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国内初SONYデザインそのままのコンパクトスマートフォン「Xperia J1 Compact」、外観レビュー。

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 ソネットのLTE通信「PLAY SIM」の音声通話付プランとの組み合わせで、MVNO向けのスマートフォンとして登場した「Xperia J1 Compact」。ぶっちゃけ中身は、NTT docomoから去年発売された「Xperia A2」をベースにしたモデルだけれど、国内では初のMNOを通さないSONYのモデルなので、手に入れてみた。

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●Xperia J1 compactを開封しよう。

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「Xperia J1 Compact」のパッケージは「Xperia A2」や「Xperia Z3 Compact」と全く同サイズのコンパクトなサイズで、殺風景だった「Xperia A2」の箱とは違い、グローバルモデルと共通の本体の画像を映し出している。、

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「Xperia J1 Compact」の正式型番は、「D5788」。中身は、「Xperia J1 Compact」本体と、付属品として、microUSBケーブルと、ACアダプター、と卓上ホルダー、予備のアタッチメント、それから取説類。

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●Xperia J1 compactの外観をみてみよう。

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デザインは、Xperia Zシリーズ共通のオムニバランス(全方位型)デザインという表面と裏面がフルフラットなデザインで、サイドの部分はなだらかにカーブしているラウンドフォルム。シン プルで、かつ持ちやすさを重視したデザインでこれは「Xperia A2」と同じで手にすると確かに持ちやすい。

背面はマットな樹脂、側面はアルミフレームとアルミ製の電源ボタン、ボリュームボタン、カメラボタンとなっていて、側面の持つとひんやりとした金属のアルミの質感もあってまったくチャチさは感じない。

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「Xperia J1 Compact」のサイズは、長さ約128 mm×幅約65mm×厚さ約9.7mm、質量は、約138g。

防水防塵性能とタフさを備えていて、水中で30分間沈めていても耐えうる防水(IPX5/IPX8)や防塵性能(IP5X)に準拠する。イヤホンもキャップレスになっていてフタの開け閉めなくダイレクトにイヤホンを差せる。

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背面の左上に、コンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用するカメラに、Gレンズのロゴマークと、1/2.3 20.7MPとの表示、そしてそのヨコにはフラッシュライトがある。

NFC、おサイフケータイは、真ん中上部あたりに配置。中央部分にSONYロゴ、下部分にグレーの薄めにXPERIAのロゴが配置。Xperia Zシリーズと違って背面はガラスではなく樹脂製だけれど手触りはさらさらしていて質感は悪くない。

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 それから、ディスプレイサイズは、4,3インチ(解像度1,280×720)、ディスプレイオフ時には正面からみると一枚の黒い板のように見える。そして、正面の上部中央にSONYロゴと、右側に約220万画素 積層型裏面照射型CMOSセンサーのフロントカメラがある。

今回、「Xperia J1 Compact」は、SNOOPYモデルにして、ソニーストア限定の液晶画面保護ガラスを貼り付けた状態で手元に届いたので、本来であれば、ディスプレイの下側には無地の状態になるところに、(ガラス面に)スヌーピーとウッドストックのシルエットが見えるのはそのせい。

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本体は、IPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能だから、雨が降っても、そのままお風呂に突入しても、コーヒーをこぼしても大丈夫。本体の上部にあるイヤホンジャックはキャップレスでフタの開け閉めなくダイレクトに差せる。ストラップホールは右下にある。

 本体右側面には、電源ボタンとボリュームボタン、カメラボタンの定番の物理スイッチが並ぶ。

スピーカーは、ディスプレイの下側のみのモノラルスピーカーなものの、小さいボディのわりにはわりとしっかりした音声を再生する。

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アクセスするインターフェースは、左側面に集中していて、上部のカバーをはずすと、MicroUSB端子とmicroSDスロットそれぞれ個別にフタを開く。そして、マグネット端子を中央にはさんで、下部のカバーをはずすと、SIMカードスロットが現れる。

SIMカードのトレイは、microSIM。ここの隙間にあるペーパーを取っ手をつまんで引っ張りだすと、「Xperia J1 Compact」の製造番号を含む情報がチェックできるようになっている。

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●Xperia J1 compactと他スマホと外観比較。

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今のコンパクトなシリーズとして、左から「Xperia Z3 Compact」「Xperia J1 Compact」を挟んで「Xperia A2」。

そもそも、「Xperia J1 Compact」は、「Xperia A2」をベースにしているので外観は全く同じ。

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ただ、「Xperia A2」はNTT docomoから発売された事もあってロゴの配置が異なっていて、「Xperia A2」は、正面の上部にdocomoXi、下部にSONY、背面の中央にXPERIA、下部にはSO-04Fという表記のされ方だった。

