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スマートウォッチ「wena3」の実機を触ってきたレビュー(その1)待望のSuica対応!AlexaもQrio Lockも対応!「wena3」のディスプレイやメニュー操作、充電方法などを試してみた。


スマートフォンと連動の”通知機能”や、”ログ機能”、”電子マネー/おサイフケータイ”などを備える「wena wrist(ウェナ リスト)」

その3世代目となるwena 3 がついに発表!待望のSuica対応!

しかも相当に改良されていてディスプレイは?操作方法や充電方法は?と気になるところだらけで、そうなると実物を確認するのが一番の近道。

毎度のように、先行展示されているソニーストア福岡天神(直営店)に触りにいってきた。

・Sony Japan | ニュースリリース | SuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ『wena 3』を発売
・先行展示情報(ソニーストア直営店)

・wena 3  | スマートウォッチ | ソニー

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待ちに待った3代目「wena3」の実機を触ってきた。


2015年にクラウドファンディングで登場した初代「wena wrist(ウェナ リスト)」から出資して手に入れるくらいに大ファンだし、2代目の「wena wrist pro」「wena wrist active」も買ったし超お気に入り。だった。

けれども、それ以降音沙汰がなくなり、これはもしかしてSmart Watchシリーズの二の舞というか、自然にフェードアウトする流れなのかと諦めかけていたというのが正直な気持ち。

ところが終わってなかった。しかもちゃんと進化して、Suica対応!

いろいろな理由があるにせよ長かった、本当に長かった。

※上記画像は、ソニーストア福岡天神スタイリストさんが長年愛用してきたSmart Watch3と、wena 3


見た目に変わったのは、このディスプレイのデカさ。

初代はディスプレイなし、2代目は小さい窓、3代目はバックル部分に大きくなったディスプレイ。

モノクロだけど、高輝度有機ELを採用していて、屋内とはいえライトがビカビカに当たっていてもしっかり視認できる。

外の太陽光でもどの程度見えるのか試してみたいところ。


それと驚きなのがバックル部分含めてバンドが薄くなっていること。

従来比(wena wrist active)で、体積30%/厚み2.5mm小型化。

従来モデルは、金属のバンドのコマに部品を分散することで機能させていたけれど、wena 3 はバックル部に全て集約。

おかげでバンドがゴツゴツすることもないし、レザーとかラバーとかバリエーションも増やせる。

しかもバックル部は、6.9mmに抑えられてるし、長さがあってもちょいカーブしてるからいい具合にフィットする。


中身のバッテリーも、表のディスプレイもカーブしてる。

ディスプレイはCorning® Gorilla® Glass(ゴリラガラス)で、ちょっとしたことで速攻画面に傷がついてガッカリもなさそう。
(気になればどこかから発売されるフィルムを貼ればよし。)

バックル部分のモジュールと呼ばれるユニットは、ステンレススティール「SUS316L」製。

90cmの落下衝撃にも耐えて、防水性能5気圧に対応。

機能詰まってるしもしかしたらすぐ壊したりするんじゃないか?なんてビクビクせずに、普通の時計のごとく日常どおりに使える。

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待望のSuica対応、予備電源もあっていざというときにも困らない。


さて気になるwena 3 の機能。

かと思ったら、まだ連携する「wena3」アプリが用意されていなくて、全部使い切れたわけではないけれど、詳細調べつつ。


まぁ一番嬉しいのは、待望の「Suica対応。

AndroidでもiOSともに「wena3」アプリが「Suicaに対応」。

立ち上げも切り替えも不要で、wena 3のバックル部をかざすだけで、鉄道・バス、お買いものなどで利用できるし、wena 3のディスプレイでの残高確認もできる。

これだけでwena 3 の使い勝手がめちゃくちゃよくなる!

