ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」を2台つかって、「Wireless Stereo」の迫力ステレオ環境をつくってみよう。

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・ワイヤレススピーカー 「SRS-ZR7」で、スマートフォン、ウォークマン、PC、音楽配信サービスの音源を再生してみる。
の続き。

ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」に限った機能ではないけれど、「Songpal Link」機能を使ったら、同時に同じ音楽を再生できる「Wireless Multi-room」とか、新しく左右のステレオスピーカーとして使える「Wireless Stereo」というイカした技が使えるようになってのでやってみよう。

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●ワイヤレススピーカー2コつかって、「Wireless Stereo」環境をつくってみよう。

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「Songpal Link」機能が使える機種は、ソニー製だからどれでもというわけではなくて比較的最近発売されたモデル。

<Songpal Link機能対応モデル>
マルチオーディオコンポ「CMT-SX7」
ホームシアターシステム「HT-NT5」、「HT-NT3」、「HT-RT5」、「HT-ST9」、「HT-XT3」
マルチチャンネルインテグレートアンプ「STR-DN1070」
「STR-DN1060」
ワイヤレススピーカー 「SRS-X99」「SRS-X88」「SRS-ZR7」「SRS-X77」「h.ear go(SRS-HG1)」

「Wireless Stereo」が使えるのは、ワイヤレススピーカーのみ。しかも同一機種縛り。

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「Songpal」アプリが出てきた当初、あまりにも使いづらくて正直あまり良いイメージがなかったけれど、想像以上に扱いやすくなってて驚いた。

手順はシンプルで、ひとまずココでは2台ある「SRS-ZR7」をそれぞれXperiaのNFCでピコリンと同期しておく。

それから、「Songpal」アプリから【他の機器とグループ】を作成を選ぶと、「Wireless Multi-room」「Wireless Stereo」のどちらかのグループを作ることができる。

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「Wireless Stereo」
をグループを作る場合、2台ある「SRS-ZR7」を右用と左用を決める。

そして、「SRS-ZR7」にある外部入力をメインにするかを決めればOK

わかりやすいし、ものすっごい簡単。

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設定が完了すると、左右の再生する側を、ピローン「LEFT(レフト)♪」、「RIGHT(ライト)♪」と音声でお知らせしてくれる。

そして、「SRS-ZR7」の天面に”L”や”R”のイルミネーションと、色違いのLinkのイルミネーションが光っているので、耳と目で確認できる。

これは親切かつわかりやすい。

左右を入れ替えたい場合も、メニュー画面から簡単に変更できる。

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ちなみに、「Wireless Multi-room」を作成する場合は、主たるマスターとなる機器を決めておいて、あとは楽曲を再生すると、各場所に置いてあるワイヤレススピーカーやシアターシステム、コンポから同じ音楽を同時に流せる。

音量調整や電源のオンオフも、一元管理してアプリから操作できる。

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●2つのスピーカーのワイド感が押し寄せる「Wireless Stereo」。

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「SRS-ZR7」
をはじめとする、ワイヤレススピーカーは、シンプルなボックス型で設置のしやすさとか配線がごちゃごちゃしないというメリットがありつつも、さすがに一塊におさまっている形状から、卓上の至近距離で聴くにはいいけど、前面のみにスピーカーが集中してるからもっと上向けるか離れて聴きたいと思うのだけど、離れすぎると左右のスピーカーからのステレオ感が薄いなーとかいろいろ要望が増えてしまう。

そもそもニアフィールドで聴くものだとして使って全然問題ないのだけど、2コ用意して「Wireless Stereo」にするとまさかの左右独立ステレオスピーカーに変身。

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このもともとの1つでもズンズンくる低域から小気味よい高音まで鳴らしてくれるものの、ダブルの再生の圧倒的な量感と左右から包まれる臨場感の上がり方がなかなかのもの。たいした事ないと思っていたらいやいや全然アリだった。

単純に足し算するのもどうかと思うけど、「SRS-ZR7」の総合出力92W (23Wx2+23Wx2)x2つなので184Wのステレオサウンドが作れちゃう。(予算も2倍だけど。)

しかも当たり前に、「SRS-ZR7」を1つで使っている時と同じように、Bluetooth、USB-A、USB-B、アナログ入力、HDMI、ネットワーク、音楽配信サービス、どれでも利用できるのがミソ。

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VAIOとかウォークマンを中央に置いて、その両脇にスピーカーを左右に置くという場所とりまくりな贅沢もスペースさえあれば許される。

