ソニーが基本的に好き!

「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」について個人的に思うこと。

ドイツ・ベルリン開催されている「IFA2017」では、ソニーモバイルコミュニケーションズから「Xperia XZ1」、「Xperia XZ1 Compact」、「Xperia XA1 Plus」の3機種が新しく登場。

今回のXperiaについて、とある記事でもともと自分のスタンスで書いているものと特に記事のニュアンスが変わった言い回し部分にクローズアップして指摘があり、それが自分の意向とはあまりにも異なるため、改めて自分の思った事を書いておこうかと。

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●Xperia XZ1

今回のXperiaについては、正直なところ外観デザインが全くと言っていいほど変わっていないのは事実。

最近のトレンドはディスプレイの占有率の大きいベゼルスレスレまで攻めたモデルが増えてきたこともあり、従来ながらのXperiaをみると、特にスマホをチェックしている人たちからすれば新鮮さは感じないというのもごもっともな意見。

ただし、Xperiaシリーズの中でフラッグシップ級の「Xperia XZ1」、「Xperia XZ1 Compact」について、中身は納得のスペックになっていることはわかる。

まずは、Xperiaの中心的モデルとも言える「Xperia XZ1」

2016年末に登場した「Xperia XZ」と、2017年夏に登場した「Xperia XZs」の流れを汲むモデル。

5.2型ディスプレイ(解像度1920x1080)をベースとして基本デザインは変わっていないものの、「Xperia XZ Premium」と同じくHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応。

ステレオスピーカーは、高出力のアンプを備えた「S-FORCE FRONT SURROUNDスピーカー」になったことで従来モデルよりも最大音量は50%増しに。

ということは、例えばXperiaで動画を見ようかなと思った時、「Amazonプライムビデオ」や「dTV」、「Netflix」などでHDRに対応した動画コンテンツをみれば、そのリッチな”映像と音場を楽しめる”というとてもわかりやすい恩恵を味わえる。

このあたりはコンテンツ(サービス)との連動性の良さ。

ベゼルレスじゃないと突っ込まれる事はあれど、スマホを横持ちにしている時に、不意に画面を指で覆い隠してしまうという普段感じてしまいがちなイライラを回避できるというメリットもある。

いい方向に受け取れば、ごく当たり前に手の中にリッチなコンテンツ(サービス)を味わえて「皆よりもずっとキレイな画質で見てるんだ」というような優越感には浸れる。

そしてスペックについても、プロセッサーに、Qualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 835」に、メモリー(RAM)は4GB

ストレージ(ROM)は64GBで、従来のeMMCからUFSとなり高速な読み書きできるうえ、接続端子はUSB Type-C(USB3.1 Gen1)となり、USB2.0とくらべて最大10倍の最大5Gbpsでデータ転送ができ、Quick Charge 3.0による高速充電にも対応。

ネットワークは、LTE Cat.16(4CA、4×4 MIMO)となり下り最大1Gbpsの高速回線通信に対応するなど、中身は先んじてハイエンドスペックとなった「Xperia XZ Premium」と完全に肩を並べている。

しかも、OSは最新のAndroid 8.0(Oreo)

「Xperia XZ」や「Xperia XZs」とはタテヨコサイズはほぼおなじものの厚みが8.1mmあったものから、「Xperia XZ1」は7.4mmとなり薄型化。

もちろんお約束でIP65/IP68相当の防水性能と防塵性能はもちろん引き続き備えているので、使うシーンに遠慮がいらないというのもXperiaの強みの一つ。

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●Xperia XZ1 Compact

さてその一方で、あれ?もうハイエンドコンパクトは出さないと言っていたような?…と思ったら出てきた「Xperia XZ1 Compact」

いわゆるコンパクト大好きな人にはたまらないモデル。

ちょうど1年前に登場した「Xperia X compact」は、ミッドレンジのプロセッサー(Snapdragon 650)やメモリー3GBというコンパクトはスペックが低めという何ともモヤモヤしていたところから、「Xperia XZ1 Compact」は、ハイエンド向けのQualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 835」に、メモリー(RAM)は4GBへ。

それだけなく、ストレージ(ROM)は32GBながらも高速な読み書きできるUFS、接続端子はUSB Type-C(USB2.0)、ネットワークは、LTE Cat.16(4CA、4×4 MIMO)、下り最大1Gbpsの高速回線通信に対応、IP65/IP68相当の防水性能と防塵性能、OSは最新のAndroid 8.0(Oreo)

