ソニーが基本的に好き!

ビシっと決まる解像感と描写力、ポートレートからスナップまでが1本で撮りやすい、単焦点レンズ Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」。

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おかしい、今年は何かがヘンだ…。

Eマウントレンズが出ないー出ないーと言っていた反動か、も、もうそろそろゆっくりで良くてよ(;´∀`)というくらいにレンズが出てくる。

いや、魅力的なレンズが出てくるのはとても喜ばしい事なんだけれども。

単焦点レンズ(FE 85mm F1.4 GM) 「SEL85F14GM」が出てきて、もう今年は85mm単焦点レンズで頑張るぞー!とか気合入れて使ってたのに、まさかのあっさり大口径レンズのPlanar T* FE 50mm F1.4 ZA (FE 50mm F1.4 ZA)「SEL50F14Z」

ありがとうございますありがとうございます(;゚∀゚)=3ハァハァ

いや、あえて「SEL85F14GM」縛りで使っていて学習したというか、さて「SEL50F14Z」がどんなものか使ってみよう。

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●Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」の”うんちく”

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Planar T* FE 50mm F1.4 ZA (FE 50mm F1.4 ZA)「SEL50F14Z」

希望小売価格:190,000円(税別)
ソニーストア販売価格:172,500円(税別)  
●長期保証サービス(3年ワイド)無償
●αフォトライフサポート加入者専用ページはこちら。

いきなり買い物の話をするけど、ソニーストアで購入するならもう絶対に「αフォトライフサポート」に先に加入して買う方がお買得。絶対に。

レンズ自身の価格が5%安くなる時点で軽くモトがとれて少しでも安く買えるし、オマケにセンサークリーニングやセミナーも安くなる。(加えて、自分の持っている割引クーポンと合算してさらに割引できる。)

ソニーストアだと破損・水濡れも無料修理できる【3年ワイド保証】もあるから資産として考えれば重要度は大きい。

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レンズ構成:9群12枚
最短撮影距離:0.45m
最大撮影倍率:0.15倍
焦点距離イメージ:50mm / 75mm(APS-Cサイズ時)
フィルター径:φ72mm
大きさ:最大径φ83.5 mm、全長108 mm
質量:約778g

レンズは、開放F1.4という明るさと、「カールツァイスレンズ」ならではの、ヌケの良い高解像度とコントラストが大きなウリ。

“Planar(プラナー)”という名称は、「平面」を意味しており、画面中心から周辺まで高い像面の平坦性を実現しつつ、絞り開放からシャープで高精細な描写が得意。

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フォーカス駆動は、リングドライブSSMを採用していて、円筒内にある大きなフォーカスレンズを丸ごと前後移動する構造でも、高精度かつ高速でなめらかに動作する。

AFで駆動するさいに、耳をすませると「コアーッ」という音が聴こえるのはそのため。(厳密には、「SEL85F14GM」よりは小さめ。)

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「SEL85F14GM」と同様に最多の11枚羽根による絞りから、自然で美しいぼけ表現を活かして、スナップや風景撮影に加えて、ポートレート撮影でも印象的な作品づくりを楽しめる。

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レンズ全体に防塵防滴に対応したシーリングに加えて、マウント部にレンズマウントゴムリングを採用。

触るとしっとり柔らかく、カメラボディと連結させた時のウィークポイントにならないように、より防塵防滴性を強化している。

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装着すると、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA「SEL55F18Z」とは違ってかなりの大きさと重厚感。

この大きさからすると、左手をレンズにそえる撮影スタイルになるけれど、ホールドしたスタイルで、クリック感のある(オン・オフ可能)絞りリングや幅広のMFリングの調整がとてもやりやすい。

特に、絞りリングに慣れると、それがないレンズを使う時に不便さを感じてしまうほど。

「SEL85F14GM」に備わっているAF 時にピント位置を固定できる「フォーカスホールドボタン」はないのは、ちょっと残念。

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フードは花型タイプ。

レンズのフィルター径は72mmで、プロテクターを装着する場合、SONY純正であれば、「VF-72MPAM」が適合する。

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参考までに、単焦点FEレンズの50mm、55mmの大きさと仕様比較。

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」
希望小売価格:190,000円+税
最短撮影距離:0.45m 最大撮影倍率:0.15倍
焦点距離イメージ:50mm フィルター径:φ72mm
大きさ:最大径φ83.5 mm、全長108 mm 質量:約778g

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA「SEL55F18Z」
希望小売価格99,000円+税
最短撮影距離:0.50m 最大撮影倍率:0.14倍
焦点距離イメージ:55mm フィルター径:φ49mm
大きさ:最大径φ64.4mm、全長70.5mm 質量:約281g

単焦点レンズ(FE 50mm F1.8) 「SEL50F18F」
希望小売価格38,000円+税
最短撮影距離:0.45m 最大撮影倍率:0.14倍
焦点距離イメージ:50mm フィルター径:φ49mm
大きさ:最大径φ68.6mm、全長59.5mm 質量:約186g

