ソニーが基本的に好き!

VAIO typeS(SZ94)のベンチマークテスト(その1)


VAIO typeS(SZシリーズ)は、
モバイルノートという分類の中では高速なマシンって事もあって、
今回も、VAIO typeS(SZ94シリーズ)とのベンチマークテストをしてみる事にした。
比較のために一つ前のVGN-SZ93Sも同様にテストしてる。

<VGN-SZ94USのスペック>
OS:Windows Vista Ultimate
CPU:インテル Core 2 Duo T7700 (2.40GHz)
メモリー:2GB(DDR2 667/1GBx2)
HDD:ハイブリッドHDD 約160GB
チップセット:モバイル Intel GM965 Express
グラフィックボード:
SPEED・・・NVIDIA GeForce 8400M GS GPU
STAMINA・・モバイルIntel GMA X3100

<VGN-SZ93のスペック>
OS:Windows Vista Home Premium
CPU:インテル Core 2 Duo T7200 (2.00GHz)
メモリー:2GB(DDR2 533/1GBx2)
HDD:約100GB(SATA/5400回転)
チップセット:Intel 945GM Express
グラフィックボード:
SPEED・・・NVIDIA GeForce Go 7400 GPU
STAMINA・・Intel GMA 950

ベンチマークソフトも
増やしてやってみたほうが
正確性は増すかなと言う事で、
いろいろやってみた。

VGN-SZ93は、一度リカバリをかけて
どちらも、Windows Vistaの
初期設定やアップデートを済ませた状態で
ほぼ同条件でテストをしてみた。

<2007年9月15日追記>
以下のベンチマークテストをしたのは
グラフィックドライバーのアップデートがあたる以前のもので、
電源プランは、購入時デフォルト設定の【バランス】という状態で
計測したもの。
その後のアップデートで数値があまりにも大きく変化して、
VGN-SZ94USをかなり過小評価してた模様・・・
再度、計測しなおしして修正記事を掲載したのでそちらをどぞ。

・VAIO typeS(SZ94)のベンチマークテスト(その1.5)というかやり直し。

---------------------

●CrystalMark 2004R2

CPUやメモリー、HDD、グラフィック
のパフォーマンスを計測できるベンチマークソフト。

<VGN-SZ94US>

【STAMINAモード】           【SPEEDモード】

<VGN-SZ93S>

【STAMINAモード】           【SPEEDモード】

[ALU]や[FPU]といったCPU演算は、
クロックとシステムバスの向上を受けて
Core 2 Duo T7700 (2.40GHz)の数値がかなり高い。

[MEM]のメモリーの速度は、
同じ2GBでもメモリーバスの違いが出てSZ94のほうが数値が高い。

[HDD]は、ハードディスクの読み書き速度で
このベンチではハイブリットだから速いという結果はあまり見えてこない。

[GDI]、[D2D]、[OGL]のグラフィック関連の評価は、
当然、NVIDIA GeForce 8400M GS GPUの数値が良い。
また、
チップセット内蔵同士のグラフィックを比べてみると
モバイルIntel GMA X3100が少し良さそう。

---------------------

お約束の今までやってきたゲームベンチ2つ。
若干、古さを感じつつ。
そして、ついにはUCGOは今年で終わってしまうらしく
ベンチをする意味がなくなり気味・・・

●UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE

<VGN-SZ94US>
【STAMINAモード】
MARK:1015、975、974  平均:988
【SPEEDモード】
MARK:3180、3439、3460  平均:3359

<VGN-SZ93S>
【STAMINAモード】
MARK:857、840、843  平均:846
【SPEEDモード】
MARK:2858、2882、2883  平均:2874

スペックが上がった分だけ
数値が向上。
内蔵チップセットの差も出た形。

●Vana’diel Bench3
(FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3)

<VGN-SZ94US>
【STAMINAモード】
・低解像度モード
SCORE:2550、2493、2511  平均:2518
・高解像度モード
SCORE:1572、1152、1556  平均:1551

【SPEEDモード】
・低解像度モード
SCORE:4501、4284、4402  平均:4395
・高解像度モード
SCORE:3091、2909、3066  平均:3022

<VGN-SZ93S>
【STAMINAモード】
・低解像度モード
SCORE:2234、2143、2164  平均:2180
・高解像度モード
SCORE:1325、1330、1488  平均:1381

【SPEEDモード】
・低解像度モード
SCORE:5625、5615、5636  平均:5625
・高解像度モード
SCORE:3318、3289、3340  平均:3315

これを見て驚いたのが、
【STAMINAモード】では、
順当にSZ94のベンチマークが高いのに対して
SZ93の【SPEEDモード】より、SZ94の【SPEEDモード】のほうの
ベンチマークが低い事!

という事は、
SZ94に搭載されている「NVIDIA GeForce 8400M GS GPU」が
本領を発揮できてないという事になる。


なんでだろ?
とさんざん悩みまくったあげくの果てに
なんとなくわかったのは、グラフィックに何か原因がありそうだと。

で、調べてみると
公式サイトに、そのままずばりではないけれど、
一部のGeForceに、Windows Vista上で
描画処理に遅延するという問題が発生するみたいで
かなりコレくさい気がする。

・動作環境インフォメーション:FFXI公式ページ

もしもこのソフトだけで
SZ94だけのベンチマークを計ってたら
単純に、SZ94が遅いと勘違いしてしまうかもしれない。

やっぱり、いろんな角度から見る必要はあるなと実感。

---------------------

という事で、
もうちょっといろいろ調べてみる事にした。

・VAIO typeS(SZ94)のベンチマークテスト(その1.5)というかやり直し。
へ続く。

【VAIO typeS特集ページ】
【VAIO typeT特集ページ】

【TOPページへ】

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)