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11.6インチサイズでモビリティとパフォーマンスを実現した待望の「VAIO Pro 11」(その2)

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・11.6インチサイズでモビリティとパフォーマンスを実現した待望の「VAIO Pro 11」(その1)
の続き。

Intel製の第4世代Coreプロセッサー「Haswell」を搭載して、
モバイルVAIOとして劇的な進化をとげた「VAIO Pro 13/11」

前回でも触れたように、
11.6インチサイズのVAIOが長らく不在だった事、
そして、ちょうど1年前、待望の11.6インチの復活だと思われたVAIO Tシリーズも
第3世代Coreプロセッサー「Ivy Bridge」を搭載した
当時の“Ultrabook”というカテゴリーで登場したものの、
重量やサイズ感を含め、イマイチ真のモバイルとは言い難かった事。

それを超えてようやく出てきたのが、今回の「VAIO Pro 11」であり、
それは、待ち焦がれていたモバイルVAIOとして復活。

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●より軽く、より薄くそして強靭性を極める。

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「VAIO Pro 11」のサイズは以下のとおり。

【タッチパネル搭載モデル】
外形寸法 : 約 幅285 mm × 奥行197 mm × 高さ13.2mm(最厚部17.2 mm)
質量    : 約870 g

【タッチパネル非搭載モデル】
外形寸法 : 約 幅285 mm × 奥行197 mm × 高さ11.8mm(最厚部15.8 mm)
質量    : 約770 g

まず、フットプリント(タテヨコの面積)が285mmx197mm
ディスプレイサイズの小ささに加えて周囲のベゼル含めたトータルサイズが小さいという事。

当たり前だけれど、13.3インチの「「VAIO Pro 13」(322mmx216mm)と較べてもわかるとおり
圧倒的にコンパクト。

横サイズは37mm、奥行きで19mmも短くなるから
小さめのカバンにでもスッポリと入れやすい。
これが11.6インチモデルの最大の魅力。

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そして質量。
タッチパネルを搭載しなかったら、約770gというとんでもない軽さで、
Windows 8を扱うならタッチパネルを搭載としても、それでも約870g

このとてつもなく小さくて、ありえないぐらいの軽さ、
日々、持ち歩こうとか、出張に持って行こうとした時に
カバンやバッグの場所をとらない、荷物がかさばらない、
これはものすごく重要。

荷物として持っていくにしても軽いほうがいいに決まってるし、
本体を手に持った時に、それが重いか軽いか、、
圧倒的な軽さは、日常使ううえで、恐ろしいまで感じる苦痛具合がかわってくる。

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例えば、一つ前のVAIO Tシリーズをみると
同じディスプレイサイズの11.6型ワイドの「VAIO Tシリーズ11」は、
横幅297mmx奥行き214.5mm、そして重量が約1420g

同じ11インチにもかかわらず、ヨコ12mm、奥行き17.5mm
おおよそ一回り小さくて、
なによりも重量がタッチパネル搭載モデルでさえ550gも違う。
(タッチパネル非搭載モデルなら650g、へたしたら2台分)

本体サイズは、いつも入れるカバンに入りさえすれば良いとしても、
その重量が、1420gなのか、それとも870gなのか、
これは強烈な違いになる。

もちろん、ボディ全体がアルミニウムでできているとか
低価格路線というものもあるので、
もろもろの条件がまるっきりの同じではないとしても、
11.6インチの画面を持つモバイルVAIOとしてみるとこれはかなり衝撃的。

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●モバイルVAIOに採用され続けたカーボンファイバーを継承。

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その軽さを実現させているのは、「UDカーボン」

厳密には、東レ製の「UDカーボン」を使っていて、
最近、他メーカーのノートPCにも採用されているカーボンは「クロスカーボン」で、
それと比べると、さらに軽くそして圧倒的に強度が高い。

実際、同サイズの板状の「クロスカーボン」と「UDカーボン」を手にしただけで
それだけでも明らかに軽さが異なるし、
ムリヤリ折り曲げようと力を加えると、
「クロスカーボン」は少し曲がるなという感覚だけれど
「UDカーボン」はもうなんだこれは?というくらいにびくともしないくらい硬い。

「UDカーボン」はそれだけの硬さを持っているから
板状から加工するのは相当に難しいと簡単に想像がつくのだけれど、
VAIO Proのボディにあわせて、なんと天面と底面にあわせて
カドを曲げたデザインを「UDカーボン」で構成している。

これは、2003年に発売された「VAIO 505EXTREME」の時から
長年にわたってカーボン加工の技術が蓄積してきた賜物であって
その歴史があるから、ここまでの事ができる。

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素材の強靭さに加えて
閉じたときの断面が六角形に見える「Hexa-shell」デザインとする事で
デザインからも剛性を高めて、上下からの加圧や、
それから縦横、前後といった全方面からも本体を保護をするという堅牢ボディになっている。

単純に軽いだけじゃなくて、剛性も保っているからこそ
普段使いとして気軽に持ち運べるモバイルPCになる。

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●タイプする事に注力できるか、仕事ができるか。

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「VAIO Pro 11」
キーピッチ(キートップの真ん中とその隣のキートップの真ん中までの距離)は、17mm

VAIO Pro 13の19mmフルピッチよりは若干小さくなるものの
小さいノートPCは一般的に、15mmというのもある事からすると広く
そして、タイプしたときの沈み込み、いわゆるキーストロークが、
VAIO Pro 13/11共通して、1.4mmと深い。

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キーピッチが狭いと指がうまく走らないし
キーストロークが浅いと打鍵感がなくて打ちにくさにつながるというか
薄型のノートPCは当然薄くするために削らなきゃいけないところにもかかわらず
VAIO Proは、しっかりとキータイプが出来る。

もちろん、バックライトキーボードを搭載して、
周りを暗くしたプレゼンをする時や、飛行機やホテルといった光量がたりない場所でも
照度センサーが自動的に感知して点灯して、
キートップを確認してタイプできる。

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そしてもうひとつ、
VAIO Proは使うときに、本体が奥側から手前のパームレストにかけてナナメに傾斜していて
パームレストはほぼ置いている机と段差がなくなる。

本体が小さいだけに、パームレストに手のひらが乗り切ることはないのだけれど
うまく段差がなくなっているおかげもあって
手のひらは机にかけておいて、余計な負担もなく構えてタイピングできる。

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ちなみに、パームレスト部には、
ブラック、シルバーともにヘアラインの入ったアルミニウムを採用。

あえてパームレストをアルミニウムとすることで
軽いボディにもかかわらず重厚感を失わない。

また、NFCはタッチパッド上に内蔵されていて
NFCを搭載している機器とタッチすればすぐにつなげられる。

クラムシェル型のノートPCを選択するという事は、
キーボードでのタイプが必須だからこそのチョイスなわけで、
このタイピングに難があるとそもそもの意味がなくなる。

スペックには見えない部分だけれど、
キーボードは、実際にPCで仕事(作業)をする上では
とても重要だし、こうしたキーボードに対するこだわりがあるからこそ使いたくなる。

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・11.6インチサイズでモビリティとパフォーマンスを実現した待望の「VAIO Pro 11」(その3)
へ続く。

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・2013年夏モデル 発売機種のご案内:VAIO

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