ソニーが基本的に好き!

4K解像度とHDRの最上の映像クオリティを堪能しよう。再びコレクションしたくなる「4K Ultra HD Blu-ray Disc」の超美麗映像。

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・サラウンドシステムとしてはもちろん、モバイル機器とつながる、GoogleCastも楽しめるサウンドバー「HT-CT790」
の続き。

PlayStation4 Proには、映像出力にHDR(ハイダイナミックレンジ)が備わっていて、HDR対応アプリやHDR対応テレビがあれば、人の目で見た感覚近い自然で鮮やかなコントラストでゲームを楽しめる。

がしかし、音質を良くしたいと思ってサラウンドシステムを中継して接続した場合、そのサラウンドシステムもHDRに対応していないと表示されないというジレンマが。

そこでHDRに対応したモデルとしてサウンドバー「HT-CT790」を使って、設定含めてやってみよう。

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●HDRに対応するには、テレビ側もシアターシステム側も設定が必要。

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PlayStation4 Proの「映像出力設定」を確認すると、[HDR]の項目があるのでコレを[自動]にしておく。[Deep Color]も[自動]になる。

よーしコレでバッチリOKかというとそうもいかない。

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今回使用したテレビはHDRに対応した「KJ-55X9300D(2016年5月発売)」で、シンプルにPlayStation4 ProとHDMIケーブルで接続した場合だと、4K(3840 x 2160)には対応していても、HDRは非対応のまま。

これには2つ要因があって、テレビ側の設定と、使用するHDMIケーブル。

使用するケーブルはいわゆるHDMI2.0a(1.8Gbps)が必要とされていて、PlayStation4 Proなら付属のケーブルを使えばOK。

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それから、BRAVIA側の設定として、【外部入力設定】から「HDMI信号フォーマット」を【拡張フォーマット】に変更する必要がある。

同じSONYのBRAVIAでもモデル(やAndoroidのバージョン)の違いによって細かく違う箇所もある様子。

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同じように、サウンドバー「HT-CT790」でも設定として、【映像設定】から「HDMI信号フォーマット」を【拡張フォーマット】に変更する。

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改めてPlayStation4 Proの「映像出力情報」を確認してみると、4K(3840 x 2160)、HDRに対応している表示に変わっていればOK

めんどくさそうに思えるけど、わかってしまえば簡単。

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PS4専用ソフト「FINAL FANTASY XV」は、HDRに対応したソフト。オプション設定にもHDRのON/OFFがあるのでわかりやすい。(画面は体験版のもの。)

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PlayStation4 Pro「FINAL FANTASY XV」をプレイする場合、「高画質モード」にすることでより精細感が増すのだけれど、HDRがオンになることで明暗差がより大きくなって、影や夜の暗闇のような暗い部分はより深く、日差しや光に照らされた部分は明るく表現力が増しているのがわかる。

これで、PlayStation4 Proサウンドバー「HT-CT790」BRAVIAで、4KとHDRの醍醐味とサラウンド感が同時に楽しめる。

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●高解像度とHDRの最上の映像クオリティの共演、4K Ultra HD Blu-ray Discを堪能してみたい。

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さて、ゲームだけじゃなくて、ついに市販が始まった4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)

・機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY [4K ULTRA HD]
・マッドマックス 怒りのデス・ロード [4K ULTRA HD + Blu-ray]

コレも観るにもまた、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した機器が必要で、まさに2016年製のBRAVIAサウンドバー「HT-CT790」のシステムは当然そのまま使えてしまう。

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がしかし、非常に残念なことに、PlayStation4 ProはHDRに対応しているものの、ディスクドライブがUHD BDに対応してないので、4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)を再生したいと思っても再生できない。

というか今のところ(2016年現在)、SONY製で4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)を再生して観られる機器がない。

ナンテコッタイ。仕方ないので今回は、UHD BDドライブを備えるXbox One Sを接続。

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詳細な設定は、前述したように行っているので、Xbox One Sのビデオ詳細設定を確認すると、4K映像に加えて「HDRビデオ」に対応しているのがわかる。

