「Xperia Z5 compact (E5823)」は日本の技適あり、気になるSnapdragon 810を採用したパフォーマンスと発熱具合をチェックしてみる。

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・グローバルモデル「Xperia Z5 compact(E5823)」の外観ファーストインプレ。
の続き。

「Xperia Z5 compact (E5823)」の機能の前に、まずは気になる技適や、「Xperia Z4/3+」と同じQualcomm Snapdragon 810を採用しているという事もあって、そのパフォーマンスや発熱具合についてチェックしてみた。

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●Xperia Z5 compactのセットアップと初期画面。

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「Xperia Z5 compact (E5823)」の電源を投入してセットアップウィザードをすすめる。

このセットアップ画面が久々に新しくなっていて、と言ってもやることは同じだけど少し細かくなっていて、言語設定をして、利用規約、時計と時刻、Wi-Fi接続、、Googleアカウント設定、タップ&ゴー、Xperiaサービスとすすめればセットアップ完了。

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「Xperia Z5 compact」のディスプレイサイズは、4,6インチ(解像度1280×720)

「Xperia Z5」と比べるとまだ解像度が低いのは残念なところだけれど、実際につかていて困る事はないし。

ホーム画面は、最上部のGoogle検索が固定ではなくて、ウィジェットになったので、表示領域はアイコン5×4グリッドと広々使える。

アイコンサイズは、大小の2種類から変更できる。

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 ドロワー(アプリ一覧)も4×5グリッドで、このあたりは従来と同じ。

グローバルモデルはプリインストールアプリが最低限なのでスッキリサッパリ。

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●Xperia Z5 compact(E5823)は、日本の技適あり。

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まずは真っ先に気になる認証画面を確認すると、JP(日本)の技適はアリ!国内に導入しても安心して使える。

他、EU、US、RU、TW、UAと認証範囲が広い。

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「Xperia Z5 compact (E5823)」のストレージ容量は32GBで、「Xperia Z3 Compact(D5833)」のストレージ容量は16GBだったので地味にうれしい。

Androidシステムもろもろ使用領域を差し引いて、初期段階で利用できる空き容量は約21.23GB。

メモリーは、搭載している2GBのうち、デフォルトでの未使用領域は、約890MB前後。

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 「Xperia Z5 compact (E5823)」のAndroid OSのバージョンは、5.1.1(Lollipop)。

初期のビルド番号は、「32.0.A.4.11」で、その後アップデートで現在「32.0.A.6.152」。

プロセッサーは、64ビットのQualcomm Snapdragon 810(MSM8994)/Adreno 430 GPU。

「Xperia Z4/3+」と同じで、思い返されるのがまだ記憶に新しい、一部のアプリで本体背面が極端に熱くなってアプリが強制終了したりといった発熱問題だけども、これがまた「Xperia Z5 compact」ではちっとも発生せず。

もちろん背面が暖かくなる事はあるもののこれは以前の「Xperia Z2/3」と同程度で、あのビックリするほどの発熱はないっぽい。

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●ベンチマークテストのパフォーマンスをテストしてみる。

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 実は既に使ってみて、「4K動画撮影」やカメラ機能の「ARマスク」で撮影してみても、「Xperia Z4/3+」の場合だとまず2分も使わないうちに発熱で終了してしまうという現象が目立っていたけれど、「Xperia Z5 compact」では発熱での早期終了は発生せず、充分撮影に耐えられるほど撮影し続けられいてまともに使えている印象。

けれど、それだと知る人ぞ知る状態で、ピンとこないので、指標になりやすいベンチマークアプリを走らせてみた。

『Qualcomm Snapdragon 810(MSM8994)2GHz オクタコア(GPU Adreno 430)』の同じプロセッサーを搭載する「Xperia Z5 compact」と、「Xperia Z3+ Dual (E6533)」、ちょうど1年前2014年後期モデルとなる『Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC) 2.5GHz(GPU Adreno 330)』を搭載する「Xperia Z3 Compact(D5833)」の3機種。

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Xperia Z5 compact (E5823) :Snapdragon 810(Adreno 430)>

