ソニーが基本的に好き!

「povo 2.0」のSIMカードを新規契約、Xperia SIMフリーモデルのAPN設定や開通作業のやり方。デュアルSIM利用時のデータ通信や音声通話を使い分けの設定など。


・普段は維持費を抑えつつ使いたい時に安定したau回線を使える「povo2.0」。スマホアプリから申込みしてみる。当然、Xperia 国内SIMフリーモデルは全機種対応。
の続き。

実際に「povo2.0」を新規契約して到着したので、APN設定や開通作業など、利用するまでを解説。

 

---------------------

● 「povo」回線の物理SIMカードが到着。


「povo2.0」の回線契約は、申し込みをしたその日のうちにすぐに使える「eSIM」もあるけれど、わかりやすく使える「SIMカード」で契約。

この場合、物理に「SIMカード」輸送するという作業が発生するためしばらく待つ必要がある。

だいたい申込みをして2~3日ほど。

配送方法は、ヤマト運輸の宅急便コンパクト。

仮にお届け住所が自宅だとして、仕事場に転送してもらおうと思っても出来ない。(転送厳禁)

自宅で、本人以外の家族が受け取るのはOK


梱包の中に入っているのは、「SIMカード」、「セットアップガイド」、「SIMピン」、「povoシール」。

SIMカード以外に、オマケにSIMピンやpovoシールがついていてちょっと得した気分。


SIMカードは、クレジットカードサイズのプラスチックの台紙にくっついている。

SIMの形状は、miniSIMサイズ、MicroSIMサイズ、nanoSIMサイズの3パターンのカットが可能。

IC部分に触れないように反対から指で押し出しだすと、切り欠きから外れてSIMカードとして利用できる。


今回利用するサイズは、nanoSIMカード。

裏面には、しっかりと「povo」のロゴが入っているので、かんたんに他のカードとも見分けがつけられる。

 

---------------------

● 「povo」を使うために有効化する。


「SIMカード」は、届いてそのまま使えるわけではなくて、開通手続きを行う必要がある。

それには、申込みをしたときのスマホの「povo2.0アプリ」から行うけれど、特にモバイル回線は必要なわけではなく、もちろんWi-FiでネットワークにつながっていればOK

「povo2.0アプリ」から、届いたSIMカード(クレジットカードサイズ)の裏面にあるバーコードをスキャン。

ただしいつでも有効化できるわけではなくて、朝の9時から夜の9時までとなってる。

21時を超えるばあいは、翌日の朝9時から有効になるので注意。

【SIMカードを有効化する】をタップすると、そこで初めてSIMカード/eSIMが利用できることになる。

「povo2.0アプリ」のホーム画面に戻ると、現在の利用状況や、これから利用したいトッピングを購入することができる。

「povo2.0」は、基本料0円で128kbpsの低速通信が可能な「ベースプラン」をもとに、データ通信や通話定額などのトッピングを選んで利用するという使い方。

auと同品質の4G/5Gネットワーク・エリアで高速通信が利用できるデータトッピングが6種類。

通話トッピングは2種類と、一定期間データも含めて使い放題になる「コンテンツトッピング」が2種類。

登録した端末が、故障、破損、水濡れ(紛失や盗難は対象外) となった場合、交換用端末を用意してくれる「スマホ故障サポート」もここから申し込める。

・povo

 

-----------------------------

Xperiaデュアルシムについて。載せられるのは「SIMカード+MicroSDカード」、「SIMカード+SIMカード」のどちらか。


今現在発売されているXperia SIMフリーモデルは、すべて「povo」に対応。

・Xperia PRO (XQ-AQ52)
・Xperia 1 II (XQ-AT42)
・Xperia 5 II (XQ-AS42)
Xperia 5 (J9260)
Xperia 1 (J9110)

また、Xperia SIMフリーモデルは、2回線利用できるデュアルSIMとなっているので、セットアップについて補足。


Xperia 1 II (XQ-AT42)を例にとって解説すると、SIMカードトレイの位置は、Xperia全機種共通で、本体左側面の上部。

カバー兼カードトレイは本体と一体化しているものの、ツメのひっかける穴があるのでそこから引き出す。

一般的なスマートフォンのように取り出しにSIMピンは使う必要はない。

SIMトレイを見ると、載せられるチップは2枚ある。

Xperia SIMフリーモデルの仕様として、1番目のトレイはSIMカード、2番めのトレイはSIMカードもしくはMicroSDカードとの排他仕様となっている。

「SIMカード+MicroSDカード」、「SIMカード+SIMカード」のどちらかの使い方に限られるので、好みで使い分けよう。

2枚のSIMとMicroSDカードの合計3枚を同時に収納することはできないので注意。

 

