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Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その1)

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11月25日(金)に発売日を前に、ようやくソニーストアで先行展示が開始されたα99Ⅱ

カタログスペックだけではわからない部分が多いだけに、ソニーストア福岡天神で時間をかけて触ってきたので、現時点で知りうる情報を上げていこう。

α99からすればほとんど全てが進化したとも言えるため、まずは、真っ先に基本的なα99ⅡのMENUから【設定メニュー】をチェックしてみる。

また、Eマウントフラッグシップモデルのα7Rからしても、最新機能が盛り込まれているため、その部分については赤字で掲載。

※製品発売前の調査のため、以降わかったことや訂正があれば随時修正していきます。

・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その1)
・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その2)
・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その3)

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●[1]-[1] 画質 / 画像サイズ1

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α99Ⅱから新メニューとなり、大きく分けて5つの分類に、グループ名も追加されてよりわかりやすくなっている。

まずは、1-1の「画質 / 画像サイズ1」。

1119e 1111n
「画質」は、[RAW]、[RAW+JPEG]、[エクストラファイン]、[ファイン]、[スタンダード]。

画像サイズ
フルサイズ・・・ 3:2 「L:42M (7952 x 5304)」、「M:18M (5168 x 3448)」、「S:11M (3984 x 2656)」
         16:9 「L:36M (7952 x 4472)」、「M:15M (5168 x 2912)」、「S:8.9M (3984 x 2240)」

APS-C ・・・ 3:2 「L:18M (5168 x 3448)」、「M:11M (3984 x 2656)」、「S:4.5M (2592 x 1728)」
        16:9 「L:15M (5168 x 2912)」、「M:8.9M (3984 x 2240)」、「S:3.8M (2592 x 1456)」

1111o 1111q
「RAW記録方式」は、[圧縮]、[非圧縮]から選択。

「縦横比」は、[3:2]、[16:9]。

 1111r 1111s
静止画撮影時にAPS-Cサイズ、動画撮影時にSuper 35mmで記録するかどうかの設定が「APS-C / Super 35mm」。

パノラマ撮影時の画像サイズの変更。
「標準」・・・上下 3872×2160、左右 8192×1856
「ワイド」・・・上下 5536×2160、左右 12416×1856

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●[1]-[2] 画質 / 画像サイズ2

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1-2の「画質 / 画像サイズ2」。

1111t 1111u
「パノラマ撮影方向」を、[右]、[左]、[上]、[下]から選択。

「シャッタースピード」を1秒以上遅くして撮る場合のノイズリダクションのオンオフ。

1111w 1111x
高感度時に目立つノイズリダクションの効果を[標準]、[弱]、[切]から選択。

「色空間」を、デジタルカメラ標準の[sRGB]、もしくはより広い色再現をもつ[AdobeRGB]かを選択。

 1111y
「レンズ補正」では、使用するレンズによって、周辺部が暗くなる場合に光量を補正する[周辺光量補正]、画面周辺部で色ズレを補正する[倍率収差補正]、画面の歪みを補正する[歪曲収差補正]を、選択。

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●[1]-[3] 撮影モード / ドライブ

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1-3の「撮影モード / ドライブ」。

1112a 1112b
「ドライブモード」は、[1枚撮影]、[連続撮影(Hi+、Hi、Mid、Low)]、[セルフタイマー]、[セルフタイマー(連続)]、[C(連続ブラケット)]、[S(1枚ブラケット)]。

ブラケット時のセルフタイマーのオンオフ、ブラケットの撮影順序の変更。

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よく使うモードや数値の組み合わせを3つまで本体に登録、モードダイヤルで呼び出せる。

