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[ ASCII.jp x デジタル 掲載 ] Xperiaシリーズを新たに生まれ変わらせた「Xperia 1」


・Xperiaシリーズを新たに生まれ変わらせた「Xperia 1」

Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く ― 第40回を掲載いただきました。


国内モデルのXperiaの歴史をたどるASCII.jpでの隔週連載の第40回目。

「Xperia 1 」はストレートなスクウェアデザインで、アスペクト比21:9というXperiaシリーズ史上でも最も長いディスプレイ。

大画面化しながらもXperia XZ2と全く同じ横幅で持ちやすさは変わらず、8.2mmと薄くなりかつ非常に軽いことに驚く。

そしてカラバリとして、久々に復活したパープル。

Xperia Z Ultraなどに代表されるパープルカラーは少し赤みのある落ち着いた色なのに対して、「Xperia 1 」は青みが強く周囲を反射する質の高い光沢感を持った色。

サイド面から背面にかけて継ぎ目の段差もなく表裏一体感のあるボディラインは、視覚的にも手にした時の触感まで非常に所有欲を満たされる。


画面サイズは6.5インチで、4K有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)。

4K解像度と有機ELディスプレイを兼ね備えているのは、「Xperia 1 」が初。

タテ解像度が高くなった恩恵として、TwitterやInstagramなどSNSの縦スクロールでの情報量が増して圧倒的に見やすくなったことと、画面を分割して同時に2つのアプリを利用できるマルチウインドウが使い勝手を促進。

指紋認証センサーの位置は、元どおり本体サイド面に回帰。


3840×1644ピクセルという高解像度と、有機ELの自発光ならではのコントラストの高さや暗いシーンの階調表現、広い色域の表現力の合わせ技。

HDRに加えて、BRAVIAの高画質化技術「X1™ for mobile」を搭載。

画質設定には、色域とコントラストの選択として、「スタンダードモード」と「クリエイターモード」の切り替えできる。

立体音響技術「Dolby Atmos」に対応して、本体のスピーカーや有線のヘッドホンで自分のまわりに音が感じられる臨場感。

コンテンツに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」もあわせて、まさに目と耳と指先と伝わる迫力は今までのスマホでは体感できなかったもの。


21:9に対応したゲームであれば「Xperia 1 」の画面いっぱいにゲーム画面を表示して、見渡せる視界が広がる。

ゲーム用カスタマイズができる「ゲームエンハンサー」は、「ゲームエンハンサー」では、ゲームのためにXperiaの性能をフルで動作させたり、バッテリーの消耗を抑えるパフォーマンスに落としたり、メモリーを解放・通知を非表示・ナビゲーションバーをロック・サイドセンスを無効・明るさの自動調整を無効にといった、ゲームプレイ中にイライラしがちな動作を抑制できる。

サブ画面で、YouTubeやWebサイトをチェックといった使い方や、ゲーム画面のスクリーンショットを撮れる他、フロントカメラから自分の姿を映して実況しながらゲームプレイを録画するスクリーンレコーディングまで出来る。


「Xperia 1 」に搭載されたXperia史上初のトリプルカメラ。

3つとも有効画素数約1220万画素のイメージセンサーを備えて、それぞれに焦点距離26mm・F1.6 の標準レンズ、52mm F2.4 望遠レンズ、16mm F2.4 超広角レンズを搭載。

動画撮影時には、光学式と電子式のハイブリッド手ブレ補正とF値1.8の明るいレンズ、約1200万画素の高性能センサーの組み合わせにより、暗いシーンにも強く。

ソニーのデジタル一眼カメラαシリーズに搭載されている、「瞳AF」や、AF追随とAE(自動露出)追従しながら10コマ/秒の高速連写も可能。

4K HDR動画撮影や、フルHDのスーパースローモーション(960コマ/1秒)といった撮影ができたり、光学式と電子式の手ブレ補正をかけあわせたハイブリッド手ブレ補正により手ブレをしっかりと抑えた撮影ができる。

 
21:9のディスプレイを活かした撮影方法のひとつがシネマ撮影専用機能「Cinema Pro」アプリ。

「Cinema Alta」というソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが画作り、操作画面を監修したというアプリで、映画のような画作り・質感・色表現で撮影できるというもの。

UIも独特でマニアックな設定画面と、シネスコサイズに限りなく近いアスペクト比21:9の動画をフィルムライクな雰囲気で撮影できて、映画監督になった気分で撮影を楽しめる。

いつもの日常の景色がまるで違った雰囲気のある映像になるのでとても新鮮に思える。


スペックはプロセッサーに、Qualcomm社製64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon™ 855 Mobile Platform」、メモリー(RAM)6GB、ストレージ64GB。

ひとつ残念なのは、グローバルモデルはストレージが128GBだったのに対して国内キャリアモデルは64GBだということ。

ただやみくもにトレンドを後から追いかけるという選択肢を捨てて、トリプルカメラや自社カメラの機能を盛り込み、映画のような体験やマルチウインドウの使いやすさといった明確なコンセプトをもとに採用された21:9のディスプレイなど、今回のモデルは今までのXperiaの流れを断ち切って、ゼロから登場したモデルとも言える。

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約1年半続いた当連載もついに今回で一区切り。

次回からは連載番外編としてしばらく海外モデルシリーズについて掲載頂く予定です。

・ドコモオンラインショップ
・auオンラインショップ
・ソフトバンクオンラインショップ

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●「Xperia 1」専用アクセサリー


Xperia 1 Style Cover Touch「SCTI30」
●ホワイト/パープル/ブラック/グレー
ソニーストア販売価格:5,680円(税別)

Xperia 1 Style Cover Touch「SCTI30」は、フルスクリーンウィンドウを搭載して、カバーを閉じたままでもタッチ操作が可能できる「Xperia 1」専用のカバー。

ホルダー部にTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を採用して、「Xperia 1」本体のデザインにぴったりとフィットして持ちやすい柔らかい手触り。

防水対応(IPX5/8相当)で、装着したままで卓上ホルダ(別売)での充電が可能。

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


スマートフォンはソニーストアでも実機を展示中

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。 
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌 
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋 
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣 
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪 
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階 
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神 
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS 
営業時間:11:00~20:00

<ASCII.jp x デジタルXperia執筆>
・ASCII毎週連載:Xperia周辺機器
・ASCII隔週連載:Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く

<Xperia 1 執筆>
・[ Engadget Japanese 掲載] ここ数年のXperiaとは全く異なる。Xperia 1実機ファーストインプレ

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