「VLOGCAM ZV-1」を、ソニーストアで触ってきたレビュー(前編)。やりたい事にあわせてボタンを押すだけで使える「背景ぼけ切り替え」と「商品レビュー用設定」がめちゃくちゃ使いやすい。


ビデオブロガー向けとして新たに登場したデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」

見た目には、RX100シリーズとソックリなのに、ざわざわVLOGCAMとして出てきたのはなぜなのか?

ソニーストア 直営店に先行展示された「VLOGCAM ZV-1」を触ってきたレビューをしてみる。

・ソニーストアでの先行予約販売開始は6月2日(火) 10時から。

<プレスリリース>
・見せたいものや伝えたいことをかんたん操作で映える動画に。Vlog撮影向け『VLOGCAMTM ZV-1』発売 | プレスリリース | ソニー

<製品情報>
・VLOGCAM ZV-1/ZV-1G | デジタルカメラ VLOGCAM | ソニー

<海外先行発表情報>
・Sony Vlog camera ZV-1 を海外で先行発表!ビデオブロガーやビデオコンテンツクリエイターのためのデジタルカメラ。

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●VLOG撮影のために作られた、「VLOGCAM ZV-1」


ティザー広告でめちゃくちゃ気になっていたモフモフの正体は、ウィンドスクリーンだった。

これが「VLOGCAM ZV-1」の武器の一つ。


実機を見るまではどうやってくっついているのか不思議だったけれど、カメラの上の面がマイクになっていて、横にあるアクセサリーシューを利用してウィンドスクリーンを装着する仕組み。

もしかしたら本体の上にマイクが飛び出ていて、そこにウインドスクリーンがくっついているのかと想像していたけれど、思ったよりもシンプルな構造だった。


本体上面にかなりのスペースをとっているマイクグリル。

この中に、指向性をもった3つのカプセルマイクが入っていて、しっかりとカメラ前方の音声をひろってくれる。

今どきのカメラは4K画質の動画は撮れるけれど、内蔵マイクについてはどうしてもオマケ的になってしまいがち。

動画撮りを本気でしようとするとカメラ内蔵マイクでは物足りなくて、外部マイクを付けざるを得なくなる事がよくある。

それを考えると、「VLOGCAM ZV-1」は内蔵マイクでかなり良い音声が収録できるというメリットは大きい。

後述するけれど、このマイクかなり良い。


そしてもうひとつが、横開きで回転機構を持つ可変式の「バリアングル液晶モニター」

180度の回転可動域があるので、自撮りのしやすさはもちろん、ハイアングルでもローアングルでも撮りやすい体勢で撮影できる。

横開きってことは、上にあるマイクに干渉することもないし、アクセサリーシューに取り付けた外部マイクも回避できるので理にかなっている。

ちなみに、液晶モニターの開閉に連動して自動的に電源がオンオフになるので、ワンアクションで撮影に挑めるしバッテリーの消費を少しでも抑えることができる。

クルッと回して閉じれば、液晶ディスプレイを簡易に保護することもできる。

横長のカメラスタイルなのに、液晶の動きといい前面に録画ランプといい、とてもハンディカム的。

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●見た目はRX100シリーズとソックリスタイルだけど、動画に特化した仕様が各所に。


「VLOGCAM ZV-1」を手にしてみると、外観はRX100シリーズとウリ二つというかほぼほぼ同じ。

左が「RX100VII」で、右が「VLOGCAM ZV-1」

遠目にみるには判別がつきにくいくらい変わらないスタイル。


実際に手にしてみると、カドは丸みを帯びて、全体的に樹脂素材で軽い。

バッテリー、メモリカード含めても約294g

小さくてもグリップがついていて、素材とカタチ、軽さもあいまってめちゃくちゃ持ちやすい。

金属管マシマシでエッジとフラットな印象の「RX100VII」とかなり違うことがわかる。


そして、大きく違うのは、カメラの上の面。

「RX100VII」は、動画は撮れるけれどあくまでもメインは静止画撮影。

ファインダーやフラッシュ、モードダイヤル、シャッターボタンが主役。

それに対して、「VLOGCAM ZV-1」は、動画撮影に特化したということもあって、マイクとマルチインターフェースシューがドンと中央にある。

モードダイヤルも押しボタン式になり、録画ボタンカスタムボタン(C1)が大きく押しやすくなっている。

RX100シリーズのレンズ部に備わるコントロールリングはない。

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●やりたい事にあわせてボタンを押すだけで使える「背景ぼけ切り替え」「商品レビュー用設定」