加えて、メモリーカードにメモリーカードに4つまで登録できる。

また、カメラでメモリーカードに登録した設定を別のα99Ⅱで読み込んで、同じ設定にすることもできる。

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●[1]-[4] AF1

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1-4の「AF1」。

1112f 1112g
「フォーカスモード」は[AF-S]、[AF-A]、[AF-C]、[DMF]、[MF]。

また、オートフォーカス時にピントがあっていなくてもシャッターを切るかどうかの優先設定を「シングルAF(AF-S)」、「コンティニュアスAF(AF-C)」で個別に設定。

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「フォーカスエリアの選択」では、[オート]もしくは[クロス測距エリアのみ]の選択が可能。

サードパーティ製レンズなどでエラーなどがおこる場合の回避策として、「AFシステム」では、[オート]もしくは[専用位相差AFのみ]の選択が可能。

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●[1]-[5] AF2

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1-5の「AF2」。

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フレキシブルスポットを使用時に、「フレキシブルスポット点数」[全て]のポイントを使用して広い自由度のある選択肢を優先するか、[63点][15点]と限定させてより効率よくポイントを定めるかの変更。

暗い場所でピントをあわせる場合の「AF補助光」の選択。

被写体が動いても追尾する「中央ボタン押しロックオンAF」のオンオフ。

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オートフォーカスの駆動速度を、速い動態の場合には[高速]、被写体の移り変わりになめらかにピント送りしたいばあいには[低速]を選択。

また、オートフォーカスの追従感度は、5段階で変更して、高速で動く被写体にたいして感度を高めて捕捉し続けるか、意図しないAF追従を防ぐかの調整ができる。

シャッター半押しのオンオフ。

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●[1]-[6] AF3

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1-6の「AF3」。

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電子ビューファインダーをのぞくとオートフォーカスするかどうかの「アイスタートAF」、オートフォーカス範囲を設定できる「AFレンジコントロール」、フォーカスエリアが自動的に消える「フォーカスエリア自動消灯」、ワイドフォーカスエリアを表示する「ワイドフォーカスエリア表示」のそれぞれオンオフ。

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レンズごとにピントの微調整ができる「AF微調整」

レンズのAFエリアは、「中央ワイド端」、「中央テレ端」、「左上ワイド端」、「左上テレ端」、「左下ワイド端」、「左下テレ端」、「右上ワイド端」、右上テレ端」、「右下ワイド端」、「右下テレ端」と10ヶ所で設定可能。

1112y 1112z
それぞれのAFエリアでは、-20から+20まで非常に細かく調整。

値を小さくするとピントがあう位置がカメラに近づき、値を大きくするとピントがあう位置がカメラから遠ざかる。

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●[1]-[7] 露出1

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1-7の「露出1」。

明るさの補正をする「露出補正」。露出値のステップ幅は、[0.3段]と[0.5段]から選択可能。

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「ISO感度」は、[ISO AUTO]、もしくは[ISO 50]から[ISO 102400]まで設定。

[ISO AUTO]時に自動設定される上限と下限も設定できる。

「ISO AUTO低速限界」では、【P】、【A】モードなどで、ISOが変わり始めるシャッタースピードを調整することもできる。

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「測光モード」には[マルチ]、[中央重点]、[スポット]に加えて、新たに[ハイライト重点測光][画面全体平均測光]を追加。

[ハイライト重点測光]は、画面内の最も明るい領域を自動で検出して、そこに重点を置いて測光。白飛びを防ぐように測光できる。

[画面全体平均測光]は、画面全体の明るさを平均して測光するので、構図が変化してもAEが安定しやすくなり、AE動作の予測しやすくなる。

また、フォーカスエリアが「フレキシブルスポット」または「拡張フレキシブルスポット」時には、スポット測光位置をフォーカスエリアに連動されられるようになった他、測光サークルの大きさを「スポット:標準」「スポット:大」から選択できる。

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●[1]-[8] 露出2

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1-8の「露出2」。

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シャッターボタンを半押ししたときに露出を決定するかどうかを選択する「シャッター半押しAEL」は、ピント合わせと露出決定をそれぞれにおこないたい場合に有効。

