クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その2)

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・クラムシェルタイプのノートPCとして圧倒的に完成度が高い「VAIO Pro 13 | mk2」(その1)
の続き。

プライベートはもちろんビジネスシーンで、確実かつ正確に仕事をこなせるクラムシェルスタイルのモバイルPCの「VAIO Pro 13 | mk2」に、新色としてシルバーが新たに登場。さらに、現行のOSとしては主力のWindows 8.1だけでなく、ダウングレードしてWindows 7が利用できるというのがこれまた特定のビジネスシーン要件にぴったりと当てはまる。

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●VAIO製「VAIO Pro 13 | mk2」 Windows 7モデルの中身とセットアップ。

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新しくなった「VAIO Pro 13 | mk2」は、 Windows 7モデルも同じく、ブラックをベースにVAIOのロゴとサイドの部分にVAIO Pro 13という文字が入ったパッケージ。

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 箱を開けると、「VAIO Pro 13 | mk2」の本体が型にくり抜かれた台座に収まっていて、2重にその下の段に、ACアダプターと電源コード、保証書や取扱説明書などの紙媒体が入っている。そして、本体のキーボードとパームレストの間にはVAIOロゴの入ったクリーニングクロスが敷かれている。

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紙媒体一式としては、Windows 8.1と同様。「Office」に関しても、Windows 7ダウングレードを選択しても、「Office Premium」、「Office 2013」と自身の環境にあわせて、好みの選択ができる。選択するとあらかじめ本体にプリインストールされ、プロダクトコードが付属する。(上記画像は「Office 2013」のプロダクトコード。)

VAIOの取扱説明書には、付属品の確認から、電源をつなぐところから始まって初期セットアップとその後の設定、バックアップやリカバリーのやり方、困ったときのQ&Aや、アフターサビスについてまで基本的に必要な事はしっかりと書かれている。

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ACアダプターの型番は、「VJ8AC10V9」。

サイズは、約104.5mm x 26.5mm x 39 mm、質量約200 gとコンパクトなので、本体と一緒に持ち運んでもあまり苦痛にならない。入力は、100~240V 50/60Hz、出力は、10.5V 3.8A。

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ACアダプターに付くUSB端子は、充電専用で、出力5.0V 1.0A。

スマートフォンやカメラ、モバイルバッテリーなどを充電する際に、PCにあるUSB端子を使わずに充電できるのでとても重宝する。

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「VAIO Pro 13 | mk2」の電源を投入すると、現れるWindows 7 Professionalの初期セットアップ画面。今となっては既に懐かしさもあるけれど、今でもなお現行のOSとして活躍するWindows OSだけに、こうして今なお使えるというのはとても重要。

Windows 8.1 Proからダウングレード権を行使してWindows 7 Professionalとなっているので、いつでもWindows 8.1 Proへアップグレードする事もできる。(という事はWindows 10にも対応する)

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●「VAIO Pro 13 | mk2」のシルバーの外観。

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以前の「VAIO Pro 13」はブラックのみだったけれど、ブラックとシルバー、2色のカラーバリエーションから選択できるようになった。実は、ソニー製VAIOの「VAIO Pro 13」にも、シルバーというカラーはあったけれど、カーボン素材にシルバー塗装というちょっとした違和感があったけれど、今回はマグネシウム合金がベースになっているだけに、このシルバーというカラーも素材との一体感もあって前よりもかなり魅力的に思える。

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「VAIO Pro 13 | mk2」では、内部構造も従来の「VAIO Pro 13」とは違っていて、天板素材はカーボン素材からマグネシウム合金へと変更。

マグネシウム合金という特徴を最大限に活かして一体成型でボディ形状を作ることで構造から強度を上げて、内部のLCD基板やタッチ基板、ワイヤレスLANアンテナケーブルを確実に守る。本体底面の素材も、高合成樹脂に変更して、筐体の内部で耐久性が必要な箇所に補強のリブを追加することで剛性をさらに上げるという、基本に忠実かつ手抜かりのない作り方がされている。

