開発中の5Gミリ波帯対応スマートフォン「Xperia PRO」があまりにも魅力的。HDMI入力端子を備えて外部モニターと5G超高速モデムと化すプロ機。

ソニーは2月24日(月)午前8時30分(バルセロナ現地時間、日本時間同日午後4時30分)から、YouTubeのXperia公式チャネルで新モデルを発表。

「Xperia 1 II」、「Xperia 10 II」の2機種以外にもうひとつ、開発中ではあるものの5G ミリ波に対応した映像制作などプロフェッショナル向け「Xperia PRO(エクスペリア プロ)」。

・Sony Japan | ニュースリリース | 5G対応のフラッグシップスマートフォン 『Xperia 1 II』など、2機種を商品化
・Sony Announces 5G mmWave Compatible Device “Xperia PRO”

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●5G ミリ波に対応した映像制作などプロフェッショナル向け「Xperia PRO」。

2020年3月から日本でもサービスを開始する5Gに対応するモデルとして「Xperia 1 II」が発表となり。

そしてその「Xperia 1 II」をベースに業務用機器との連携だけに注力をした専用機「Xperia PRO」を開発中とのアナウンス。

ではいったい何が違うのか?

「Xperia 1 II」は、5G sub6(​6 GHz​未満​の​帯域)に対応。

「Xperia PRO」は、5G sub6(​6 GHz​未満​の​帯域)に加えて、ミリ波:mmWave(28GHz帯などの高周波数帯のミリ波)に対応するというのが異なる部分。

従来の4Gや3Gと電波特性は大きく変わらないsub-6に対して、光に近い電磁波で指向性が高くなるミリ波は通信の安定性を保持するのが難しいとされている。

そのため、「Xperia PRO」ではソニー独自の4方向に配置したアンテナを備え、低誘電率素材を採用するなどして、ハードウェアとして360度全方位の通信の受信感度を高めている。

ソフトウェアとして、5Gミリ波の接続している方向や通信のデータ送受信速度を「Xperia PRO」の画面に表示する通信解析アプリを搭載。

通信状況を可視化することで、より確実に映像を転送することができる。

そして本体下部中央にmicro HDMIの入力端子を搭載。

これは、レンズ交換式デジタル一眼カメラやプロフェッショナル向けカムコーダーの映像をうけて「Xperia PRO」の画面をそのままモニターとして利用することができる。

micro HDMI入力端子はあくまでも映像を映し出すためのもので、USB type-Cから映像を取り込み本体から5G通信でサーバーやクラウドなどに転送するといったソリューションを想定している。

サイドにあるカメラボタンの横にもうひとつある物理ボタンは、アプリのショートカットキー。

また「Xperia PRO」には、ストレージ容量が「Xperia 1 II」の2倍の512GB

逆に、ワイヤレス充電は非搭載となっている。

それ以外は、「Xperia 1 II」と共通。

トリプルカメラ+3D iTOFセンサーや最大60回/秒のAF/AE演算処理を行いAF/AE追随しながら20コマ/秒の高速連写は単独撮影としても強烈な武器。

ヘッドホン出力できるオーディオジャックについても、一般のトレンドはワイヤレスヘッドホンが利用されているものの、確実性が求められるプロの現場では有線接続できることは重要。

IP65/IP68相当の防水性能と防塵性能と大容量4,000mAhのバッテリーも実際の使用シーンにおいても必然の機能といえる。

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2019末に映像制作や写真撮影、モバイルeスポーツなどクリエイターの創造性を高める特別仕様のスマートフォンとして「Xperia 1 Professional Edition」が発売。

プロフェッショナルエディションということで、あくまでも既存の「Xperia 1」のグローバルモデルを国内向けに仕様を変更しただけのもの。

国内モデルよりもストレージ容量が大きい、デュアルSIMであるといったメリットも、FeliCa(おサイフケータイ)やフルセグ・ワンセグは非搭載といったデメリットも、あえてそうして作ったわけではなくもともとの仕様。

ソフトウェアで一部改良された部分はあったものの、「Xperia 1」が発売されて半年も経過したあとに発売されボディカラーも1色とするるなど、国内キャリアに忖度した部分も大きかった。

けれども、自社(ソニーストア)で販売となった初のフラッグシップモデルであったし、今後の期待は十分に抱かせてくれた。

そしてその布石が、「Xperia PRO」に続くものだと思われる。

「Xperia PRO」は、電波を通しやすくするためケースは、きらびやかな金属素材ではなく全身が樹脂素材であり、発熱を拡散するためにボディサイズも一回り大きい。

ワイヤレス充電も非搭載となるなど、スマートフォンに求められがちなスタイリッシュさや便利さといった面は省かれている。

ボディカラーもバリエーションはなく、ブラック一択。

けれども、この性能を最優先にしたデザインをよくみると「Xperia 1 II」はその薄さゆえにカメラ部はほんの少し出っ張っているのに対して、「Xperia PRO」はツライチ。

シボ加工されたプロ機材と同様の佇まいと、サイドに刻まれる「Xperia PRO」のロゴマーク。

むしろソニーの業務用機器を知っている人ほどその魅力に気づいてしまう。

そして、撮影現場にあえて別の大型モニターを持っていく余力はないとしても、いつも身につけているXperiaのディスプレイがそのモニター代わりで使えたらという願いがMicro HDMI端子を備えたことで叶うのである。

もちろん5Gが本格化して、カメラで撮影したデータを「Xperia PRO」を介してサーバーやクラウドに転送できるなんてワークフローができるようになれば、プロアマ問わず撮影スタイルに革新が起きることは間違いない。

見た目にも無骨で一般層には受け入れられる真逆を向いて、こんな目的のためだけにハードごと振り切った「Xperia PRO」が魅力的すぎてたまらない。

・5G対応、21:9の4K有機ELディスプレイに刷新されたトリプルカメラを備える「Xperia 1 II」。AF/AE追従20コマ/秒の高速連写、「DSEE Ultimate™」初搭載、新要素山盛りのフラッグシップモデル。
・21:9の有機ELディスプレイにトリプルカメラを搭載する6.0インチミッドレンジモデル「Xperia 10 II」。 防水防塵機能を備えてバッテリー容量増大、スペックも上がりスキのないモデルに。

<ASCII.jp x デジタルXperia執筆>
・ASCII毎週連載:Xperia周辺機器
・ASCII隔週連載:Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く

<Xperia 1 執筆>
・[ Engadget Japanese 掲載] ここ数年のXperiaとは全く異なる。Xperia 1実機ファーストインプレ

・[ Engadget Japanese 掲載] 実際どう? Xperia 1『超縦長』ディスプレイの使い心地(実機レビュー)

・[ Engadget Japanese 掲載] Xperia 1の『トリプルカメラ』をじっくり試した(実機レビュー)

・[ Engadget Japanese 掲載] 海外版Xperia 1を速攻入手して開梱レビュー。ストレージ128GBが魅力
・「Xperia 1」を手に入れたら、真っ先に保護フィルムを貼っておこう。

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