合体分離のイロモノなのか?自由度はホンモノなのか? 2 in 1 PC「VAIO A12」をレビュー(その1)


ひさびさVAIOの新モデルということでテンション上がり気味に到着した「VAIO A12」

2 in 1 PCに新しいギミックのインプレッションがイイぜコレ!とハートを撃ち抜くものの、あとは本当に実用レベルで使えるのかが気になるところ。

※今回クラムシェルPCではなくあえてノートPCと呼んでいます。

・今までの2 in 1 PCに満足しているかい?まるでクラムシェルPCの快適さそのままに、合体分離ギミックが秀逸な「VAIO A12」登場。
・「VAIO A12」は、納得の2 in 1 PCになりえるのか実用として使えるかを考える。(前編)
・「VAIO A12」は、納得の2 in 1 PCになりえるのか実用として使えるかを考える。(後編)

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●VAIO A12を開梱、どう見てもノートPCにしか見えないその姿。


「VAIO A12 | ALL BLACK EDITION」のパッケージ、いつもの茶色い梱包ではなくて、特別にブラック仕様になった化粧箱。

ちゃんとVAIOロゴも黒い。

フタをあけて中身を確認すると、本体とACアダプターと電源コード、スタートガイド(取扱説明書)、安曇野FINISHの証書、保証書。

LTE搭載にしたので、SIMピンとSIMガイドもついている。

デジタイザースタイラスペンは別売(6,500円+税)。


本体を取り出すときが一番テンション上がるのはガジェット恒例。

ディスプレイ(タブレット)とキーボードのあいだに、これもまた「VAIO A12 | ALL BLACK EDITION」ならではのブラッククロスが敷かれてる。

ものすごい盛り上がってるけれど、もう唯一の心配ごとは来年の今頃になってRED EDITIONが出てくるんじゃないの?ということだけ。

・オレの中の物欲を満たす「VAIO S11 | RED EDITION」、仕事道具としてのPCが自己満足を満たすPCになる。


しかしまぁドッキングしている状態は普通のノートPCにしか見えなくて、閉じた状態でいつもの天板のVAIOロゴを眺めてみるとVAIO S11 / S13と変わらないようにみえる。

イコール、ディスプレイ(タブレット)とキーボードの融合がうまくいってる事なんだけども、パッと見た感じだといつものノートPCみたいに見えて若干新鮮味が薄い。

がしかし手にとってみると、鋭角的なシャープさがわりと好みだったりする。



ノートPCっていったらモバイルに楽ちんかつ実用を極めるのは11インチクラスだろう!と愛用してきて今に至るVAIO S11

それよりもフットプリントは大きい。

「VAIO A12(キーボードユニット装着時)」
外形寸法 : 約 幅305.5mm × 奥行211.9mm x 高さ17mm(最厚部21.0mm)
本体重量 : 約 1.209kg~1.223kg

VAIO S11
外形寸法 : 約 幅283.4 mm × 奥行195.5 mm x 高さ15mm(最厚部17.9 mm)
本体重量 : 840g~870g

11.6型のVAIO S11と12.5型の「VAIO A12」を比べてるのだから当たり前だけど見事に巨大化している。

すっかり合体分離することを忘れている気もするものの、出かける時のサイズと重量は結構大切なところ。


タブレットにはLTEを搭載したし、キーボード(2ndバッテリーあり/ワイヤレス機能あり)を選んだので、総重量は一番おおきくなる構成。

一応、はかりにのせてはかってみたところ、1.219kgだった。


タブレットだけだったら622g。

自宅と仕事場のように近距離での行ったり来たりの場合だったら、キーボードやクレードルはそれぞれに残しておいて、タブレットだけを持ち運ぶって作戦に切り替えても良いかもしれない。

フットプリントは大きいままなのでカバンの中でボッキリ真っ二つみたいな惨劇だけは回避しないといけないけれど。

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●2 in 1 スタイルを完全にノートPC型にしてしまった「スタビライザーフラップ」。


