最新のフロントエンドLSIと画像処理システムBIONZ Xを搭載、最新メニューと機能を盛り込んだ、デジタルカメラ「DSC-RX100M5A」が登場。RX100M5からの進化点を細かくチェックしてみた。


24-200mm(F2.8-4.5)の超高倍率ズームレンズを搭載して、 0.03秒の高速AFとAF/AE追従最高約24コマ/秒の高速連写できる強烈な性能を持った「RX100Ⅵ(RX100M6)」が6月22日に登場。

その性能っぷりたるやデジタル一眼カメラ並みで、強烈に進化しながらも、今までのRX100シリーズの明るいレンズを魅力に感じている人も多かったはず。

と思っていたら、なんとその今までの明るいレンズを持ったまま、中身だけを新しくしてしまった「RX100Ⅴ(RX100M5A)」が発表に。

発売日は7月13日。ソニーストアの先行予約販売開始は7月6日(金)10時から。

・DSC-RX100M5A | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
・DSC-RX100M6 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー

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●RX100M5からRX100M5Aへと何がかわったのか?

いったいRX100M5からRX100M5Aへ何がかわったのか?

ソニー公式ページの「比較表」を見てみても、表記されている項目はまったく同じで何も変わっていないように見える。

そう、あくまでも新規に立ち上がったモデルではなく(だとするとRX100M7になっていた)、ハードウェアはそのままに内部のソフトウェアを刷新したマイナーチェンジともいえる。

マイナーチェンジというと、たいしたことがなさそうに思えるけれど、詳細に把握するとこれがまた強烈なのである。

以下、RX100M5からRX100M5Aへの進化点(変更点)を赤字で掲載。

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●根本システムが変わる、最新のフロントエンドLSI、画像処理システムBIONZ Xを搭載。


比較表に現れない、RX100M5Aの根本的な進化が画像処理エンジン。

パソコンやスマートフォンでいうところに心臓部。

RX100シリーズは、どの機種も画像処理エンジン「BIONZ X」という画像処理エンジンを搭載しているけれど、新モデルのRX100M6と同じ、言えばα7III/α7RIII/α9と同等の新世代型の画像処理エンジン「BIONZ X」になっている。フロントLSIも同様に新世代型

これにより、画質向上、瞳AF、連写連続撮影枚数の増加といった恩恵など多岐にわたって進化する。

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イメージセンサーの撮像エリア約65%をカバーする範囲に315点の像面位相差検出AFセンサーを配置。

ピント合わせが難しい小さな被写体から動く被写体でも、画面内にとらえれば精度高く捕捉できる。

高速性と追従性に強い像面位相差検出AF方式と高精度なコントラストAF方式を組み合わせた「ファストハイブリッドAFシステム」を搭載。

0.05秒の高速AFと、AF精度と動体追従性能も大幅に進化して、被写体を瞬時にとらえられる。

RX100M6は0.03秒の高速AF。


検出した瞳に自動的にピントを合わせる瞳AFは、画像処理エンジンBIONZ Xの進化により検出精度・速度が向上、追従性能がRX100M5約2倍に。

動きのあるポートレート撮影で、正面からうつ向き顔になった場合や、振り向いた瞬間、逆光で顔が暗いシーンなど、ピント合わせが難しい状況でも、瞬時に瞳を検出しピントを合わせて追従する。


最新の高速フロントエンドLSI画像処理エンジン「BIONZ X」の組み合わせにより、高速処理を実現、AF/AE追従しながら最高24コマ/秒の高速連写が可能。

バッファーメモリーの大容量化で、最大撮影枚数は233 枚にもなる。

RX100M5の最大撮影枚数は150枚。

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内蔵する約235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」ポップアップ式。

RX100M5とハードウェア上の変化はないので、手前に引き出すアクションはそのまま。

ファインダー収納時のカメラの電源ON/OFFの設定は可能。

処理エンジンの向上によって、EVFの表示タイムラグを大幅に改善されるという恩恵がある。

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●最新のメニューやUIに変更、機能を大量に追加。


RX100M5Aは、RX100M6と同じく、大きく分けて5つの分類に、グループ名も追加された新メニューに変更。

α7III/α7RIII/α9α99Ⅱα6500に採用されたものと共通化できるので、同時に使う場合には混乱せずに使えて実に良い。


「カスタムキー(撮影)」に加えて、「カスタムキー(動画)」「カスタムキー(再生)」にも個別に設定できるようになっている。

RAW+JPEG撮影時でも、JPEG画質を個別に設定

新測光モード(全画面平均/ハイライト優先)AWB時の優先設定(雰囲気優先・ホワイト優先)も追加。

      
カメラを構えるポジション(縦位置と横位置)ごとにフォーカスエリアとフォーカス位置を変えられる「縦横フォーカスエリア切換」

とくにポートレート撮影や、スポーツシーン撮影で、カメラのポジションを頻繁に変えながら撮影したい場合には使い勝手が良い。

ほか、フォーカスエリア ”ゾーン”が追加されたり、 AF時の顔優先設定フォーカスエリア登録機能が可能に。


連写した静止画のグループ表示やグループ単位での削除や、撮影した静止画に5段階でレーティングが可能に。

好みのメニュー項目を最大30個までカスタマイズ登録できるマイメニュー登録機能も加わった。

シャッターボタンで動画撮影にも対応。

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●ほか、変更になったところと、逆になくなってしまった機能。


