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ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」レビュー。使ってみたら意外にハマる、テレワークだけじゃないお家時間に最高のオトモ。


在宅勤務時のオンライン会議や、家事をしながらのテレビ視聴、音楽鑑賞といった幅広く利用できるワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」

本来であれば7月30日の発売日だったものの、直前に発売延期と受注停止。

ようやく、9月3日から発売及び受注も再開となった。

ソニーが先に発売したウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」 とは根本的にコンセプトが異なるようなので、ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」を実際に触って使い勝手を試してみる。

・幅広い利用シーンに適したワイヤレスネックバンドスピーカー『SRS-NB10』発売 | プレスリリース | ソニー 

 

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●ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」の本体デザイン。


ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」 の販売価格は、ソニーストアで15,400円(税込)

他のメーカーの販売しているワイヤレスネックバンドスピーカーとほぼ同価格帯。

パッケージの中身も非常にシンプルで、本体のほかに付属するのは充電用のUSB Type-C ケーブルと取扱説明書のみ。


手にしてわかるのがその軽さ。

113g。めちゃくちゃ軽い。

しかも右ユニットと左ユニットをつなぐ本体中央部のモールド部分(首の後ろあたりの部分)は柔らかい素材でフレキシブルに曲がる。

広げやくて手間なく首に装着することが出来る。


本体の手触りも柔らかく優しい触感。

指紋もついたりせず、かといって直接肌に触れたとしても硬質な物体が当たったような嫌な感覚もない。

この形状は、人間工学に基づいて身体への接地点を考慮して重さを分散させた設計になっていて、どこか一点に負荷がかかることもなく、ずっと首にかけていても装着疲れみたいなものものない。

IPX4の防滴性能もあるので、多少の水は平気。

キッチンで洗い物をして水しぶきが気になる場合でも、そのまま安心して使えるのは気が楽。


ネックバンドの上方向に向けて、左右にフルレンジスピーカーユニットを配置。

ちょうど耳元で音が広がる仕組み。


肩にあたる底面に向けて、左右にパッシブラジエーターを搭載。

これだけ小さいボディでも、低音も感じられる。


本体の右サイドの内側にあるのが、ミュートボタン、電源/BLUETOOTHボタン、電源端子。


左サイドには、中央に再生/通話ボタン、その左右に音量ボタンを配置。

真ん中にあるボタンは、押す動作によって、いろいろな操作もできる。

(再生ボタン)  
1回押し: 再生、一時停止
すばやく2回押し: 次の曲へ
すばやく3回押し: 曲の先頭、前の曲へ
1回長押し: 早送り
2回長押し: 早戻し


充電端子は右側の電源ボタン横にあるUSB Type-C。

端子のカバーは若干出っ張るので若干邪魔ではあるけれど、装着したときに肌に触れる部分ではないため特に問題はない。

公称値として、充電時間 約4時間で、約20時間の連続使用が可能。

充電中は使用することが出来ないものの、10分の充電で60分使用ができる。


スマートフォン(AndroidやiPhone)と連携して使うのに必要な、bluetoothのペアリング。

ソニーお家芸でもあったNFCは備わっていないかわりに、便利な「Fast Pair」(Android)で行う。

電源ボタンをオフの状態から長押しすると「Bluetooth ペアリングモード」に移行。

スマホにインフォメーションが現れて かんたんにペアリングできる。


Bluetoothの対応コーデックはSBC、AACのみ。

マルチペアリングにより、最大で8台まで登録できる。

また、マルチポイントにも対応しているので、例えばPCやスマートフォンなど2台のBluetooth機器を接続して、1台を音楽再生用(A2DP接続)、もう1台を通話用(HFP/HSP接続)といった使い分けもできる。

ただし、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWH-1000XM4」のように、音楽専用、通話用のプロファイルを2台同時に接続ということは出来ないので注意。

 

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●かなり自然に音声通話できるマイクとスピーカー。


スマートフォンやPCと接続して、電話がかかってきた時に左側の再生ボタンを押せば電話を開始することが出来る。

もう一度再生ボタンを押せば電話を切ることが出来る。

ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」には、2つの高音質マイクを搭載。

実際に通話してみたところ、受けている音声も自然に聞きとれて、こちらから送った声もクリアに相手に伝わっているようだった。

これなら実用として問題なく使えそうな印象。


テレワークあるあるのプライベートな音声がうっかり流れてしまう案件。

そんなときも、音声を消したいと思えばミュートボタンを押すことでマイクオフになり完全にこちらからの音声を遮断してくれる。

マイクオフ中になっていると、7秒ごとに通知音が鳴ってお知らせしてくれるので、そのままオフになるという事故も防いでくれる。

 

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●深夜にテレビを見るなら最高のオトモ。


スマホやPCに限らず、Bluetoothを搭載したBRAVIAと接続して使うこともできる。

ウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」のほうがより迫力ある音声を楽しめるという強さはあるけれど、室内をうろうろしても楽しめるという意味ではワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」もかなり有用。

試しに、4K有機ELテレビ「XRJ-65A90J」と接続してみる。


ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」でテレビの音声を実際に聴いてみると、さすがに映画を大迫力で楽しむといった使い方に満足できるか?というと微妙。

