ソニーが基本的に好き!

スマートウォッチ「wena3」レビュー(その3)待望のSuica対応、セットアップもチャージもAndroid単独で可能。電子マネーはiOS端末で初期設定すれば、楽天EdyのチャージはAndroidだけでもできる。


・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その1)「メタル」「ラバー」「レザー」の3つのバンドタイプの装着方法とつけ心地。ヘッド部なしの単独運用も試してみた。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その2)wena3とスマホの初期セットアップと、専用アプリの各種設定を細かくチェックしてみる。
の続き。

wena 3 は、前モデルに引き続き楽天EdyやiD、QUICPayといった電子マネー機能に加えて、やっというかついに交通系ICカード「Suica」にも対応。

どうやって使うのか?の初期セットアップ。

wena 3 アプリは、Android OS用とiOSそれぞれに用意されているけれど、メイン機能のひとつである”電子マネー/おサイフケータイ”機能だけはiOS端末からしかできないというのが現状。

個人的にはAndroid端末もiPhoneどっちも持っているものの、メイン端末はAndroid OSなので、そういうややこしい状況ふまえてセットアップしよう。

・Sony Japan | ニュースリリース | SuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ『wena 3』を発売
・wena 3 metal | スマートウォッチ | ソニー

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悲願のSuica対応!そして、Android端末だけでもセットアップ可能。


wena 3 が待望の「Suica」対応。

しかも、他の電子マネーアプリと違って、Android 単独でも初期セットアップができる。(iOSは全て単独で利用可能。)

大げさに言うほどのことでもないかもしれないけれど、初代から使い続けているwenaユーザーからすればこれほど嬉しい事はない。

前提条件として、スマートフォンとwena 3 がbluetoothでペアリング済みの状態ということ。

スマホのwena 3 アプリを開いて、左上の[三]アイコンをタップしてメニューを開き、「Payment設定」を開く。

ここに、それぞれ「Suica」、「楽天Edy」、「iD・QUICPay」の各項目が並んでいる。

「Suica」を選ぶと、wena 3 アプリから Suica の発行ができる。

Suicaの利用規約に同意して、ユーザー情報を入力。

 Suicaの発行には、最低でも1,000円のチャージが必要。

支払い方法は、「Google Pay」を経由するかたちでJR東日本に支払われる。

年会費は無料。

Suicaを発行する時のデポジットはかからない。

スマホがインタネットにつながって、かつwena 3がスマホがつながっている事を忘れずに。

Suica番号が発行されて、wena 3 でSuicaが利用できる準備完了。

wena 3アプリから「Suica」の利用履歴の確認も、追加のチャージもできる。

オートチャージには対応してないので、少なくなったら改めてチャージしよう。

また、定期券やSuicaグリーン券の購入はできないので注意。


これで、立ち上げも切り替えも不要で、そのままwena 3のバックル部をかざすだけで、鉄道・バス、お買いものなどで利用できる。

wena 3のディスプレイでの残高確認も出来る。

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新幹線の乗り継ぎもwena3で。(EX予約は利用できないので注意。)

オマケに、「新幹線eチケット」「タッチでGo!新幹線」 「スマートEX」を利用した新幹線への乗車もできるので設定をしてみた。

あらかじめ登録しておいた「スマートEX」のIDとパスワードで、スマホから「EXアプリ」にログイン。

ユーザー情報から、「交通系ICカード情報」に、wena 3アプリで発行されたSuica番号を登録しておくと、新幹線もwena 3でピッとかざして通れる。

便利!