「露出基準調整」は、個別に露出を調整。

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[マルチ]、[中央重点]、[スポット]、[画面全体平均]、[ハイライト重点]それぞれに、-1から+1まで1/6刻みで調整できる。

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●[1]-[9] フラッシュ

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1-9の「フラッシュ」。

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「フラッシュモード」は、[発光禁止]、[自動発光]、[強制発光]、[スローシンクロ]、[後幕シンクロ]、[ワイヤレス]。

「調光補正」により、フラッシュの発光量を調整して光が届く被写体の露出を変更できる。

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「露出補正の影響」を、[定常光+フラッシュ]もしくは[定常光のみ」から選択。

「調光モード」は、[ADI調光]もしくは[P-TTL調光]から選択。

「赤目軽減発光」のオンオフ。

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●[1]-[10]色 / WB / 画像処理

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1-10の「色 / WB / 画像処理」。

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「ホワイトバランス」は、[AWB]、[太陽光]、[日陰]、[曇天]、[蛍光灯(温白色/白色/昼白色/昼光色)]、[フラッシュ]、[水中」。

「AWB時の優先設定」では、白熱電球などの光源下でホワイトバランスがオートの際、優先する色味を「標準」「雰囲気優先」「白色優先」から設定できる。

「雰囲気優先」は、光源の色調に優先順位をつけます。温かい雰囲気を演出したいときに適している。

「白色優先」は、正確なホワイトを再現するように調整される。

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明るさとコントラストを調整する「DRO / オートHDR」。

被写体や背景の露出差を自動で分析して自然な階調にしてくれる「Dレンジオプティマイザー」と、露出の異なる画像を3枚撮影して適正露出、アンダーの明るい部分、オーバーの暗い部分を合成して豊かな階調にしてくれる「オートHDR」。

「クリエイティブスタイル」では、13種類の画像スタイルから仕上がりの好みを選べる。さらにコントラスト、彩度、シャープネスを微調整もできる。

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「ピクチャーエフェクト」は、[トイカメラ]、[ポップカラー]、[ポスタリゼーション]、[レトロフォト]、[ソフトハイキ―]、[パートカラー]、[ハイコントラストモノクロ]、[ソフトフォーカス]、[絵画調HDR]、[リッチトーンモノクロ]、[ミニチュア]、[絵画調]、[イラスト調]といった効果を選んで映像表現できる。

「ピクチャープロファイル」は、撮影する画像の発色や階調の設定を変更できる。

あらかじめ用意されたプリセットを利用するか、[ブラックレベル]、[ガンマ]、[ニー]、[カラーモード]、[彩度]、[色相]、[色の深さ]を調整することもできる。

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●[1]-[11]ピント補助

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1-11の「ピント補助」。

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ピント拡大時の設定として、「ピント拡大時間」を[2秒]、[5秒]、[無制限]から選択。

「「ピント拡大初期倍率」[x1.0][x7.8]から選択。

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ピントがあった輪郭を強調するピーキングの、[ピーキングレベル」の強さを選択。

強調する輪郭の色を「ピーキング色」から、[レッド]、[イエロー]、[ホワイト]から選択。

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●[1]-[12] 顔検出 / 撮影補助

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1-12の「顔検出 / 撮影補助」。

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蛍光灯のフリッカーのような人工光源の点滅によるちらつきを検知して、フリッカーによる影響が少ないタイミングで静止画を撮影できる「フリッカーレス撮影」のオンオフ。

特に、速いシャッター速度で撮影したときに、画像の上下に出てくる露出や色合いの差や、連続撮影した時の露出や色合いのばらつきを低減できる。

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人の顔を判断してピントや露出、画像処理、フラッシュの調整をする「顔検出」。

顔情報も登録できて、登録した顔の優先順位も決めることができる。

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・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その2)
へ続く。

購入前、購入後の設定チェックの忘備録として(自分含め)役に立てば。

・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の実機をいじり倒してきたよ。(前編)
・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の実機をいじり倒してきたよ。(後編)