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なんてったって 「SEL50F14Z」がデカイ。

「SEL50F18F」と比べると、長さは約2倍で二回りくらい大きい円筒。重さは4倍。

持ち運びから、カメラに装着しても「SEL55F18Z」 「SEL50F18F」が断然楽ちんで、価格差もなかなかのもの。

開放F値1.4という明るさと、カールツァイスレンズ“Planar(プラナー)”の特異性、絞りリングの操作性のアドバンテージをどう活かせるかだなと思うけれども、この50mmという、スナップからポートレート、いわゆる人目線で撮れる一番よく使えそうな単焦点レンズだけに、がんばって使いたくなる。

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●ビシっと決まる解像感と描写力、ポートレートからスナップまでが撮りやすい「SEL50F14Z」

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撮影日 : 2016/7/20
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ : 「SEL85F14GM」 焦点距離:85mm
シャッター速度:1/60 絞り値:F1.4 露出補正:-1.0 ISO:1250 ホワイトバランス:自動

α7R「SEL85F14GM」の切り抜ける写真が気持ちよくて相当ハマりつつも、背景を入れて撮りたいなーとか、ワイドな絵が欲しいなーと思った時には、 「SEL1635Z」を一緒に持って出かけてるとお役立ち。

だけども、レンズ交換までするほどじゃなくて、テクテク散歩する時に一本ですませたいなーと思うと、「SEL85F14GM」だとなかなかの試練がやってくる。

近所で今年最初の小さなお祭りがあった時、意気揚々とα7R「SEL85F14GM」の組み合わせで出かけたら、お祭り会場が極端に狭いのはもちろん、そこに人が鬼のように。

ほぼ人と人の間がないところで、撮ろうと思ったら、まぁ邪魔が入るわ、超アップになってブレるわ、撮影成功枚数が激減(;´Д`)

無理せす「SEL55F18Z」 「SEL1635Z」を持って行っときゃ良かったーと。

・2016年7月20日:2016年初めての祭り #flickr #SEL85F14GM

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撮影日 : 2016/7/31
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/4000 絞り値:F1.4 露出補正:+0.3 ISO:100 ホワイトバランス:自動

というわけで、 「SEL50F14Z」を使うとどんなかなーと発売日から日常で使ってみた。

まずは日中、プール連れてってー、海連れてってーと言われても、あたしゃ仕事してるのでそうそう行けないのよ…ということで、ミニプールで避暑地ゴッコ。

ぶっちゃけシチュエーションも何もあったもんじゃないけど、練習にはちょうど良いかと。

さて、恐ろしいことに「SEL85F14GM」で慣れてると、 「SEL50F14Z」が大きく思えない不思議…。いや、実際には充分大きいけども。

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撮影日 : 2016/7/31
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/1250 絞り値:F1.4 露出補正:+0.3 ISO:100 ホワイトバランス:自動

焦点距離50mmくらいだと、人、特に子供を撮る時に、少しよってポートレート風にも撮れて、少し引き気味にして背景と一緒にというコントロールがやっぱりすごくしやすい。

全身はもちろんバストアップも、被写体にムリヤリ踏み込まないといけないというほどではないし、相手が勝手のわかった子供じゃなくて、初対面のお姉さんだとしても気後れせずに撮りやすいってのはイイ。

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撮影日 : 2016/7/31
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/320 絞り値:F3.2 露出補正:+0.3 ISO:100 ホワイトバランス:自動

絞りを開放(F1.4)で撮ると、ピントのあった部分から、それより後がバーンとボケるのはカールツァイスレンズの特徴。

さすがにあまりにも被写界深度が浅すぎるので(というかだいたい撮ってる後から気づく事が多いけど)、ある程度絞ってあげると、かなりビシっと決まる。

あ、ポーズはどんなにキメても背景、駐車場ですから…(;´∀`)

・夏家プール #flickr #SEL50F14Z

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DSC00250
撮影日 : 2016/7/30
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/100 絞り値:F1.4 露出補正:±0.0 ISO:100 ホワイトバランス:自動

7月末は、地元(柳井市)の風物詩、白壁の町並みに金魚ちょうちんに明かりが灯るこの時期。

18時でも余裕で明るくて、それでもだんだんと日が暮れて夏の情緒あるいい雰囲気になる。

人もたくさんあふれてきて、まさに前回の「SEL85F14GM」で撮影していたお祭りと同じような状況なんだけれども、当たり前に画角に余裕があるので、夕暮れの空から石畳を入れて情景を残した画も撮りやすい。

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撮影日 : 2016/7/30
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/60 絞り値:F1.4 露出補正:±0.0 ISO:500 ホワイトバランス:自動

適度な距離で撮れるから、邪魔されずに撮れるし、グッと近くによって撮っても歪みもほぼなくて自然な雰囲気。

って、アナタそれ…目隠し上下向きが反対ですけど…(;´∀`)

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撮影日 : 2016/7/30
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/60 絞り値:F1.4 露出補正:-0.7 ISO:1600 ホワイトバランス:手動

