ソニーが基本的に好き!

よりビジネスユースでも使いやすくなった「VAIO Fit 15E | mk2」を見てみよう。

0423m

VAIO製Windows PCのオールインワンスタンダードモデルがモデルチェンジをして、よりビジネスユースに使いやすい仕様へと変更され、新たに、「VAIO Fit 15E | mk2」となった最初のモデルが届いたので、開梱から中身をチェックしてみよう。

--------------------------

●オールインワンスタンダードPC 「VAIO Fit 15E | mk2」

0423r
内容物は、「VAIO Fit 15E | mk2」と、ACアダプター、電源コード、保証書や取扱説明書、カスタマイズ時に選択した場合に付属するOfficeのプロダクトコードが記載された紙パッケージと、以下の紙媒体が確認できる。

p7p8
この中で特徴的なのは、VAIO株式会社のコーポレートカラー”勝色(かちいろ)”をしたVAIOロゴの入ったカード。

「新しくなったVAIOを、いち早くご購入いただきありがとうございます。私たちは、あなたの期待に全力で応えていきたいと思います。」
と書かれていて、その裏には、日本・安曇野の本社工場の写真とともに専任の技術者が一台づつ品質チェックを徹底したとされる「安曇野FINISH CHECKED IN JAPAN」のスタンプが押されている。

0813gp10
保証書も、VAIO株式会社のもので所在地も長野県安曇野市となっている。VAIOのサポートの窓口は、http://www.vaio.com/support/

0813o0813p
ACアダプターの型番は、「VJ8AC19V77」。サイズは、約127mm x 19 mm x 48 mm、質量約272 g。19VのACアダプターのわりにコンパクトで本体と一緒に持ち運んでもあまり苦にならない程度の大きさ。入力は、100~240V 50/60Hz、出力は、19.5V 3.3A。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

0423n
VAIO製「VAIO Fit 15E | mk2」は、ディスプレイ天板には、マットなブラックの上にVAIOのルミナスロゴがただひとつだけ浮かび、開いた液晶ディスプレイの下とパームレストの上にVAIOロゴが入る。

ここまでは、従来の「VAIO Fit 15E」と同じに見えるけれど、「VAIO Fit 15E | mk2」は、ホームユースだけでなくビジネスユースとしても基本要件をクリアできるよりオールインワンPCとしてスタンダードなモデルへと変更されている部分がいくつかある。

0423s 
「VAIO Fit 15E 」

0423t
「VAIO Fit 15E | mk2」

まず仕様として一番の大きな違いは、従来持っていたUSB2.0 x2、USB3.0 x2の合計4つのUSB端子を一つ減らして、今でもプロジェクターや外部ディスプレイへ接続するために使われる事の多いVGA端子を追加。

従来モデル(VAIO Fit 15E)では、HDMI出力端子からの変換ケーブルが付属してそれを利用することでVGA端子には対応していたけれど、その煩わしさを軽減したのが今回のモデルの見た目に大きく変わったところ。もちろん、HDMI端子も備えているので、ダイレクトにHDMI、VGAいずれにも対応するので外部ディスプレイ類との接続がかなり楽になる。

0423o

そして、カスタマイズ上で今まで不満点であった、光学ドライブにようやくBDドライブの選択肢が登場。とはいっても今回のモデルはDVDドライブをチョイスしたモデル。

ソニーストアのカスタマイズで、BDドライブを選択するには、Windows8/Core i7/フルHD液晶/ノンタッチモデルでカラーはホワイトかブラックという条件があるので注意。

0423z2

HDDに関しても、500GBに加えて1TBも選択できるようになったので、動画編集からディスク作成や、ホームPCとしての母艦として妥協しなくてもよくなった。

しかもストレージにはTPMを搭載。万が一、不正アクセスやHDDを取り出されてデータを読み出されようとした場合でも、物理的に分離されたセキュリティチップにキーがあるためより安全にデータを守る事ができる。これもビジネス要件に必要とされるポイント。

0423z1

 1TBに採用されているのは、TOSHIBA製「MQ01ABD100」。「ディスクの管理」から見てみると、総容量は931.39GB。リカバリー領域は7.96GB、Cドライブの割り当ては、約922.68GB。最初からプリインストールされいるアプリ類を差し引いて初期状態で、約901GBの空き容量がある。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 0423v

そして設定をいじりやすくなったBIOS。F3(またはF4)キーを押しながら電源ボタンを押すと「Vaioレスキューモード」が現れるので、そこからBIOS設定を起動する。

0423w 

BIOSセットアップユーティリティは、「InsydeH20 Setup Utility」で4枚構成。machinenameは、「VJF152」で、この時点でのBIOS Versionは、「R0100DH」。

0423z

【Advanced】では、ポートやスロットを必要に応じて、使用不可(disable)にする事もできる。

ネットワーク経由での起動(Wake on LAN)について、S4(休止状態)やS5(ソフトウェアによる電源オフ)からでも起動が可能で、[Wake On LAN from Power Off]の項目を[Enabled]にすればOK

0423z3 0423z4

「VAIO Fit 15E | mk2」起動後に、デバイスマネージャーにある「ネットワークアダプター」から使用しているネットワークアダプターのドライバーの[詳細設定]から「ウェイク・オン・マジック・パケット」を[有効]に、そして[電源管理]から「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」と「Magic Packet でのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックが入っていればOK。

0423x

【セキュリティ】からは、起動時のパスワード設定TPM暗号化の有無を設定できる。

 0423y

 4枚目の【Boot】設定。

--------------------------

0423p

今回レビューしたモデルは、Windows 8.1(64ビット)だけれど、ソニーストアの個人向けでもWindows 7 Professional SP1(64ビット)を、法人向けであれば、Windows 7 Professional SP1(64ビット)に加えて(32ビット)も選択できるというのも大きなポイント。

 今までは、微妙に痒いところに手が届きそうで届かなかったのに、「VAIO Fit 15E | mk2」では、ビジネス要件をクリアできる基本的な機能をしっかり抑えているので、オールインワンPCとして随分とチョイスしやすくなったのではなかなと。

・VGA端子やTPMを搭載、Windows 7Pro(64/32bit)選択可能と、ビジネスユースとしても選びやすくなった「VAIO Fit 15E | mk2」
・「VAIO Prototype Tablet PC」トークショーに行ってきたけど、ブログ記事間に合わなくて間に合わせの感想だよ。
・「VAIO Prototype Tablet PC」、ソニーストア大阪トークショーレポート(前編)
・「VAIO Prototype Tablet PC」、ソニーストア大阪トークショーレポート(後編)

vz41 

MONSTER PC “VAIO Z” (13.3型ワイド)
ソニーストア販売価格:189,800円(税別)~

 

iconicon

【TOPページへ】

 

人気記事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)