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ソニー Signatureシリーズ ウォークマン 最高峰モデル「NW-WM1ZM2 / NW-WM1AM2」レビュー(その2)バッテリー持続時間やエイジングカウンター、アプリの挙動、USB DAC機能などについてチェックしてみる。


・ソニー Signatureシリーズ ウォークマン 最高峰モデル「NW-WM1ZM2 / NW-WM1AM2」レビュー(その1)。5年ぶりに刷新されたWM1シリーズの外観と基本性能。
の続き。

ストリーミングウォークマンのフラグシップ「NW-WM1ZM2 / 1AM2」について、バッテリーの持続時間やエイジングカウンター、アプリの挙動、USB DAC機能などについてチェックしてみる。

・アナログとデジタルの高音質技術を結集した“Signature Series”『NW-WM1ZM2』などウォークマン(R)2機種発売 | ニュースリリース | ソニー 
・NW-WM1ZM2 | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー
・NW-WM1AM2 | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー

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●高音質のためのエイジングカウンター

高品位パーツで構成された「NW-WM1ZM2 / 1AM2」の最大限性能を発揮させるにはエイジングが必要。

高音質ガイドにもあるとおり、基板画像とともに約200時間のエージングで音質性能を最大限発揮できると記載されている。

ステレオミニ、バランス標準ともにエイジングが必要となるため、新しく備わった「再生時間カウンター」を確認しつつエージングを行えるようになっている。

 

本体の「W.ミュージック」アプリの設定を開くと、「ステレオミニ」と、「バランス標準」それぞれに再生時間がカウントできる。

従来モデル(WM1)では、再生時間は表示されていたものの、ステレオとバランスなどの区別がなく把握が非常に難しかった。

新モデルでは、それぞれに再生時間が表示されるようになったことで、目安がとてもわかりやすくなった。

 

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●気になる電池持続時間と充電時間について。


「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」は、本体が大型化したこととあわせてバッテリーの大容量化により、電池持続時間は大幅に向上。

従来モデル(WM1)と比べて約7~10時間も向上。

同じくAndroidウォークマンの「NW-A100」や「NW-ZX500」と比べると2倍近い電池持続時間にもなっている。

「設定」を開いて「電池」を確認すると、「自動電源オフ」、「いたわり充電」、「バッテリーセーバー」、「バッテリーマネージャ」、「電池残量(%表示)」などがある。

バッテリーの持ちが向上しているとはいえ、ポータブルオーディオには非常に重要な部分に変わりなく、自分の使い方によって設定を変更しておける。

「自動電源オフ」を予め設定しておけば、操作しない状態が続くと自動的に電源を切れる。

ついうっかり放置したままで、次に使おうと思ったときにバッテリー残量がゼロ!なんて悲惨な事態を回避できる。

「いたわり充電」は、フル充電になる前に充電を止めることで、電池の耐久寿命を延ばすことができる。

「バッテリーセーバー」は、電池を長持ちさせるためのより細かな設定も可能。

非常に高価な製品であることと、長らくつきあうモデルとなるため、気を使っておいて損はない。

ちなみに、OSがAndroid 11 となったことで、「ダークテーマ」も選択可能。

ウォークマンにまつわるアプリは全体的に落ち着いた黒基調となっていることもあって、設定画面にいくと突如として真っ白画面が表示されて違和感を覚えてしまう事もしばしば。

「ダークテーマ」にすることで、統一感あるUIに揃えることもできる。


「NW-WM1ZM2 / 1AM2」の接続端子も使い勝手の悪かったWM-PortからUSB type-Cへと変更し、充電時間も大幅に改善。

ワット数を確認してみると、USB PDでの充電ではないものの約10Wと効率よく充電している様子。

従来モデル(WM1)では、80%までの充電に約6時間、満充電までに約7時間もかかっていた。

「NW-WM1ZM2 / 1AM2」は、80%までの充電に約3時間、満充電までに約4.5時間

バッテリー容量が大きくなってのこの結果からすれば、充電にかかるストレスはかなり改善されたと言える。

 

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Android OS と採用されたSocによるアプリの負荷。

ゲーム系アプリの動作


※上記画像は、「NW-ZX500シリーズ」のデータです。

「NW-WM1ZM2 / 1AM2」のSocは、「ARM Cortex-A53 1.80 Ghz」

すでに販売されている「NW-A100」や「NW-ZX500」と変わらず。

「ARM Coerwx-A53」は、スマートフォンのハイエンドモデルに採用されるSocとは異なり、スマホアプリを何でも快適に動作させるほどのパフォーマンスは持ち合わせていないという前提があるものの、Androidを採用しているがゆえにアプリはインストールできてしまう。