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Xperia Z3+ Dual (E6533) :Snapdragon 810(Adreno 430)>

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Xperia Z3 Compact(D5833) :Snapdragon 801(Adreno 330)>

ベンチマークテストアプリは、「Antutu」、「PC Mark」、「3D Mark」アプリの【Ice Stream Unlimited】で、それぞれパフォーマンスを計測。

するとおもしろい事に、「Xperia Z5 compact」のプロセッサーは、「Xperia Z4/3+」と同じプロセッサー『Qualcomm Snapdragon 810(MSM8994)2GHz オクタコア(GPU Adreno 430)』にもかかわらず、スコアがまるで違う結果に。

「Xperia Z4/3+」は本体の背面を冷却するとスコアがのびるという現象があるほどで、素のままでは排熱しきれずにパフォーマンスが出しきれていないと言われていたので、そう考えると、「Xperia Z5 compact」は、コンパクトサイズでありながらも、わりときちんと排熱できてしっかりとパフォーマンスを発揮できているんじゃないかという事がわかる。

※追記:教えていただいたところ、Snapdragon 810のリビジョンが新しくなった恩恵が大きようです。

(メモリーは、「Xperia Z4/3+」が3GBなのに対して、「Xperia Z5 compact」が2GBという違いはあるけれどスコアの差としては誤差なのであえてツッコミは入れず。)

そして、「Xperia Z3 Compact(D5833)」のプロセッサーは、『Qualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC) 2.5GHz(GPU Adreno 330)』と1年前のものにもかかわらず、「Xperia Z4/3+」のベンチマーク結果と大きく差が開いていないところをみると、「Xperia Z4/3+」が(ベンチマークアプリに関しては)プロセッサーの性能が活かしきれてないというのがわかる。

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●高負荷時(ベンチマークテスト)直後の温度を見てみる。

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高負荷(ベンチマークテスト)を繰り返した時に熱く(あたたかく)なる場所としては、「Xperia Z4/3+」では中央ロゴよりも少し上のピンポイントな場所が集中的に熱くなるという感じで、ちょうど本体を持った時の指にあたる部分なので余計に気になるというのがあった。

それに対して、「Xperia Z5 compact」では、徐々に本体の上部のわりと広い範囲があたたかくなって、さらに負荷がかかるとそこから暖かさが広がっていくといった感覚なので、確かに受ける印象が違う。

ちなみに、「Xperia Z3 Compact」もどちらかというと「Xperia Z5 compact」と近い感覚だった。

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Xperia Z5 compact (E5823) :Snapdragon 810(Adreno 430)>

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Xperia Z3+ Dual (E6533) :Snapdragon 810(Adreno 430)>

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Xperia Z3 Compact(D5833) :Snapdragon 801(Adreno 330)>

それから参考までに高負荷(ベンチマークテスト)の明らかに熱く(あたたかく)なったピーク時の温度を見てみる。

上図は、「3D Mark」を3回繰り返してその直後に「CPU-Z」で内部センサーの温度をスクリーンショットで撮ったもの。

周囲の気温やタイミングによっては内部センサーの温度は随時遷移するで、あくまでも同じタイミングで測ってみたものに過ぎない参考のデータとして。

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こうしてみると、というかもう数日使ってみたざっくりとした感覚でもそうだけれど、「Xperia Z5 compact」では、高負荷がかかった時でもピンポイントな部分での異常発熱はなくて、暖かくなる事はあっても広範囲で排熱しているという事。

特定のプロセッサーに依存するアプリ(例:4K動画撮影やARマスク)でも、永続ではないけれど安定的に使えるようになっている事もあって、ナーバスになる事なく使えている印象。

ただし、たまに操作していてちょっぴりひっかかり気味に感じる事もある事もあることもある。これはまた別問題なのかアップデートで修正される事を期待して。

カメラやオーディオの機能の進化具合もあったうえで、当たり前にストレスなく使えるなら、まぁちょっとした本体の厚みだって我慢できるぞと思えてくる。

本来の機能に入る前にチェックしておきたかったので、これで心置きなく使える。

続く。

 

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