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デジタル一眼カメラ α9 II ( ILCE-9M2 ) 国内発表。α9とセンサーは同等のままでどこが変わったのか?を細かくチェックしたみた。

デジタル一眼カメラαシリーズEマウントモデルα9IIが、国内発表に。

・進化した高速通信性能と革新的な高速撮影性能を備えるフルサイズミラーレス一眼カメラ『α9 II』発売 | プレスリリース | ソニー
・α9 II | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
・先行展示情報(ソニーストア直営店)
・α9 II 撮影サンプル

第3世代機種最初のモデルとして登場したα9は、その後のアップデートで進化を繰り返し現役機能を誇るなか、α9IIが登場。

しかしながら、センサーはα9と変わっておらず、それではどこが変わったのか?

α9に引き続きの機能はα9IIに新たに備わった機能はで記載。
(ごちゃごちゃしてわかりにくい場合は、青文字だけを追ってみると進化点がわっかりやすいかもしれません。)

※国内サイトおよび海外サイトの翻訳を含め情報収集していますが、あくまでも発売前の情報のため間違いなどあればすみやかに訂正します。


α9(ILCE-A9)

サイズ:約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 73.7(奥行き)mm
質量:約673g(メモリーカードとバッテリー含む)


α9II(ILCE-A9M2)

サイズ:約128.9(幅) x 96.4(高さ) x 77.5(奥行き)mm
質量:約678g(メモリーカードとバッテリー含む)

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●メモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSセンサーはα9と変わらないものの弱点を克服。

 
α9IIに搭載されるセンサーはネット上で噂されたセンサーではなくα9と同じ。

有効2420万画素(総画素数2,830画素)の35mmフルサイズのメモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSセンサーを搭載。

回路部を画素領域と別の層に積層配置して、高速信号処理回路を大幅に拡張。

膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することで、信号を滞らせることなく高速処理できるというのが特徴。


そこに、アップグレードされた最新の画像処理エンジンBIONZ XフロントエンドLSIを搭載。

AF/AEの検出・処理速度の向上、顔・瞳検出の速度や精度向上、EVFの表示レイテンシーの最小化といった高速処理に寄与。

 
最高20コマ/秒の超高速撮影時の秒間60でAF / AE追随について、さらに最適化されたAFアルゴリズムによって追随の安定性と精度を向上、急激な輝度変化も即時反映。

電子シャッターだからこそ可能な、無音・無振動かつファインダーブラックアウトのない連写

最大シャッタースピード1/ 32,000秒で歪みを極限まで抑えるアンチディスト-ションシャッター。

連続撮影可能枚数は、JPEG Lサイズ(エクストラファイン、ファイン、スタンダード):361枚、RAW:239枚、RAW+JPEG:226枚、RAW(非圧縮) 131枚、RAW(非圧縮)+JPEG 120枚


ISO感度は、ISO100~51200(拡張ISO50~204800)の広い感度域をカバーして、暗所や薄暗い場所での撮影でもノイズの少ない高精細な描写ができる。


α9でのボトルネックとなっていたメカシャッター時の連写性能は、秒間約5コマから、α9IIでは最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写が可能に。

フラッシュを同期させても高速連写が可能になる。

また、蛍光灯などの人工光源でもフリッカーの影響が少ないタイミングを検出し、シャッターを切ることができる「フリッカーレス撮影」により、屋内撮影での弱点を克服した。


α9では連続撮影時のAF追従は絞り値がF16が上限。

ところが、α9IIでは、F16よりも大きく設定してもフォーカスを合わせ続けることが可能に。

「SEL200600G」、「SEL35F18F」、「SEL400F28GM」、「SEL600F40GM」の4つのレンズに限られるもののシャッタース ピードを下げて撮影することもできる。


フォカス枠の色を「ホワイト」、「レッド」から選べることに加えて、シャッターボタン半押しした状態でフォーカス枠の移動もできる。

ほか、AF-SモードでのAF検出輝度範囲の下限値はEV-3(ISO100相当/F2.0レンズ使用)で、暗いシーンでも高精度な撮影が可能。


光学式5軸手ブレ補正機能をボディに内蔵。

望遠レンズ時に起きやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きい時におきるシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景撮影や動画撮影時に目立つ回転ブレ(ロール)といったブレに対応できる5軸手ブレ補正

