ソニーが基本的に好き!

快適リスニングとデザイン性を両立させたヘッドホン新シリーズ「h.ear」のインパクトがそうとう凄かった。

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・お気に入りのカラーだと猛烈に持ち歩きたくなる「ウォークマンA20シリーズ」外観レビュー。
の続き。

ウォークマンA20シリーズと同一のカラーで展開するヘッドホン新シリーズh.earは、ヘッドバンドタイプ「h.ear on」インナーイヤータイプ「h.ear in」それぞれ5色のカラーで展開。

そうすると、ウォークマンA20シリーズと同色で揃えたくもなる。そんなカラーコーディネートのツボに見事にハマらされる展開に。

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●ステレオヘッドホン「MDR-100A」のハイレゾ音源対応ヘッドホンとしての基本機能

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ヘッドホン新シリーズh.earズはヘッドホンの画像がちゃんと中身の色と同じカラー印刷がされていて、中の化粧箱も同じカラーという凝りよう。フタを開けるとステレオヘッドホン「MDR-100A」が収まっていて、この同じ色の世界観に惹きこまれる感じがなかなかステキ。

内容物は、「MDR-100A」本体に、ヘッドホンケーブル(1.2m)と、マイク/リモコン付きのヘッドホンケーブル(1.2m)、キャリングポーチ、取説。

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「MDR-100A」は、思わずカラーにばっかり目が行ってしまうけれど、れっきとしたハイレゾ音源対応のヘッドホン。

振動板のハイコンプライアンス化と、軽量のCCAWボイスコイルと組み合わせて、レスポンスの早い低域から高域までを幅広く再現、結果として数値上では、5Hzから60,000Hzという周波数帯域の再生に対応。

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大口径の直径40mmの「HD(HighDefinition)ドライバーユニット」は、振動板のドーム部にチタン薄膜をコーティングを施して、ドームの剛性をアップすることで不要な振動を抑えてクリアな中高音を再生を可能に。

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ハウジングは密閉型になっていて、上部に通気孔を設けて振動板の動作を最適化することで低域のリズムを正確に再現。

 実際、付け心地もかなりよくて、低反撥ウレタンフォームを立体的に縫製したイヤーパッドとイヤーパッドが内側に倒れ込む構造になっていて、耳全体を覆うイヤーパッドのあたりも優しくて、わりと長時間聴いていても聴き疲れしないのはいいところ。

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フィット感もよくて、中からの音漏れもないし、外からの音もかなりシャットダウンしてくれるので音楽の世界に没入できる。

ヘッドホンを装着していてもかなり軽いということもあるけれど、ハンガーの頭に触れるアタリ部分も柔らかくてつけ心地はかなり良好。

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ハウジングの部分は交互に折りたたむことができて、持ち運ぶ時にもコンパクトになる。

こうしたヘッドホンの可動部には、複数のシリコンリングを仕込んでいて、扱っていて軋んだ音がしたりカタカタと音が鳴るのもきっちりと抑えている。

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それから、付属のキャリングポーチすらも同じカラー(シナバーレッド)!しかもSONYのロゴ入り。

ヘッドホンを持ち運ぶときに傷から守れて便利だし、かつカラーリングも一緒というところがミソ。

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ヘッドホンからのケーブルは肩出しタイプの脱着式で、ヘッドホンケーブル(1.2m)と、「マイク/リモコン」付きのヘッドホンケーブル(1.2m)の2つが付属していて好みで使い分けもできる。

もっと音質にこだわりたいと思ったら、別売のヘッドホンケーブル(MUC-Sシリーズ)にも対応するあたりは汎用性が高い。

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付属のヘッドホンケーブルは、より絡みにくいきしめんタイプで、表面に細かい溝を入れてからみにくい構造。コードに触れてもタッチノイズも入らないので音楽に没頭できる。

もちろんカラーリングも同系色。

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もう一本付属のヘッドホンケーブルは、仕様は同じながら、ケーブルの途中にマルチファンクションボタンのついたユニットがくっついていて、ちょうど真裏にマイク穴がある。

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このマルチファンクションボタンは、スマートフォンとつなぐとハンズフリー通話ができたり、音楽を聴く時の、再生や一時停止、送り戻しといった使い方もできる。

Androidアプリ「SmartKey」をダウンロードしておくと、音量の上げ下げや着信拒否、音声検索といったカスタマイズする事も出来る。

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「SmartKey」アプリの設定画面をみると、「ミュージック」、「通話」、「保留」の3つの項目があって、そこから、ボタンを1回、2回、3回押したときにどういった動作をさせるか、(再生/一時停止やトラック、応答/通話終了や音量やミュート)を自分の好みで設定できる。

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●シンプルでもスタイリッシュ、いつもに増して持ち運びたくなるデザイン。

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という事で、本質的な音と装着性という部分はしっかり担保しながら、デザインとカラーリングにこだわったという流れになっているのがこのステレオヘッドホン「MDR-100A」の大きな特徴でもある。

