ソニーが基本的に好き!

オールブラックな数量限定モデルのステレオヘッドホン「MDR-1A Limited Edition」、現物を手にするとコレまたいい感じ。

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SONYのハイレゾ音源にも対応したオーバーヘッドタイプのヘッドホンで超定番とも言えるMDR-1シリーズの「MDR-1A」

素直にイイ音でリケーブルできる楽しさまであって、特に不満もなく日々のスタンダードとして使えている「MDR-1A」に、突如降って湧いて出た限定モデルの「MDR-1A Limited Edition」

全く性能もかわらないのに、数量限定の限定モデルで揺さぶりをかけられると非常にこまる。まったくもって困る。

・MDR-1A Limited Edition Debut

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●国内2900台の限定モデル「MDR-1A Limited Edition」

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基本 パッケージスタイルは「MDR-1A」と同じものの、オモテには「MDR-1A Limited Edition」が描かれている。

それを抜きとると黒い化粧箱に、本体が鎮座する。

内容物は、「MDR-1A Limited Edition」本体に、ヘッドホンケーブル(1.2m)と、マイク/リモコン付きのヘッドホンケーブル(1.2m)、キャリングポーチ、取説。

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基本的には「MDR-1A」と全く一緒で、いわゆる低域から100kHzの超高域まで再現するハイレゾ音源に対応したオーバーヘッドタイプのヘッドホン。

違いは、「MDR-1A Limited Edition」に合成皮革を採用したりボディ全体をマットグラックで統一した限定モデルだということ。

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入手できるのは、国内ではソニーストアの販売のみで、2900台の限定モデル。

ハンガーの裏側には、レーザー刻印されたシリアルナンバーも入っている。

よく見ると○○○○○/10000と刻印されていて、全世界で1万台で、そのうちの2900台が国内での割り当てということになる。

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ハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドホンとして、4Hzから100kHzの広帯域の再生と広いダイナミックレンジと解像度の高い音を再現が可能になる直径40mmのドライバーユニットを搭載。

軽量かつ高剛性を備え、高い内部損失特性を持つLCP(液晶ポリマーフィルム)振動板にアルミニウムのコーティングを施した、アルミニウムコートLCP振動板を搭載することで、より透明度の高い中高音の再生できる。

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ハウジングは密閉型になっていて、上部に通気孔を設けて振動板の動作を最適化することで低域のリズムを正確に再現。

付け心地にも注力をはらわれていて、低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドとイヤーパッドが内側に倒れ込む構造を採用。

実際に付けてみると、耳に吸い付くように柔らかくピッタリフィットして中からの音漏れも防ぐと同時に、外部からの音もかなりシャットダウンして音楽の世界に没入できる。

ヘッドホンを装着していてもハンガーの頭に触れる部分も同様に柔らかくて上下にあたる側圧も変わらず、軽くてつけ心地はかなり良好。

負荷が少なくて耳が痛くなることもなく長く聴いていられるというのも利点。

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ハウジング部は、90度ハウジングの方向が変わるスイーベル機構になっていて、横向きにしてフラットにする事ができて持ち運び時には省スペース化できるようになっている。

ヘッドホンの可動部には、複数のシリコンリングを仕込んでいるので、扱っていて軋んだ音がしたりカタカタと音が鳴るのもきっちりと抑えている。

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「MDR-1A Limited Edition」では、ハウジングに入るSONYロゴには、ダブルアルマイト処理とダイヤカットとしつつ、明るいシルバーではなくグレーのアルマイト処理にして派手さを抑えめに。

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「MDR-1A」はしっとりとしたブラックのイヤーパッドやヘッドクッションに対して、ドットのデザインに見えるのが「MDR-1A Limited Edition」

「MDR-1A Limited Edition」には、イヤーパッドやヘッドクッションの体に触れる部分に収放湿性に優れた合皮を採用して、ここの部分でもずいぶんと印象が違ってみえる。

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ハウジング部もよくみると違っていて、「MDR-1A Limited Edition」には、には蒸着させたブラックと基調にして、ハウジングオーナメントはアルマイト処理を施したマットブラックに。

ハンガー部のスライダーもブラックで、稼働する根本のスライダーオーナメントには、光沢感がありつつもダークブラックの深みのある色を蒸着するなどしてブラックの統一感をはかっている。

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キャリングポーチも「MDR-1A Limited Edition」専用のオリジナルデザイン。

ヘッドホンを持ち運ぶときに傷から守れて、内側には仕切りポケットもあって、そこにケーブルを入れておける。

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ヘッドホンからのケーブルは方出しタイプの脱着式。

「MDR-1A Limited Edition」ではヘッドホンジャックはアクセントとしてゴールドになっている。

ヘッドホンケーブル(1.2m)と、「マイク/リモコン」付きのヘッドホンケーブル(1.2m)の2つが付属していて好みで使い分けもできるし、別売ケーブルを使用する事もできる。

