ソニーが基本的に好き!

「NEX-5」と「DSC-WX5」で、夜の“金魚ちょうちん”を撮影してみた。

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地元ネタ。
毎年夏のシーズンになると
柳井市の白壁(しらかべ)の街並みに飾られる“金魚ちょうちん”

“金魚ちょうちん”と言うのは、
和紙と竹ひごで出来た柳井の郷土民芸品で、
昔はお迎え提灯として使われていたもの。

夜になると2000個の金魚ちょうちんに灯りがともされて
ライトアップが情緒ある雰囲気を醸し出す。

その様子を
サイバーショット「DSC-WX5」とデジタル一眼カメラ「NEX-5」
それぞれに撮影してみた。

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<サイバーショット「DSC-WX5」>

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フラッシュを一切使わずに、
手持ちで通常の「おまかせオート」と
「プレミアムおまかせオート」で撮影してみた。

「プレミアムおまかせオート」で撮った場合
いわゆる「手持ち夜景モード」になっていて
シャッターを押すと、複数枚の連写して
それらの画像を重ねて1枚の綺麗な写真を作りだしてくれる。

これだと、ちょっとした手持ちのブレを
カメラ側の性能で補正してくれるし
ノイズも少ない画像が全部カメラまかせで撮影できるのは楽。

ただ、撮影後に処理する時間がかかってしまうので
すぐに次が撮れないという弱点があるので
今回みたいに時間の制約のない場合であれば有効だけれど
すぐに次の写真が撮りたい場合には不向き。

「おまかせオート」だとどうか?というと、
レンズもF2.4とコンデジにしては明るくて
しっかりとカメラを両手で持って撮影すれば
重ねあわせをしなくてもブレた写真は意外と少なかったので
こっちのほうがストレスがないかもしれない。

「背景ぼかし」モードも使って
金魚ちょうちんをアップにした写真も撮ってみたけれど
メインの被写体とボケる背景の境目の判断が曖昧で
今回の撮影に限っては
この機能を使っての効果的な写真はいまいち撮れなかった。

撮影はずっと広角(焦点距離24mm)で撮影していて
こういった狭い路地での撮影の場合でも広々と撮れるので
まわりの情景がしっかりと撮れるのは良い。


動画撮影は、モードを切り替えずに録画ボタン一発で
即録画できるのは便利だし、
やっぱりAVCHDで、かつステレオ音声で撮れるのはうれしい。

細かいことを言うと
動画撮影時のズームは単調な一定スピードで
ビョーンとよってしまったり
撮像素子が小さくで露出も何もコントロールできないので
光量が足りなくて
暗めの映像になってしまうのは仕方がないところかと。

全体的な使っていての雑感としては
やっぱりポケットにも入るコンパクトなボディで
片手で電源を入れてすぐに撮影出来るの手軽さは、
デジタル一眼カメラにはない機動性は楽!

ただ、いざ撮影時になると、一枚の撮影毎の待たされ感とか
手ブレの恐さがあったりして
ちょっぴり気持ち的に引っ張られるところがあるのは
コンデジの宿命なのかなと思うところはあるけれど、
ぶっちゃけ、ちょっと前のコンデジと比べたら
使えない写真なんてものがはるかに減らせて
後から見てガックリ気分を味わなくて良くなるかもしれない。

・3D撮影やAVCHDフルHD動画にも対応したサイバーショット「DSC-WX5」

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<デジタル一眼カメラ「NEX-5」>

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NEX-5もほぼオートで撮影。
だとしても、APS-Cサイズの撮像素子の大きさからくる
シャッタースピードの速さは、DSC-W5の比ではなくて
明るさの足りない撮影でも随分とサクサクと撮れるし
撮った後の画像を見てもノイズ感はとても少ない。