そこで、あえて負荷の高いゲームアプリをインストールして挙動を確認してみた。

ウォークマン「NW-A100シリーズ」で先に試したことがあったけれど、ゲームアプリは動作が緩慢だったりキャラクターやオブジェクトが表示されないなどSoCの非力さが際立っていた。

今回の「NW-WM1ZM2」、「NW-WM1AM2」でも実際に試してみる。

「Fate/Grand Order」をインストールして試してみたところ、「NW-A100」のときの状況と異なり、ゲーム内の背景キャラクターも表示されていた。

とはいえ、動作については緩慢で、快適にプレイできるとは言えない。

SoC(ARM Coerwx-A53)が何らかの改善をしたわけではなく、Android OSが最新になったり、アプリの改善によってわずかながら動作が改善されたのだと思われる。


ゲームオプションにある設定項目内の解像度設定については、「標準」のみ選択で、「低解像度」はグレーアウトして選択できない。


次に、「ウマ娘 プリティーダービー」を試してみた。

こちらは、ゲーム用ではない端末とはいえ「NW-WM1ZM2 / 1AM2」でも動作自体は可能な様子。

ただし、こちらも動作は緩慢。

スクリーンショットだけを見れば、それなりに動作しているように見えるけれど、プレイするには耐えられない。

一部(理事長の扇子)では、テクスチャが表示されない状況なども散見された。

こちらは、ガチャ動画部分をスクリーンレコードで記録したもの。

確認してみるとわかるとおり、ほとんどがこうした挙動でゲームが進んでいく。

※動画は等速。

本来ならキャラクターが表示されるべきところで、名前だけ表示されると、なかなかにシュール。

「ウマ娘 プリティーダービー」は、iPhone 8が非推奨端末になる予定であったり、高スペックのSoCを必要とするゲームアプリのため、やはり致し方ないところ。

 

動画系アプリの動作

「NW-WM1ZM2 / 1AM2」のディスプレイは非常に大きくなり、HD解像度ながらも非常に鮮明なため、音楽を聴く以外に活用したいところ。

動画系のアプリもいくつか試してみた。

You Tubeはもちろんのこと、Netflix、Disney+、Amazon Prime、Huluなど、特にエラーなど吐くこともなくいたってまともに視聴できた。

また、一部のVOD(ビデオオンデマンド)ではオフライン再生のためにダウンロードできる。

Disney+(ディズニープラス)などでは、オフラインの保存先を内部ストレージか、もしくはmicroSDカードのいずれかの選択もできる。

そのため、大容量microSDカードを用意しておくことで、たくさんの動画を保存して持ち運んで視聴するといった使い方もできる。(一定期間で再認証する必要あり)

もともと「NW-A100」や「NW-ZX500」でもできた事ではあるけれど、ディスプレイサイズが3.6型だったものと、「NW-WM1ZM2 / 1AM2」の5.0型の大画面で視聴するのとではまるでその迫力が異なる。

しかも、高品位パーツをふんだんに採用したうえに、「DSEE Ultimate」は全アプリに対応して有線接続と無線接続どちらでも利用できるなど、ポータブル機としては贅沢の極み。

ゲームプレイには全くといっていいほど向かないけれど、動画視聴については今までに味わったことがない最強な視聴環境だと言える。

 

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●待望のUSB DAC機能


Android OSを搭載したウォークマンとしては初めてUSB-DAC機能に対応。

PCやスマホなどに保存されている音源を、「NW-WM1ZM2 / 1AM2」を経由させることで高音質に聴くことができる。

USB-DAC機能に切り替えるには、「ミュージックプレーヤー」のライブラリ画面で、[USBDAC]をタップするだけ。

Macに「NW-WM1ZM2 / 1AM2」を接続して、フォーマットを確認すると、PCM 384 kHz / 32 bit [32 bit 2 ch 整数 (384.0kHz)]まで選択することが出来た。