ハンガーとハウジングを一体化していたり、ヘッドバンドからイヤーパッドまでをひとつの塊のような形状にしたり、コンパクトでスタイリッシュ。

それぞれのパーツが綺麗に重なりあって一つの流れのあるデザインになっていたり、ネジ位置が見えなようなっていたり、それに何かいつもと違うなと思ったら、ハウジングのところにSONYロゴがないこと。ヘッドバンド部にSONYロゴがあるけれど、ここもシルバーではなくてヘッドホンと同色系に仕上げているあたりから、今までのヘッドホンとはまるで違う。

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 カラーバリエーションは、シナバーレッド以外に、ビリジアンブルー /  チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンクの全部で5色展開。(ウォークマンA20シリーズは全6色なので、1色足りないなと思ったら、シルバーだけがラインアップに入っていない。)

あくまでも単色なシンプルさで、本体からケーブルまで、それぞれ素材も違うパーツがここまで同じ色味になっているのは珍しい。

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というか、例えばハウジング部はアルミ素材で、アルマイト処理で染色、その染色時間と化学研磨時間を調整して色の濃さとツヤ感を調整するとか、ヘッドバン ド部は軽さのために樹脂になっていてそこにメタ リックシルバー、カラークリア、マットコートという3つのコート塗装をしていて、そもそもまるで違う作業工程ら、色相やツヤ感を細かく調整しているらし い。

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シナバーレッドとライムイエローは鮮烈なカラーリングなのでひときわ目立つ存在で、ソレに対して、ビリジアンブルーとボルドーピンクは、少し落ち着いたシックなカラーリング、そして定番として広く使えるチャコールブラック。

実際に、ソニーストアでウォークマンA20シリーズステレオヘッドホン「MDR-100A」の展示を見たけれど、同一のカラ-でコーディネートするとやっぱりそれぞれに個性があって同一カラーで揃えたくなる衝動にかられる。

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●ソニーストア限定アクセサリーでさらにカラーコーディネートを極めてみる。

さらに、ソニーストアには、そのラインアップに組み合わせて使えるカラフルな限定アクセサリーがあったので紹介。

・h.ear×WALKMAN® 自分の好きなスタイルに合わせて、ホンモノの音を聴く

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ウォークマンAシリーズ専用 オリジナルケース 「CC-NW/CASE」
ビリジアンブルー / シナバーレッド / チャコールブラック/ ライムイエロー / ボルドーピンク / シルバー

ウォークマン本体のカラーを活かしながら保護するクリアケース。ケース自体にデザインが施されていて、さらにオシャレを演出するというもの。

カラーはウォークマンの種類と同じ6色で、本体と同じ色をセットにしても、好きな色の本体に好きな色のデザインを重ねるという高度な技にでてもいいけれど、これはさすがにソニーストアリアル店舗で実際にハメてみた雰囲気を確認する事をオススメ。しくじったらかなり痛くなる。

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ウォークマン用 クリスタルボール製ポーチ 「CC-NW/CRYS」
レッド / シルバー

コラボレーションしたポーチやケースを2種類ほど展開。

ひとつめのメーカーは、表参道に本店を構え、今年16周年を迎えるクリスタルボール。

裏面にティッシュが収納できて便利なポーチで、イヤホンコードをまとめるホルダー付のオリジナル仕様になっている。 カラーはシルバーとレッドの2色。

●仕様詳細
・本体サイズ:約H85×W135㎜ ※ファスナー部分は含まず。
・付属品(コードホルダー)サイズ:約H30×W80㎜
・本体重量:約39g
・付属品重量:約4.4g

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ウォークマン用 ハリスツイード製ケース 「CC-NW/HT」
ブルー / オレンジ

もうひとつのメーカーは、スコットランド北西に位置するアウターヘブリディーズ諸島で手織りで織られたハリスツイード。

このオリジナルポーチは、ウォークマンを収納するのにちょうど良いサイズで、下からイヤホンを逃がせるというのが特徴的。カラーは、ネイビーチェックとオレンジチェックの2色。

●仕様詳細
本体サイズ:約H132×W77㎜ ※ファスナー部分は含まず。
本体重量:約32g

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オマケに、シナバーレッドのステレオヘッドホン「MDR-100A」を、手持ちのオレンジのXperia Z3 compactと組み合わせてみたら、これが絶妙なまでにカラーがマッチング!

シナバーレッドの色味とXperia Z3 compactのオレンジが限りなく近い事もあってこれで使うのも断然アリ!

ウォークマンA20シリーズと、Xperia Z3 compactと両方で使えたら、これはこれでまた元がとれていいんじゃないかと。

本気でかなりのインパクトのあるカラーなので、外出して使っていたら注目を浴びる事は間違いないだろうけれど、まぁ普通に室内利用してもいいしね。

・非Android OSでより小型化、長時間再生となった高音質設計を施したウォークマンZXシリーズ「NW-ZX100」、10月10日発売。
・本体と同一カラーでコーディネートされたハイレゾ対応デジタルノイズキャンセリングヘッドホンを付属した「ウォークマンA20シリーズ」、10月10日発売。
・ヘッドホン新シリーズh.ear(ヒア)4機種、トリプル・バランスド・アーマチュア・ドライバーユニット搭載の「XBA-300」などを10月10日に発売。
・「h.ear×WALKMAN」とカラーコーディネートできるソニーストア限定のアクセサリーラインナップ。

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