しかも、券売機から現金もしくは、アプリでクレジットカードでのチャージもできる(GooglePayを利用。)

※オートチャージや定期券購入には非対応。

「新幹線eチケット」「タッチでGo!新幹線」 「スマートEX」も使えるから新幹線に乗るときに余計なカードもいらない。


他、楽天EdyやiD、QUICPay、ANA Skipサービス、ヨドバシカメラゴールドポイントカード、dポイントカードは今までと一緒。

ただし、これらは今までどおり「おサイフリンクアプリ」を利用する必要があって、初期設定のみiOS端末が必要となる点には注意。

iOS端末をもたないAndroidユーザーにとっては若干面倒。

ここまでAndroidフル対応してくれたら言うことなしだったんだけれども。


充電は、バックル部の後ろの出っ張りにチャージングコネクターを合体させるやりかた。

wena 3を買うと、チャージングコネクターとUSBケーブルが付属。

USBケーブルは当然type-Cで、チャージングコネクターのオシリにズボっとさして使う。

wena 3に取り付けるときはチャージングコネクターはそのまま押し込むとカチっとくっつくので楽ちん。

一方向のみで、反対にはくっつかない。

取り外しのときはクリップの片側を推しつつ引き抜くと取り外しできる。

wena 3バッテリーは約1週間もつから、充電のストレスは少なめ。

しかも、電子マネー用に約24時間の予備電力を持たせていて、メインバッテリーが切れたSuica使えないやばい!みたいな非常事態も回避できる。

じつに賢い。


wena 3の出っ張りは、緑色LEDに加え赤色LEDも搭載したデュアル光学式心拍センサー

緑LEDに加えて赤LEDを照射することで、手首や指が動いてもより正確な心拍数を計測できるらしい。

加速度センサーも内蔵してwena 3アプリあわせて、歩数や心拍数、消費カロリーに加えて、最大酸素摂取量(VO2 Max)や4段階の眠りの深さ、ストレスレベルやエネルギー残量(Body Energy)をチェックできる。

従来のwena wristよりも測定項目がさらに増量。


なにせ「wena3アプリ」がまだ出来上がってないのでアプリ側のメニューについては不明だけど、公式画像をみるかぎりUIは刷新されていてカラー化されてわかりやすくなってそうである。

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wena3からできる操作を試してみる。(アプリ非連動だけど。)


wena 3をどういったふうに操作できるのか試してみた。
(ただしスマホのアプリとの連携はされていない状態。)

メインのホーム画面。

上部に日付とバッテリー残量が小さく表示されて、メインに「Suica」、「通知」、「時計」が並んでいて。

初見だとてっきりこれがホームのデフォルトなのかと思ったら違っていて、ココはどうやら「Home widget(ホームウィジェット)」としてカスタマイズできるらしい。


「Home widget(ホームウィジェット)」のバリエーションは、17種類。

「歩数」、「ストレスレベル」、「エネルギー残量」、「最大酸素摂取量(VO2 Max)」、「心拍数」、「睡眠の深さ」、「消費カロリー」

「時計」、「カレンダー」、「Suica」、「Edy」、「通知」、「アラーム」、「タイマー」

「Amazon Alexa」、「Qrio」、「電子マネー」

よく使う機能をピックアプできるのはイイネ。

ぶっちゃけ「時計」をホームにおいてたら単独でも日時確認できる。

時計を否定してしまうことになるんじゃ!と思うけれど、言っても小さいし秒針もわからないのでオマケ程度。

時計を組み合わせる楽しみは全く別。


wena 3のメニューの使い方というか挙動は、この図がわかりやすい。

メインの「ホーム画面」を中心として上下左右にスワイプすることで、各アプリや設定にアクセスできる。

スワイプするときの挙動ふくめて直感的に使えて良い感じ。

もう少し詳しく解説。

ホーム画面から下にスワイプすると 「activity log(アクティビティログ)」が表示される。

 

 「activity log(アクティビティログ)」は、左右にスワイプすると6項目を視認。

「歩数」、「心拍数」、「睡眠の深さ」、「最大酸素摂取量(VO2 Max)」、「ストレスレベル」、「エネルギー残量」、「消費カロリー」を個別にチェックできる。

「ホーム画面」から左にスワイプすると「notification(お知らせ)」

右にスワイプすると「calendar(カレンダーの予定)」。内容とともに日時、場所もチェックできる。

スマホとつながってないので、なんとも寂しい表示になってるけれど。


上にスワイプすると、「tool(ツール)」が並ぶ。

「電子マネー」、「天気」、「アラーム」、「タイマー」、「Amazon Alexa」、「スマホ検索」、「設定」とあって左右にスワイプして選ぶ感じ。

なにせスマホ連動してないので、それっぽく表示できるものをピックアップ。

「タイマー」と「スマートフォンを探す」UI。


「スマートフォンを探す」機能はあくまでもBluetoothが届く範囲内なんだけれども、後のアップデートで紛失防止機能「MAMORIO Inside」にも対応する。