と思ったけれど、年会費はかかるもののお得に新幹線を利用できる「エクスプレス予約(EX予約)」を使っている場合、専用ICカードが必要でSuica非対応という点には注意。

<参考>
「スマートEX」「エクスプレス予約」のサービス比較:JR東海

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電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay)を使おう!(初期設定にiOS必須)


wena 3のメイン機能のひとつである”電子マネー”の初期設定は、iOS端末からしかできない。

ということは、Android端末を持っていてwena 3で電子マネー機能を使いたいと思ったら、まず先にiOS端末で初期設定する必要がある。

理由は単純で、wena 3に電子マネー機能があっても、それを利用するためのアプリがフェリカネットワークス株式会社が提供する「おサイフリンク アプリ」しかなくiOS版しか存在しないため。

これは前モデルから続くハードルでもある。


ということで、Android端末で”電子マネー”を使いたい場合の手順。

まず、Android端末からwena 3アプリを「強制終了」する。

そして、wena 3のディスプレイから、ツール→Setting→初期化へとすすんで、いったんwena 3を初期化、Android端末と切り離して、iOSへ改めてBluetoothで接続する。

<参照>
・iOS端末をお持ちのAndroidユーザーの方へ:wena

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wena3の「おサイフリンク」アプリの設定をする(iOS端末のみで可能)


iOS端末とwena 3をBluetoothでペアリングして接続。

次に、「おサイフリンク」アプリをインストール、起動して”電子マネー”の設定をしていく。

「おサイフリンク」アプリは、モバイルFeliCa ICチップを搭載したiOS端末とBluetoothで接続して、電子マネーや会員証などのおサイフケータイ対応サービスを利用できるというもの。

「おサイフリンク」アプリで利用できるのは、電子マネー(楽天Edy、iD、QUICPay)、乗り物(ANA Skipサービス)、ポイント(モバイルdポイントカード、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード)の6つ。

  代表して、楽天Edyの登録をしてみよう。

楽天Edyをタップして、初期設定を開始。

iOS端末に、Edy番号がふりわけられる。

これで、bluetoothで接続されたwena 3に楽天Edyが使える準備ができる。

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(参考)旧wena wrist からwena3へ切り替えるときのおサイフリンクアプリの設定(iOSのみ)


初めてwena 3に「おサイフリンクアプリ」を利用して初期設定した場合は非常にかんたん。

けれども、もしも従来モデルの「wena wrist active」「wena wrist pro」からから新しいwena 3に買い替えた場合など、一部のサービスについてデータを引き続きする必要がある。

やり方を覚えていれば難しくないものの、時間が経過するとすっかり忘れてしまうものなので忘備録として参考までに。

まず、iOS端末に、以前使っていたwena wristとこれから使うwena 3の両方をBluetoothで接続した状態にする。

そして、「おサイフリンクアプリ」の[利用中デバイス]を新旧を入れ替えながら移行設定をすると、わりとスムーズにできるはず。

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<電子マネー:楽天Edy>

先に、旧wena wristから[楽天Edyオンライン]へサインインして、[Edyを移動する]を選択。

[おサイフケータイ対応機器⇒楽天Edyオンライン]から[Edy移動額]を入力して、楽天EdyオンラインへEdyをいったん預ける。

新しいwena 3に切り替えて、[楽天Edyオンライン]へ進むと、初期設定をしたのちにサインイン。

[Edyを移動する]を選択すると、先に預けた残高が確認できる。

今度は、[楽天Edyオンライン⇒おサイフケータイ対応機器]から[Edy移動額]を入力すると、アプリからwena 3へチャージされる。

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<電子マネー:iD>

wena wristにiDを登録している場合。[機種変更]から[受取時のパスワードを指定]する。

すると、カード情報をいったん預けることができて、アクセスコードが表示されるので指定した受取時のパスワードともに忘れずに控えておく。

新しいwena 3に切り替えてiDをひらいたのち、[預入したカード情報の受取]を選択する。

そして控えていたアクセスコード受取時のパスワードを入力して設定すると、カード情報の受け取りが完了。

iDマークのある店舗で利用が可能になる。

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<ANA Skipサービス、モバイルdポイントカード、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード>

