラインナップ

ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds S」
カラーバリエーション:ホワイト、ブラック、エクリュ、(新色)アースブルー
オープン価格
ソニーストア販売価格:26,400円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)


ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds UC for Microsoft Teams」
オープン価格
ソニーストア販売価格:29,700円(税込)
発売日:2022年11月25日(金)予定
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」
オープン価格
ソニーストア販売価格:33,000円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)

<WF-1000XM4 レビュー>
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」を使ってみたレビュー!待望のLDAC搭載だけじゃない、さらなるノイキャン性能アップやハンズフリー通話劇的改善、防滴対応、装着性まで何から何までが感動レベル!
・「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」のイヤホンのバッテリー使用時間比較。コーデックや圧縮音源のアップスケーリング、ノイズキャンセリング機能のオンオフによるバッテリー駆動時間の変化もチェックしてみる。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」は、外れるかも?という不安とは無縁のフィット感。アプリできちんと耳に取り付けられているかを測れる「装着状態テスト」が便利。


ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds」
オープン価格
ソニーストア販売価格:23,100円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5
ソニーストア販売価格:49,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」レビュー
・(前編)明らかに快適になった装着感、強烈なノイズキャンセリングと耳への圧迫感が激減。

・(後編)思いのままにコントロールできるノイキャンと音質の両立、自然に聞こえる外音と快適な通話性能。


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM4
ソニーストア販売価格:44,000円(税込)⇒41,800円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット最高峰「WH-1000XM4」レビュー。不要な音を消し去ってイイ音を聴きたい、都合よく必要な音は聞き取りたいという贅沢をシームレスに満たしてくれる。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


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営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
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営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
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営業時間:11:00~19:00

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