ソニーが基本的に好き!

VAIOにフラッシュメモリーを載せるかどうか考えよう。


ハードディスク(HDD)の代わりに
とっても注目されてるフラッシュメモリー。

モバイル系VAIOのVAIO typeTVAIO typeGVAIO typeU
3機種にまで搭載できるようになった。

HDDと違って何が利点なのか?
をわかりやすく説明してるページが
「フラッシュ小次郎が教えるフラッシュメモリー講座」

フラッシュメモリーの利点は、
HDDに比べて、
高速、軽量、高耐久性、省電力。
なんだかいい事ばっかり。

【高速】
HDDのように磁気ディスクを磁気ヘッドがデータを読みに行く
という物理的な作業がなくて
チップ上のデータを電気的にアクセスしにいくから
データの読み書きが速い。

【軽量】
フラッシュメモリーは
メモリーチップで出来てるだけなので
パーツが少ない分、HDDよりもかなり軽くなる。

【高耐久性】
HDDの一番心配な部分は
振動で磁気ヘッドが磁気ディスクにぶつかって
データを壊してしまったりする事。
特にモバイルノートの場合、移動しながら使うことが多い分
そういった危険性が高い。
フラッシュメモリーにはそういったものがなにもない分
かなり安心して使える。

【省電力】
HDDみたにデータを読む時は必ず磁気ディスクが回転してたり
磁気ヘッドが動くというギミックが
フラッシュメモリーにはない分
バッテリーの持ちも長くなる。

逆にデメリットとされてた
【容量】もここ1年でかなり大容量化。

去年の夏(2006年7月)に、
VAIO typeUに初めてフラッシュメモリーが搭載された時の容量は
たったの16GBしかなくて、
フラッシュメモリー=容量が少ないというイメージがあったものの
今年の秋冬モデルからは、
最大で64GBまで選べるようになった。

だとすると
もうHDDじゃなくて
フラッシュメモリーを選択しないテはないわけだけど
残すは、
価格という重要な問題が残る。

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現時点で、
じゃ、どれくらいかかるのか?
3機種それぞれで、HDDからフラッシュに変更した場合の
価格差を調べてみた。


【VAIO typeT】
VAIO typeTは、一番複雑で、
2.5型HDDがあったり、セカンドドライブが変わったりするので
基準として見やすいように
「DVDスーパーマルチドライブ」を備えたという条件で、
1.8型HDD[約80GB]から
フラッシュメモリーに変更した場合の値段で比較してみた。

1.8型HDD[約80GB]
基準値価格

フラッシュメモリー[48GB]
+54,000円

フラッシュメモリー[64GB]
+89,000円

VAIO typeTは、
以前にあった
フラッシュメモリーの32GBの選択肢が既にない。

たぶん、
プリインストールされた
アプリケーションソフトウェアの量が多くて
32GBを選択時に
Office系のソフトウェアがインストールできないという制約があったけど
そういったものを回避するために
容量の余裕のある48GB以上にしたものと思われる。


【VAIO typeG】
VAIO typeGは、とてもシンプルな構成。
最低限のHDD容量は1.8型HDD[約60GB]で
このHDDを基準として
フラッシュメモリーに変更した場合。

1.8型HDD[約80GB]
基準値価格

フラッシュメモリー32GB
+39,000円

フラッシュメモリー48GB
+64,000円

フラッシュメモリー64GB
+99,000円

余計なソフトウェアが入ってない分、
32GBのフラッシュメモリーから選べるのは
ビジネス系PCであるVAIO typeGの利点。


VAIO typeU
VAIO typeUは、HDDモデルとゼロスピンドルモデルと
2つのモデルで2分されてるので、
この2機種の価格差から割り出してみた。

HDDモデルは、1.8型HDD[約40GB]のみのため
このHDDからフラッシュメモリーに変更する場合。

1.8型HDD[約40GB]
基準値価格

フラッシュメモリー32GB
+35,000円

フラッシュメモリー48GB
+60,000円

フラッシュメモリー64GB
+95,000円

上昇率というよりも
フラッシュメモリーを搭載した
ゼロスピンドルモデルは
189,800円(税込)~で買えるというのが驚き。

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フラッシュメモリー搭載機にしようとすると
HDDを選ぶよりも
最低でも4~5万円の価格上昇になる。

さすがに安いとはいえない金額だけど。

モバイル系VAIOに搭載されてる1.8型HDDの回転数は、
デスクトップや大型ノートに入ってるHDDよりもレスポンスが遅い。

特にWindows Vistaは、
HDDに頻繁にアクセスする事も多くて
全体的なパフォーマンスの足をひっぱってるのも事実。

そして何よりも
持ち歩くのが前提となるのがモバイルPCの定義なので
移動中の衝撃とか振動でデータがぶっ壊れてしまうという恐怖を抱きながら
使うのも精神衛生上よくないし。

たぶん
その値段を出した分の価値は
フラッシュメモリーにはあると思う。

<戯れ言>
後からフラッシュメモリーに交換するというテもあるけど
単体のフラッシュメモリーはジツはまだまだ高い。
というか、
VAIOオーナーメードのこのフラッシュメモリーの値段って
HDDの値段を差っぴいても
破格だと思うのは自分だけか?

・超軽い859gのフラッシュメモリー搭載「VAIO typeG」
・typeGフラッシュメモリー VS. typeT 速度比較(動画バージョン)
・VAIO typeGの中にあるフラッシュメモリーを実際に見てみる。

【VAIO typeT特集ページ】

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