Vlogに特化して、めちゃくちゃわかりやすい機能があるのが、「VLOGCAM ZV-1」

どっちかというと、”シチュエーションにあわせてカメラの知識を設定をいじる”というのが従来のカメラに多い使い方。

「VLOGCAM ZV-1」は、”やりたい事にあわせてボタンを押すだけ”でイイ。

これは目からウロコ。

わかちゃいてもめんどくさい、忘れてたといったミスを確実に減らせる。


その一つが、「背景ぼけ切り替え」

背景ぼけを作りたいと思った場合、カメラ的なうんちくで言うと「絞り(F値)」、「焦点距離」、「撮影距離」、「背景との距離」を組み合わせて…なんて話になる。

中でもわかりにくいのが「絞り(F値)」。


「絞り(F値)」を開放で撮るか絞って撮るかでぼけ被写界深度を狭めたり広めたり。と言ってる時点でワケワカメになる人だっている。

じゃあもうボタンでイッパツで切り替えるよというのが、「VLOGCAM ZV-1」の上についている「背景ぼけ切り換え」ボタン


ボタンを押すと、「背景のボケ:ぼけ」「背景のボケ:くっきり」に交互に入れ替わる。

「背景のボケ:ぼけ」になると、背景がふんわりとぼける。

実際には、絞り値が開放値(最大F1.8)に固定。


「背景のボケ:くっきり」にすると、自分と背景までしっかりくっきりと映すことができる。

実際には、絞り値がF5.6に固定。

絞りやF値といったことを考えなくてもワンボタンで背景のボケを瞬時に変えられるのでとても楽。

逆にわかっていても、F値をグルグルと変える手間いらずでポンポンと変更できると、撮影している現場でもめちゃくちゃ役に立つ。

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二つめが、「商品レビュー用設定」

自分の手元にあるアイテムを紹介するレビュー動画を撮る場合、よくあるのがアイテムに合わせたいのに顔のほうにピントがあってしまう現象。

これも、本来なら人の顔を主として撮りたい機能がオンになっているだけで、設定からオフにすればいいだけなんだけれども。

メニューを開いてというのがやっぱり面倒だったりよくわからないなんてこともある。


そんなときに便利な機能が、「商品レビュー用設定ボタン」

カスタムボタン(C2)に、あらかじめ[商品レビュー用設定]がわりあてられているので、このボタンを押すだけ。


よくありがちなのが、この状態。

スマホを紹介したいと思っているのに、顔を認識してしまってそちらにピントをあわせようとしてしまう。

You Tubeでもよくみかける光景として、アイテムの後ろに手のひらをかざして、顔を隠してアイテムにピントを合わせたり。


「商品レビュー用設定ボタン」を押すと、「顔・瞳検出」がオフになって顔を追従しなくなる。

これで、アイテムのレビュー動画で紹介をすれば、話をしながら自分の顔からアイテムを手前に強調してもスムーズにピントが切り替わる。

一つだけ注意点があるとすれば、この機能を使っているときは[手ブレ補正]が[切]になるので三脚で固定して使うのが前提。

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すでにRX100シリーズを持っていて、カメラの知識さえあれば全く遜色なく動画撮りできるので、あえて「VLOGCAM ZV-1」が必要ということもない。

ただし、これから動画撮りをはじめたいという人にとっては、強烈な武器になる。

最近のスマホなら4K動画の撮影ができてしまうし、スマホでいいじゃんと単純に思ってしまいがちだけれど、致命的な弱点があるとすれば貧弱なマイク。

いつも周囲が静かとも限らないし、風でボワボワとノイズが入るかもしれない。

たぶん本気で撮れば撮るほどに当たる壁のひとつ。

「VLOGCAM ZV-1」は、マイク性能が非常に優秀なうえに、ウインドスクリーンまで付けられる。

動画にとっても音声はとても重要で、音声がきちんと撮れるイコール動画のクオリティはめちゃくちゃ上がる。

そこに加えて、ワンボタンで使える「背景ぼけ切り替え」や「商品レビュー用設定」。

これにしてもカメラの知識がある程度あれば、設定できてしまうものだけど、ワンボタンで使えるというのは何も代えがたい。

”動画”は、静止画と違ってある程度の時間の経過を記録するもので、いったんスタートするとすぐに修正できない。

もしかすると、旅行だったりライブ感たっぷりに撮ろうとすると、イッパツ撮りが基本。

撮ったあとにしまった設定しくじったでは、後の祭り。

だからこそ、シンプルに気づきになるシンプルボタンの存在は大きい。

もうこれらの機能だけでも納得のVLOG撮影ができるようになるはず。

もちろん他にも利点もあれば、ツッコミどころもあるので、それは後編で。

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●デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」6月2日(火)10時から先行予約販売開始


デジタルカメラ「ZV-1」
オープン価格
ソニーストア販売価格:90,819+税(税込み99,900円)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

シューティンググリップキット「ZV-1G」
オープン価格
ソニーストア販売価格:103,546円+税(税込み113,900円)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ソニーストアでは、2020年6月2日(火) 10時より予約販売開始。

5月27日(水)より、ソニーストア直営店で展示開始。

・新商品 発売前先行体験・展示について | ソニーストアについて | ソニー


・Adobe Premiere Rush 3カ月無料キャンペーン


・UP!ME セカイにジブンをアップしよう。 Vlogのために生まれた「VLOGCAM ZV-1」登場!


・ソニーストアスタイリストの私たちもVlogやってます! | デジタルカメラ VLOGCAM | ソニー

 

・SONYのVLOG専用のコンパクトカメラのティーザー広告。2020年5月27日午前10時に国内プレスリリース。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
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