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グローバルモデル「Xperia Z3+ Dual(E6533)」をいじってみたレビュー。

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すでに国内モデルとしてレビューをしてきた「Xperia Z4」の、グローバルモデルとして、「Xperia Z3+」というネーミングで発売されている同モデル。そのうちのデュアルSIMタイプの「Xperia Z3+ Dual」 EXPANSYSさんよりお借りしたので、「Xperia Z4」と共通部分が多いながらも、外観の基本性能のレビューをしてみよう。

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●Xperia Z3+ Dualの外観をみてみる。

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「Xperia Z3+ Dual 」 の正式型番は、(E6533)。

国内キャリアから販売されている「Xperia Z4」のかなりコンパクトなパッケージとは違って、従来のXperia Z3と同じタイプの大きさの外箱に、中身の付属品は、microUSBケーブルと、ACアダプター、イヤホンと取説といった紙類といった構成。

「Xperia Z4」にはフルセグ/ワンセグが見られるので、それ用のアンテナが付属していて、代わりにMicroUSBが同梱されていなかった。グローバルモデル「Xperia Z3+」にはフルセグ/ワンセグは非搭載なので、アンテナはなく、代わりに、MicroUSBやイヤホンといった付属品が同梱している。

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「Xperia Z3+」は、もうしつこいくらいに見続けている「Xperia Z4」と同じスタイル。背面のロゴは、上部にNFC、中央にSONYロゴ、下部にXPERIAロゴというグローバルモデルスタンダードな配置。

カラーバリエーションは、「Xperia Z3+」「Xperia Z3+ Dual 」 ともに、Black(ブラック) / White(ホワイト) / Copper(カッパー) / AquaGreen(アクアグリーン)の4色展開。

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ディスプレイサイズは、5.2インチ(解像度1920 x 1080)とXperia Z3と同じサイズで本体もほとんど同じ。ただし、Xperia Z3からさらに0.3mm薄くなって、質量もXperia Z3より8g軽量化。

正面の上部中央にSONYロゴがあって、その横に500万画素カメラを搭載。広角25mmとまさにセルフィー向けに刷新された前面カメラがある。下部分には一切のロゴはなし。

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フ レームにはアルミ板から削り出したメタルフレームは光沢感が強くなっていて、特にCopperのサイドはまるでゴールドのようにキラキラ。

四角にあるコーナーのパーツは落下した時の衝撃を吸収するという役割を考慮して樹脂を採用しているけれど、傷が付いたりだんだん輝きや色味を失わないよう に樹脂の二層加工にしてガードしながらも、フレーム部分のアルミの金属の質感よりもコーナーのほうが光沢のある金属感を演出している。

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本体は、IP65(IP6Xの防塵性能とIPX5の防水性能)とIP68(IP6Xの防塵性能とIPX8の防水性能)を搭載。

そして、Xperia Z1から搭載されていたマグネット端子がなくなって、MicroUSBは底面の中央へ移動してキャップレス防水に。フタの開け閉めなしにダイレクトに挿し込めるのは非常に楽。

 

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一般のコンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS for mobile”を採用するカメラでGレンズのロゴマークと、1/2.3 20.7MPとのマーキングが入っている。

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デュアルSIMモデルとシングルSIMのモデルとの違いはこのスロット部分。「Xperia Z4」、「Xperia Z3+」では、 SIMカードとMicroSDを1つのトレイにまとめられているけれど、「Xperia Z3+ Dual」では、1つのトレイに2つのSIM(nanoSIM)を載せるようになっていて、その横にMicroSDカードスロットがあるので、フタの長さが少し横に長い。

あくまでも、側面でフタがあく箇所はこの1箇所のみで、サイドまわりのノイズになる端子やフタ類は少なくてとてもスッキリ。

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「Xperia Z3+ Dual」と「Xperia Z3」を並べて比較。

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スペックとしては、「Xperia Z3+ Dual」のプロセッサーは、64ビットのQualcomm Snapdragon 810(MSM8994)/2.0GHz+1.5GHzオクタコア(GPU Adreno 430)。「Xperia Z3」のプロセッサーは、32ビットのQualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC) 2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)。

それぞれ、メモリー(RAM)は3GB、ストレージは32GB。

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「Xperia Z3+ Dual」
本体サイズ : 長さ約146 mm× 幅約72 mm× 厚さ約6.9 mm
質量     : 約144g

「Xperia Z3」
本体サイズ : 長さ約146 mm× 幅約72 mm× 厚さ約7.3 mm
質量     : 約152g

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パッとみた感じだと区別がつきにくいけれど、「Xperia Z3」では、サイドのフレームは落ち着いたマットなカラーだったものから、「Xperia Z3+ Dual」では逆に背面よりもより光沢感のあるフレームになっている事と、やはりマグネット端子がなくなっている事の印象の違いが大きい。

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●Xperia Z3+ Dualの中身をチェックしてみる。

