まるでランタンから音が奏でられているようなグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」。オシャレ空間を作り出すには最高のモテアイテムを使ってみた。


単純にワイヤレススピーカーは数多くあるけれど、音を再生するためだけではなくてそこにあることがステイタスとして感じられるグラスサウンドスピーカー

「LSPX-S1」は確かにイイものだとわかってはいるけれど、手を出せなかった理由がいくつかあって、それらを払拭して登場したのが、新しい「LSPX-S2」

CESの発表で目にしたよりも、実機を手にして触れてみるとその欲まり度は大きく跳ね上がる、その実機レビューをしてみよう。

・音色が空間を満たすハイレゾ対応のコンパクトなグラスサウンドスピーカー『LSPX-S2』発売 | プレスリリース | ソニー

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●360度に音が広がる有機ガラス管のグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」


ほぼ円柱形であった「LSPX-S1」とは異なり、有機ガラス管型トゥイーターが細くなって低重心の土台部分につながるランタンのようなデザインとなった「LSPX-S2」

ガラスの透明感とペールゴールドに塗装された亜鉛ダイキャストを採用した土台部分、持った時の触り心地とグリップ製を重視して明るめのブラウン調の人工レザーを採用した底面にいたるまで非常に高い質感で構成。

メッシュタイプの横長のスピーカーとはまるで違う存在感が漂っている。


音の出るしくみとしては、高域を再生するのが有機ガラス管型トゥイーターで、、中域を再生するのが35mmウーファー、低域を再生するのが底の部分にあるパッシブラジエーターの3つを組み合わせたもの。

震えるスピーカーコーンの代わりとして、有機ガラス管(振動板)の端面を加振機がたたいて発生した振動が有機ガラス管全体から音が360度に音が広がる仕組み。(アドバンスド バーティカル ドライブ テクノロジー)

本来の楽器の音の発音原理に近いこともあって、楽器の音色の質感描写や人の細かな息遣いなどが得意。


有機ガラス管の中には、上向きに照射するLEDといろいろな方向の反射を形成するレンズリフレクターを組み込むことで、直接的な光が飛び出すのを抑えているので眩しさを軽減しながら部屋全体を広く照らす役割もある。

というかむしろこの光こそがインテリアとしてのグラスサウンドスピーカーたる所以。


中域再生をするのが、土台部分に開口した空洞からみえる35mm径のウーファー。

普段の目線ではわかりにくいけれど、覗き込んでみるとスピーカーが上向きに配置されていて、その真上ににある尖った山に音が反射して360度に広がるという仕組み。

低域を再生するパッシブラジエーターは、底面内部に配置されていて、ソニー独自技術のノッチ形状を採用して振幅動作を最適化してクリアな低域を再現することに一役かっている。


インターフェースや物理ボタン類は何もないように見えて、底面のサイドに電源用のMicroUSB端子とステレオミニプラグの音声入力端子と、その両脇に電源ボタン、プッシュ&プレイボタン、音量のプラスマイナスボタンがある。

また、底面には、Bluetoothペアリングボタン、イルミネーションの調光プラスマイナスボタン、ADD(Speaker ADD機能)ボタン、TIMER(スリープタイマー)ボタンがある。

こうした機能的ではあるけれども見た目にはノイズになるものは実用性を落とさないギリギリのところで見えない配慮がされている。


NFCも底面の中央に配置されているので、XperiaなどNFCを搭載したスマホであれば近づけるだけで簡単にペアリングできる。

音楽を聴くスタイルとしては基本的にBluetooth接続で、高音質コーデック「LDAC」に対応してSBCコーデック(328kbps、44.1kHz時)比の最大約3倍の情報量を伝達できる高音質ワイヤレスリスニングに対応。

このあたりは「LSPX-S1」と同じ。

「LSPX-S2」の再生周波数帯域は60Hz~40kHzで、今回新たにリニアPCM変換によるDSD音源や最大192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応

