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BRAVIA XR をソニーストアで触ってきたレビュー(その1)。ついに HDMI.2.1に対応、PlayStation5とBRAVIA XRを接続して4K / 120 Hz の対応を確認してみた。


2021年の新モデル「BRAVIA XRシリーズ」が登場。

そして待望の4K 120fps、可変リフレッシュレート(VRR)、自動低遅延モード(ALLM)、eARCを含む「HDMI 2.1」をサポート。

認知特性プロセッサー「XR」を差し置いても真っ先に知りたいポイントということで、実機を、ソニーストア 直営店でBRAVIAを触って確認してきた。

・人の脳のように映像を認識する新プロセッサー搭載4KテレビBRAVIA XR(TM)など6シリーズ22機種発売 | プレスリリース | ソニー

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●4K BRAVIAのHDMI端子がついにHDMI.2.1に対応!


「HDMI 2.1」をサポートするのは、「BRAVIA XRシリーズ」と呼ばれるA90J、A80J、X95J、X90Jに加えて、スタンダードモデルのX85Jの5機種。

代表して「XRJ-75X90J」を例にして、背面の端子を確認してみる。

備わるHDMIの端子数は4つ

端子のラベルを見ると、HDMI 3とHDMI 4にのみ(4K / 120 Hz)と記載されているのがわかる。


つぎに、BRAVIAの設定から、「外部入力設定」→「HDMI信号フォーマット」を開いてみる。

HDMI 1 / 2 は、「標準フォーマット」と「拡張フォーマット」は2つから選択。

HDMI 3 / 4 は、「標準フォーマット」と「拡張フォーマット」、「拡張フォーマット(ドルビービジョン優先)」の3つから選択できるようになっている。


HDMI 1 / 2 は、18Gbps、HDMI.2.0をサポート。

4K 24p/30p/50p/60p信号 (拡張フォーマット)まで。

HDMI 1 / 2 については、従来のBRAVIAシリーズと同等の仕様となっている。


HDMI 3 / 4 は、48GbpsHDMI.2.1をサポート。


4K 24p/30p/50p/60p/120p信号
(拡張フォーマット)まで対応。VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モド)に対応する。

※VRRは後日アップデート。

ということで、PlayStation®5などを接続する場合には、HDMI 1 / 2 ではなくHDMI 3 / 4 に接続する必要がある。


そして、4K / 120 Hz表示をするために重要なポイントとして、48Gbps HDMIケーブルが必要ということ。

PlayStation®5に同梱されているHDMIケーブルは対応済み。

ケーブルをうっかり非対応のHDMIケーブルで接続すると本来の性能を出しきれなくなるので注意。

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PlayStation®5とBRAVIA XRを接続して4K / 120 Hz の対応を確認する。


PlayStation®5を、48Gbps HDMIケーブルで4K BRAVIA「XRJ-75X90J」に接続。

PlayStation®5の設定から「映像出力情報」を確認。


すると、4K出力時の周波数に120Hzと表示されているのがわかる。


また、実証実験はできなかったけれど、BRAVIA XRを搭載するA90J、A80J、X95J、X90Jの4機種は、4K/120fps入力時に最短8.5msという入力遅延を短縮。

この入力遅延8.5msというのがはたしてどこまで低遅延なのか?

こちらについては調べてみたところ、ゲーミング用のPCディスプレイはさておき、大画面4Kテレビでは非公開のものがほとんど。

唯一、東芝は4K/60p入力で0.83msの超低遅を謳っている。

120Hz駆動(倍速パネル)では、60Hzパネルより遅延が大きくなるらしく、そう考えるとBRAVIA XRの4K/120fpsで低遅延というのは非常に有効ではないかと思われる。

これは実際に実機が来たらじっくりと試したいところ。

<参考:遅延と応答速度の違い>
遅延…映像をHDMI端子を通してテレビに入力して画質エンジンを経由してディスプレイに入力されるまでの時間。
応答速後…ディスプレイパネルに入力してから映像の表示までにかかる時間。

<参考記事>
・4K/HDR、低遅延、4K/120Hz…イマドキのゲーミング向けテレビ/モニター/プロジェクターの選び方 – 価格.com
・【西川善司の大画面☆マニア】あなたのテレビは遅れてませんか? 知っておきたい“遅延”の話-AV Watch 

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●(参考)BRAVIA XRと他機器を接続して4K / 120 Hz の対応を確認する。