これが出来たら、万が一にも一wena 3を紛失した場合でも、所在地を確認できるようになる。

 

wena 3のボタンを押して話しかけると発動する「Amazon Alexa」は、当然スマホと連携してないので試せなかった。

けれど、出かける前の天気の確認や、会計時の計算、帰宅する前にエアコンをつけておくとかかなり利用価値がありそう。

Alexa スキルも追加したら、できることめちゃくちゃ広がりそうで期待値があがる。


オマケに、スマートロック「Qrio Lock」にも対応。

スマホで開け閉めができる「Qrio Lock」だけど、wena 3 があればスマホすら取り出さなくてもピっとワンタッチして簡単にドアを開けられる。

このへんが出来るだけで「Qrio Lock」を自宅のドアに導入したくなる。

出来ること山盛りでめちゃくちゃおもしろいじゃないか。

最後に気になる「設定」からいじれる項目。

「NFC」、「明るさ」、「サイレント」、「再起動」、「電源OFF」、「初期化」、「端末情報」、「認証情報」

「NFC」はオンオフ。

「明るさ」は自動調整もしくは手動。

「サイレント」をONにすると、画面の自動表示とか着信/通知がオフになる。

自動消灯するまでの時間を選べる項目はなかった。うーむこれは残念。

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真に身につけたいウェアラブル!


初代wena wristは、FeliCaを搭載しておサイフケータイ機能、スマホ連動して通知を光と振動で確認、歩数や消費カロリーの活動量計が使えた。

わりとシンプルだったけど、バンド側に機能をもたせるというのが画期的だった。

そして、2代目(wena wrist pro)で、小さいながらもディスプレイが付いて、wena wrist activeにはGPSと光学式心拍センサーを搭載して移動距離、平均速度、歩数、心拍数、睡眠状態までわかるようになった。

けれど、立ちはだかるSuica非対応の壁。

FeliCaが使えるのにSuicaが使えないせいで便利さが上がりきらないジレンマのせいで、利用頻度も落ち気味になりがちだった。

それだけに、wena 3 のSuica対応は歓喜というか悲願でしかない。

proとActivieの機能は一つに集約されて活動ログデータも増えたのも嬉しい。

しかもディスプレイが大きくなってめちゃくちゃ使いやすくなっているのにバックル部分としては小さくなっていて、バンドも薄く明らかにスタイリッシュに。

これは待った甲斐があったでしょう!

見た目に時計然としてカッコよくなった、wena 3 を早く身につけたい。

ただし、デザインとして「metal(金属)」「leather(革)」「rubber(ゴム)」と3モデルに分裂してしまってこれまたなんとも悩ましい。

3モデルから一つを選ぶためには!?その違いについては次回へ続く。

 

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●「wena3」ラインナップ選べる3種類のバンド


wena 3は、メタル、レザー、ラバーの3種類を展開。


wena 3 metal 「WNW-B21A/S」 シルバー
ソニーストア販売価格:33,000円+税

wena 3 metal 「WNW-B21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:35,000円+税
2020年11月27日発売予定

高品位で高い堅牢性を保つため、モジュール部にはステンレススティール「SUS316L」を採用。
Premium BlackモデルにはIP(イオンプレーティング)と呼ばれる表面処理を施し、より高い強度と耐ニッケルアレルギー性を備える。


wena 3 rubber 「WNW-A21A/B」 ブラック
ソニーストア販売価格:24,000円+税
2020年11月27日発売予定

ヘッド(時計部)を外してスマートバンドとしても使え、簡単にスマートバンドと腕時計の切り替えができる。

バンドを装着したままヘッドの着脱を可能にする新機構エンドピースコネクタを開発。

wena 3 leather 「WNW-C21A/B」 プレミアムブラック
ソニーストア販売価格:32,000円+税

wena 3 leather 「WNW-C21A/T」 ブラウン
ソニーストア販売価格:30,000円+税
2020年11月27日発売予定

レザーバンドでありながら、着脱をワンタッチで行えるバックル式を採用。

プレミアムブラックは、使うほどに軟らかさを感じ、表面は細かな滑らかさを持つ。
本来の革の質感や風合いを楽しみつつ日々の中で使用できるよう、染料仕上げと顔料仕上げの両方を施している。