イメージセンサーから画素加算や間引き処理をせずに全画素読み出しすることで、モアレ(縞模様)やジャギー(階段状の線)の少ない高精細な4K動画(3840×2160)での撮影が可能。

ただし、RX100M6に備わる4K HDRには非対応。

動画撮影時も「ファストハイブリッドAF」に対応して、高精度・高追随のフォーカシングができる。

新たにプロキシー動画の同時記録に対応。スーパースローモーション動画のスマートフォンへの転送も簡単にできる。

RX100M5ではMP4同時記録だった。

逆になくなってしまった機能として、PlayMemories Camera Appsや、マイフォトスタイルEye-Fi対応がある。

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●RX100本来の明るいレンズを最大限に活かしつつ中身は最新。

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RX100M5Aは、メモリー 一体1.0型積層型CMOSイメージセンサー Exmor RSは、画素部の裏側にある高速信号処理回路部にメモリー(DRAM)を搭載。

信号処理のスピードが大幅に上昇、そしてDRAMチップ(メモリー)を搭載したことで今までよりも約5倍以上のデータ読出し速度をもつ、スーパースローモーション撮影や4K動画撮影が可能な最新のセンサーは、RX100M6と同じ。

そしてレンズは、24-70mm F1.8-2.8のZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ

焦点距離は、広角24mmから望遠70mmという標準ズームレンズにあるよく使うゾーンで、ワイド端開放でF値1.8と明るくて、テレ端の開放F値も2.8と望遠でもブレにくく、7枚羽根の虹彩絞りで、被写界深度が浅くなるセンサーの大きさとあいまって、綺麗なボケ味を表現できる。

これが、RX100M6にはないRX100M5Aの最大の魅力。


また、RX100M5Aの最短撮影距離がワイド端で約5cm、テレ端(焦点距離70mm)の最短撮影距離はレンズ先端から約30cm。

RX100M6の最短撮影距離がワイド端でレンズ先端から約8cm、RX100M6のテレ端(焦点距離200mm)の最短撮影距離はレンズ先端から約100cm。

より被写体によれる、ワイド単からボケを活かした撮影がしたいという場合にはRX100M5Aが使いやすい場合もある。

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さらに、RX100M6から外されてしまった内蔵NDフィルターを搭載。

フィルターアダプター「VFA-49R1」(もともとRX100II・RX100用)RX100M5Aへの装着は自己責任で可能。


アンダーウォーターハウジング「MPK-URX100A」についても、RX100M5Aは対応。

RX100M6ではズームした時に内部干渉してしまうので非対応になっているので、こうした利用用途でも違いがある。

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RX100M6は、RX100シリーズの高画質っぷりを高倍率ズームを使いたいという欲求が叶えられた。

その一方で、本来のウリであるレンズが暗くなってしまったという声があったのも確かで、中の人は最初からそれをわかっていたのか、まさかのRX100M5のハードそのままに現状の最新処理エンジンとソフトウェアを搭載したRX100M5Aを投入。

RX100M6いいけどレンズがねー、だったらRX100M5がいいかーと思いつつ、中身は最新じゃないしねーという心の逃げ場をRX100M5Aがガッチリハートをキャッチする。

やることがエグイのである。(褒め言葉

撮る時の存在感&威圧感は極小で、ひっそりと高画質が残せる威力たるやシチュエーションを問わない、物的なストレスを通り越して、高性能を持ち運べてしまうRX100シリーズ

撮り方や撮りたい被写体は人それぞれで、一体型カメラでこうして答えを用意してくれると、とってもアクセルを踏みやすくなってしまう、ようこそカメラの沼へ。

・RX100からRX100Ⅵまで、どこが変わってどこが進化してきたのか?RX100シリーズ6機種の違いや共通点を比較してみる。

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●デジタルスチルカメラ サイバーショット 『RX100V』 DSC-RX100M5A


デジタルスチルカメラ「DSC-RX100M5A」
オープン価格
ソニーストア販売価格:11万円前後
●長期保証<3年ベーシック>付

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RX100Vのレビュー
・コンデジをなめるなよ!高速AFと高速連写を手に入れてデジタル一眼カメラにより近づいた、高画質コンパクトデジタルカメラ「RX100V」

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●デジタルスチルカメラ サイバーショット 『RX100Ⅵ』 DSC-RX100M6


デジタルスチルカメラ「DSC-RX100M6」
オープン価格
ソニーストア販売価格:138,880円+税
●長期保証<3年ベーシック>付

●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

<RX100Ⅵのレビュー>
・デジタルスチルカメラ「RX100Ⅵ(RX100M6)」を、ソニーストアで触ってきたレビュー(前編)。RX100にもっと望遠が欲しいが叶う、驚きのデジタル一眼カメラ並に超高速なAF。
・デジタルスチルカメラ「RX100Ⅵ(RX100M6)」を、ソニーストアで触ってきたレビュー(後編)。一発ポップアップして使えるEVF、自由度が上がった液晶モニターにタッチシャッター、あちこちに進化が。

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