ソニーストア大阪で、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX2」を触ってきた雑感(後編)

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・ソニーストア大阪で、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX2」を触ってきた雑感(前編)
の続き。

あくまでも自分なりの観点でしか書けないけけど、「NW-ZX2」を手にしていろいろといじってみての雑感。

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●NW-ZX2を手にしていろいろいじってみた雑感

「NW-ZX2」のボディの大きさは、「NW-ZX1」に慣れている自分としてはそこまで違和感はないし、むしろオーディオプレーヤーとしての1つの塊として金属の厚み重みから伝わってくる手に持った時のクオリティが高い。

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「NW-ZX1」も質感高いと思っていただけれど、比較してみてしまうと、アルミで覆われている部分や繋ぎ目、背面のラバーの構成、ちょっとしたところが気になってしまうほどに、「NW-ZX2」のガッチリとした堅牢ボディと、同色のブラックの背面のラバーのシボ目の深さ、イヤホンジャックのこれでもかというサイズ、そういった重厚感がかなりのツボ。

インナーイヤー(ヘッドホン)にしても一般のイヤホンコードだと貧弱に見えてしまって、ここからも変えたくなる衝動にかられる。

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一方で、Android OSとソフトウェアの部分は「NW-ZX1」と同じというか、よくよくみたらスペックも同じなので、ガジェット好きには物足りなさを感じてしまうのだけど、目的が汎用性のあるスマートフォン的な使い方ではなくて、音楽を聴く上でオペレーションがAndroidを使っているという考え方だから、もう切り離して考えたほうがいいのかもしれない。

実際、中身の作り込みを見ても、音質を追求するための筐体であったりパーツ構成であったりして、Androidを動作させる区画は分離させられてるというのだから、そういう事なんだろう。

「NW-ZX2」の「W.ミュージック」アプリのバージョンは、ver2.3.0になっていて、「NW-ZX1」のver2.2.1との違いは、「DSD再生設定」の部分意外には、操作性は特に変わってない。良いか悪いかは置いといて。

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オーディオについて、気の利いた文章で語れる能力は持ってないので、細かなニュアンスは自身で聴いてねとしか言いようがないのだけど、高音が硬いと評される「NW-ZX1」でわりと自分の視聴ベースが出来上がっているというか、聴いてる楽曲のせいもあるのだろうけど、かなり満足してしまっててごめんなさい。

おそらく聴くジャンルを変えてじっくりと聴き比べるともっとたくさんの違いがわかるのかもしれないと思いつつその余裕はなく、それでも、「NW-ZX2」の低音の量感がアップしている余力のある広がり感は、ありゃコレいいなと。

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ボリュームのレベル調整も「NW-ZX2」のほうが細かくなっていて、(60段階。「NW-ZX1」は30段階)、微調整が出来るのも良かったり。

あくまでも外に出かける時に持ち運ぶ最低限のオーディオプレーヤーとしての1つのアイテムで収めて、そこに現実的なインナーイヤー(もしくはヘッドホン)を携えて運用すると考えると、「NW-ZX2」のガッチリ剛性に詰め込まれたオーディオパーツと「NW-ZX1」の2倍の大容量の電源(バッテリー)の余裕のある音を楽しめるというのは正直イイなというか羨ましい。

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もっといい音の条件を揃えたいと思うと、「MDR-Z7」「PHA-3」バランス接続対応ヘッドホンケーブルまで揃えてバランス接続で聴くと、母体は「NW-ZX2」でも、「NW-ZX1」でもさらに細かな音もヘッドホンを鳴らしきる余力もあって、さらに楽しめる先はあるのだけど、さすがにこのセットをカバンに入れて交通機関に乗るには厳しいと思うと、単独での運用なら「NW-ZX2」は魅力。

それから、moraでもDSD音源の配信が始まったわけで、ネイティブでDSD再生してくれればという想いもありながら、リニアPCMに変換してDSD128(5.6MHz)までも対応しているのは「NW-ZX2」だけで、ハイレゾ用の48kHz系クロックともうひとつ44.1kHz系クロックをのせて、CD音源とDSD音源(44.1kHzの倍数の176.4kHzにリニアPCM変換)の音を向上させているのも「NW-ZX2」だけ。

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ただ、10万円オーバーと、「NW-ZX1」でも高いと思っていた自分には相当高いハードルというか、「NW-ZX1」を持ってなかったら買ったかもしれないなという金銭的なハードルがデカイのが非常に悩ましい。

そもそも出た時に「NW-ZX1」を買って、その後にガンダムコラボなんてするからまさかの「NW-ZX1」2回め購入してまだ3ヶ月しか経ってないのに買えるわけがないでしょ:(;゙゚’ω゚’): という事で、ポタアンとヘッドホンに投資する道もありじゃないかと、逃げ道を作ってみたりして。

