フラッグシップモデルの「MDR-Z1R」に次ぐ空気感を再現する高音質と、心地よすぎる装着性がたまらないステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」


ハイレゾ音源に対応したオーバーヘッドタイプのヘッドホン「MDR-1A」「MDR-1AM2」へと刷新されたのと同じく、ヘッドホンの本質を追究したヘッドホンとして登場した「MDR-Z7」も久々のモデルチェンジ。

2014年10月に発売された低域から100kHzの超高域まで再現する「MDR-Z7」の性能を引き継ぎつつも、さらなる音質の向上と軽快な装着性を兼ね備えたモデルへと進化した「MDR-Z7M2」

・業界最高クラスのノイキャン性能を実現、ハイレゾ対応『WH-1000XM3』などヘッドホン4機種発売 | プレスリリース | ソニー

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●高音質と優れた装着性をあわせもつ「MDR-Z7M2」


「MDR-Z7M2」は、4Hzから100kHzの超高域まで再現するハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドホン。

そして、なんと言っても大きな特徴となるのが、再生と広いダイナミックレンジと解像度の高い音を再現が可能にする直径70mmという巨大なドライバーユニット

その音質という面では、音の広がりや、音の透明感、臨場感、静けさといった”空気感”をいかに再現するか。

ドライバーユニットだけでも大きく3つの進化点がある。


まずひとつ目は、フラッグシップモデルの「MDR-Z1R」に採用されているフィボナッチパターングリル「MDR-Z7M2」にも採用。

「MDR-1AM2」にもフィボナッチパターングリルは採用されているものの、40cmドライバーサイズということもあってその構成は「MDR-Z1R」とは異なるけれど、「MDR-Z7M2」はドライバーサイズが同じこともあり同等のフィボナッチパターングリルが採用されている。

これは何かというと、フィボナッチ数列(ひまわりのタネの形状)を参考にした曲線パターンを採用することで、グリルの開口部を均等化して、空気の伝搬を阻害せず、なめらかな超高域特性を実現するというもの。

それから、軽量かつ高剛性を備えて高い内部損失特性を持つLCP(液晶ポリマーフィルム)振動板にアルミニウムのコーティングを施した、アルミニウムコートLCP振動板

「MDR-Z7」にも採用されていたじゃないかと思ったら、エッジやドームの比率、ドーム部の形状がこれもまた刷新されて、「MDR-Z1R」に近い形状に大きく変化。(「MDR-Z1R」には加えてマグネシウムドーム振動板などが採用されているため正確には異なる。)

細かいことを言えば、マグネット部分も、「MDR-Z7」から外形サイズが約1.4倍にもおおきくなった大型ネオジウムマグネットを採用して総磁束を高めている。

さらに磁束ロスを最小限に抑える 高効率の磁気回路を備えて、ハイレゾ音源の入力信号にも高感度で反応して解像度の高いクリ アな音質が得られる。


他にも結構ある。

ハウジングに設けたポート(通気孔)により、空気の流れを調整することで低音をコントロールして、振動板の動作を最適化することでリズムを正確に再現するというビートレスポンスコントロール。

ポート(通気孔)も「MDR-Z7」では1箇所だけだったものから、「MDR-Z7M2」ではドライバーの周囲をぐるっと囲うように均等に開口したあたりも、「MDR-Z1R」から影響を受けている部分のように見える。


接続ジャック部分は、銅合金の中でも抵抗値が低く強度に優れるコルソン合金製に。

さらに端子表面には非磁性合金めっきの上に金めっ きを施す凝りよう。

部品接続用のはんだには、ハイエンドオーディオで使用しているソニー独自開発の「高純度無鉛高 音質はんだ」を使用しているあたりも、低域・中域・高域の自然なバランスを実現するためのもの。


「MDR-Z7M2」はもともと前モデルから引き続いて、低反撥ウレタンフォームの肉厚モニュモニュなイヤーパッドの装着性がほかと比べてダンチ。

イヤーパッドが内側に倒れ込む構造を採用していることに加えて、さらに下部分のイヤーパッドが盛り上がったこともあって、さらに装着感がアップ。

うまいぐあいに圧力が分散されて、バランスよく耳の周りに吸い付くようにピッタリフィットしていて、中からの音漏れを防ぐことと、何とも気密性の高さから重低音たっぷりの音響を味わえる。


ヘッドホンの骨格となるハンガーとスライダーには、薄肉でもきっちりと高い剛性が得られるアルミ合金を採用。

使っていて装着感が変わってしまったというような形状変化もなく長い期間使い続けてもその装着性は変わらない。

ハンガー表面には硬度を2倍に高め た特殊なアルマイト処理を施しているので傷もつきにくい。

ほかヘッドホンを装着している際の、可動部のメカノイズを低減したり、ハンガーの頭に触れる部分も同様に柔らかくて上下にあたる側圧も変わらず、軽くてつけ心地はかなり良好。

負荷が少なくて耳が痛くなることもなく長く聴いていられるつけ心地。

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●バランス接続やスマホ連携できるケーブルを最初から付属、好みでケーブルを交換。