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こうした素材と一体成型、リブ補強という強靭さに加えてプラス、閉じたときの断面が六角形に見える「Hexa-shell」デザインとなっている形状は、さらに上下からの加圧や、縦横、前後といった全方面からの衝撃にも本体を保護する堅牢ボディになっている。

単純に軽いだけでは保てない剛性という信頼性も加わったおかげで、”軽さ”という方向性も持ち合わせながら、頑丈なモバイルPCになっているというのも「VAIO Pro 13 | mk2」の大きなウリになっている。

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「VAIO Pro 13 | mk2」のサイズは、タッチパネルを搭載した場合と非搭載の場合でサイズが若干変わってくる。今回のこのシルバーのモデルは、Windows 7を搭載しているモデルなので、必然的にタッチパネル非搭載になる。

【タッチパネル搭載モデル】
外形寸法 : 約 幅322 mm × 奥行217.1 mm × 高さ14.3mm(最厚部18.9 mm)
質量    : 約1.16 kg

【タッチパネル非搭載モデル】
外形寸法 : 約 幅322 mm × 奥行216.5 mm × 高さ13.2mm(最厚部17.9 mm)
質量    : 約1.03 kg

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左がタッチパネル非搭載、右がタッチパネル搭載した場合の厚みの差。確かにこれだけの近距離で見ると、ディスプレイ側の天板のほうがほんの少し厚みが増しているのがわかる。

 

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これはディスプレイを見ればわかる事だけれど、タッチパネル非搭載モデルはベゼルよりも内側にある液晶ディスプレイのみ。タッチパネルを搭載した際にあるディスプレイの前のクリアパネルパーツやタッチセンサーの有無で変わってくる。

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ディスプレイは、屋外でも見やすいように高輝度化、そしてIPS方式を採用しているので視野角も広い。

質量としても130gほど変わってくる事と、ノングレア液晶になるという特徴も踏まえると、クラムシェルボディの利用シーンを第一に考えてWindows 7を主体に使うと決めた場合には、タッチパネル非搭載のこうした小さなメリットも活きてくる。

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端子類は、右側面に、SDカードスロット、ヘッドホン端子、USB端子、HDMI出力端子、有線LANポートD-Sub15ピンを 装備。右側面に、USB端子を2つ。有線LANやVGA端子を使いたいと思ったら、変換アダプターを使わなければいけないので非常に面倒だったし、USB も2コしかなかったために貴重な端子を奪い合う状態になっていた事を考えると、そのまま有線LANポート、VGA端子、USBの3つが増えて拡張性が上 がっていると強烈に使いやすくなる。

無論、HDMIとD-Sub15ピ ンとの両方で外部ディスプレイに出力して、本画面とあわせて3画面同時表示という使い方もできる。

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「VAIO Pro 13」は、右側面のみ、SDカードスロット、ヘッドホン端子、USB端子x2、HDMI出力端子というシンプルな構成で、サイズは以下のとおり。

【VAIO Pro 13】
外形寸法 : 約 幅322 mm × 奥行216 mm × 高さ12.8mm(最厚部17.2 mm)
質量    : 約940 g(タッチパネルなし) 約1.06 kg(タッチパネルあり)

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 従来モデルの「VAIO Pro 13」は、「VAIO Pro 13 | mk2」よりもより薄い軽いというところを特徴にもっていたけれど、実用として有線LAN端子やVGA端子がないため、USBアダプターに頼らなざるを得ないところにUSB端子が少ないというジレンマを抱えていたことを考えると、今回若干の質量と厚みのアップがあったとしても、強靭なボディ含め、メリットのほうがはるかに大きい。