-----------------------------

●Xperia SIMフリーモデルで「povo」を利用するためのAPN設定。

SIMカードを挿入して最初に行う設定として、APN(携帯電話会社)からインターネットに接続するかというアクセスポイントの設定を行う必要がある。

まず、Xperiaの「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。

次に、「モバイルネットワーク」をタップした後、「アクセスポイント名」をタップして開く。
(隠れて見えない場合は、詳細設定をタップすると表示される。)

Xperia SIMフリーモデルの場合、あらかじめ国内で利用できるAPN(アクセスポイント名)の設定がいくつも入っている。

契約しているSIMカードに連動したAPNのラジオボタン〇をタップして選択すれば良い。

ただし、現時点でXperia 1 II (XQ-AT42)のAPN設定をみたところ、povoの設定はない様子。

この場合h,新たに自身で登録すればOK

APN設定から[+]をタップして「アクセスポイントの編集」を開く。

[名前]に、好みの名前、(例:povo2.0 など)を入力。

[APN]に、「povo.jp」と入力。

[APNプロトコル]を、「IPv4/IPv6」を選択。

[ユーザー名]や[パスワード]、[認証タイプ]などは設定不要。

※これでテザリングが利用できない場合には、[APNタイプ]に「dun」と入力する。

最後に必ず右上のサブメニューを開いて[保存]をすること。

そして改めてAPNで今回設定したAPNにチェックを入れる。


設定後に、ホーム画面にもどると、画面上部にアンテナピクトとともに「5G/4G」などと表示されていれば通信できていることを意味する。

発信テスト番号(111/通話料無料)を用意しているのでこちら電話して、ガイダンスを聞いて電話を切れば完了。

念の為、Wi-Fiはいったんオフにして、GoogleChromeなどで検索してきちんと表示されるかと、家族や友達に電話をして通話できるかの確認などもしておけば安心。

 

-----------------------------

●(参考)デュアルSIMの便利な設定。

Xperia SIMフリーモデルに、SIMカードを2枚挿入した場合の挙動も解説。

「設定」アイコンから「ネットワークとインターネット」を開く。

すると、「SIMカード番号:1」「SIMカード番号:2」それぞれに、挿入したSIMカードの携帯電話会社名が表示される。

「モバイルネットワーク」をタップしても、同様に2つのSIMカードの情報が表示される。

「SIMカード番号:1」「SIMカード番号:2」それぞれ個別に設定を行う。

ここで「アクセスポイント名」をタップすることでAPN設定も行える。
(隠れて見えない場合は、詳細設定をタップすると表示される。)

2枚SIMカードを挿入した場合、データ通信や音声通話、メッセージについて、どちらのSIMカードを利用するのか?

これについても、優先する「データ通信/通話/メッセージ」を好みで決められる。

「データ通信」と「メッセージ」については利用したいSIMを選択。

「通話」については、利用したいSIMを決めるか、もしくは毎回確認して利用するといったことができる。


Xperia SIMフリーモデルではデュアルSIMを利用した場合、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)をサポート。

2枚のSIMを挿入した場合、どちらのSIMの電話番号に着信があっても、SIMの切り替え作業なしにそのまま電話を受けることができる。

また、一方のSIMで通信を行っている間に、もう一方のSIMで電話の着信を受けることができる。

注意点としては、一方のSIMで通話を行っている最中は、もう一方のSIMカードで通信することは出来ないことと、2つのSIMで同時に通話することもできないこと。

当たり前だけど認識しておこう。

 

-----------------------------

●データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが便利。


Xperia SIMフリーモデルでは物理にSIMカードを入れる場合のメリットとして、いつでも気軽に抜き差しできる。

SIMカードをいつでも変えることもできれば、2つのSIMカードを利用して通信データを分散したり、マイクロSIMカードと共存も出来る。

しかも、Xperia SIMフリーモデルであれば、いつ何度どこの通信会社に切り替えたとしても確実にアンテナを掴んでくれる。

ただ便利に使えるというだけでなく、キャリアモデルのように窮屈な仕様もなく、海外端末にありがちな不安定さもなく、心平穏に安心して使える。

 

<参照>
・Xperia SIMフリーモデルで利用するならどれ?3キャリアの新料金プラン「ahamo」「LINEMO」「povo」を、楽天モバイル( Rakuten UN-LIMIT V )を含めて比較してみる。
・「ahamo」は、NTTドコモの既存プランと比べて本当にオトクなのか?を検討してみる。スマホ/PCのwebから申し込み。「ahamo」に対応するXperiaの機種を確認。
・「ahamo」の利用方法とAPN設定。Xperia SIMフリーモデルのデータ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの設定など。
・データ1GBまで0円/月の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の魅力と注意点。Xperia SIMフリーモデルでの利用方法やAPN、デュアルSIMの設定。1GBを超えないためのチップスなど。

