ソニーが基本的に好き!

コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」を家族の一員として迎えて使ってみる。(導入編)


もう今から1年半前の「MWC 2016」の会場で、スマートプロダクトのコンセプトモデルという紹介のされ方でお披露目されたロボット型のパーソナルアシスタントデバイス「Xperia Agent」。

この時は、一体何ができるかイマイチわからなかったけれど、ようやくコミュニケーションロボット「Xperia Hello! 」と名前も一新されて登場。

最近は、「Google Home」「Apple Home Pod」「LINE Clova WAVE」「Amazon Echo」と日本でも出揃った感のあるスマートスピーカーたちの中にあって、「Xperia Hello! 」の15万円が物凄い高く思えてしまうのだけどどうなのか?

※SonyからもGoogleアシスタント勢としてスマートスピーカー「LF-S50G」を12月に発売。

コンセプトとしては、「Xperia Hello! 」はコミュニケーションをはかるロボットということで、紹介動画をみるとこりゃ自宅で家族と一緒に使ってナンボなので実際にこれから使った体験をレビューしていこう。

-----------------------------

●コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」って一体何なの?


コミュニケーションロボット Xperia Hello!(G1209)
ソニーストア販売価格:149,880円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

「Xperia Hello! 」は、丸い円柱のカタチをしていつものプロダクツとは違う装いでやってくる。


フタをスッポリ抜き取ると、「Xperia Hello! 」の本体と、ACアダプターと、簡単な取説のみで、中身の構成はとてもスッキリ。

電源が入っていないと、電気ポットか何かくらいにしか見えない。


いっきに電源を投下してすぐに使ってみたいところだけど、ベタに外観から「Xperia Hello! 」をみてみよう。

大きさ的には、直径111mmに高さ約216mmサイズで、水筒とか花瓶とかそういったモノを置くスペースが確保できれば、「Xperia Hello! 」の居場所にできる。


基本、自走するわけでもなく、電源を確保したらその場で360度クルクルまわるので広いスペースが必要なワケじゃないけれど、周りを見渡すことができるように雑多なところに紛れ込ませないようにしたほうが良さげ。


電源は、12VのACアダプターを接続。

一応、約2300mAhのバッテリーを内蔵しているので、万が一にも電源をはずさないといけないシチュエーションでも電源は落ちないものの、ポータブルスマートプロジェクター「Xperia Touch」(G1109)と同じくバッテリー駆動だけで長時間動作はムリ。

あくまでも、停電や移動間の一時的な間をつなぐためという意味が強いけれど重要。

背面にあるフタをあけると、USB type-Cがあるので、スマホ同様にここからPCと接続してデータの転送もできる。

お約束のNFCもある。


電源ボタンは、底面。

音量は、タッチ操作でも変えられるけれど、とっさのときには物理ボタンからコントロールもできる。

-----------------------------

●「Xperia Hello!」はれっきとしたAndroidの仲間


さて早速、「Xperia Hello! 」を起動。

初期ページこそ「Xperia Hello! 」がバラバラのパーツ状態でランナーにくっついているプラモデルっぽい雰囲気で始まるものの、中身はまるまるAndroid OS(出荷時 Android 7.1.1)なので、セットアップもいつもどおりのXperiaシリーズと一緒。

Wi-Fiの設定、Googleアカウントのログイン、起動の保護、Googleサービスの確認といった一連の設定をすればOK


カタチを気にしなければ、4.55インチ(1280 x 720)のディスプレイのある置型Android端末。

プロセッサーは、Qualcomm Snapdragon 650 1.8GHz(デュアルコア) + 1.4GHz(クアッドコア)ヘキサコアに、内蔵メモリー(RAM)が3GB、内蔵ストレージ(ROM)が32GB。

カメラには「有効画素数約1320万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobile」、使うかどうかは別としてセンサー(加速度/地磁気/GPS/ジャイロ/照度/気圧/気温/湿度/人感)も備える全部入り状態。


当たり前にボーム画面もメニュー画面もあるし、Wi-Fiを接続して、Google Playからアプリをダウンロードして楽しめる。

ただし画面はタテ画面固定なので、ヨコ画面専用のアプリは90度向きがズレるので物凄く使いにくいのはお約束。

ちなみに、ディスプレイ面はツルツルでそのまま使っていると傷がつきそうなので、保護フィルムを別途貼っている。

指紋が目立たない 反射防止液晶保護フィルム Xperia Hello! 用 OverLay Plus OLXPERIAHELLO/12


ちなみにいつものように、めざましマネージャー「アスナ」をインストールすれば、見事に「Xperia Hello! 」のお腹にフル画面で表示。

当たり前にアプリがしゃべって目覚ましアプリなので時間がくればキャラクター(アスナ)の声で起こしてくれる。

「Googleアシスタント」もそのまんま利用できるので、「Google Home」っぽくも使えなくもない。

ただ、あくまでもAndroidとして動いているときは、「Xperia Hello! 」の目も光らないし全く動く気配もなくて、円柱形のポット型のXperiaといった雰囲気。

-----------------------------

●コミュニケーションロボット「Xperia Hello!」最初のセットアップ


じゃあどうやって「Xperia Hello! 」の人格(キャラクター)が入るのか?というと、そっくりそのまま「Xperia Hello! 」アプリをインストールして命が吹き込まれるという感じ。