ただし、音が非常にクリアなことがあって、音量が小さめでもセリフが聞き取りやすい。

これが実はめちゃくちゃ良いことに気づく。

深夜に消化したいドラマとかアニメがあったとして、夜遅いともうそもそも大きい音で楽しむなんてことはまずできない。

がしかし、テレビを見ている時、セリフを聞こうとして音量を上げていると、爆発音が盛大に出てきてしまったボリューム下げて!みたいな事がしょっちゅうある。

「SRS-NB10」なら、周囲に大きい音を拡散せずともしっかりとセリフが聞き取れるので、これだけでもストレスフリー。


当然ワイヤレスなので、冷蔵庫に飲み物を取りにっても、トイレにいっても、音声はずっと聞こえ続けている。

しかも耳を塞がないので、聞き疲れとは無縁。

Bluetoothで接続されているということは、BRAVIA(テレビ)からは音が出ていないので、音量を大きくしてもリビングで大音量が響き渡ることもない。

ガッツリと映画を鑑賞したい派なら「SRS-WS1」をオススメするけれど、日常的に色々な作業をしながら使うには軽くて長時間使える「SRS-NB10」はなるほどアリだなと。

 

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●使ってみると手放せなくなるネックバンドスピーカー「SRS-NB10」


最初その姿を見たときは、てっきりウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」の後継モデルかと思ってテンションが爆上げしつつ、そうじゃないと知ってガッカリしてしまった。

価格もリーズナブルだし、音質も良いし、質量もそこそこ軽い。

いや悪いところはないのだけど、期待値が「SRS-WS1」の後釜の凄いやつ!と勝手に勘違いしていたので物足りないと思ったのは事実。

そんな事前情報であんまりおもしろくないよって言われた映画を見たような気分で使ってみると、期待値とは別の良さが見えてきた。


個人的には、ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WH-1000XM4」がめちゃくちゃ気に入っていて。

ノイズを消してくれて、自分の世界観に入り込める最高のアイテムだと思っている。

ただし、ノイキャン性能が高すぎて、家族の存在を忘れてしまって何度となく事故りかけたことがある。

それからさすがにヘッドホンをつけっぱなしなので夏は蒸れてしまって暑い。

これは暑い時期の「WH-1000XM4」の弱点でもある。


ところがどっこい、ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」は装着している感がなさすぎて、付けていることすら忘れるくらい。

Bluetoothでつながって部屋中でうろうろする限り、耳を塞がずに耳元で音声が聞こえてる状態。

この当たり前そうで当たり前じゃなかったことができると、人というのはなくなったときにそのありがたさがわかる。

おまけにバッテリーの持ちも相当長くて、なるほど今の御時世を読んでいるというか、自宅にあると超快適アイテムだなと、使ってみてその便利さを知ってしまった。

 

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●BRAVIA XR 、ホームシアターレビュー

今こそテレビを買い替えたくなる、「BRAVIA XR」


・HDMI.2.1 に対応した「BRAVIA XR」。4K液晶テレビ X90Jシリーズ を PlayStation5 / Xbox series X とつないで4K 120fps のゲームをプレイしてみた。
・映像と音の一体感が最高の没入感を味わえる 4K有機ELテレビ「XRJ-65A90J」。 Windows PCとつないで巨大デスクトップPC化、4K 120fps の表示方法とそのなめらかさを検証してみる。
・「BRAVIA XRシリーズ」の新しいOS「GoogleTV」の使い勝手。ソニーピクチャーズの最新映画から名作までを、ハイクオリティで楽しめるBRAVIA XR専用のコンテンツサービス「BRAVIACORE」。
・「BRAVIA XRシリーズ」 4K液晶テレビのフラッグシップモデル「XRJ-75X95J」。 映り込みを劇的に抑えたエックスアンチリフレクションと音に包まれる臨場感を、コンテンツありきで楽しんでみた。

 

導入のシンプルさから想像のつかない没入感に感動


・ホームシアターシステム「HT-A9」レビュー(その1)。適当に設置した4つのスピーカーで、まさかの音に包まれる没入感が凄かった。
・ホームシアターシステム「HT-A9」レビュー(その2)。「BRAVIA XRシリーズ」にS-センタースピーカーを接続、サブウーファーも追加して本気モードで視聴。これは自宅でできる最高の体験。

 

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ワイヤレスネックスピーカー


ワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」

ソニーストア販売価格:15,400円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

ウェアラブルネックスピーカー


ウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」

ソニーストア販売価格:27,368円(税込)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

スピーカーが首回りにあるため、小さな音量でもしっかりした量感の音声で聴こえ、音に包まれるような臨場感を味わえるスピーカー。

・肩にのせて”音に包まれる臨場感”と”振動”で楽しめるウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」、9月6日(木)10時からソニーストアで注文受付再開。

 

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●ソニーストア 直営店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)


ソニーストア直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)にて購入の際、ショップコード「2024001」を伝えていただくと当店の実績となります。
 ご購入される方はよろしければ是非ともお願い致します。

ソニーショールーム / ソニーストア 銀座
街の中心にある銀座四丁目交差点に面したGINZA PLACE(銀座プレイス)4階~6階。
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A4出口直結
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 札幌
地下鉄「大通駅」12番出口から徒歩1分。4丁目交差点すぐ
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 名古屋
名古屋市営地下鉄栄駅サカエチカ8番出口。丸栄百貨店南隣
営業時間:11:00~19:00

ソニーストア 大阪
大阪駅/梅田駅から徒歩5分程度。ハービスエント4階
営業時間:11:00~20:00

ソニーストア 福岡天神
西鉄福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
営業時間:11:00~19:00

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2件のコメント

  1. 柴田健治 より:

    自分も買いました。
    当初の発売日に届くように予約してたので、発送のメールと共に使わないでってメールがきてて、9月3日の代替品交換まで箱にしまってました。
    早速スマホと接続して使ってますが、PUBGモバイルのような音が重要なゲームでも良い感じです。
    迫力がある感じでは無いのですが、敵の足音等ははっきりと聞こえるので、かなり使えそうです。

    • kunkoku より:

      せっかく購入されたのにすぐに使えないというのはとてもモヤモヤでしたよね(;´Д`)
      周りに気にしないで、しっかりと音を判別できることと、家中そのままウロウロできる手軽さはいいですね!