 

 

 

 

-----------------------------

ソニーストア Xperia SIMフリーモデルラインナップ


Xperia 1 II (XQ-AT42)
ソニーストア販売価格:108,900 円(税込)
カラー:特別色フロストブラック/ホワイト/パープル
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,500円(税込)
1回目のみ 5,400円(税込)

・Xperia 1 II(XQ-AT42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<Xperia 1 IIレビュー記事>
・「Xperia 1 II」に備わる「Photography Pro」の項目とメニューをすべてチェックしてみた。撮るそのときに自分の想いを反映する楽しさがあるカメラアプリ。
・ついに手にした SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」、フロストブラックの質感の高さが異常なまでのカッコよさ!
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」を初期セットアップとスペックを知るためのベンチマークテスト。メモリー(RAM)12GB、ストレージ(ROM)256GBの恩恵は大きい
・いつも持ち歩くXperiaで高音質ストリーミングを聴こう。サブスク(音楽聴き放題サービス)がハイレゾ化すると音楽ライフが一段と楽しくなる。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II (XQ-AT42)」のSIMカードの利用方法とAPN設置。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMが最高に便利。5G利用時の注意点。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II (XQ-AT42) / Xperia 5 (J9260)」を買ったら、「モバイルSuica」の設定をしておこう。 Xperia 1 (J9110)は「おサイフケータイ」非対応なので注意。
・国内SIMフリーモデル「Xperia 1 II / Xperia 5」に「モバイルSuica」を設定したら、よりお得に使う方法を検討してみよう。「JRE POINT」の登録や、「ビューカード」、「楽天ペイ+楽天カード」との連携。
・SIMフリーモデル「 Xperia 1 II / Xperia 1 / Xperia 5」のデュアルSIMを活かす。サブ回線として、1年間無料&解約料無料の「Rakuten UN-LIMIT V」を使ってみる。
・スマートフォン「Xperia 1 II (XQ-AT42)」をソニーストアで大幅値下げ!デュアルSIM搭載&メモリー/ストレージ増量のSIMフリーモデルがお買い得に!


Xperia 5II (XS-AS42)
ソニーストア販売価格:99,000円(税込)
カラー:ブラック、グレー、ブルー、ピンク
Xperiaケアプラン(月払い550円/年払い5,500円)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 4,100円(税込)
1回目のみ 4,700円(税込)

・Xperia 5II(XQ-AS42) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<SIMフリーモデル Xperia 5 II レビュー>
・5G対応 SIMフリー コンパクトモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。初期セットアップと基本スペックの確認、「Xperia 5 (J9260)」とのベンチマークテスト比較。
・SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」のSIMカードの利用方法とAPN設定。データ通信や音声通話を使い分けできるデュアルSIMの便利機能。5G利用時の注意点。
・ハイエンド機能をコンパクトボディに詰め込んだ 5G対応 SIMフリーモデル「Xperia 5 II (XQ-AS42)」。カメラ、オーディオ、ゲームや機能性能をチェックする。


Xperia PRO (XQ-AQ52)
ソニーストア販売価格:249,800(税込)

24回まで分割払手数料が【0円】
月々の支払い 10,400円(税込)
1回目のみ 10,601円(税込)

・Xperia PRO(XQ-AQ52) | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー

<Xperia PROレビュー記事>
・ついに手にしたぞ!5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」レビュー。無骨な外観を「Xperia 1 II」と比較、開封から初期セットアップまで。
・「Xperia PRO」だけが持つHDMI micro端子。カメラと接続して「外部モニター」や「ライブ配信」をしてみる。
・「Xperia PRO」を有線接続のオーディオプレーヤー化してみる。ステージモニターインナーイヤー「IER-M9/M7」や、業務用モニターヘッドホン「MDR-M1ST」と組み合わせた漢気セット。

 

-----------------------------

●Xperiaキャンペーン


Xperiaでスマホ改革 ソニーストアが、はじめます! Xperia買うならソニーストア

 


・スマホあんしん買取サービス


・「スマホあんしん買取サービス」&「Xperia乗り換えキャンペーン」


・24回まで分割払手数料が【0円】

 

・PS5抽選外れて涙目、SIMフリーモデル「 Xperia 1 II」フロストブラックが超カッコイイ、α7Cを便利にする作戦失敗!! ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年10月31日配信)

・Xperia 国内SIMフリーモデルの魅力を解説、「Imaging Edge Webcam」使ってみた、α7S IIIの凄さを動画で解説 ”ソニーが基本的に好き。Live”(2020年8月22日配信)

 

---------------------

●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市中区錦3丁目24-17 日本生命栄ビル 3階
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00

iconicon

【TOPページへ】

ソニーストア

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)