「VAIO A12」をまるでノートPCみたいなデザインを実現している立役者的機構が、タブレット側とキーボード部を結合するヒンジ部分にある「スタビライザーフラップ」

ディスプレイ(タブレット側)を開いていくヒンジの下にあるスタビライザーフラップが開いていって、重量の支点を後ろに移動することで安定するというギミック。

「スタビライザーフラップ」のおかげで、どう見てもこれノートPCやろーを体現している。


ディスプレイ(タブレット側)をどんどん開いていって、最大角度は130度。

重心がかなり後ろに移動していると思われるけれど、この状態でもちゃんと自立している。

さすがに指で激しくつっついたら後ろにバタっとなりそうだけども。

ちなみに、予期せず開く力が加わってディスプレイを強制的に開いてしまった場合でも、液晶ディスプレイが割れたりケースが折れたり 、ヒンジ部分から抜け落ちるとか事がない試験も行われている。

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●2 in 1 PCとは思えない、ノートPCばりの豊富な端子類。



インターフェースとなる端子類をみてみよう。

キーボード右側に、USB 3.0端子、HDMI端子、VGA端子、有線LAN端子。

左側に、USB 2.0端子x2,SDメモリーカードスロット。


もうすっかりノートPC的に見てるけれど、タブレットがメインでキーボードはオマケという2 in 1 PCの概念からすると、「VAIO A12」ってなんて特異だこと。

2 in 1 PC的に言えば、下の部分は、キーボード&ドッキングステーション(&セカンドバッテリー)というものすごい重要なパーツというわけで、それが自然に合体してるということになる。


ディスプレイ(タブレット側)右側に、電源ボタン、音量ボタン、指紋センサー、SIMカードスロット、USB type-C端子、ヘッドホン端子。

やっと搭載されたUSB type-C端子の仕様は、USB3.0、ディスプレイポート、パワーデリバリー対応。

ドッキングステーションを使って、ディスプレイやキーボード、マウス、外付けHDD、有線LAN、電源をまとめて一本化もできる。

USB type-C端子は5V充電にも対応しているから、充電スピードは早くないものの直接タブレットを充電することもできるのは結構便利。


VAIO S11 / S13と同様にSIMフリーLTEを内蔵(+15000円+税)できることの魅力。

タブレット側面にあるSIMスロットは、SIMピンを差し込むとトレイが引き出されるタイプ。

トレイのサイズはMicro SIM。

VAIO ZVAIO Z Canvasも不満はLTEがなかったことで、そもそも外で自由に通信できないと窮屈すぎるので、モバイルする場合には超必須。


指紋センサーは標準で装備。

指をおくだけで一瞬でログインできてとても快適(windows Hello対応の指紋認証機能)

スタンバイから起こすたびに、パスワードを入力しなくても良い。


液晶ディスプレイは、12.5インチで、解像度はフルHD(1920x1080)。

視野角は上下左右ともに85°の広視野角で、IPS方式液晶パネルなので高輝度・広視野角・ハイコントラスト。

個人的にはVAIO Z Canvasみたいに3:2だったりもっと高解像度だったら作業効率含め使い勝手もっといいんじゃないかと思わなくもない。

液晶ベゼル上部にある内蔵カメラは、フロントカメラ(フルHD)をチョイス(+3,000円+税)しておいたので、Windows Hello対応の生体認証方式の顔認証でログインもできる。

カメラの両脇にデュアルマイク。

ディスプレイ左右にスピーカーを備えたステレオスピーカーは動画視聴的にはベストポジション。


付属のACアダプターは、VAIO S11 / S13と共通タイプ。

ノートPC的な形をしているので不思議にも思わなかったけれど、キーボードにACアダプターを差し込むことで、タブレットが充電される仕組み。

キーボードにもバッテリーが備わっている場合は、両方に充電ランプが点灯。


Windowsで充電状況を確認。

充電するときはタブレット(バッテリー1)、キーボード(バッテリー2)の順番。

バッテリー駆動のときは、キーボード(バッテリー2)、タブレット(バッテリー1)の順番で消費していく。

ちなみに、キーボード内蔵バッテリーからタブレットを充電するといった機能もそなえていて、いつもタブレット最優先。

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●ノートPCの形をしていることの意味、キーボードとタッチパッドの使い心地。