一方で、「Xperia J1 Compact」は、キャリアの意向に左右されないため、グローバルモデルと同じく、正面の上部にSONY、下部はロゴ無し、背面の中央にSONY、下部にはXPERIAという本来のデザインとなっている。(便宜上Xperia J1 Compactはコールドモックで撮影。)

細かい部分かもしれないけれど、やっぱり本来のロゴ配置のほうが見た目にもカッコいいのは間違いない。

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あくまでも近年多くなった大型ディスプレイのスマートフォンという部類ではなくて、コンパクトさがウリになっていて、iPhone5Sにわりと近いサイズ感になる。特にホワイトをベースにして側面がゴールドという処理の仕方もiPhoneのホワイトカラーの配色と似ているという話もある。

「Xperia J1 Compact」
ディスプレイサイズ:4.3インチ(1,280 x 720)
本体サイズ : 長さ約128 mm× 幅約65 mm× 厚さ約9.7 mm
質量     : 約138g

「iPhone5S」
ディスプレイサイズ:4インチ(1,136 x 640)
本体サイズ : 長さ約123.8 mm×幅約58.6mm×厚さ約7.6mm
質量     : 約112g

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もう一つの比較として、3月末に発売になったばかりのMVNOという同じ土俵で比べられる「VAIO Phone」。こちらはディスプレイサイズが5インチと大型のタイプなので外観デザインはまるで異なる。

「Xperia J1 Compact」
ディスプレイサイズ:4.3インチ(1,280 x 720)
本体サイズ : 長さ約128 mm× 幅約65 mm× 厚さ約9.7 mm
質量     : 約138g

「VAIO Phone」
ディスプレイサイズ:5インチ(1,280 x 720)
本体サイズ : 長さ約141.5 mm×幅約71mm×厚さ約7.9mm
質量     : 約130g

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現行モデルの「Xperia Z3 Compact」は、タテヨコサイズは「Xperia J1 Compact」と同じままで、ディスプレイは4,6インチへと大きくて、バッテリー容量も2600mAhと多いし、中身もクアッドコアCPUが2.5GHzだったり、4K動画やハイレゾ音源もノイズキャンセリングといった機能面でも上なので、明らかに性能面では上。

ただし、「Xperia J1 Compact」は、側面のアルミの金属のフレームがなかなかの質感で思っている以上に所有欲を満たしてくれるというのもあって、MVNO=「格安スマホ」という 一定の概念に当てはまらない質感はあるので、これは通信プランも踏まえて考え方次第かなと。

それから、思った以上にSNOOPYコラボのインパクトも強くて、大掛かりなカスタマイズではないけれど、あえてキャラクター路線でのチョイスというのもあるのかも?とふと思ったりもする。

引き続いて、「Xperia J1 Compact」の中身をチェックしていこう。

・レザーケース、保護ガラス、安心保証、SNOOPYモデルといった限定特典を用意して、ソニーストアで「Xperia J1 Compact」を先行予約販売開始。

<VAIO Phoneのレビュー>
・ついにやって来た「VAIO Phone」の『箱』を開けて、中身をチェックしてみよう。
・「VAIO Phone」をセットアップして、スペックやアプリを調べてみよう。
・「VAIO Phone」にピッタリのミヤビックス製保護シートを貼ってみた。
・「VAIO Phone」で使うと割安なb-mobile SIMを申し込み。実際に通信と通話のテスト。
・XperiaからVAIO Phoneに持ち替えて数日間使ってみてのざっくりとした雑感。

<Xperia Z3 Compact(D5833、D5803)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3 compact(D5803)」の外観ファーストインプレ。
・「Xperia Z3 Compact(D5803)と(D5833)」の中身と新しい機能をチェックしてみる。
・暗がりでも撮れる写真、ブレない動画がもはやコンデジレベルの「Xperia Z3/Z3 Compact」カメラ。
・ハイレゾ音源、ノイズキャンセリング機能、いい音で聴けるスマートフォンになった「Xperia Z3/Z3 Compact」
・PS4リモートプレイ、BDレコーダーやnasneへリモートアクセスが楽しい「Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compact」

<Xperia Z3(D6653)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3(D6653)」の外観ファーストインプレ!
・「Xperia Z3(D6653)」の初期セットアップと新しい機能をチェックする。
・カメラアプリ、4K動画、ノイキャン、ハイレゾ音源、PS4リモート、「Xperia Z3」の機能モリモリ。

<Xperia Z3 Tablet Compact>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」を実際に触ったら、ほらやっぱり欲しくなったじゃないか。

・EXPANSYS(エクスパンシス)

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