ソニーストアでデジタル一眼カメラ”α9”の実機を触ってきたよ。(Eマウント機の弱点をことごとく解消してきた外観編)


・ソニーストアでデジタル一眼カメラ”α9”の実機を触ってきたよ。(ファインダー見え続けながらの高速連写と高速AFと食いつきっぷりはマジで凄かった編)
の続き。

ソニーストアの展示実機のデジタル一眼カメラα9では、最初から入れてあるSDカードでの撮影はできるけれど、自前のSDカードを入れて撮影しての撮影データの持ち帰りは不可なので、わからないことも。

α9のセンサーは、有効画素は2420万画素裏面照射型センサーであることと画像処理エンジン「BIONZ X」の新しい画像処理アルゴリズムで解像感と低ノイズを両立させて、常用ISO100-51200拡張ISO50-204800までカバーすることができるとされていて。

だとすると、ISO感度に対して低ノイズ化が進んでるのであれば、α7Sα7Sよりな強みがあるなと思いつつ確認できず残念。

これは出荷モデルで試してねということになる。

・α9 ボディ ILCE-9(E マウント)製品ページ
・もうソニーのミラーレスかなんて言わせない!一眼レフのメカニカル構造を凌駕するフルサイズミラーレス一眼カメラ 「α9」、5月26日発売。

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●くまなく弱点をつぶしにきてEマウントを主役に引き上げるα9のハードウェアまわり


本体サイズは、126.9×95.6×63.0mm。質量は約673g(メモリーカードとバッテリー含む)。

もうパット見からしてα7Ⅱシリーズともうほぼ全然変わらなくみえるα9ボディ。

遠目にだったら区別がつかないと思いたい。(買い替えてもバレない的に。)

今まではEマウント機というコンパクトを貫きつつも、あちこちにAマウント機に比べて実用的な使い勝手としてツッコミどころがチョイチョイあるわけだけど、α9はそのウィークポイントを尽く潰しにかかってきていて、触りまくるとアーなんてこと(;´Д`)!知らなきゃ良かった!みたいになる。


その最たるものが電子ビューファインダー。

完全にベツモノ世界の「Quad-VGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」

自発光方式で忠実な黒を再現する高コントラストの有機ELはそのままに、α7Ⅱシリーズ236万画素から約368万画素へと解像度アップして、接眼レンズには両面非球面レンズを含む4枚構成の光学系を採用したからなのかめちゃくちゃ見やすくなってる!


参考までに覗いたファインダー像を想定してカメラで近接撮影してみたものがコレ。

ファインダー倍率は0.78倍で広々、明るいし、ファインダーのフレームレートは、バッテリーのスタミナを優先したいときは60fps、高速に動く被写体もしっかりと追跡したいときは120fpsという使い分けもできる。

最初はイイネ良くなってるじゃないーくらいなのに、α7Ⅱシリーズに戻って覗くと、あれファインダーの綺麗さってこんなに違ったっけということに気づいてしまう。

綺麗なほうを見てしまうとそっちに慣れて引っ張られる現象。


α9のボディは、トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバー全てに軽量で剛性の高いマグネシウム合金を採用してより堅牢なボディに。

Eマウントが出てきたときはマウント接合部がフニャフニャする弱い弱いと言われまくって、α7Ⅱシリーズではそこを剛性感をガチガチにあげてきていたけれど、α9ではさらにマウント固定用のネジ本数6点に増やして、マウント部の剛性をさらにあげている。

ボディはもちろん防塵・防滴仕様。

ちなみに、電子シャッター超推し推しだけど、当たり前にメカシャッターもあって、ブレーキ機構を備えた低振動シャッターを採用して静音化も兼ね備えているらしい。


ボディサイズもほぼ同じなので、触っても感触は何も変わらないだろうと思ったけど、α7Ⅱシリーズ比較で約2.7mm程グリップは深くなっているうえに、グリップをフロントカバーと一体化したこともあってか剛性感が増してる感がイイ。

