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CES2017で登場、4K有機ELテレビ BRAVIA「A1Eシリーズ」、超短焦点レーザー光源プロジェクタ「VPL-VZ1000ES」。

アメリカ・ラスベガスで2015年1月5日(木)から8日(日)まで開催されるコンシューマーエレクトロニクス展示会、「2017 International CES」で、ソニーの新製品を一挙に発表。

まずは、4K有機ELテレビ BRAVIA「A1Eシリーズ」をはじめとするディスプレイから。

・Sony Japan | ニュースリリース | CES 2017 出展について:ソニー

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●4K有機ELテレビ BRAVIA「A1Eシリーズ」

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・A1E|OLED|4K Ultra HD|High Dynamic Range(HDR)|Smart TV (Android TV)
・Sony Electronics Introduces All New BRAVIA® OLED 4K HDR TVs with Unparalleled Black Levels, Contrast

待望の4K有機ELテレビ BRAVIA「A1Eシリーズ」は、2016年10月に発売されたばかりのフラッグシップモデルBRAVIA「Z9Dシリーズ」にも搭載している4K HDRプロセッサー「X1™ Extreme(エックスワン エクストリーム)」や、ソニーが培ってきた高画質技術を結集。

4K HDRコンテンツの魅力を発揮する「X1 Extreme」が、自発光デバイスとなる有機ELパネルの特長を最大限に引き出して、現実世界により近い深い黒や明るさの表現が可能になる。

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また、ディスプレイを振動させてテレビの画面から音を直接出力するソニー独自の「アコースティックサーフェス」を搭載。

画面周辺にあるスピーカーをなくすことで、スピーカーレスもしくはスタンドレスのデザインを実現。画面自体から音が出ることで、映像と音を一体化して、よりリアリティーあふれる映像体験を楽しめる。

また、視野角の広い有機ELパネルと、音像と画像が一体化する「アコースティックサーフェス」を組み合わせることで、リビングのどこからでも理想的な体験が得られるとしている。

ディスプレイサイズは、75インチ、65インチ、55インチ。価格や販売価格は未定。

 

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●4K液晶テレビ BRAVIA「X93Eシリーズ」

・X940E / X930E |LED|4K Ultra HD|High Dynamic Range(HDR)|Smart TV (Android TV)

4K液晶テレビ BRAVIA「X93Eシリーズ」は、進化したソニー独自の薄型バックライト技術「Slim Backlight Drive+(スリムバックライトドライブ プラス)」技術を搭載して、コントラストをさらに向上。

4K HDRプロセッサー「X1 Extreme」によって、SDR映像をHDR映像相当にアップコンバートする「HDRリマスター」といった、さまざまなコンテンツの画質を向上させる技術により、高精細・高コントラスト・広色域な4K HDR相当の映像表現を実現。

薄型のスタイリッシュなデザインにより、壁掛けをする際には壁から映像だけが浮かび上がっているような視聴体験ができる。

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●超短焦点レーザー光源プロジェクタ「VPL-VZ1000ES」

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・Sony Electronics Launches a New Era of Home Displays with the VPL-VZ1000ES Ultra-Short Throw 4K HDR Home Theater Projector

超短焦点レーザー光源プロジェクター『VPL-VZ1000ES』は、リビングなどでも使いやすい省スペースのデザインで、臨場感あふれる4K HDR映像を大画面で手軽に楽しめる。

投影サイズは100インチもしくは120インチで、明るさ2,500ルーメン。

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超短焦点レンズの構造により、スクリーン面からわずか約16センチの距離から投写が可能で人の映り込みを気にすることなく楽しめるのが最大の特徴。

超短焦点プロジェクタ「VPL-GTZ1」よりもより小型化して、本体サイズ925×494×219mm、重量35kgとコンパクトになり設置しやすくなっている。

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● CLEDIS技術を採用したディスプレイシステム

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・Sony Japan | ニュースリリース | 独自開発の高画質ディスプレイ技術を採用 スケーラブルな新方式ディスプレイシステム発売

微細なLED素子を光源とする独自開発の高画質ディスプレイ技術「CLEDIS™(クレディス)」を用いたディスプレイユニットで構築するスケーラブルな新方式ディスプレイシステムを、CESにも展示。

横9.7×縦2.7メートルという大画面で、広大なキャンバスに画を描くように映像を表現。

豊かな色調や滑らかな動画像の再現など、既存のディスプレイでは表現しきれない映像を体験できるとしていて、ソニープレスカンファレンスにも登場しその存在感たるや圧倒的なものだった。

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何と言っても今回のCESの一番の注目度が大きいのは、4K有機ELテレビ BRAVIA「A1Eシリーズ」。有機ELテレビ「XEL-1」の発売から10年の時を経て、4K有機ELテレビの登場。

4Kという高解像度にプラスしてHDR(ハイダイナミックレンジ)というリアリティのベクトルに向かっているトレンドとしては、有機ELという超高コントラストなディスプレイは最適な選択のひとつ。

面白いのは、薄型テレビの絶対的なトレンドとなっている狭ベゼルデザイン=しょぼい音という宿命を、有機ELの構造を利用してパネル表面を振動させて音を出すというアイデア。

画面を通して音(セリフ)が出て来るというのは映画のスクリーンに共通するところで、(本格的なサラウンド感は別として)これもまた実機を体験してみたくなる。

高嶺の花で手の届かなさそうな存在の超短焦点レーザー光源プロジェクターが少しづつでも手に入りやすいゾーンに迫ってきたり、業務用とはいえ超巨大スクリーンのディスプレイシステムの綺麗さ含め、ただ表示するだけのディスプレイで期待値も薄くなっていた存在のはずなのに、新技術モリモリでかなり楽しみな世界観を示してくれて、これから先がとても楽しみ。

・今までのBRAVIAとはまるでレベルが違う、BRAVIA Z9Dシリーズの高画質っぷりに感動。
・LEDを全て独立駆動するBacklight Master Drive、HDRリマスターを搭載した「BRAVIA Z9Dシリーズ」登場。

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