ソニーが基本的に好き!

ひさびさに国内キャリアモデルを買ってみた。NTT docomo版「Xperia X Performance SO-04H」の外観レビュー。

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長らく続いたXperia Zシリーズから、2016年モデルではXシリーズと変わったものの、見た目ちっとも変わってないじゃないとか、近くに発売になったGalaxy S7 edgeと比べて特徴がないとか、わりと好き放題な言われようをしている「Xperia X Performance」。

確かに外観上デザインは、従来の流れからくるXperia Zシリーズの流れとは大きく変わってなくて、革新的な変化を求めている人にとっては物足りなさを感じるだろうけど、いやいや実際に使ってみないとわからない良さもある。

ということで、今回登場したXperia Xシリーズ3兄弟(Xperia X Performance、Xperia X、Xperia XA)のうち、やっぱり最上位モデルは持っておきたいと思ったのと、グローバルモデルのDual SIMモデルの64GB大容量ストレージとか、背面メタル一枚板もいいなと思いつつ、「Xperia Z5」のとき最速のアップデートが降っくるという今までとは違う流れもあったし、あえて背面に樹脂部分のある国内キャリアの意向をくんだモデルをイッコ持っておいたほうがいいかなということで、NTT docomoの「Xperia X Performance SO-o4H」を買ってみた。

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●「Xperia X Performance」を手にして、外観をぐるっとチェック

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なんだか久々の国内キャリアモデル。

どんどんシンプルになるパッケージだけど、本体のサイズに追従する縦長の外箱に、付属品は、TVアンテナと取説が入っているだけのものすごくシンプルな構成。

中途半端にイヤホンはいらないとして、充電用のmicroUSBケーブルもないのね。いっぱいあるからいらないけど。

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「Xperia X Performance」の本体サイズは、長さ約144mm×幅71mm×厚さ8.6mm、重さが165g

いつものデザインよりもサイドラインが丸みを帯びていて、雰囲気的に「Xperia Z3/4」あたりに一番雰囲気が近いかな?と思わせておいて、正面のフロントガラスが周囲に向かって丸みを帯びていて、背面もサイドフレームにかけて緩やかにカーブしていて、全体でゆるやかなラウンドボディの形状になっている。

しかも、背面がXperia Zシリーズに採用されていたガラス素材から、アルミを採用したメタル素材のバックパネルに変わってるので、今までとは印象は結構ちがう。

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<Xperia X PerformanceのNTT docomoモデルの背面。中央にドコモロゴ、XPERIAロゴは下に配置される。>

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<Xperia X Performanceのau、SoftBankモデルの背面は中央にXPERIAロゴが入る。>

先に発表された「Xperia X Performance」のグローバルモデルは、背面は一枚板だったのに対して、国内3キャリアモデルでは背面の下部には、通信端末としての電波をより掴みやすくするために樹脂を採用。

これがまぁどう考えても目立つ。特にブラックとホワイトの背面処理がヘアライン加工されていることもあって。

というか、グローバルモデルのデザインから国内版であえて変更しなければいけなかったのは、国内で使うにあたって通信クオリティを最優先するべく大人の事情として理解するしかない。

個人的には、それよりもむしろ背面中央に君臨するNTT docomoロゴのほうが、本来のデザインをガッツリ阻害されているとしか思えないのだけど、どっちもどうしても気になるなら、フルウィンドウ付きスタイルカバー「SCR56」あたりを装着すれば背面は100%隠れるから、それ前提とかで考えるという方法もある。

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後継機種ということで、「Xperia Z5」と比較した場合。

フロントガラスから背面パネルまではラウンドした形状になったので、掴みやすさはかなりいい感じ。

今までのXperiaにも側面がラウンドして持ちやすいというタイプもあったけど、背面がメタル製なこともあってかわりとスタイリッシュにみえるから、Xperia Aシリーズまでの一般向け路線とも違う。

そうそう、「Xperia Z5」のようにカドのエッジが立ちまくりで手にもつとツンツンと当たる感触がないことと、サイドフレームの4角の独立した樹脂パーツの切れ目がないあたりは随分とスッキリ。

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今までとの印象が大きく違う要因として、ベゼルも背面のカメラリングもそれぞれの本体カラーにあわせて同色として、さらにロック画面や壁紙も含めての連動性ももたせてたりして、このカラーの統一感はなかなか心地いい。

そういえば、「Xperia Z5」にあった側面の”XPERIA”ロゴ刻印は本当にこの世代のみで終わってしまった。代わりになぜか別の某メーカー製スマホには刻印ロゴがあったりして。

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外観で変わった変化といえば、SIMカードと、microSDカードを収めるスロットは一体型に。

あの、あけるとブラブラとぶら下がっていたフタ方式ではなくなって、一体型になっったおかげで出し入れもしやすいし、頻繁に出し入れしてフタが外れてしまった…なんてトラブルもなくなりそう。

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今までと変わった事といえば、「NFC/おサイフケータイ」の位置が、背面から正面にあるフロントカメラの横に。

おサイフケータイ/NFCを使うとき、今までの持ち方と変わるのだけど、使っていて前面で困る事もなく。

どうしても背面じゃなきゃ嫌だ!という場合、NFCがあるあたりの真裏の背面あたり、というより上の面に近いあたりであれば反応しなくもないけれど、NFCの受信感度によっては反応しない場合もあるので、ミスってイラっとするくらいなら、最初から正面を向ける事になれたほうが手っ取り早い。

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それから、「Xperia Z5シリーズ」から採用された、指紋センサーつきの電源ボタン。

物理的に押しやすくなったことと、認識するレスポンスが激速に。

「Xperia Z5」だとほんの少し間があるのに、「Xperia X Performance」だと、ポチビコーンな勢いで認証解除されてストレスほぼなし。これはイイ。

まさに使い始めたばかりだけど、ヌルヌルサクサクな操作感は体感でわかるほど。

当然プロセッサーが刷新されて処理能力が上がっているというのもあるけれど、まずどうでもいいようなところで処理落ちしてカクカクすることはまずないし、負荷がかかっても極端にパフォーマンスが落ちるような現象にも出くわさなくて、この快適な体験の積み重ねがあると、「Xperia X Performance」への愛着がモリモリ増してくる。

てことで、続く。

・「Xperia X Performance」の実機をソニーストアで触ってきた雑感。
・「Xperia X Performance」を保護する純正のカバー4種。カバーを閉じたままXperiaを操作できるフルウィンドウ付きスタイルカバーがおもしろい。
・Z5と比べてわかったXperia X Performanceの魅力- ASCII.jp x デジタル

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