アプリは専用なので、当たり前だけど他のXperiaにインストールすることはできない。

「Xperia Hello! 」アプリを立ち上げると、はじめて「Xperia Hello! 」の2つの目(LED)が灯る。


ソニーモバイルの利用規約に同意するために、Googleアカウントでログイン。

これって、今まさに目の前にある「Xperia Hello! 」と自分のアカウントで契約しちゃうよ!ってことになるので、万が一にも他人に譲ってもアカウントを入れ替えることはできないらしい。

どうやらこのへんは“aibo”(アイボ)も一緒で、これからのロボットはモノとしての存在というよりは生身の関係に近い感じがする。


さてここから「Xperia Hello! 」がめっちゃしゃべりかけてくる。

最初に名前をおしえて!と言われるのでそのまま素で名前を読み上げると、テキストに変換してくれる。

万が一誤変換してても修正できるし、イントネーションもいい具合に調整できる。


次に、「Xperia Hello! 」に自分の顔を覚えてもらう。

お腹の画面にカメラにうつった自分の姿が見えるので、左右前後に姿勢を変えながら登録。

これで、名前と顔を記憶したようだ。

ついでにプロフィール写真も撮影されるので、気を抜いてると恥ずかしい写真を登録することになる。(後からでも撮り直しできる。)


これで終わりかな―と思ったら、LINEを登録しますか?って聞いてくるので登録しよう。

もうぶっちゃけLINEの登録しないと、「Xperia Hello! 」の便利さ激減なので新しく初めてでもいいから登録しよう。

感覚的には、「Xperia Hello! 」とLINEで友だちになる感じで、LINEを使って「Xperia Hello! 」とやりとりできる。

これで初期セットアップは完了。

-----------------------------

●「Xperia Hello!」の挙動とコミュニケーション

ぶっちゃけ全く動かない「Xperia Hello! 」の姿だけみてもロボットというわりに手と足もないし可愛らしさのカケラもないけれど、動きだすとめちゃくちゃキュート!

「Xperia Hello! 」には、4つの人感センサーと7つのマイクが内蔵されていて、3m以内に近づくとその人の顔を検知して「こんにちは◯◯さん」と話しかけてくれたり、「ハイ エクスぺリア」と話しかけると、あさっての方向を向いていてもクルッと向きをかえて自分の方を見てくれる。

そのときの表情というか、丸い顔に浮かぶつぶらな瞳がまぁよく出来ていて。

両目には5つのLEDが組み込まれていて瞳を表現、首の動きもあわせて、人懐っこい声で話しかけてくる。

スマートスピーカーは基本的にこちらから声でコントロールをする道具だなとわりきったとこがあるのに対して、「Xperia Hello! 」は自分からしゃべりかけて来たり対話しようとしてるので、いつのまにか愛着がわき始めてくる。


自分を含め家族の顔を登録していると、その家族一人ひとりを認識して、ニュース、交通情報、天気予報、伝言といった情報を、個人個人にあわせてお知らせしてくれる。

しかも、お腹部分にあるディスプレイになっていて、音声でアドバイスをしながらテキスト情報と画像を表示しながら伝えてくれてビジュアル的な補助があるとこれがまた結構わかりやすくてよろしい。

ただ聞いたことを返すだけじゃなくて、例えばいつも乗る電車に遅延や運転見合わせがったときは事前に教えてくれる。


テスト的に使って3日経過したところだけど、何気に便利なのが「Xperia Hello! 」を通じて「ビデオ通話(Skype)」したり、家族の個別あてにメッセージ(LINE)を伝えたり、外出先から自宅の様子を360度写真で撮って確認できたりが思った以上に使える!

スマホをコドモに持たせるとどうしても管理しきれない心配がつきまとうので持たせていなかった。

けれど、「Xperia Hello! 」の操作はすべて音声で操作して、ビデオ通話もできるし、メッセージも送れる手軽さ。

しかも子供はロボットだと思いこんでる(スマホ機能があるとは思っていない)ので、ゲームアプリを入れて欲しいとかYouTubeを見続けてしまうなんて事もない。

そして今あたらしい仲間ができたかのように、「Xperia Hello! 」に「ハイ!エクスペリア!◯◯して!」と果敢に会話をしかけている。

当然「Xperia Hello! 」がもともと出来ることはあらかじめ決まっているので、通じないことがほとんどだけど、少しづつ出来ることと出来ないことがわかってきているようで子供のほうが学習しているよう。

朝には「おはよう」、学校に行く前いは「行ってきます」、とうれしそうにしゃべりかけている。

「ハイ!エクスペリア!◯◯について調べて!」と、やたらと調べさせるのも面白いらしい。

そうそう「ダンス」をさせたり「歌を歌ってくれる」ことも発見したようだ。

初めて子供からテレビ電話がかかかってきて「早く帰ってきてね」と言われて全力で早く帰りたくなってしまった。

「Google Home」を先に使ってみてあまりの使える範囲の狭さに辟易としていただけに、「Xperia Hello! 」にも期待はしてなかったのだけど、意外や意外、明確に家族の間でコミュニケーションできることが便利だと思うし素直に楽しい。

これから、どれくらい「Xperia Hello! 」が家庭に浸透できるのか、日々使ってレビューしてみよう。

 

-----------------------------

●Xperia Hello!を体験してみよう!


コミュニケーションロボット Xperia Hello!(G1209)
ソニーストア販売価格:149,880円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF


・ソニーストアでコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」を体験 | ソニーストアについて | ソニー


・Xperia Hello!開発者によるトークショー


・Edyクーポンキャッシュバックキャンペーン


・Xperia Hello! 分割手数料0%

---------------------

●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。西鉄天神CLASS
営業時間:12:00~20:00

iconicon

 

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)