ディスプレイ(タブレット側)を開くと、「スタビライザーフラップ」が起き上がるギミックにより本体が奥側から手前のパームレストにかけてナナメに傾斜。

パームレストは机と段差がほぼなくなるので、手の平が机にかかっても自然に構えてタイピングできる。

まさにノートPC。


キーは、一つ一つのキートップが独立したアイソレーションキーボードで、変形したキートップとかトリッキーな配置換えもなくまっとうなキーボード。

キーピッチは19mm。

VAIO S11は17mmなので、それよりも打ちやすい。

キーをおした時の沈み込み(キーストローク)もしっかりあるので、きちんと指で押している感触を感じながらタイピングできる。

ものすごい剛性感があるおかげでかなり力強くたたいてもボディが沈み込む気持ち悪さもなく、静音設計で作られていてタイピングがとても静か。

新幹線や飛行機の中、カフェや図書館とか、静まり返った場所であのキーボードを叩く音ほど耳障りなものはなくて、ましてや自分が使う時めちゃくちゃ気になるので、静かであればそのぶん早くタイピングできる。


静粛性の恩恵は、実はキートップがグラグラしないという事でもあってタイピングが正確にできるという快適さもオマケでついてくる。

それからキータイプしまくっているとだんだん目立ってくる油汚れとか指紋のテカりも防汚耐摩耗フッ素コーティングのおかげで目立たない&拭き取ればきれいになる。

バックライト(バッテリー搭載モデルのみ)も備えていて、周りを暗くしてプレゼンをする時や、飛行機やホテルといった光量が足りないシーンでも照度センサーが自動的に感知してキートップが光るギミック。


タッチパッドは、キーボードのホームポジションのちょうど中央に配置。

手のひらがあたってしまって誤動作することもなく、指の追従性も感度もよくてストレスがない。

物理的な左右のクリックボタンがあるおかげで、タップしても認識しなくてイライラなんてこともない確実性。

物理ボタンもちゃんと静音化されていて抜け目なし。

キーボードとタッチパッドは今までのVAIOと同じレベルで出来が良い。

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2 in 1 PCだからこその自由度!の前に、まともにメニューを開く、ウィ ンドウを動かしたりファイルを移動する、頭にイメージした文章をタイプしてテキスト化する、コピー&ペーストする、といったWindows PCを使いこなす作業が当たり前できるというのはとっても重要。

かっちょいい!だけで買っても根本がグダグダだとあとから使わなくなってしまう可能性もある。

気になるパフォーマンスは次回へ続く。

・合体分離のイロモノなのか?自由度はホンモノなのか? 2 in 1 PC「VAIO A12」をレビュー(その2)

・今までの2 in 1 PCに満足しているかい?まるでクラムシェルPCの快適さそのままに、合体分離ギミックが秀逸な「VAIO A12」登場。
・「VAIO A12」は、納得の2 in 1 PCになりえるのか実用として使えるかを考える。(前編)
・「VAIO A12」は、納得の2 in 1 PCになりえるのか実用として使えるかを考える。(後編)

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●2 in 1、新次元。オールラウンダーPC「VAIO A12」


オールラウンダーPC「VAIO A12」

VAIO® A12 タブレット+拡張クレードル
ソニーストア販売価格:121,800円+税~

VAIO® A12 タブレット+キーボードユニット(ワイヤレス機能あり)
ソニーストア販売価格:140,800円+税~

VAIO® A12 タブレット+キーボードユニット(ワイヤレス機能あり)+拡張クレードル+デジタイザースタイラス(ペン)
ソニーストア販売価格:166,300円+税~

VAIO® A12 | ALL BLACK EDITION
ソニーストア販売価格:209,800円+税~


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ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
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営業時間:12:00~20:00

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