素で掴んでもニギっガシっとした感触がイイ。


さらに、値段が高くてもう絶対縦位置グリップのほうがいいでしょーと思わせられるグリップエクステンション「GP-X1EM」を付けるとコレまたヤバイ。

小指がだいたい本体の底面あたりで支えてる感じになってたのに完璧にギュギュっとグリップできる安定の良さと心地よさったらない。

あぁAマウントだ、これはAマウントにあった安心感が手に入ってしまう感じだ。


縦位置でも撮る時もものすっごいしっくりくる。

外したらもう小指のよりどころがなくなってしまって、グリップエクステンションが忘れられなくなる。

α7Ⅱシリーズにも使えるし、買っといていいんじゃ感がモリモリ増してくる。


そういえば何かとお世話になる光学式5軸手ブレ補正機能

望遠レンズ時に起きやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きい時におきるシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景撮影や動画撮影時に目立つ回転ブレ(ロール)といったブレに対応できる5軸手ブレ補正は、α7Ⅱシリーズに備わって周知のところだけど、今回ものすっごいわかりにくいけど、手ぶれ補正ユニットとジャイロセンサーは新規のもの。

で、α7Ⅱシリーズの補正効果は4.5段分だったのに、α9補正効果は5段分と0.5段分上がっていて、これも地味に望遠撮影や暗がりでの撮影時にも、手ぶれ補正の威力に余計に貢献してくれる。

被写体が動きものならこの恩恵はかなり大きい。


シャッターボタンは、α7Ⅱシリーズではツルペタ平坦だったものから、α99Ⅱと同じく丸みを帯びたタイプに変更。

さすがプロ仕様をうたうだけあって、ストロークの調整も後日できるようになるらしい。


新しく追加された「AF ON」 ボタン。

シャッター半押しでピントをあわせる必要のない親指によるAF操作がしたい人にとっては超有効な使えるボタンになる。

「録画ボタン」も誤動作しにく場所へ変更。

何しろ録画したいときに押しにくいクセに、録りたくもないのに不意に当たって録画が始まったりといった誤動作してたので改善。

あと実機を触るまで気が付かなかったけれど、ダイヤルも指がかりがしっかりして回しやすくなっているのもかなりの高ポイント。


α9のもつ圧倒的な存在感が、Eマウントボディ初の右ダイヤル。

上に「ドライブモードダイヤル」、下に「フォーカスモードダイヤル」の二段構成で、個別にダイヤルを切り替えることができる。

どっちもそれぞれロックがあるので誤動作はもちろん防止できる。

さすがに一回触っただけだと慣れてなくてつい存在感を忘れがちだけど、コレ使いこなせるようになったらダイレクトに作業分担できてかなり楽になりそうだねコレは。


それから、背面に新しく備わったマルチセレクター

α99Ⅱにもマルチセレクターあるけれど形が違って、誤動作しないように突起は少なく指をのせて動かしやすい形状に。

フォーカスエリア選択の移動時もレスポンスよくて、メニュー操作にも使える。

そのまま残っているジョグダイヤルも地味に改良されていて、実に回しやすく押しやすくなっている。

トータル的に操作まわりのストレスが激減してる。


背面液晶は、上方向約 107°、下方向約 41°までのチルト可動はあるものの、α99Ⅱのような3軸チルトではない。

まぁ3軸チルトにしたら巨大化してしまうってのもあるだろうけど、やっぱり3軸はあったらあったで便利だし、クルッと回して液晶画面保護してファインダーのみで使うみたいな使い方ができてもいいのになーとは思う。

ディスプレイサイズは3.0型144万ドットで、α7Ⅱシリーズの122.9万ドットからちょっぴり高画素化して、屋外でも明るくてみやすいホワイトマジックを採用。

タッチパネルにもなっていて、タッチ操作一発で被写体にピントあわせができるワザが使えるのは何気に便利。

EVF使用時にはタッチパネルは強制的にオフになるため、α6500みたいなタッチパッド機能は使えない。


メモリーカードスロットは、SDカードとSD/メモリースティックDuoに対応したデュアルスロット

メモリーカバーには不用意に開かないためのロックレバー式になってる。

そうそう、このメモリーカバーがα7Ⅱシリーズの場合だとちょうどグリップする手のハラ部分でギュッと握ることもあって持ち替えたりしてるときに不意に開きそうになったりする事があってちょっぴり不安だったりしたのでロックレバー式はありがたい。

下の段のSDカード専用スロットが、ようやくUHS-IIに対応してくれて、いくらバッファ積んでもメモリーの書き込み時間をロスしたくないからこれはとってもありがたい。