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「VAIO Pro 13 | mk2」の背面は、以前は隠すことを目的としていたために置きたい箇所にネジ穴をもっていけないという制約があったけれど、今回は強度アップのために、ビス止めの箇所を、より強度の必要な場所に的確に配置して剛性に大きく貢献。

メンテナンス性を優先させるために、あえてビス穴はそのまま見えているという状態になっていて、いざという時にバラしたい時にすぐに分解できるというのも非常に助かる。

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「VAIO Pro 13 | mk2」は、ディスプレイサイズ13.3インチ(1920×1080ドット)のクラムシェルタイプのWindows ノーPCというスタンダードな形の中で、触 ると明らかに変わった事を実感するのがキーボードとタッチパッドの堅実な使いやすさ。

パームレストはヘアライン加工されたアルミ素材で、ディスプレイを起こしたときにキーボードが傾斜する 事で、パームレストと机面の段差もほとんどなくなって、そのまま自然に手を置けるのでタイピングの姿勢が苦痛にならないというのが1つ。

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キーボードは、キーピッチ(キートップの真ん中とその隣のキートップの真ん中までの距離)は約19mm、タイプしたときの沈み込み(キーストローク)は約1.4mmとしっかりと押し込んだ感触があるというのは従来の「VAIO Pro 13」と同じものの、タイプすると全くの別物だとわかる。

静音性を突き詰めるために、キーキャップ裏のツメ部分と可動部金型の加工精度を高めて、極限までガタ付きを詰める事で、パシャパシャ鳴るあの耳障りな音を減らしたという「VAIO Z」と同じキーボードを採用していて、これがまさに打鍵感を大きく変えている。

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かなりの高速にかつ負荷をかけて強く打鍵しても、キートップがグラつくこともなく、本体の剛性の高さも加わって”たわみ”を感じずにキータイプできるのは物凄く心地よい。しかも打鍵音がかなり抑えられてるから、これなら周りが静かな場所で使っても神経質になる事もない。

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タッチパッドもまったくの新規で作られていて、タッチパッドの位置はホームポジションに配置。

擬似タッチパネルの操作を有線て大きかったタッチパッドをやめ、左右のクリックボタンを復活。タッチパッドでのポインタ操作とタップしての操作もできつつ、左右クリックが物理的にあってちゃんと押せる安心感。ドラッグ・アンド・ドロップといったWindowsでの基本中の基本の動作が当たり前に、しかも確実にできる操作感は改めて必要だと感じる。

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この基本に忠実なまでのWindowsノートPC。

Windows 8のタッチとタイルというUIが出てきたことで、中途半端に奇をてらうギミックを入れると、どっちつかずの実用性を失ってしまいがちなモバイルノートという中で、完全に足に地を付けて、今まで使ってきたWindows XPやWindows 7での最良のノートPCとして必要だと思われる部分を全部大真面目に作ったのが「VAIO Pro 13 | mk2」

本当にビックリするほどに、もう目の前にWindows 10が迫ってきているのに、ここまでWindows 7が快適なマシンがあるのかと思えるほどに使ってて心地いい。

人間心理は不思議なもので、チャレンジングなモデルも欲しいし、変わらない使い勝手も欲しいと思ってしまって、だからこそ、セパレートのタブレットというスタイルとデスクトップ並のパフォーマンスを持つクリエイターやプロフェッショナルへという方向性のモンスタータブレットPC「VAIO Z Canvas」や、究極の道具としての完成度を高めた可変モバイルノート「VAIO Z」、という存在があって、この「VAIO Pro 13 | mk2」があって、ようやく全方位がカバーされたんじゃないかなと思える。

まぁ、3機種全部買えるわけじゃないけれど、それぞれの方向性で極めたモデルがあると、突き抜けて選びやすい。これでまたさらに、VAIO Pro 11の後継が気になってしまったりして。

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・「My Sony Club」と「週アス(3/3号)」に、新VAIO Zの開発秘話たっぷり。

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ソニーストア販売価格:249,800円(税別)~

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