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「LinkBuds」の片側だけバッテリーの減りが早い現象の原因は、「音声アシスタントを声で起動」。左右独立タイプの「LinkBuds」「LinkBuds S」「WF-1000XM4」で発生。回避方法は?


耳を塞がない開放型のワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds」

付けている開放感が快適でずっとつけっぱなしにしてとっても便利なんだけれども、ある時「LinkBuds」の片側だけバッテリーの減りが早いという現象に遭遇。

両耳ともに常時接続しているので利用頻度としては同じはずなのに、どうして片側だけ極端に減ってしまうのか?

最初はもしかしたらイヤホンの不具合を疑ったものの、よくよく調べてみるとある条件で発生することが判明。

今回起きた片側のみのバッテリー消費が早い現象は、ソニーのヘッドホン最新モデルで起こり得ると思われる。

・ヘッドホン | ソニー
・LinkBuds | ヘッドホン | ソニー

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●片側のみバッテリー消費が早い原因となるのは?

まず、「LinkBuds」片側だけバッテリー消費が早いという現象を再現してみる。

バッテリー100%の状態から2時間ほど使用すると、[L(左)57%]、[R(右)20%]となっている。

「LinkBuds」バッテリーの持ち時間は、最大約5.5時間となっているため、左側のイヤホンについては57%というのはほぼ公称通り。

一方で、右側のイヤホンは残り20%というのは正直なところバッテリー消費が激しすぎる。

普通に使用していてこれだと、何かしらソフトの不具合やハード的な不良を疑ってしまう。

原因を調べていると、「ヘルプガイド」に気になる一文を発見。

ご注意
・各種機能の設定や使用条件により、L側とR側とで充電式電池の消費の速さが異なる場合がありますが、異常ではありません。

DSEE™」、「イコライザー」、「スピーク・トゥ・チャット」、「音声で音声アシスト機能を起動させる機能」、「サービスとの連携」、「アダプティブボリュームコントロール(音量自動調節)」などの設定をすると、動作処理が増えてバッテリーの持ちが悪くなる。

ヘッドセットの左右どちらにも適用される「DSEE™」、「イコライザー」は除外するとして、L側とR側のバッテリー消費に違いが出る設定があると思われる。

そして、原因と思われる設定を発見。

バッテリー消費の原因と思われるのは、タップ操作の機能を「Amazon Alexa」に設定した場合。

これは、スマートフォンにインストールされているAmazon Alexaアプリを起動して、「LinkBuds」のマイクからスマートフォンを操作したり、検索ができる機能。

左右どちらかに「Amazon Alexa」を選択。

 

すると、[システム]に「音声アシスタントを声で起動」という項目が現れる。

「音声アシスタントを声で起動」をオンにすることで、その字のごとく声で”アレクサ”と話しかけることで「Amazon Alexa」のアシスタント機能が使える便利機能なのではあるけれど。

この機能がオンになっていると、マイクが常時オンの状態になるのだと思われる。

それによって、連続通話している状態と同等の条件となり、公称値にもあるとおり「連続通話:最大2.5時間」と同様のバッテリーが消費されているのだと推測。

(2時間使用で100%⇒20%、(2.5時間-2時間)/2.5時間=20%)

バッテリーが片側だけ異常に消費が早い症状で困っている場合は、アプリの設定を見直してみると良いかもしれない。

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●その他の左右独立タイプのヘッドセットでも発生。現状の回避策。


この「Amazon Alexa」の機能を設定して、「音声アシスタントを声で起動」が利用できるヘッドセットは、同様の症状が起きると考えて良い。

「LinkBuds」以外には、「LinkBuds S」「WF-1000XM4」がある。

常時「音声アシスタントを声で起動」を使用しないのであればオフにしておくことが回避策となる。

もしくは、片側が減ってしまったら、タップ操作の機能の「Amazon Alexa」の割当を左右入れ替えて、左右ヘッドセットのバッテリー消費のバランスをとりつつ少しでも長く使うという方法もある。

「WF-1000XM4」は右側固定のため右側のバッテリーが減りやすい条件は変更できません。

参考までに、オーバーヘッドタイプのWH-1000XM5にも同じ機能が備わっていて、バッテリー消費は少し早くなるものの左右の片減りは起きないため、気づきにくいかもしれない。

常時通話状態であればさすがに仕方がない事でもあるため、便利さをとるか?、バッテリー消費をとるか?を好みでうまく使い分けよう。


ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds S」

ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds」

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5

 

 

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●ワイヤレスステレオヘッドセットラインナップ


ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds S」

カラーバリエーション:ホワイト、ブラック、エクリュ
オープン価格
ソニーストア販売価格:26,400円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5
ソニーストア販売価格:49,500円(税込)
2022年5月27日発売予定

●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM5」レビュー
・(前編)明らかに快適になった装着感、強烈なノイズキャンセリングと耳への圧迫感が激減。

・(後編)思いのままにコントロールできるノイキャンと音質の両立、自然に聞こえる外音と快適な通話性能。


ワイヤレスステレオヘッドセット「LinkBuds」
オープン価格
ソニーストア販売価格:23,100円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)


ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」
オープン価格
ソニーストア販売価格:33,000円(税込)
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●3年ベーシック(無償)

<WF-1000XM4 レビュー>
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」を使ってみたレビュー!待望のLDAC搭載だけじゃない、さらなるノイキャン性能アップやハンズフリー通話劇的改善、防滴対応、装着性まで何から何までが感動レベル!
・「WF-1000XM4」と「WF-1000XM3」のイヤホンのバッテリー使用時間比較。コーデックや圧縮音源のアップスケーリング、ノイズキャンセリング機能のオンオフによるバッテリー駆動時間の変化もチェックしてみる。
・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000XM4」は、外れるかも?という不安とは無縁のフィット感。アプリできちんと耳に取り付けられているかを測れる「装着状態テスト」が便利。

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