・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その1)
・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その2)
・Aマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ α99 II (ILCA-99M2)の新機能を調べよう。(設定メニュー編その3)

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●α99Ⅱボディ先行予約販売中

0916r
デジタル一眼カメラ α99Ⅱ「ILCA-99M2
ソニーストア販売価格:388,880円(税別) 
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)

※手持ちのクーポンに、以下クーポンがある場合は必ず使用してください。
 「ILCA-99M2 長期保証5年ワイド無償」有効期限日:2016年11月25日

・11月25日(金)発売予定のAマウントフラッグシップモデル、デジタル一眼カメラ”α99Ⅱ” 供給不足のお知らせ。
・調べれば調べるほど、デジタル一眼カメラAマウントのフラッグシップモデル”α99Ⅱ”の性能っぷりに嫉妬する。

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αフォトライフサポート_5,000円+税
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ソニーストア販売価格:29,500円(税別) 
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リチャージャブルバッテリーパック「NP-FM500H

希望小売価格9,000円(税別)
ソニーストア販売価格:8,500円(税別) 
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)

 

・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」を、ソニーストア大阪で触ってきたレビュー。
・35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7RⅡ」、外観レビュー。
・ついに来たよ35mmフルサイズのコンパクトデジタル一眼Eマウント”α7”!
・やたらウキウキで、初めてα7/α7Rを持って撮影してきた!
・α7を持って、横須賀港に撮影に行ってみた。
・α7にマウントアダプター+望遠レンズで、呉港に撮影に行ってみた。
・かなり楽しみに待ってた「SEL55F18Z」が来たからα7他で撮ってきてみた。
・α7で、1/1ガンダムとストライクフリーダムを狙い撃つっ( ゚д゚ )!!!
・α7にあるとかなり重宝するカールツァイスレンズ「SEL2470Z」。
・Eマウント待望のフルサイズ対応望遠ズームレンズ「SEL70200G」を使ってみよう!
・ダイナミックな広角からスナップまでを1本でこなせるフルサイズEマウントレンズ 「SEL1635Z」を使ってみよう。
・広角24mmから望遠240mm(APS-C360mm)までカバーする高倍率ズームレンズ 「SEL24240」を使ってみよう。
 ・2015年8月8日(土)、福岡天神を歩きながらデジタル一眼カメラ”α7RⅡ”を初めて使ってみた。
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(横田基地友好祭2015 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(国営昭和記念公園 編)
・9月19日(土)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(銀座~築地、夜散歩 編)
・9月20日(日)、強行突破で「東京ゲームショウ 2015」に行ってきたよ!
・9月20日(日)、ソニークラスタのみんなで撮影会に行ってきたよ。(伊丹空港千里堤防 編)
・2015年10月15日(木)、「平成27年度自衛隊観艦式」の事前公開(体験航海)に行ってきたよ。
・フルサイズと明るいレンズの組み合わせで背景ボケを楽しめる、単焦点レンズ(FE 50mm F1.8) 「SEL50F18F」

・”αシリーズ”Eマウントカメラの性能を出しきれる待望の望遠ズーム(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)「SEL70300G」。
・キリっとした解像感とふんわりとろけるボケの柔らかさがキモチイイ! FE 85mm F1.4 GM『SEL85F14GM』と格闘しながら1ヶ月ちょっと使い続けてみた。
・さーさーの葉ーさーらさらー♪の七夕飾りを撮影散歩。(α7RⅡ+SEL85F14GM)
・ビシっと決まる解像感と描写力、ポートレートからスナップまでが1本で撮りやすい、単焦点レンズ Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 「SEL50F14Z」。
・ソニークラスタのみんなで、熊本(大観峰・黒川温泉)に行ってきたよ。
・24mmから70mmまで変化できる焦点距離で、どれだけの絵が撮れるか楽しみなレンズ「SEL2470GM」

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