時間がたつにつれてどんどん暗くなっていくと、F4.0開放あたりのレンズだと、ISO感度が容赦なく上がってしまう事を考えると、F1.4の明るさの威力は絶大。

正直、フラッシュ持っていきゃ良かったああああ、と思うけど、そもそもそんな重装備にはできなくて、レンズ一本でその場の空気を残せる写真が残せるほうが、後から見た時の思い出になるかなと。

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撮影日 : 2016/7/30
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/60 絞り値:F2.0 露出補正:-0.7 ISO:8000 ホワイトバランス:手動

・2016金魚ちょうちん点灯式 #flickr #SEL50F14Z

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撮影日 : 2016/8/1
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/200 絞り値:F2.8 露出補正:-0.3 ISO:100 ホワイトバランス:自動

早朝から起こされて、近所散歩。目的はポケモンGO…(;´∀`)

ポケモンGOのおかげで、すっかり健康的に歩くようになったなーと思いつつ、カメラも一緒に持って行っていく。

こういう時、どう考えても交換レンズなんか持っていけないから、1本にするよーとなると 「SEL50F14Z」が使いやすいよね。重いけど、デカイけど。

しっかり描写してくれてると、金魚ちょうちんの紙の質感も伝わってくる。

DSC00534
撮影日 : 2016/8/1
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/400 絞り値:F2.8 露出補正:-0.3 ISO:100 ホワイトバランス:自動

さすがに早朝だと人気がほとんどない。

けれど、ココにはれっきとした「ジム(ポケモンGOのチームで取り合いする拠点)」があって、ほぼ毎日、子供から大人までがバトルを繰り返し、チームが入れ替わり立ち代りしている。

被写界深度はそこまで絞ってないけれど、被写体との距離とアングルでわりと広角レンズっぽくも使える。

DSC00556
撮影日 : 2016/8/1
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/3200 絞り値:F3.2 露出補正:-1.0 ISO:100 ホワイトバランス:自動

テクテク歩いて、「ポケストップ(ポケモンGOのアイテムもらえるポイント」めぐりしながら、せっかくなので記念撮影。

普段まったく目に止めていなかったオブジェや施設に気づくようになったのもポケモンGOをはじめての変化かな。

朝日が登る日を背にしておもいっきり逆光で撮ってみた。

かなり正面から捉えてしまって少しゴーストが出てるけれど、うまく位置をコントロールすればいい感じに撮れるんじゃないだろうか。

・早朝ポケモンGOとスナップ #flickr #SEL50F14Z

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DSC00061
撮影日 : 2016/7/30
カメラ  : SONY ILCE-7RM2
レンズ :  「SEL50F14Z」 焦点距離:50mm
シャッター速度:1/60 絞り値:F1.4 露出補正:-0.3 ISO:6400 ホワイトバランス:自動

もともと「SEL55F18Z」を好んで使い慣れていた事もあって、 「SEL50F14Z」はものすごく扱いやすくて、単焦点ながらも、自分の移動位置とアングルでいろいろと思い通りに撮れたりするとおもしろい。

まぁ本当に難点はレンズ自体が大きくて、見た目にも存在感があるし、散歩でソレ持って行くんカーイと突っ込まれる事もしばしあるけれど、「G Masterレンズ」のデカさに比べたら全然かわいいもの。

それに、両手でカメラをホールドして、片手でチキチキっとF値を変えて、パシャっと撮るレスポンスが心地よくて、使い出すと離れられなくなる。

絞りを開放に固執して、カメラのAF任せにしてると、後からみて意図してないところにピントあってて失敗写真だった…みたいな事も結構あるから、気は抜けないけれど思った構図がビシっと撮れるとかなり気持ちいい。

まずは、初めて3日目までの写真だけど、これ以降もいろいろと撮った写真もまたアップしてみよう。

・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」を、ソニーストア大阪で触ってきたレビュー。
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」、外観レビュー。
・ついに来たよ35mmフルサイズのコンパクトデジタル一眼Eマウント”α7”!
・やたらウキウキで、初めてα7/α7Rを持って撮影してきた!
・α7を持って、横須賀港に撮影に行ってみた。
・α7にマウントアダプター+望遠レンズで、呉港に撮影に行ってみた。
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・α7で、1/1ガンダムとストライクフリーダムを狙い撃つっ( ゚д゚ )!!!
・α7にあるとかなり重宝するカールツァイスレンズ「SEL2470Z」。
・Eマウント待望のフルサイズ対応望遠ズームレンズ「SEL70200G」を使ってみよう!
・ダイナミックな広角からスナップまでを1本でこなせるフルサイズEマウントレンズ 「SEL1635Z」を使ってみよう。
・広角24mmから望遠240mm(APS-C360mm)までカバーする高倍率ズームレンズ 「SEL24240」を使ってみよう。
 ・2015年8月8日(土)、福岡天神を歩きながらデジタル一眼カメラ”α7RⅡ”を初めて使ってみた。
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