まるっきり性能は「Xperia XZ Premium」「Xperia XZ1」と同じレベルにまで引き上げられた。

ディスプレイについて、4.6インチ(解像度1280 x 720)のままでHDRには非対応という従来モデルと変わっていない部分を勘案しても、その他は妥協のない超ハイスペックコンパクトに。

細かいところながら、「Xperia X Compact」から厚みが0.2mmほど薄型化したり、上下にダイヤモンドカットのメタルパーツを採用しているので、また印象も少し変わってみえる。

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●Xperia XZ1とXperia XZ1 Compactの共通機能

メインカメラは、「Xperia XZ1」、「Xperia XZ1 Compact」共通で、約1,900万画素のメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS®(エクスモア アールエス) for mobileを備えた「Motion Eye™ (モーションアイ)カメラシステム」を搭載。

最大960fpsのスーパースローモーション撮影ができるほか、動きを検知して最大3枚の写真を撮ってくれる「Predictive Capture(先読み撮影)」は”笑顔”検出が加わる。

さらに今回は、ソニーのデジタル一眼カメラ”αシリーズ”に備わっている、AF/AE追従しながら秒間10コマ/最大10秒で100枚連写できる「オートフォーカス連写」もできるようになった。

このあたりはカメラで記録することに小細工なく、”撮り逃しさせない”機能は、実際に撮影するシーンで役に立つことも増えるはず。

 

また、「3D クリエイター」というおもしろ機能も追加。

「3Dクリエイター」を使うと、手軽に人の顔などをスキャンして3Dデータを作成でき、3DアバターとしてカメラのARエフェクトで利用したり、ライブ壁紙に設定したり、3Dステッカーを作ってSNSにアップしたり、3Dプリンターを用いれば立体造形物として出力するといったことまでできる機能。

ハード面のみではなくて、ソフト面からも新しい機能が入っているとやっぱり楽しくて使ってみたくなる。

フロントカメラについては、「Xperia XZ1」が1300万画素のExmor RS for mobile CMOSセンサー、「Xperia XZ1 Compact」は800万画素のExmor R for Mobile CMOSセンサーという違いがある。

もちろんフロントカメラの画質面では、「Xperia XZ1」のほうが上で、その代わり?「Xperia XZ1 Compact」には焦点距離18mm相当の超広角レンズを採用。

120度というとてもワイドな撮影ができるので、友だちと一緒に、背景をドドーンと入れて自撮りをするという時にとても役に立ちそう。


そして忘れちゃいけないオーディオ機能。

従来モデルどおり、ハイレゾ音源の再生と、周囲の騒音を最大約98.0%まで低減するデジタルノイズキャンセリング機能を組み合わせた再生は健在。

「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」はワイヤレス機能が強化。Bluetooth 5.0となり、対応コーデックはLDACに加えてaptX HDにも新たに対応。

ワイヤレスでも対応機器と組み合わせることで、高音質で楽しめるよという事を強烈に意識している。

そして今回、IFA2017ではソニーはたくさんのヘッドホンを発表。

ワイヤレスとノイズキャンセリングをあわせもったオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM2」やネックバンドタイプの「WI-1000X」、左右完全分離タイプの「WF-1000X」とXperiaを組み合わせれば、それぞれのスタイルで最強の音楽環境がモバイルでも作れる。

また、ソニーにはウォークマンというオーディオプレーヤーがあり、今まではそのウォークマンとのカラバリを意識したヘッドホンが多かったところに、今回の「Xperia XZ1」や「Xperia XZ1 Compact」のカラーバリエーションともシンクロしてコーティネートできるようになっているあたりは、ヘッドホンというジャンルがいかにスマホとの連携を意識しているかもわかる。

「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」は、今までのモデルをよく知っているユーザがみると、変わり映えしないと思う事はあっても、数あるスマホの中から選んで自分のモノとして使う時。

シンプルに、「HDRに対応した動画コンテンツを楽しめるという高画質体験」ができること、「絶対にとり逃がしたくないシーンを写真におさめられる」ということ、「音楽をイイ音に向かう一方でファッションとしても楽しめる」ということ、そうした実際にスマホを普段から使うユーザーの求める楽しさに直結しているというのがXperiaのポイントなのかと。