設定やドライバーなどを調整すれば、他の出力も可能かもしれない。

ソニーの説明によると、アプリ画面で点灯しているランプの色で入力されている信号の種類がわかる。

スペック上は、DSD信号の出力も可能。


ただし、USB DAC機能をつかった場合の気になる遅延については、少なからずある様子。

接続直後では全く遅延を感じることがなかったものの、その後何ら頭の条件によって遅延を感じる場合があった。

とはいえ動画で違和感ありありというほどひどいものでもない。

スマホやタブレットにUSB DACとして接続して、「NW-WM1ZM2 / 1AM2」ではできないゲームアプリを高音質でプレイするといったトリッキーな使い方もできるし、USB DAC機能は用途を広げられる非常に有効な機能だと言える。

 

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●Signature Series ウォークマン最高峰モデルという極限にまで偏ったデジタルオーディオプレーヤー。

ウォークマンのフラッグシップモデルが出たことは喜ばしい事だと思いながらも、「NW-A100」や「NW-ZX500」と同じSocだという事のみが心にひっかかる。

けれど、「NW-WM1ZM2 / 1AM2」は音質を極めるためだけに作られたシグネーチャーシリーズという冠を持っている。

ということは、音質に影響する要因となるものは全力で排除するという理念のもとに作られたのだろうと思われる。


現に、内部構造を知ると、Socを金属(切削無酸素銅)シールドにより物理的に遮断したり、アナログブロックからアンテナモジュールを物理的に距離を離すなどして、高周波の音質への影響を排除するなどの対策がされている。

極論で言えば、スマホ性能などに敏感なガジェットユーザーたちが気にする操作性よりも、「音質こそ全てだ!」とするユーザーに向けて、音質に全振りしたストイックな変態端末なのだと考えれば納得はいく。

オーディオ再生から動画を含むストリーミングサービスを使えるデジタルオーディオプレーヤーとしての最低限はクリアしているのだから。

(とはいえ、最近のミッドレンジあたりのSocを積んでくれてもよかったのにという思いが何度もぐるぐるとめぐる。)

そもそもスマホで音楽が聴ければいい時代に、こんなウォークマンが必要なの?と考えているユーザーは、このシグネーチャーシリーズの対象ではない。

カメラもしかり、スマホでかんたんかつキレイに撮れるのに、どうしてデジタル一眼カメラが?という不毛な争いになりかねない。

そのオーディオやカメラといったジャンルにおいて、重量も価格も差し置いてでも極めたアイテムが欲しいというユーザーを大切にしているからこそ、5年ぶりにでもウォークマンフラッグシップモデルを世に出せたのだと思われる。


「NW-WM1ZM2 / 1AM2」を数日触って、長らくモンモンと考えていたけれど、それが答えなのだと腑に落ちた気がする。

そう割り切ると、一転して、ついこの前までSocがーと文句を言っていたのに急激に魅力的に思えてくる。

おや?「NW-WM1ZM2」 なんて40万円もする価格は出せないまでも、 「NW-WM1AM2」の16万円というのは破格なんじゃないかと…。

いや、DSDリマスタリングエンジンを搭載する94万円のデジタルミュージックプレーヤー「DMP-Z1」(しかも重量、約2,490g)の事を思えば、超高音質DAPのバーゲンセールじゃないのか?

これは巧妙に仕掛けられた罠だ。きっとそうに違いない。

けれど、300g(NW-WM1AM2)で持ち運べる究極のひとつがここにある。と考えるに至ってしまって引き返せなくなってしまった。

 

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●シグネーチャーシリーズ ウォークマンラインナップ


ウォークマンWM1シリーズ「NW-WM1ZM2」
【256GB】
カラー:ゴールド
ソニーストア販売価格:396,000円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


ウォークマンWM1シリーズ「NW-WM1AM2」
【128GB】
カラー:ブラック
ソニーストア販売価格:159,500円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


NW-WM1AM2/NW-WM1ZM2専用レザーケース「CKL-NWWM1M2」
カラー:ブラック
ソニーストア販売価格:11,000円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF

 


・高音質設計の小さなスマホのようなウォークマン「NW-A100シリーズ」。Android OSを搭載して広がる自由度が利用シーンを劇的に増やす。

・ウォークマン「NW-ZX500 / NW-A100シリーズ」にソフトウェアアップデート。ハイレゾストリーミング」に対応、「mora qualitas」や「Amazon Music HD」でハイレゾ音源がそのまま味わえる。


・大学生のみんなたちがウォークマン・ヘッドホンを体感。今どきの音楽の楽しみ方や不満点は何?みんなの本音を聞いてみたアンケートレポート。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
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営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
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営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
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営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00

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