と、躊躇している間に、「NW-ZX2」は好調にソニーストアでは売れていて、こういった時に即断できる人がうらやましかったりする。

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●電源を確保したままデジタルできるクレードル

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アクセサリーでこれはイイじゃないか!とツボついたのが、ハイレゾ・オーディオ対応ウォークマン専用クレードル 「BCR-NWH10」

この黒いブロックは、ウォークマンを載せる単なる土台ではなくて、高速デジタル信号を伝送できるクレードル。

手に持ってみるとかなりのズッシリとして重みがある。

中の電源部には「OS-CON」を3個、さらに同軸ケーブルで2枚の基板の間をつないで、USBからのデジタル信号を忠実に転送できるように作りこまれているのが大きな特徴。

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今まで、ワイヤレススピーカーとかUSB DACにハイレゾウォークマンをつないでデジタル出力して使っていると、ウォークマンに給電されないため、長時間聴こうにもバッテリー切れの心配をしないといけなかった。

それがこのクレードルさえあれば、電源を確保したままで、「SRS-X9」「MAP-S1」「UDA-1」「PHA-3」にデジタル出力ができる。

しかも、「NW-ZX2」だけでなく、「NW-ZX1」や「NW-F880シリーズ」、「NW-A10シリーズ」といったハイレゾ対応のウォークマンどれでも使える。

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背面をみると、DIGITAL OUT(デジタル出力)としてのUSB端子と、PCと接続するためのMicroUSB端子があって、それぞれ切り替えができるようになっていて、PCと接続してデータ転送もできる。

クレードルの横にある斜めに切り開かれた溝は、プラグを差しこんだまま載せられるためのもので、ACアダプターから電源を確保して、ウォークマンに給電(充電)しながら、ヘッドホンでゆったり音楽を聴くといった事もできる。

これは密かに困ってたというか、デジタルでつなぐと室内にいるのにバッテリーに気を使わなきゃいけないのがかなり納得いかなかったり、地面にウォークマンを置いたままだとコードで引っ張って傷物になったら嫌だなと思ってたので、これはイイアイテム!

ソニーストア販売価格:14,750円(税別)

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●NW-ZX2を保護するレザーケース3種

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「NW-ZX2」に付属するキャリングケース。なんと付属品なのに本革を採用。

片側にのみステッチの縫い込んだブラックのツヤのあるケースで、本体を差し込んでボタンでロック。ケースに入ったままで、イヤホンとWMポートにアクセスできる。

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ケースの側面には、再生/停止、曲の送り/戻しの部分と、音量±の物理ボタンの部分をそれぞれ繰り抜いて、ケースに入れたままでも操作できるようになっていて、シンプルながら付属品としてはありえないくらいに実用性がある。

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別売のNW-ZX2専用レザーケース「CKL-NWZX2」は、さらにいい革で作られていて、皮革産業の歴史が古く、なめしの技術に定評のある姫路産の革を採用。

牛革を厳選して使っていて、天然素材だけに使っていくうちに独特の味のある風合いになるのが特徴。

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カバーは開閉できるので、ディスプレイを保護しつつ、使いたい時にはケースから出すことなく操作できて、かつ、閉じたままでもサイドにある、電源ボタンをはじめ、ボリュームボタン、再生曲送り戻しボタンも操作できる。

「NW-ZX2」の背面のふくらみは、そのまま本体のラインにそってケースも緩やかにカーブしていていたりとかなり凝った作り。

ソニーストア販売価格:9,880円(税別)

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それから、ソニーストアで限定販売されているソメスサドル製のZX2専用オリジナルケース

ブラウンの牛革に明るめのオレンジのステッチで縫い込まれたレザーケース。オレンジカラーの裏地がひとつのアクセントにもなっている。

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「NW-ZX2」をシンプルに差し込んで保護するタイプのもので、落下防止のためのベルトを通しがある。

ケースに入れたままイヤホンは差し込めるものの、操作ボタンには一切触れないので、機能性よりもこのケースに入れるステイタスを楽しむもの。

単品通常価格:27,800円(税別)と非常に高価。(ZX2本体と同時購入で3,000円安くなる。)

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そういえば、ソニーストアでは、「NW-ZX2」にアルファベット2文字を6種類のフォントから選んで刻印することができるイニシャル刻印サービスがあって、その刻印サンプルも展示されていたので参考までに。

ものすごいぶっちゃけると、もしも万が一、コラボモデルが出てきて買い替えたくなったら困るので、コラボモデルでたら買い換えるかもしれないというまるで自分みたいな人は、イニシャル刻印はしないほうがいいかもしれない。

・ハイレゾ対応ウォークマンの最上位モデル「NW-ZX2」を、2015年2月14日から発売。
・ハイレゾ音源も気軽に外で楽しめるインナーイヤーレシーバー「XBA-A2」
・インナーイヤーレシーバー「XBA-Z5」を使ってみた最初の雑感。
・外出のお供にも、部屋でじっくり聴くにも、快適にリスニングできるステレオヘッドホン「MDR-1A」
・ステレオヘッドホン「MDR-Z7」で聴いてみた最初の雑感。

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