もうこの際、メモステ対応はバッサリやめちゃってダブルでそうしてくれてもよかったのに。

α99Ⅱ同様にメモリーの同時記録や、RAW/JPEG、静止画/動画の振り分け記録もできるし、メディア同士でコピーもできる。


左側面の端子にはα7Ⅱシリーズと共通してあるのが、マイク端子、ヘッドホン端子、マルチ/マイクロUSB端子、HDMIマイクロ端子の4つ。

α9に加わったのがLAN端子シンクロターミナル

ワイヤレスLANはもともと備えていたけれど、LAN端子から有線LAN接続して、メニュー画面から転送したい静止画を選んで、指定した FTP サーバーに転送できる。

転送速度は、最高約 100Mbps(Ethernet 100BASE-TX)で、1000BASEじゃないのかーと思ったものの発熱の事もあったりしてのバランスでこうなったのだろうということ。

それから、シンクロターミナルも備えてくれたので外部フラッシュと接続してカメラ本体と同調撮影もできる。


α9のバッテリーは、電池容量が2280mAhと大きくなったインフォリチウム機能対応の高容量リチャージャブルバッテリーパック「NP-FZ100」

バッテリーサイズは大容量化とともにおもいっきり巨大化しているにも関わらず、本体のサイズ感はほぼ変わってない。

というか、グリップの握り的にはほんのり大きくなってくれてるのはむしろウェルカムで。


Wシリーズバッテリー「NP-FW50」と比較するとかなり大きさの違いがわかる。

「NP-FW50」の電池容量が1020mAhなので、実質的に約2.2倍に増量。

<メーカー参考値(CIPA 規格準拠)>
静止画撮影可能枚数   α9  α7R
ファインダー使用時:約480枚  約290枚
液晶モニター使用時:約650枚 約340枚

実動画撮影時     α9  α7R
ファインダー使用時:約105分 約50分
液晶モニター使用時:約120分 約55分

連続動画撮影時    α9  α7R
ファインダー使用時:約185分 約95分
液晶モニター使用時:約195分 約95分


公称値ではあるもののたしかにWシリーズバッテリー「NP-FW50」だと本気で撮ってると1時間もつかどうかなんて感覚だったけれど、それがほぼ2倍くらいに延びると全然安心感が違ってくる。

もちろん複数持ちは必須だけど、交換頻度が減らせるのは絶対的な正義だ。

起動時間もα7R比で30%も高速化して、電源のスイッチを入れてからでも素早く撮影にとりかかれる。

 

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α9
を触ってると実に操作フィーリングがよくて、連写や高速AFという最大のウリを置いといても、Eマウント機の最新機能を触ってるわーという優越感がすごい。

α7シリーズがEマウント機に35mmフルサイズをもたらして、α7ⅡシリーズがEマウント機をAマウントのお株を奪いはじめ、そしてα9がデジタル一眼レフカメラと同等以上のポジションを狙ってきたねこりゃと実感させられる。

いや、まだだまだ終わらんよ、次は中身部分にいたっては制限された時間で全部調べつくせなかったにしても、メニューを片っ端からチェックしてみよう。

・「ま、前からこのカメラ使ってるに決まってるじゃない(;゚∀゚)=3」 α7Ⅱシリーズからの”α9擬態化作戦”を決行セヨ!

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<α9をソニーストアで触ってきた感動をひたすらしゃべっている動画>
2017年5月13日(土)ライブ配信の録画。

<α9とSEL100400GMについてひたすらしゃべっている動画>
2017年4月22日(土)ライブ配信の録画。

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●デジタル一眼カメラα9ボディ


『α9』 ボディ ILCE-9(E マウント)製品ページ
・デジタル一眼カメラ α9 ボディのみ ILCE-9購入ページ
ソニーストア販売価格:499,800円(税別)
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●FE 100-400mm F4.5–5.6 GM OSS「SEL100400GM」


FE 100-400mm F4.5–5.6 GM OSS「SEL100400GM」

メーカー希望小売価格:320,000円(税別)
ソニーストア販売価格:未定
●7月発売予定
※約販売開始日は未定。決定次第ソニー商品情報サイトで案内予定。

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