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4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)を再生している最中にBRAVIAの「画質モード」を確認すると、【HDRビデオ】【HDR】と表示されているはず。(機器により表示のされかたに違いがある。)

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さて、動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY [4K ULTRA HD]を観てみた。

1,440×810ドットを4Kにアップコンバートしたものという事なので本来の4K(3840 x 2160)解像度ではないものの、すでに配信された同じ内容を観ていたにもかかわらず精細感の高さに驚き。

テキストのメリハリはもちろん、キャラクターの滑らかな輪郭といい、その中身の詰まった高クオリティのモビルスーツが物凄い速さで動く生感が凄い。

そこに加えて、コントラストの深さが強烈で、宇宙空間の暗闇の沈み込みのなかできらめく星々からビカビカおちるカミナリの閃光、ビームライフルやバーニアの長く光る光の明滅、飲み込まれそうな爆発シーンとか圧巻すぎる。

70分間食い入るように視聴しつづけてしまった。

そのクオリティのシーンもったいない!と思い続けながら観てしまうので、物語じゃなくて贅沢な動画として堪能したいくらい。

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それからもうひとつ楽しみにしていたのが、本編とは別に収録された映像特典の「ガンダムシリーズ 4KHDR トライアルフィルム」。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」や「機動戦士ガンダムUC」の美しさは、「サンダーボルト」にも引けを取らないほどでいやこれは欲しい。

もうすでに何度も観ているしBlu-ray Discも買って持ってるのに、4KHDR版が発売されたら間違いなく買う、欲しい!

あとビックリしたのが、1997年に映画化された「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」と、さらに古い1991年の「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」。

20年も前のアニメなんていくらなんでも限界があるだろうと思っていたのに、記憶の思い出補正をはるかに上回る綺麗さ。

もちろん線画の粗さはあるものの、鮮明にクッキリと映し出されて動きまわるモビルスーツに感動してしまって、意外な伏兵で、これまた久々に感動してしまって4KHDR版で改めて本編が出たら強く観たいと思ってしまった。

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いやーこれ、物凄くバカ正直な感想を加えると、55インチ(KJ-55X9300D)だと画面小さく感じてしまってもっと巨大な画面で観てみたい。

さらに現実に言えば室内を真っ暗にして目を皿のようにして何回も観ていると、暗闇の中で小さく一部が光り輝くシーンでは部分駆動の光のブロックまでわかってしまって、あああこれって高密度にLEDが敷き詰められたBRAVIA「Z9Dシリーズ」で観たらもっと高画質なんだろうなーとか思ってしまった。

そうなると、サラウンドシステムももっと大がかりになるだろうし、だんだん現実離れしていくなとは思ったので自重。

なにはともあれ、4Kという高解像度だけでは感動の伸びしろがそこまで大きくなかったところに、このHDRが加わることでの映像の視覚的なリアル感のアップ具合にひさびさに”高画質”を喜々として堪能できた気がする。

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サウンドバー「HT-CT790」
ソニーストア販売予定価格:54,980円(税別)
・長期保証<3年ベーシック>

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ホームシアターシステム「HT-NT5」
ソニーストア販売予定価格:79,880円(税別)
・長期保証<3年ベーシック>

・シアター以外の音楽も楽しめてモトがとれる、薄型デザインで設置しやすいたサウンドバー「HT-NT5」。
・今までのBRAVIAとはまるでレベルが違う、BRAVIA Z9Dシリーズの高画質っぷりに感動。
・LEDを全て独立駆動するBacklight Master Drive、HDRリマスターを搭載した「BRAVIA Z9Dシリーズ」登場。
・149,800円+税から購入できるソニーのAndroid TV搭載、4K液晶テレビ「BRAVIA X8300D/X7000シリーズ」。
・Android TV搭載BRAVIAに、「艦これ公式Android先行運用版」をインストールして動くかどうか試してみた。
・Android TV搭載 BRAVIAに「めざましマネージャー アスナ」を無理やりインストールして、マイクも使えるようにしたら、まるでテレビの中にアスナがいるみたいじゃないか!

・Android TV搭載のブラビア 2015年モデルと2016年モデル、再度のアップデートで「Amazonビデオ」に正式対応。
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