ソニーが基本的に好き!

ブルーレイディスクを搭載できるVAIO typeRを考えてみる。(その2)

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ブルーレイディスクを搭載できるVAIO typeRを考えてみる。(その1)
の続き。

ブルーレイディスクをこの早い段階で搭載できる魅力は十分にあるんだけど、
はたしてどんなもんか?って不安も多々あるワケで。
いろいろと調べつつ、
現状どんなもんかを自分なりに考え中ー。

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【ブルーレイディスク】
そもそもブルーレイディスクって何なんだ?
というと、
カンタンに言えば、CDとかDVDと同じサイズ(12cm)のままで
1枚のディスクにDVDの5倍の容量が入れられるディスク。


<容量比較>
DVD
1層・・・4.7GB (2層・・・8.5GB)
ブルーレイディスク
1層・・・25GB  (2層・・・50GB)

ハイビジョン番組が約2~2.5時間
アナログ放送なら約13時間も記録できる。

容量が増えたからその分、1枚の中に高画質でもたくさん入れられるよと
それだけの事なんだけどね。
技術的にはココまでこぎつけるのに相当大変だったみたいだ。


今回、VAIO typeRに搭載されるブルーレイディスクドライブは、
Panasonic製のドライブ。
自社製ブルーレイディスクドライブは間に合わなかったのか?
まぁ、そんな事言ってたらPC自体が成り立たないけど。。

このドライブは、
ブルーレイディスクはもちろん、
DVDもCDの読み込み書き込みもできる。
今までの使い勝手の良さを残したまま
新しいブルーレイディスクが扱える。
そういった意味では導入はしやすい。

---<注意>---
ソニーが既に発売してる「BDZ-S77」が採用している
「BD-RE Ver.1.0」とは互換性がない。
「BDZ-S77」で録画したブルーレイディスクをVAIOで再生する事もできないし、
VAIOで作ったブルーレイディスクを「BDZ-S77」で再生する事もできない。

既「BDZ-S77」が今回の新規格に移行できるように
バージョンアップかなにかで、
互換性を持たせて欲しいと思うんだけど、ムリなのかな?
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ディスクの種類は、
追記型のBD-R、書き換え型のBD-RE。

BD-REは、繰り返し使える「書き換え可能」なタイプ。
デジタル放送のムーブに対応しているのもBD-REとなって、
使い勝手はこちらのほうがイイが、
1枚の値段が25GBで2.604円(BNE25A)と若干高い。

BD-Rは、書き換えができないものの、
空き部分には後からでも書き込みができる「追記」タイプ。
価格は、25GBで1.869円(BNR25A)と比較的安め。
ただし、デジタル放送のムーブに比対応らしく、
自前のビデオカメラを編集したものを保存する使い方に向く。
(ムーブ機能については将来的には対応の可能性アリ。)

ちなみに、
ソニーからは、25GBのみの発売となってるけど、
Panasonicからは、50GBのブルーレイディスクも発売されてる。
(そのかわり値段はBD-REで6000円近い値段がする・・・)

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【ブルーレイディスクドライブを載せると何かイイ事あるのか?】
何はともあれ、フラッグシップモデルのVAIO typeRiconには、
ブルーレイディスクドライブが搭載できる。

コレだけで十分な魅力はあるのは確かなんだけど、
じゃ、ブルーレイディスクドライブを搭載したら
何のメリットがあるのか?

ひとつは、
今やスタンダード化しつつある、ハイビジョンビデオカメラの映像を
そのまんまのハイビジョン画質のまま保存できるって事。

今までであれば、いくらハイビジョンで取り込めても
結局は、4.7GBのDVDに画質を落として保存するか、
もしくはデータ化して短い時間で保存するか
のどちらかしか方法がなかった。

それが、25GBもあるブルーレイディスクなら
ハイビジョン画質のままで保存する事ができるようになる。

もうひとつは、
ハイビジョン放送をHDDに録画した番組を
同じようにハイビジョン画質のままで記録できる事。
(現段階では、BD-REのみ。)

既存のHDD搭載ハイビジョンレコーダーだと、
今のところハイビジョン番組をHDD内に録画はできても
ディスクメディアに記録するとやはり画質は落ちてしまう。
(ムーブになるので元データは失ってしまうのに・・・)

このジレンマをいち早く解決してくれると考えれば
ブルーレイディスクドライブを搭載する価値はある。

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【使い勝手はどうなんだ?】

ハイビジョンビデオカメラだけを考えれば、
「Adobe Premiere」で思いのままに編集して、
「Ulead BD DiscRecorder for VAIO」というソフトウェアを使って
ブルーレイディスクにハイビジョン画質のまま保存する事ができる。

それに、DVDしか持ってない家族や友人にプレゼントする場合は、
「Click to DVD」を使えば、
ダウンコンバートして4.7GBのDVDを作る事もできる。

このあたりは、一連の流れが良く出来てると言えるというか
ソニーの得意分野がうまく生かされてるなと。。

ただ、
デジタル放送をHDDに録画したものを
ブルーレイディスクにムーブする時はそうもいかない。

VAIOでデジタル放送を見たり録画するには、
「StationTV Digital for VAIO」というソフトを使う事になる。
(アナログ放送は「Do VAIO」と別ソフトで統合性がない。)

ブルーレイディスクにムーブする時には、
「StationTV Digital for VAIO」のソフト操作の延長上で
できるらしいけど、
編集は一切できないし、録画した番組をそっくりそのまま
ブルーレイディスク(BD-RE)に移すだけ。

まぁ、CMの入らない映画とかコンサートならガマンできなくはないけど、
ディスクに残すんならCMカットしたいのが心情だから
ソフトウェアのバージョンアップか何かで編集機能を追加して欲しい。

PCのイイとこは、
ソフトウェアがバージョンアップできたり、
もしくは新たなソフトウェアを導入できるトコだから、
100%の使い勝手を実現してなくても、
今既に放送されてるハイビジョン番組を
そのままの画質でブルーレイに保存できる最短方法ではある。

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こんなにダラダラと書く予定じゃなかったんだけど、
次は、実際にVAIO typeRiconにブルーレイディスクを載せる場合のスペックを
VAIOオーナーメードでみてみよ。。
(その3)に続く。

【参考】
ブルーレイディスクが広げるハイビジョン・ワールドicon

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VGN-UX90PS、VGN-UX90PS、VGN-UX50icon

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