補正効果についても、α9は5段分からα9IIでは5.5段分に向上した。

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●動物の瞳すらも高精度に追随するAF性能。


撮像エリアのほぼ全域に近い約93%をカバーする693点の像面位相差検出AFセンサーと、425点のコントラストAFを配置。

高速性と追従性に優れた位相差AFと高精度なコントラストAFをあわせもつ「ハイブリッドAFシステム」により高精度なフォーカシングをサポート。

AFアルゴリズムのさらなる進化により、複雑な動きや突然の動きでも被写体追跡性能がさらにアップ

「押す間カスタム設定呼出」では、新たに「AF追従感度設定」もアサインできるようになった。


リアルタイム瞳AF
が進化し、フォーカスする瞳を自動的に補足。

他の物体が前方を通過しても、シャッターを半押しすれば瞳にピントがあう。

また、「オート」「右目」「左目」から設定してのフォーカスや、「右目/左目切替機能」をカスタムボタンにアサインして撮影中にボタンを押すたびに検出する瞳の左右を切り替えることもできる。


改良されたアルゴリズムのおかげで、人物のみならず動物の目もサポート。

被写体を自動で追尾するAIベースの「リアルタイムトラッキング」使用時でも、動物の顔や瞳を検出する精度をアップ。

動きのある動物を撮影する場合でもより精度高く撮影ができるのはα9IIの強み。

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●タッチトラッキングや瞳AFが動画に対応。


高解像度4K動画の本体内記録が可能

4K映像に必要な画素数の約2.4倍の豊富な情報量を活用して、オーバーサンプリングにより非常に高精細かつダイナミックレンジの広い4Kムービーを撮影ができる。

動画撮影時にもファストハイブリッドAFが使えて、AF精度と速度が向上。

動画を撮影するさいに、液晶モニターの被写体に触れることで、タッチトラッキングでフォーカシングと追随もできる。


動画撮影時でも人の目を見つけると、リアルタイム瞳AFが働き追随が可能に。

リアルタイムトラッキングで瞳のフォーカスまで追従させながら動画撮影もできる。


マルチインターフェースシューに新しくデジタルオーディオインターフェースを追加。

新しく発売されるデジタルガンマイク(ECM-B1M)XLRアダプターキット(XLR-K3M)を使うと、音声をデジタル信号のままにカメラに伝送して劣化の少ない高音質な録音が可能になる。

また、4K 24p時のHDMI接続した場合にも映像表示に対応する。

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●撮影後の接続性を大幅に強化。


マイクロUSB端子に加えてSuperSpeed USB(USB 3.2 Gen 1)対応 USB Type-C端子を搭載。

大容量のファイルも高速で転送できる。

ワイヤレスLAN接続では、α9の2.4GHzに加えて、α9IIでは5GHz(IEEE 802.11ac)も利用可能。

USB Type-CもしくはワイヤレスLANでのPCリモート撮影も可能になった。


有線LAN端子は、α9の100BASE-Tから、α9IIでは1000BASE-Tへと向上。

FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)にも対応して、高いセキュリティーを確保。

静止画撮影時や画像再生中にバックグラウンドでFTP転送も可能。

「Remote Camera Tool」使用時には、レリーズタイムラグやライブビュー遅延を解消、リモート操作でのコントロール項目も増えた。


新たに音声メモ機能を搭載。

画像データに、音声で解説したり撮影条件などを最大60秒記録することもできるようになった。

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●プロの要望に応えたハードウェアの細部のブラッシュアップ。