「MDR-Z7M2」
は、最初からバランス接続を前提として考えられて、通常の3.5mmステレオミニプラグのヘッドホンケーブルに加えて、φ4.4mmバランス標準プラグを採用したヘッドホンケーブルを同梱

バランス接続にすることで、左右の音を分離しグラウンドを介さずに音の信号を出力する事が可能となり、ノイズや歪みの少ない繊細な音を再現。

ケーブルを使い分けられる着脱式で、付属ケーブルは、信号伝送ロスを抑え音の劣化を低減するOFC(Oxygen Free Copper)に銀めっきを施した芯線を採用。

さらに、その他別売りのケーブルへ差し替えて、自分の好みで付け替えることもできる。

ヘッドホンケーブルには、表面に細かい溝を入れてからみにくい構造。コードに触れてもタッチノイズで邪魔されない配慮がある。


ウォークマン「NW-WM1Z/WM1A」「NW-ZX300」には、一般的なφ3.5mmステレオミニプラグに加えて、バランス接続と言われるφ4.4mmのヘッドホンジャック(5極)を搭載。

バランス接続にすることで、左右の音を完全に分離し、グラウンドを介さずに音の信号を出力する事ができるようになることで、ステレオ感に悪い影響を及ぼす左右の信号の混在(クロストーク)を限りなくなくして、ノイズや歪みの少ない繊細な音が再現できるようになるというもの。

「MDR-Z7」に付属していたバランス接続ケーブルは、まだ規格が定まらないタイミングで3.5mmx2のものだったけれど、現行モデルのウォークマン「NW-WM1Z/WM1A」「NW-ZX300」に採用されたφ4.4mmバランス標準プラグ同士をウォークマンにブスっと差し込むだけで、ガッチリと安定してつなげてかつバランス接続でのリスニングがすぐに楽しめる。

実際、バランス接続とアンバランス接続を聴き比べると下手なニュアンスの差よりは歴然で、バランス接続の左右の干渉がないステレオ感の鮮明度は楽曲を聴くとはっきりと味わえる。

バランス接続できるプレーヤーがあるなら接続しない理由はない。


一方で、そうはいっても圧倒的に多いφ3.5mmステレオミニプラグでのアンバランス接続環境。

せっかく投資して手に入れたヘッドホンをいかにたくさん活かして使えるかというのが大切。

利用シーンとしては、スマホとつないで聴くことも増えていて、スマホのアンプ出力は専用オーディオプレーヤー(ウォークマンなど)にはおよばないものの、
「MDR-Z7M2」
を装着して、耳のフィット感ゆえの遮音性や空気感を得られる心地よさは大きい。

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長年培ってきたアナログとデジタルの高音質技術を集結して、新たにフラッグシップモデルとして「Signature Series (シグネチャーシリーズ)」がソニーのてっぺんにあって、オーバーヘッドとしてはステレオヘッドホン「MDR-Z1R」が君臨。

一方で、ハイレゾ音源に対応する定番のヘッドホン「MDR-1AM2」がある中で、ミッドゾーン部分で長らくモデルチェンジしていなかった「MDR-Z7」「MDR-Z7M2」に。

取り回しの良さでは当然「MDR-1AM2」が便利ではあるのだけれど、どうせ音楽を楽しむなら上位モデルが欲しいといったところにハマる「MDR-Z7M2」

実際装着したときの感覚は、他に類をみないほどの心地よい装着感と、なんといっても耳にふれることなくすべてを覆い尽くすドライバー。

そしてその奥から余力を持ってでてくる音は、スピーカーで音楽を聴いているかのような音の伝わり方が顕著で、もはや贅沢と言わんばかりの(ヘッドホンでの)視聴環境。

解像度の高さは無論のこと、繊細な高域から低域の力強さの再現といい、音が消えていくギリギリのところまで残る余韻といい、空気感と表現される音像が伝わってくる感覚はリッチとしか言いようがない。

せっかく聴くなら、ハイレゾ音源とバランス接続という究極の組み合わせを「MDR-Z7M2」で楽しみたくなる。

可搬性はほぼないに等しいというか、これを外へ持ち運ぶのはかなり厳しいし、肉厚なイヤーパッドは暑苦しさもあるけれど、室内で楽しみたいなら使うしかないだろうという感じ。

ぶっちゃけ、「MDR-Z7」から約2万円も価格が上がったのにあまり変わってなさそうに見えてしまっていた「MDR-Z7M2」だけれど、実は中身はフラッグシップモデルのステレオヘッドホン「MDR-Z1R」の技術を投入しまくりで。

むしろ「MDR-Z1R」の20万円クラスの性能が、「MDR-Z7M2」で近いところまで手に入ると考えれば、今から手にする価値は大きい。

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●「MDR-Z7M2」シリーズラインナップ


ステレオヘッドホン 「MDR-Z7M2」
ソニーストア販売価格:74,880円(税別)
●長期保証<3年ベーシック>付
●ソニーストア割引クーポン10%OFF
●提携カード決済で3%OFF

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