「ANA Skipサービス」や「モバイルdポイントカード」、「ヨドバシカメラのゴールドポイントカード」は移行手続きはなく、wena 3から自身のIDなどからサインインするだけで良いのでかんたん。

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wena3に登録した「楽天Edy」にチャージしよう。(Android端末で可能)


iOS端末で、「おサイフリンク」アプリでの設定が終わったら、wena 3を改めて初期化。(電子マネーの設定は消えない。)

Bluetooth設定からwena 3の登録を削除。

Android端末であらためてwena 3をペアリングして、wena 3アプリを起動して同期すると、「wenaが初期状態です。初期化を行う必要があります。」というアラートが出て、初期設定をして準備完了。

これで、wena 3楽天Edyが使えるようになった。


チャージについては、コンビニのレジや楽天Edyチャージからチャージして使えるほか、Android版の「楽天Edy」アプリからwena 3へチャージもできる。

前準備として、android端末に「楽天Edy」アプリから、wena 3のEdy登録。

ウィザードにしたがってwena 3をかざして読み取れば「登録」で完了。

ポイント設定登録をすませておくと良い。


使い方はかんたんで、「楽天Edy」アプリを起動して、「Edyカード」タブに切り替えたのちにwena 3をかざす。

※切り替えないと、スマホの「おサイフケータイ」にチャージされてしまうので注意。

すると、楽天会員IDにひもづいたクレジットカードを設定しておくと、チャージできる。

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wena3でSuicaや電子マネーを使おう。

ちなみに残高のチェックは、wena 3のディスプレイからツール→Payment→Suica残高/Edy残高とすすんで確認できる。

上下スワイプで、Suicaと楽天Edyがそれぞれ切り替わる。


wena 3のバックルにあるコア部分をFeliCaリーダーの対向機にかざすだけで、Suicaや楽天Edy、iD、QUICPayの決済ができる。

wena 3に複数登録していても、交通系IC/電子マネーを切り替える必要もなくただかざすだけ。

スマホやICカードをだす手間を省けて楽ちん。

しかも、本体のメインバッテリーとは別に電子マネー用に予備電力もあって、万が一本体側のバッテリーが切れても24時間以内で5回程度なら利用できる。

これは心強い。

Suicaは、Android端末だけで初期設定できるし、鉄道・バス、お買いものなどで利用できるのでこれだけでも利用価値は激増。

セットアップさえ終わってしまえば、後はいつもの日常でガンガン使っていこう。

使い勝手については次回に続く。

<wena3レビュー>
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その1)「メタル」「ラバー」「レザー」の3つのバンドタイプの装着方法とつけ心地。ヘッド部なしの単独運用も試してみた。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その2)wena3とスマホの初期セットアップと、専用アプリの各種設定を細かくチェックしてみる。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その3)待望のSuica対応、セットアップもチャージもAndroid単独で可能。電子マネーはiOS端末で初期設定すれば、楽天EdyのチャージはAndroidだけでもできる。
・スマートウォッチ「wena3」レビュー(その4)wena3の細かな機能をすべてチェック。10日間使ってわかった「wena3」の便利さと、もうちょっと頑張って欲しいところ。
・スマートウォッチ「wena3」に、睡眠検知の精度向上や、他不具合修正のソフトウェアアップデート(12月18日版)。それでも自分の環境で起きている悩ましい事象。
・スマートウォッチ「wena3」に、bluetooth接続性の向上や活動ログの同期不具合の修正、連携ヘッド設定機能などのソフトウェアアップデート(2021年1月12日版)。
・スマートウォッチ「wena3」に、紛失防止サービス「MAMORIO」の機能搭載のソフトウェアアップデート(2021年2月4日版)。
・「エクスプレス予約(EX予約)」が、2021年3月6日から交通系ICカードの乗車に対応。おかげで、スマートウォッチ「wena3」でも新幹線がより便利に利用できるように!
・シンプルなデザインの黒いボディに赤いラインの入る「wena Three Hands Premium Black designed by Giugiaro Architettura」。wena3との組み合わせが最高にカッコイイ!