グリップ部分はさらに深くなり、よりグリップしやすくなっている。

また、背面ダイヤルが上部に配置されより操作しやすく、露出ダイヤルにロックボタンが追加。

押すたびに交互にロックまたはロック解除という機構で、好みで使い分けできる。


新しいマルチセレクターにより、動いている被写体を見逃さないように焦点をすばやく直感的に移動。

表面の質感を変更してボタン操作を強化し、より簡単で確実な操作ができるよう改良。

AF-ONボタンは、クリック感と位置を調整して、より簡単にアクセスできるように大型化。


電子ビューファインダーは、α9と同等のまま。

約368万画素「Quad-VGA OLED Tru-Finder」

ファインダーフレームレートは、残像が少なく滑らかで動体撮影に適した120fpsと、省電力を重視した60fpsから選択。


液晶モニターは、3.0型(144万ドット)背面液晶(ホワイトマジック採用)タッチパネル対応。

被写体をダイレクトに選択できるタッチフォーカス機能に加えて、ファインダーを覗きながらでもフォーカス位置を移動できるタッチパッド機能も搭載。

被写体を画面上でタッチして追従する「タッチトラッキング」に対応する。


「カメラ設定の保存と反映」機能により、カメラのほぼ全ての設定をメモリーカードへコピーして、同型の別のボディに設定ができるようになった。

また、ダイヤルに機能を振り分けられる「マイダイヤル」が使えるようになり、前ダイヤルを回すとメニュータブを移動することができる。


レビュー再生画面でその場で評価と画像保護を適用可能。

10/100枚の写真ごとにジャンプ表示したり、連続ショットをグループレビューしたりすることもできる。


125種類の機能を15のボタン&ダイヤルにアサイン可能。

カスタムキー設定はグラフィカルになり、わかりやすくより操作が直感的に。

ファンクションキーで呼び出す機能は、静止画と動画それぞれに分けて登録が可能。

ほか、アスペクト比に4:3を追加、シャープネス設定を±5まで設定できるようになっている。

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●より高い信頼性のアップ。


カバーと内部フレームに軽量で高剛性のマグネシウム合金を採用、カメラの剛性と軽量性を維持しながら、ボディの耐久性を高めている。

また、バッテリーカバーにシーリング構造を採用、メモリーカバーは二重フタ構造のスライド式にするなどして耐湿性を向上。

レンズマウントの周囲にクッションが追加され、より過酷な環境でも信頼性の高い動作を保証する。


シャッターユニットは新たに再設計、低振動かつ高耐久シャッターに。

500,000回のシャッターリリースサイクルを超える耐久性でテストをクリア。

シャッター時の衝撃を吸収する内部にダンパー構造を組み込むことで、シャッターの振動とノイズを最小限に抑えている。


メモリーカードスロットは、SDカード対応したデュアルスロット

スロット1、スロット2とカメラ内メニューの上下が整合性がとれるようになり、どちらのSDカードスロットも、書き込み時間を短縮できるUHS-IIに対応。

そしてついにメモリースティックは廃止。

同時記録や、RAW/JPEG、静止画/動画の振り分け記録もできるし、メディア同士でコピーもできる。


縦位置グリップは「VG-C4EM」「NP-FZ100」を2本収納できる。

本体にUSB給電をした場合、縦位置グリップを装着したままでも充電ができる

本体のみで使用する場合の撮影可能枚数は、背面モニター使用時で690枚、EVF使用時で500枚。

α9背面モニター使用時で650枚、EVF使用時で480枚。

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α9とセンサーが変わらなかったこともあって最初はほとんど変わってないんじゃないか?と思われたけれど、細部に改良が施されてα9で抱えていた弱点を解消。

最高約10コマ/秒のAF/AE追従高速連写や「フリッカーレス撮影」は、今まで屋内撮影にはそもそもα9は苦手だと思われていただけに、オールマイティーに活躍できるようになっているし、アウトプット面の高速化は、撮影した後のワークフローが劇的に改善。

機能だけをピックアップすれば、α9ユーザーはあえて買い換える必要がないかもしれない。

けれど、α7R IV と同じボディとなって信頼性も上がっているし、何しろ第4世代機となったことで、これからのアップグレードも期待できる。

ソニーストアの先行予約販売は、10月9日(水)10時から。

α9IIの実機は、10月12日(土)からソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)で先行展示される。

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●プロの要望に応えるワークフローと操作性を備えたα9II


「α9II」ボディ ILCE-A9M2

ソニーストア販売価格:550,000円前後
●2019年10月9日(水)10時から先行予約販売開始
●長期保証<3年ワイド>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

[2019年11月1日発売]


●αあんしんプログラム
αオーナー向けの「あんしん・快適な」サービス
「レンズ長期保証優待」、「αメンテナンス最大50%OFF」、「下取りサービス増額

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●はじめてソニーストアを利用するときも先にMy Sony ID登録しよう

まだ一度もソニーストアを利用したことがないという場合でも、My Sony IDを新規登録すると、すぐに利用できるソニーストア割引クーポン(10%OFF)をもらうこともできる。

その後、お買い物条件に応じて年に2回オイシイクーポンがもらえるので、ぜひ利用しよう。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。 
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌 
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋 
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪 
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階 
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神 
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS 
営業時間:11:00~20:00

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