ただし、主たるスピーカーからワイヤレスでもう一方に飛ばしている構造上なのか、ふと真剣に聴いてるとほんのわずかなズレに気づくこともあったりして、このあたりは出来ればアップデートで改善してほしい部分でもある。

当然、厳密なピュアオーディオとしての追求をするならアンプに独立したスピーカーとしたほうが良いのは違いないけれど、それでもワイヤレススピーカー2つでステレオ感を楽しむなら充分なレベル。

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●テレビのスピーカーとしても使える「SRS-ZR7」

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そして、唯一「SRS-ZR7」だけができる機能が、HDMI入力からのテレビの音声再生。

HDMIって普通はレコーダーとかプレーヤーから出力してテレビのHDMIに入力されるものなんだけれども、「SRS-ZR7」のHDMI端子は、テレビ側からの音声を受け取るARC(オーディオリターンチャンネル)対応してるので、テレビの音声を再生できる。

なので、テレビのどのHDMI端子でもOKではなくて、ARCに対応したHDMI端子に接続する必要がある。

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そういえば最近の薄型テレビって、やたら狭額縁でめちゃくちゃ薄いディスプレイになってしまってるけど、その代償として音質面が厳しい。

例えば、BRAVIA 「KD-55X9300D」も非常に薄くて、画質面では相当良くなっているものの、スピーカー周りをみると、トゥイーター×2個(7.5w x2)、ウーファー×2個(7.5w x2)で、実用最大出力は30Wと心もとない。

そういった場合に「SRS-ZR7」を利用できるねということでつないでみた。

見た目はセンタースピーカーっぽく見えるけれど、「SRS-ZR7」ひとつでも音の厚みがかなり違って聴こえる。

これなら、普段はオーディオ用で使いつつ、アニメとか映画とか観るだけ接続というやり方だとかなりコストパフォーマンスが高くなる。

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「SRS-ZR7」
を2コ使えば、もちろん「Wireless Stereo」で使うことも出来る。

迫力も倍増!!(予算も2倍だけど)これはいい!!

シアターシステムをすでに組んでいる場合にはもちろんそっちを使ったほうが良いけれど、もしも何もオーディオ周りに手を加えていないのであれば全然アリだ!

配線もそれぞれの電源を確保することと、テレビとの間にHDMIケーブルは1本のみですむシンプルさ。

厳密には、音楽を聴いている時と同様に、ほんのわすかな遅延が映像に対してのズレになって気になる場合もあるので、アップデートでリップシンク機能を追加してくれるともっと映像に集中できそうで後に期待を残すところもあるけれど、まず拡張として使うなら2スピーカーでの「Wireless Stereo」のやりがいは間違いなくある。

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たいした事ないだろうと思っていたら、ものすごい贅沢な音質と迫力で楽しめてなかなかに満足のいくものだった。

何度も言うけど、餅は餅屋にはかなわないので、ピュアオーディオやシアターシステムを組めるひとはぜひそっちを追求したほうが良い。

あくまでも、という条件付きではあるけれど、最近はなかなかテレビ周りに予算をまわすことが難しかったり、そこまでこだわらなくてもという場合もあったりするのだけども、シンプルにワイヤレススピーカーを買って、それがテレビのスピーカーとしても使えたり、家庭に2台用意しておいて、いざ気合をいれて映画でも観よう!となったときに集結して使うといった具合に、効率よくシェアできて最大限能力を発揮できるという意味ではものすごく現実的とも言える。

思った以上に楽しくてコレはハマってしまった。

こうなると、「Songpal Link」機能のもうひとつの新しい機能「Wireless Surround」を、サウンドバー「HT-NT5」とワイヤレススピーカー2コでシアターサラウンドもまたぜひ試してみたくなった。

ポータブルなのにハイレゾ対応、BluetoothにもWi-Fiにもつながって汎用性が高すぎる、ワイヤレスポータブルスピーカー「h.ear go(SRS-HG1)」
・完全にデスクトップ専用、自分のためだけのコンパクトオーディオシステム「CAS-1」

・ハイレゾ音源や高音質ワイヤレス転送「LDAC」に対応したワイヤレススピーカー「SRS-X99/X88」、マルチオーディオコンポ「CMT-SX7」登場。
・4K BRAVIA 2016年モデル「X9350D / X9300D / X8500Dシリーズ」を5月に発売。X9300Dは薄くても高精度な部分駆動が可能に。

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