ブラウンは、革に関する国際的な安全・環境基準である国際皮革環境認証「LWG」を取得しているタンナーが製造した革を採用。
自然のシボを生かし、本来の革の質感や風合いを楽しめ、耐摩擦性・耐摩耗性に優れた顔料仕上げを施している。

 

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●インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部。

「wena head designed by Shunji Yamanaka」

Tokyo Edition(WNW-HT31/SI)
ソニーストア販売価格:59,000円+税

Pasadena Edition(WNW-HT31/S)
ソニーストア販売価格:
59,000円+税

Oxford Edition(WNW-HT31/B)
ソニーストア販売価格:
60,000円+税

2020年11月27日発売予定

インダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手がけた、4つのムーブメントを内蔵した「フォー・イン・ワン」モデル。

3つのサブダイヤルがベゼルに食い込んだ特徴的なデザイン。

東京・パサデナ・オックスフォードをイメージした3モデルをラインアップ

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「wena head designed by Giugiaro Architettura」

プレミアムブラック(WNW-HT41/B)
ソニーストア販売価格:
59,000円+税

シルバー(WNW-HT41/S)
ソニーストア販売価格:
58,000円+税
2021年3月12日発売予定

イタリアの著名なカーデザイナー、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手がけました。モータースポーツでの使用を想定したデザインで、ヘッド部が左右に30度ずつ回転する特徴的な構造。

シルバーとプレミアムブラックの2モデルのラインアップ。

 

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「wena 3」数量限定コラボレーションモデル


今年で20周年を迎えるセイコーのブランド「BRIGHTZ(ブライツ)」とwena 3がコラボ。

「BRIGHTZ」は、本質を見極める感覚を持つグローバル志向の高いビジネスマンに向けた、新感覚のスタンダードウォッチ。

ヘッド部はBRIGHTZのソーラー電波時計の「ワールドタイム」モデルでデュアルタイム(第2時間帯)表示機能やレトログラード方式の曜日表示機能を搭載。

また、全体的に上品なゴールドをバランスよくあしらい、裏蓋には“LIMITED EDITION”の表記をするなどwenaオリジナルのデザインとなっている。

レザーバンドは味わいのあるブラックレザーを採用、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -BRIGHTZ Edition-「WNW-SC22A」
ソニーストア販売価格:139,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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セイコーの機械式時計とwena 3がコラボ。

機械式時計(ヘッド部)には、人気の国産ダイバーズウォッチ「セイコーダイバーズ」にインスパイアされたwenaオリジナルデザインを施す。

多くの冒険家や探検家をサポートしてきたセイコーダイバーズのヘリテージデザインとソニーの最先端のテクノロジーが融合した唯一無二のモデル。

ベゼルの指し色に合わせ、ブルーのレザーバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


wena 3 -SEIKO Mechanical Edition- 「WNW-SC21A」
ソニーストア販売価格:84,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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シチズンの本格スポーツウオッチブランド「PROMASTER」とwena 3がコラボ。

ヘッド部はモータースポーツからインスピレーションを受けた、多機能ワールドタイム電波時計をベースに、wenaオリジナルのデザインを施す。

エコ・ドライブ電波時計で、世界24都市の時刻に素早く切り替えるワールドタイム機能も搭載。

バンド部にはPROMASTERのメタルバンドを採用し、バックル部にwena 3を搭載する。


スマートウォッチ wena 3 -PROMASTER Edition- 「WNW-SB21A」
ソニーストア販売価格:99,000 円+税
数量限定モデル
2020年11月27日発売予定

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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