「LSPX-S1」では、再生周波数帯域はハイレゾ音源の要件を満たしながらも対応は謳われていなかったため、今回が初搭載。

実用最大出力(ウーファーのみ)は、11W「LSPX-S1」の13Wよりも低いため若干低音の持ち上がりが劣るものの、ハイレゾに対応した高音質デジタルアンプ技術「S-Master HX」を搭載しているあたりからしっかりと高音質化が図られている。


利用するアプリは、Android/iPhone用の「Music Center」

シンプルにスマホにある音楽をBluetoothで再生するだけではなくて、CDや圧縮音源をハイレゾ相当に高音質にする「DSEE HX」や低音を増強する「ベースブースター」のオンオフ、「Bluetoothコーデック」の変更、「スリープタイマー」の設定といった調整もできる。

2台の「LSPX-S2」をBluetooth接続してステレオ再生といった使い方や、「ワイヤレスマルチルーム」機能から、Wi-Fi接続で最大10台まで接続できるので、テーブルやカウンターの上に置きながら全体を音楽で包み込むような連携させた使い方もできる。


Wi-Fiが備わったことも、「LSPX-S2」の利用用途が広がる要素。

音楽の再生源をスマホに依存しなくても、Wi-Fiで接続して、サーバー機能をもったPCやNASに保存している音楽をワイヤレスで再生できるのが地味にありがたい。

Spotifyに限定されるものの、Spotify Connectに対応したおかげで、スマホから操作するだけで「LSPX-S2」はWi-Fi接続して自身からSpotifyの楽曲を再生。

「Music Center」アプリからあらかじめ設定しておけば、本体にある「プッシュ&プレイ」ボタンをポチっと押して、単独操作だけで「Spotify」の音楽を直接再生することもできる。

音楽再生用としてスマホ1台分を専有されずに楽曲を流せるのはやはり便利。


LEDの明るさも32段階からの調光は、本体の底面ボタンを押さなくても、「Music Center」アプリから変更できる。

そしてなんといっても、ろうそくのように光がゆらぐ「キャンドルライトモード」が秀逸で、ゆったりとした光が広い空間を照らす癒やし空間を演出してくれる。

バッテリーを駆動で約8時間の連続ワイヤレス再生ができるので、一日程度使うなら電源がなくてもテーブルの真ん中にどーんとおいてリスニング用兼ライティングとしても使える。

「LSPX-S1」のバッテリー駆動時間は約4時間くらいだったのでちょっと心もとなかったことを考えると、気持ち的にもかなりの余裕ができる。

有機ガラス全体が円筒状の音源となるので、離れた場所でも音の減衰が少なく、空間中に音の広がりを感じられる音に包まれる感が、一定方向からなるコンパクトなワイヤレススピーカーとは違った体験。

注意すべきは、低域のパッシブラジエーターが土台部分から出てくることもあって、机面がペラペラだったりすると下に抜けてしまって低音がスカスカになってしまうので、置き場所はある程度しっかりした場所に置くのがベター。

もしくは何か硬くて厚みのある板状のベースを敷いてあげると良い感じ。

いきなり価格のことを言ってしまうと、グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」は、確かにおしゃれでこんなスピーカーを導入してみたいと思うけれど税込み8万円というコストが頭をよぎってブレーキがかかる。

それにサイズ的な置き場所やバッテリーの駆動時間、いまどきのハイレゾ対応、bluetooth接続オンリーでスマホ1台分依存する、とか何かとハードルになるものがいくつかあって、買うには至らなかったケースもあったかと。

ところがどっこい「LSPX-S2」は税込み5万円で買えるという現実的な価格含め、持ち運びやすいコンパクトさは魅力的。

ろうそくの灯がゆらぐまるでランタンのようなものから音が出てくるという、きっと初めてみた友人や知人は、きっと「なにこれ!?」と驚きとともに聞いてくるだろう、なんとも承認欲求を満たしまくってくれるアイテム。

そこにある存在感がステイタスになるスピーカーなんてものはそうそうあるものではなくて、心の満たされっぷりも含めて自身の環境にぜひ仲間入りさせてみたらいかがだろうか?

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