 

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●「wena3」ラインナップ選べる3種類のバンド


wena 3 metal 「WNW-B21A/S」 シルバー
ソニーストア販売価格:36,300円(税込)

wena 3 metal 「WNW-B21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:38,500円(税込)


wena 3 rubber 「WNW-A21A/B」 ブラック
ソニーストア販売価格:26,400円(税込)

wena 3 leather 「WNW-C21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:35,200円(税込)

wena 3 leather 「WNW-C21A/T」 ブラウン
ソニーストア販売価格:33,000円(税込)

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●インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部。

「wena head designed by Shunji Yamanaka」

Tokyo Edition(WNW-HT31/SI)
ソニーストア販売価格:64,900円(税込)

Pasadena Edition(WNW-HT31/S)
ソニーストア販売価格:
64,900円(税込)

Oxford Edition(WNW-HT31/B)
ソニーストア販売価格:
66,000円(税込)

インダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手がけた、4つのムーブメントを内蔵した「フォー・イン・ワン」モデル。

3つのサブダイヤルがベゼルに食い込んだ特徴的なデザイン。

東京・パサデナ・オックスフォードをイメージした3モデルをラインアップ

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「wena head designed by Giugiaro Architettura」

プレミアムブラック(WNW-HT41/B)
ソニーストア販売価格:
64,900円(税込)

シルバー(WNW-HT41/S)
ソニーストア販売価格:
63,800円(税込)
2021年3月12日発売予定

イタリアの著名なカーデザイナー、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手がけました。モータースポーツでの使用を想定したデザインで、ヘッド部が左右に30度ずつ回転する特徴的な構造。

シルバーとプレミアムブラックの2モデルのラインアップ。

 

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「wena 3」数量限定コラボレーションモデル


今年で20周年を迎えるセイコーのブランド「BRIGHTZ(ブライツ)」とwena 3がコラボ。

「BRIGHTZ」は、本質を見極める感覚を持つグローバル志向の高いビジネスマンに向けた、新感覚のスタンダードウォッチ。

ヘッド部はBRIGHTZのソーラー電波時計の「ワールドタイム」モデルでデュアルタイム(第2時間帯)表示機能やレトログラード方式の曜日表示機能を搭載。

また、全体的に上品なゴールドをバランスよくあしらい、裏蓋には“LIMITED EDITION”の表記をするなどwenaオリジナルのデザインとなっている。

レザーバンドは味わいのあるブラックレザーを採用、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -BRIGHTZ Edition-「WNW-SC22A」
ソニーストア販売価格:152,900円(税込)
数量限定モデル

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セイコーの機械式時計とwena 3がコラボ。

機械式時計(ヘッド部)には、人気の国産ダイバーズウォッチ「セイコーダイバーズ」にインスパイアされたwenaオリジナルデザインを施す。

多くの冒険家や探検家をサポートしてきたセイコーダイバーズのヘリテージデザインとソニーの最先端のテクノロジーが融合した唯一無二のモデル。

ベゼルの指し色に合わせ、ブルーのレザーバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -SEIKO Mechanical Edition- 「WNW-SC21A」
ソニーストア販売価格:92,400円(税込)
数量限定モデル

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シチズンの本格スポーツウオッチブランド「PROMASTER」とwena 3がコラボ。

ヘッド部はモータースポーツからインスピレーションを受けた、多機能ワールドタイム電波時計をベースに、wenaオリジナルのデザインを施す。

エコ・ドライブ電波時計で、世界24都市の時刻に素早く切り替えるワールドタイム機能も搭載。

バンド部にはPROMASTERのメタルバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


スマートウォッチ wena 3 -PROMASTER Edition- 「WNW-SB21A」
ソニーストア販売価格:108,900円(税込)
数量限定モデル

 

 

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

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地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
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西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:12:00~20:00

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