また、参考までにXbox series Xを、48Gbps HDMIケーブルで4K BRAVIA「XRJ-75X90J」に接続。

Xbox series Xの設定にある「4Kテレビ詳細」画面では、よりどこまで対応しているかがチェックできる。


BRAVIAのHDMI 3 / 4 に接続し、設定の「HDMI信号フォーマット」を「拡張フォーマット」とした場合。

Xbox series Xでは、4K / 120Hz に対応していること確認。

ただし、Dolby Vision に非対応と表示されている。


そこで、BRAVIAのHDMI 3 / 4 に接続し、設定の「HDMI信号フォーマット」を「拡張フォーマット(ドルビービジョン優先)」とした場合。

Xbox series Xでは、Dolby Vision に対応したことを確認。

ただしテレビ解像度は、4K / 60Hz までとなっていることがわかる。


もうひとつ参考として。

Windows PCを、48Gbps HDMIケーブルで4K BRAVIA「XRJ-75X90J」に接続。

こちらでも、4K (3840×2160)で、リフレッシュレート120Hzへと設定できることがわかった。

ただし、BRAVIAのHDMI 3 / 4 に接続し、設定の「HDMI信号フォーマット」を「拡張フォーマット」とする必要がある。

 

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まさに待望の4K 120fps、可変リフレッシュレート(VRR)、自動低遅延モード(ALLM)、eARCを含む「HDMI 2.1」をサポートするBRAVIAの登場。

せっかくPlayStation®5Xbox series Xなどを手に入れたなら、最高のパフォーマンスでゲームプレイしたい。

おさらいすると、「HDMI 2.1」をサポートするのは、A90J、A80J、X95J、X90J、X85J

そして、4K /120fps入力時に8.5msの低遅延まで対応するのは、「BRAVIA XR」を搭載するA90J、A80J、X95J、X90Jの4機種。

最新の次世代ゲームマシンを最大限活かすならズバリこの4機種を選ぶべきだろう。

X85Jについては「BRAVIA XR」を搭載しないため、4K /120fps入力時の8.5ms低遅延には対応しないという点には注意。

ただし、43型でHDMI2.1に対応するのはX85Jのみで、最小ディスプレイでのHDMI2.1対応という選択肢としては唯一となる。

・BRAVIA XR をソニーストアで触ってきたレビュー(その2)。新UI「GoogleTV」や配信サービス「BRAVIA CORE」を試してみる。「BRAVIA XR」それぞれのモデルを体感してみた雑感。
へ続く。

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●「BRAVIA XRシリーズ」有機ELモデル ラインナップ(2モデル)

4K有機ELテレビ(MASTERシリーズ) A90Jシリーズ


4K有機ELテレビ「XRJ-83A90J」【83型】
ソニーストア販売価格:1,100,000円(税込)
発売日:2021年7月10日

4K有機ELテレビ「XRJ-65A90J」【65型】
ソニーストア販売価格:550,000円(税込)
発売日:2021年5月1日

4K有機ELテレビ「XRJ-55A90J」【55型】
ソニーストア販売価格:385,000円(税込)
発売日:2021年5月1日

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●基本設置サービズ無償

4K 有機ELテレビ MASTERシリーズ A90Jシリーズは、BS4K/110度CS4K放送に対応したチューナーを3基搭載する有機ELパネルを採用した4K(3,840×2,160)対応BRAVIA。

85型と65型、55型をラインナップ。

色や精細感、コントラストといった要素の映像信号に加え、検出した注視点の要素を横断的に分析し、自然な美しさを表現する「XR Picture」を搭載。

有機ELパネル特性と入力された映像信号を横断的に分析/処理して、さらにパネル表面の温度分布を検知する温度センサーと自社開発の放熱用インナーシートを組み合わせた独自構造の有機ELパネルを採用。

従来の有機ELパネルと比べて発光性能を最大限まで高め、より明るく高コントラストな映像を実現し、鮮烈な輝きから漆黒までリアルに描き出す。

認知特性プロセッサー「XR」は、音声信号を高精度に処理。

ソニー独自のアコースティック技術とソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」との融合によりサラウンド感と定位感を向上させ、臨場感のある立体的な音響を体感できる。

また、上述した新たな「GoogleTV」「BRAVIACORE™」「HDMI 2.1」など備える。

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4K液晶テレビ X95Jシリーズ


4K有機ELテレビ「XRJ-77A80J」【77型】
ソニーストア販売価格:660,000円(税込)
発売日:2021年6月26日

4K有機ELテレビ「XRJ-65A80J」【65型】
ソニーストア販売価格:473,000円(税込)
発売日:2021年6月12日

4K有機ELテレビ「XRJ-55A80J」【55型】
ソニーストア販売価格:308,000円(税込)
発売日:2021年6月12日

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●基本設置サービズ無償

4K 有機ELテレビ A80Jシリーズは、BS4K/110度CS4K放送に対応したチューナーを3基搭載する有機ELパネルを採用した4K(3,840×2,160)対応BRAVIA。

77型と65型、55型をラインナップ。

色や精細感、コントラストといった要素の映像信号に加え、検出した注視点の要素を横断的に分析し、自然な美しさを表現する「XR Picture」を搭載。

認知特性プロセッサー「XR」により、有機ELパネル特性と入力された映像信号を横断的に分析/処理し、ソニー独自の有機ELパネルの発光制御を行うことであらゆるシーンを高コントラストで美しく描きだし、音声信号を高精度に処理。

ソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」との融合によりサラウンド感と定位感を向上させ、臨場感のある立体的な音響を体感できる。

アクチュエーターが画面を振動させることで、被写体の位置に合わせた音を作り出し、画面から直接届くリアリティーあるサウンドを実現。

また、上述した新たな「GoogleTV」「BRAVIACORE™」「HDMI 2.1」など備える。

 

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●「BRAVIA XRシリーズ」液晶モデル ラインナップ(2モデル)

4K液晶テレビ X95Jシリーズ


4K液晶テレビ「XRJ-85X95J」【85型】
ソニーストア販売価格:605,000円(税込)
発売日:2021年6月12日

4K液晶テレビ「XRJ-75X95J」【75型】
ソニーストア販売価格:473,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

4K液晶テレビ「XRJ-65X95J」【65型】
ソニーストア販売価格:352,000円(税込)
発売日:2021年7月31日

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●基本設置サービズ無償

4K 液晶テレビ X95Jシリーズは、BS4K/110度CS4K放送に対応したチューナーを3基搭載する直下型LED部分駆動を搭載した4K(3,840×2,160)対応BRAVIA。

85型と75型、65型をラインナップ。

色や精細感、コントラストといった要素の映像信号に加え、検出した注視点の要素を横断的に分析し、自然な美しさを表現する「XR Picture」を搭載。

独自の光学設計「エックス ワイド アングル」により液晶テレビの課題である高画質と広視野角の両立を実現。

また、75型以上では、明るい環境でも反射を防ぐ低反射パネル「エックス アンチ リフレクション」を新たに採用している。

認知特性プロセッサー「XR」は、音声信号を高精度に処理。

ソニー独自のアコースティック技術との融合によりサラウンド感と定位感を向上させ、臨場感のある立体的な音響を体感できる。

画面そのものから高音質を創出するソニー独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。

また、上述した新たな「GoogleTV」「BRAVIACORE™」「HDMI 2.1」など備える。

 

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4K液晶テレビ X90Jシリーズ


4K液晶テレビ「XRJ-75X90J」【75型】
ソニーストア販売価格:385,000円(税込)
発売日:2021年5月22日

4K液晶テレビ「XRJ-65X90J」【65型】
ソニーストア販売価格:297,000円(税込)
発売日:2021年5月1日

4K液晶テレビ「XRJ-55X90J」【55型】
ソニーストア販売価格:264,000円(税込)
発売日:2021年5月1日

4K液晶テレビ「XRJ-50X90J」【50型】
ソニーストア販売価格:209,000円(税込)
発売日:2021年4月24日

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●基本設置サービズ無償

4K 液晶テレビ X90Jシリーズは、BS4K/110度CS4K放送に対応したチューナーを3基搭載する直下型LED部分駆動を搭載した4K(3,840×2,160)対応BRAVIA。

75型、65型、55型、50型をラインナップ。

色や精細感、コントラストといった要素の映像信号に加え、検出した注視点の要素を横断的に分析し、自然な美しさを表現する「XR Picture」を搭載。

残像感を低減する倍速駆動パネル(120Hz)を採用。

認知特性プロセッサー「XR」は、音声信号を高精度に処理。

画面そのものから高音質を創出するソニー独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用。

また、上述した新たな「GoogleTV」「BRAVIACORE™」「HDMI 2.1」など備える。

 

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●「BRAVIA シリーズ」液晶スタンダードモデル ラインナップ(2モデル)

4K液晶テレビ X85Jシリーズ


4K液晶テレビ「XRJ-75X85J」【75型】
ソニーストア販売価格:330,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

4K液晶テレビ「XRJ-65X85J」【65型】
ソニーストア販売価格:253,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

4K液晶テレビ「XRJ-55X85J」【55型】
ソニーストア販売価格:198,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

4K液晶テレビ「XRJ-50X85J」【50型】
ソニーストア販売価格:160,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

4K液晶テレビ「XRJ-43X85J」【43型】
ソニーストア販売価格:150,000円(税込)
発売日:2021年6月19日

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF
●基本設置サービズ無償

4K 液晶テレビ X85Jシリーズは、BS4K/110度CS4K放送に対応したチューナーを3基搭載する4K(3,840×2,160)対応BRAVIA。

75型、65型、55型、50型、43型をラインナップ。

あらゆるコンテンツを高精細な映像に作りかえる「4K X-Reality PRO」や、SDR映像をHDR映像相当にアップコンバートする「HDRリマスター」、豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスディスプレイ」、4倍速表示相当の残像感の低減する「モーションフローXR240」を搭載する。

また、上述した新たな「GoogleTV」「BRAVIACORE™」「HDMI 2.1」など備える。

※ただし8.5msの低遅延の応答速度には非対応。

 


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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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