以下、「Xperia Z3+ Dual」の初期セットアップから基本スペックをチェックしてみる。

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「Xperia Z3+ Dual」の電源を投入して、言語選択で「日本語」を選べば全て日本語に。

セットアップ画面は8枚で、利用規約から、データ通信設定、ここではデュアルSIMなので2枚あればどっちか選んでねというウィザードがここに入る。そして、Wi-Fi設定、Xperiaサービス、Googleアカウント設定、SONYのアカウント設定、Facebookアカウント設定、とすすめればセットアップ完了。

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5.2インチ(解像度1920 x 1080のディスプレイに表示されるホーム画面は、4×4グリッド、Android 5.0に準ずるマテリアルデザイン。音楽アプリはすでにウォークマンからミュージックに変わっている。

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そして、これがグローバルモデルに標準でプリインストールされるアプリ群。余計なプリインアプリはないのでスッキリ。ドロワー(アプリ一覧)は4×5グリッド。

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「Xperia Z3+ Dual 」(E6533)のAndroid OSのバージョンは、5.0.2(Lollipop)。初期のビルド番号は、「28.0.A.7.24」。

バッテリー容量は2,930mAhで、「STAMINAモード」を設定することで、アプリごとにバッテリーの消費を極力抑えてより長く使えるカスタマイズもできる。緊急用の「Ultra STAMINAモード」を使えばさらに長持ちできる。

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「Xperia Z3+ Dual 」(E6533)のストレージ容量は32GBで、機器として見える容量も32GB、初期段階で利用できる空き容量は21.26GB。

3GBの搭載メモリー(RAM)のうちデフォルトでの未使用領域は、1.6GB。

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デュアルSIMモデルならではの、デュアルSIM設定。SIM1(1枚目のSIM)とSIM2(2枚目のSIM)の設定が個別にできる項目が見える。ちなみに、片側でLTEとGSMいずれかで動作する仕様なので、どちらもLTE待ち受けというのは無理。

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技適に関しては、EU、US、BR、RU、UA。残念ながら日本の技適はなし。

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入力のIMEには、Google音声入力、中国語キーボード、インターナショナルキーボード、そして、「POBox Plus」がしっかりと入っている。

ローマ字入力する時に「PCキー」配列を使う時、文字をタップしての入力に加えて、そのタップした状態から上下にフリックすることで英字の大文字を選べたり、数字や特殊な記号をすぐに入力できるのがかなり便利。

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「Antutu」ベンチマークテストアプリと、「3D Mark」アプリの「Ice Stream Unlimited」でパフォーマンスを計測。

「Xperia Z4」のプロセッサーと同じ、Qualcomm Snapdragon 810(MSM8994)2GHz オクタコア(GPU Adreno 430)、「Xperia Z4」で計測したスコアが「Antutu」が48287、「Ice Stream Unlimited」が21660と比較だったので、当たり前だけどほぼ同じ。

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「Xperia Z3+ Dual 」ではデュアルSIMという違いと、グローバルモデルのロゴの配置という違いがあるものの、「Xperia Z4」と全く同じ充実したカメラ機能やオーディオ機能を持っている。

その辺りは、以下「Xperia Z4」の記事を参考に。

 <Xperia Z4 のレビュー>
・「Xperia Z4」をいろいろ使ってみたレビューまとめ。
・「Xperia Z4」の外観を歴代Xperia Zシリーズを比べて見てみた。 #Xperiaアンバサダー #Xperia

<Xperia Z3 Tablet Compactのレビュー>
・「Xperia Z3 Tablet Compact」、LTEを搭載したグローバルモデルの外観レビュー。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」に使えるアクセサリー類いろいろ。
・「Xperia Z3 Tablet Compact」の基本性能をチェックしてみよう。
・ついつい手に持ってウロウロ連れて行きたくなる「Xperia Z3 Tablet Compact」

<Xperia Z4 Tablet(国内版Wi-Fiモデル)のレビュー>
・高解像度になって、小さくて薄くて軽くなった「Xperia Z4 Tablet」を使ってみた。

<Xperia M4 aqua>
グローバルモデル「Xperia M4 Aqua Dual(E2363)」をいじってみたレビュー。

<Xperia Z3 Compact(D5833、D5803)グローバルモデルのレビュー>
・グローバルモデル「Xperia Z3 compact(D5803)」の外観ファーストインプレ。
・「Xperia Z3 Compact(D5803)と(D5833)」の中身と新しい機能をチェックしてみる。
・暗がりでも撮れる写真、ブレない動画がもはやコンデジレベルの「Xperia Z3/Z3 Compact」カメラ。
・ハイレゾ音源、ノイズキャンセリング機能、いい音で聴けるスマートフォンになった「Xperia Z3/Z3 Compact」
・PS4リモートプレイ、BDレコーダーやnasneへリモートアクセスが楽しい「Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compact」

・EXPANSYS(エクスパンシス)

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