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●後述

GALAXYをはじめ各社がチャレンジングなモデルを投入し続けているAndroid業界と、そこに先日発表となったiPhone Xも有機ELのベゼルレスやデュアルカメラになったことで、現時点での差異が感じられてしまうのは明らか。

ただ、ここは難しいポイントで、Xperiaも現状半年サイクルでモデル投入をしていることからすれば、今回は外観デザインを大きくいじらずに中身を変えることに重きをおいた回なのなという気がする。

2018年もMWCが控えているわけで、そこで大きく変わる可能性もあるし、Xperiaでの変化を期待するならもう少し辛抱して待ってみるのもひとつ。

けれど、上述したように「Xperia XZ」や「Xperia XZ1 Compact」を魅力に感じられるところは、性能のスペックアップと加えて、実際の体験(映像とカメラと音楽)がコンテンツ(サービス)とつながっていることかと。

劇的な進化を好む人もいれば、安定を好む人もいるし、デザインやカラーで気に入る人もいれば、特定コンテンツを快適に使えることが良しとする人もいる。スマホのターゲットは何しろ広い。

個人的には「Xperia XZ1 Compact」の中身スペックアップは嬉しいし、解像度に関してはフルHDにしてほしかったところもありつつも小型ゆえのバッテリーの持ちも考慮すれば納得できるところなのと、もしかしたら今後このサイズが突如出てこなくなる事もありうるので、そういった意味も含めて「Xperia XZ1 Compact」は欲しい。というか買おう。

・最新のXperiaを体験できる「Xperia タッチ&トライ イベント」、福岡会場に行ってみた。

<Xperia Touch>
・スマホとは全く違う体験になる大画面スクリーンを操る感動。机や床が、寝室の壁がエンターテイメント空間に変わる「Xperia Touch」
・ソニー好きが語る「Xperia Touch」がマストバイアイテムな理由|ASCII.jp

<Xperia XZ Premium>
・[ ASCII.jp x デジタル ] Xperia XZ Premiumは4K HDR映像の鑑賞はもちろん、写真家にもオススメだ
・[ Engadget Japanese 掲載]  ソニーの4Kスマホ「Xperia XZ Premium」を徹底解剖!前モデルとの差が歴然なワケ
・「Xperia XZ Premium」と「Xperia XA1 Ultra」をそれぞれレビュー。Xperia大画面モデルとして比較もしてみた。
・[電子版 週刊アスキー No.1133 (2017年7月4日発行)] 特集記事「Xperia完全理解」に、「ソニー好きが語り合うXperiaの今とこれから」対談を掲載いただきました。

<Xperia XZ >
・グローバルモデル「Xperia XZ Dual F8332」の外観ファーストインプレ。
・[ ASCII.jp x デジタル 掲載] SIMフリー版「Xperia XZ」を自腹購入でレビュー! X Performanceとの違いは?:週間リスキー
・[ Engadget Japanese 掲載 ]  ソニー Xperia XZを徹底解剖!Z5と比べた「良い所」「悪い所」
・[ モバレコ 掲載] 「Xperia XZ」をレビュー!スタイルもカメラ性能も進化したフラッグシップモデル

<Xperia X Compact>
・[ ASCII.jp x デジタル 掲載] スペックが下がって逆に良かったSIMフリー版「Xperia X Compact」レビュー
・[ Engadget Japanese 掲載]  ソニー Xperia X Compactを徹底解説、Z5 Compactからの買い替えはアリ?
・「Xperia X Compact」をひとまず快適に使えるグッズを揃えてみた。SONY純正の「Style Cover Touch」が超お気に入り。

<Xperia X Performance>
・「Xperia X Performance」の実機をソニーストアで触ってきた雑感。
・「Xperia X Performance」を保護する純正のカバー4種。カバーを閉じたままXperiaを操作できるフルウィンドウ付きスタイルカバーがおもしろい。
・Z5と比べてわかったXperia X Performanceの魅力- ASCII.jp x デジタル

・強烈なノイズキャンセリングと周囲の音を操れる便利機能、そして高音質が最高に心地いい、毎日持ち歩きたいワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン「MDR-1000X」

・EXPANSYS(エクスパンシス)

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