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付属のヘッドホンケーブルは、音の劣化を抑制するために中の銅線に銀めっき加工した「銀コートOFC」を採用、ケーブルを4芯構成にすることで、左右それぞれに独立したグラウンドケーブルを用意してクロストークを低減。

ヘッドホンケーブルには、表面に細かい溝を入れてからみにくい構造。コードに触れてもタッチノイズで邪魔されない配慮がある。

ちなみに、「MDR-1A Limited Edition」ではヘッドホンケーブル(1.2m)のグリップ部にもアルマイト処理を施したマットブラックになっているという違いがある。コードストッパーも付属。

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もう一本付属のヘッドホンケーブルは、仕様は通常ケーブルと同じで、ケーブル途中にマルチファンクションボタンのついたユニットがくっついていて、ちょうど真裏にマイク穴がある。

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このマルチファンクションボタンは、スマートフォンとつなぐとハンズフリー通話ができたり、音楽を聴く時の、再生や一時停止、送り戻しといった使い方もできる。

Androidアプリ「SmartKey」をダウンロードしておくと、音量の上げ下げや着信拒否、音声検索といったカスタマイズする事もできる。

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「SmartKey」アプリの設定には、「ミュージック」、「通話」、「保留」の3つの項目があるので、ボタンを1回、2回、3回押したときにどういった動作をさせるか、(再生/一時停止やトラック、応答/通話終了や音量やミュート)を自分の好みで設定できる。

音楽を聴きながら、Xperiaの操作も手元でササっと扱えるとなかなかに便利。

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「MDR-1A」は、ヘッドホン自体も軽く、装着したときも耳周辺に触れたイヤーパッドも柔らかくて、内側の径もスッポリと耳が収まる。着け心地は本当に良くて、長時間聴いていても聴き疲れしないフィット感はとても良好。

耳の後ろあたりもイヤーパッドが追従して密閉感も高いので外部の音もしっかりめに遮断されて音楽を再生するとかなり没頭できる。

定番として利用頻度が高いヘッドホンで、わりとフラットな類の音ではあるけれどむしろそれが好みで低域から高音域までの解像感のある音楽が心地よくてリラックスして聴ける。

オーバーヘッドタイプのヘッドホンは、基本室内で聴く用として使う事が多いけれど、「MDR-1A」は軽くて心地よい音が聴けるので、これから、秋冬春シーズンのお出かけにはイイ。(夏は暑さで地獄をみるのでお休みさせよう。)

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その全く同じもので、カラバリが増えた的な見た目の違う「MDR-1A Limited Edition」

オールブラックを追求したモデルなので、ヘッドホン接続部のゴールドが光るのみでほかは全体が黒で統一されていて、ここが好みのツボにはいるかどうか。

こうして比べてみると、普通に「MDR-1A」は、プロ用のモニターヘッドホン「MDR-CD900ST」的なテイストを持っていて普通にカッコイイのでどっちがいいかは完璧に好みの問題。

ただし、ただし、普通の後出しのカラバリならよかったのに、【数量限定】販売ということは、なくなったら本当に終わり。

その後入手困難になるので、後からシマッター!と後悔するくらいなら、迷わず「MDR-1A Limited Edition」を買っておこう。

というか、そろそろもう数量的に危ないところまで来ているみたいで、買うならいまだよ(;゚∀゚)=3ハァハァ

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●「MDR-1A」シリーズラインナップ

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ステレオヘッドホンMDR-1A Limited Edition 「MDR-1A/BI」
マットブラック
ソニーストア販売価格:32,880円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)

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ステレオヘッドホン 「MDR-1A」
ブラック / シルバー
ソニーストア販売価格:27,550円(税別)
●長期保証サービス(3年ベーシック付属)

・DSD対応(PCM変換)、ヘッドホン出力が向上したしたハイレゾ対応ウォークマン「NW-A30シリーズ」。全容量モデルで5色のカラバリ選択可能。
・LDACに対応してワイヤレスでも高音質を楽しめるBluetoothヘッドセット「MDR-1ABT」
・快適リスニングとデザイン性を両立させたヘッドホン新シリーズ「h.ear」のインパクトがそうとう凄かった。
・ハイレゾ音源も気軽に外で楽しめるインナーイヤーレシーバー「XBA-A2」
・インナーイヤーレシーバー「XBA-Z5」を使ってみた最初の雑感。
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1件のコメント

  1. Lufu より:

    肩出しケーブルって気になる単語が…
    ヘソ出しケーブルとかも…?