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ハイレゾ対応ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン「MDR-1000X」、バランス接続に対応したポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2A」。

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ドイツ・ベルリンで開催されている「IFA2016」。

ソニーのプレスカンファレンス開催と同時発表された、「Signature Series (シグネチャーシリーズ)」以外にも、ノイズワイヤレスヘッドホン「MDR-1000X」や、 ワイヤレスヘッドホン「MDR-XB80BS」、「MDR-XB50BS」、「MDR-XB70BT」、ヘッドホンアンプ「PHA-2A」などもラインナップされている。

・Sony Japan | ニュースリリース | IFA 2016出展について
・Sony Unveils Its New Products at IFA 2016 in the Realms of Mobile and Audio
・Sony announces the MDR-1000X, Wireless Headphones with Industry-Leading Noise Cancellation Performance

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●ハイレゾ対応ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン「MDR-1000X」

・MDR-1000X Noise cancelling beyond compare

「MDR-1000X」は、音声圧縮技術LDACのワイヤレス伝送技術と、デジタルノイズキャンセリングを搭載した、ハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ワイヤレスヘッドホン。

 

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Bluetoothの対応コーデックは、SBC、AAC、aptX、そしてSBCの約3倍にもなる情報量で音源を転送できる 「LDAC(エルダック)」に対応して、高音質なワイヤレスの音楽再生が可能。

さらに、圧縮音源をハイレゾ相当に補完する「DSEE HX」や、新設計となるフルデジタルアンプ「S-Master HX」を備える。

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ノイズキャンセリング性能は非常に高く、新たに人それぞれの個人差を検出して最適化する「Personal NC Optimizer」を搭載。

マイクで拾った騒音をDNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンで打ち消す効果のある逆位相の音を発生して高精度にノイズを減らす「デュアルデジタルノイズキャンセリング」機能や、周囲の騒音を常に分析して最も効果的なノイズキャンセリ ングを自動で選択する、「フルオートAIノイズキャンセリング機能」も備える。

また、単純にノイズキャンセルを働かせるだけではなく、周囲の音を取り込む「Ambient Sound mode」や、会話の声を聴き取る「Quick Attention」といった気の利いた機能もある。

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ドライバーユニットには、40mmのドーム型のアルミニウムコートLCPダイヤフラムを採用。

再生周波数帯域は、4Hz-40,000Hz。

ヘッドホンケーブルや、持ち運び用のキャリングポーチが付属。

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感度103dB/mW(有線接続、電源ON時 1kHz)、98dB/mW(有線接続、電源OFF時 1kHz)、質量は約275g。

連続再生時間は、最大20時間(ノイズキャンセリング機能ON時)、最大22時間(OFF時)の長時間使用が可能で、付属の充電用USBケーブルでPCと接続して約4時間でフル充電ができる。

価格は、€429.

2016年10月にグローバル市場で発売予定。(日本国内の発売は今のところ未定。)

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●重低音「Extra Bassシリーズ」のワイヤレスヘッドホン3機種。

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重低音を重視した「Extra Bassシリーズ」のワイヤレスヘッドホンが3機種。

・XB80BS EXTRA BASS™ Sports In-ear Bluetooth® Headphones

ワイヤレスヘッドホン「MDR-XB80BS」は、耳にひっかけてしっかりフィット、防水保護等級「IPX5」相当をもっていて、水洗い可能なスポーツタイプ のモデル。

クイックチャージに対応して、10分で約60分使用可能、フル充電で7時間使用可能。

Bluetoothの対応コーデックは、SBC、AAC、aptX、 「LDAC(エルダック)」に対応(ただしハイレゾ音源非対応)。

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操作ボタンやハンズフリーの通話のできるマイクを内蔵している。

ドライバーユニットは12mmのドーム型、再生周波数帯域は、20Hz-20,000Hz。

質量は約27g。

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・XB70BT EXTRA BASS™ Bluetooth® In-ear Headphones

ワイヤレスヘッドホン「MDR-XB70BT」は、ネックバンドタイプのヘッドセット。防水機能はなし。

ドライバーユニットは12mmのドーム型、再生周波数帯域は、20Hz-20,000Hz。

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操作ボタンやハンズフリーの通話のできるマイクを内蔵している。

Bluetoothの対応コーデックは、SBCとAAC。

連続音声再生時間は約9時間。

質量は約43g。

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・XB50BS EXTRA BASS™ Sports Bluetooth® In-ear Headphones

ワイヤレスヘッドホン「MDR-XB50BS」は、インナーイヤータイプながらサポーターが付いてフィットさせる、「IPX4」相当の防沫形に対応して、汗や急な雨でも可能なスポーツタイプ。

連続音声再生時間は約8.5時間。

Bluetoothの対応コーデックは、SBCとAAC。

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操作ボタンやハンズフリーの通話のできるマイクを内蔵している。

ドライバーユニットは12mmのドーム型、再生周波数帯域は、20Hz-20,000Hz。

質量は約22g。

3モデルともに日本国内の発売は今のところ未定。

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●バランス接続に対応したポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2A」

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・USB DAC Headphone Amplifier PHA-2A

「PHA-2」の後継モデルとなるポータブルアンプヘッドホンアンプ「PHA-2A」

DSD(5.6MHz / 2.8MHz)PCM最大192kHz/32bitに対応。

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ステレオミニプラグに加えて、4.4mmバランス対応標準プラグの端子を備えて、単体でクロストークが発生せず、左右の独立したよりクリアな音の定位が可能なバランス接続が可能。

バランス出力(バランス標準ジャック 32Ω)は、320mW+320mWというハイパワー出力を持っている。

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スマートフォン、オーディオプレーヤー、iOS機器やPCとデジタル接続が可能。

シルバーのアルミニウム合金の筐体で構成されたボディで、質量は290g。

GAINスイッチは、Low/Normal/highの3段階にわかれて、インピーダンスの異なるヘッドホンに対応。

バッテリー駆動時間は約8時間で、充電にかかる時間は約3時間。

日本国内の発売は今のところ未定。

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思いもよらず、ハイレゾ対応ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン「MDR-1000X」がかなりいい感じ。

すでに発売になっているh.ear on Wireless NC (MDR-100ABN)のノイキャン性能もなかなか良いのだけど、カラバリに好みがある事と、「MDR-1000X」のただ単にノイキャンが使えるだけじゃなくて、聞きたいときには周囲の音をとり込んだり、会話の声を聴きとれたりといった機能が凄く使いやすそう。(動画参照)

ワイヤレスヘッドホンとしても優秀っぽくて、現実的に手の届きそうな価格というのもある。

ポータブルアンプヘッドホンアンプ「PHA-2A」はようやくモデルチェンジするのかなといった感じだけど、もはや今回共通するのは、バランス接続対応と、アンプ出力の大幅アップ。

これもまた、「Signature Series (シグネチャーシリーズ)」に手が届かなかったとしても、ポータブルアンプヘッドホンアンプ「PHA-2A」でブーストできる楽しみが広がりそう。

これだけ海外で発表されて、国内後回しというのもモヤモヤするけれど、そう遠くはないはずなのでひたすら待つべし。

 

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