フラッシュなしで、その場所の雰囲気がリアルに伝わってくる感覚は
本家デジタル一眼レフカメラに近い。

色合いにしても目で見たものに近くて
近くの金魚ちょうちんにピントを合わせれば
背景も綺麗にボケた写真が撮れる。

プログラムオートに切り替えれば
露出を補正したりISO感度をマニュアルで変更して
フラッシュなしでもかなり明るめの撮影も出来る。

露出補正はボタンから操作できるものの
ISO感度はいちいちメニューを開かないといけないという手間が
ちとメンドクサイ。

他にももっとAFがサっとピントがあって欲しいとか
どうもNEX-5を使っていると
デジタル一眼レフカメラ“α”シリーズ(Aマウント)と
同じレベルまで使えてしまうんじゃ?という錯覚が起きて
脳内で過大評価してしまってのジレンマみたいなものが
ないわけではない。


動画撮影は、モードを切り替える事なく録画ボタン一発で即録画。

WX5と全く同じシチュエーションで同時撮影した動画を見てもわかるとおり
同じ暗めの場所でもより明るく撮影できるし、
ズームリングを自分の配分でゆっくりとまわして
被写体によっていくといった芸当が出来るのもNEX-5の利点。

他にも液晶ディスプレイが自在に向きを変えられるので
例えば地面スレスレの低い位置からの撮影だとか
カメラ目線とズレた方向から撮影といったものが
自分の姿勢を極力くずさずに行えるというのは本当に便利。

今回に限っては、
あまりズーミングする事もなかったし
広角を優先したほうが良かったみたいで
ズームレンズ「SEL1855」よりは
単焦点レンズ「SEL16F28」を装着して持っていったほうが
カメラ自体もコンパクトに出来てよかったのになと
後から思ったりもした。

荷物的な部分で言うと
どう考えてもポケットに入るわけではないし
撮影時にはレンズキャップをはずすという動作が加わるし、
フラッシュにしても予め装着しておかないと
光量がどうしても欲しいという場合に困ってしまったりと
WX5ほどの手軽さはないけれど、
それでもNEX-5を持って行きたくなる画像が撮れるのは間違いない。

・SONYのデジタル一眼カメラNew “α”「NEX-5」「NEX-3」がついに登場!
・「NEX-5」に単焦点レンズを付けて最小サイズで持ち運ぶ。
・デジタル一眼カメラ「NEX-5」にマウントアダプターでAマウントのαレンズを活かす!
・デジタル一眼カメラ「NEX-5/3」を11倍高倍率ズームにできる「SEL18200」

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3件のコメント

  1. けいじゅ より:

    二、三日前に、地元で花火大会があったので、TX7を片手に、AVCHDモードで撮ってみましたw
    http://www.youtube.com/watch?v=asDtEaegLDM
    やはり、白くて大きい花火だとAFがどちらかといえば迷わなくて、(でも、花火が消えるとピンが動くのがわかりますwww)
    (動画で、途中でズームをひいてるのは、ピントが迷わないため?の予防線・・・のつもりw)
    赤とか青とかの色で、あまり眩しくない花火だと、若干AFが迷う感じですね
    それでも、薄型Cyber-shotでこんだけの動画が撮れるのに感動しました
    いままで使ったことがある、他社製デジカメの動画撮影ではまず考えられなかった事、それは・・・
    動画撮影中に、ズームをいじれることですねww
    あとは、AVCHD動画の撮影も、再生も、電池の減りがものすごく速いですね(汗)
    TX7の感想は、そんな感じですw

  2. けいじゅ より:

    あ、そうだ、TX7の、静止画の感想もついでに・・・w
    裏面照射だからなのか、他社のほぼ同じ大きさのCCDデジカメに比べたら、若干程度ですけど、細かいところを描写できてるので、いい画質ですね
    リコーR10とか、画像を実寸で見ちゃうと(なんじゃコレ?)って画像でしたから・・・^^;
    (詳細は破綻してて、見るに堪えないものでしたorz)
    みため的(実寸で見ない時)にはすごい詳細に写ってるように見えましたけどね・・・

  3. kunkoku より:

    >けいじゅさん
    おおぅ!TX7が大活躍ですねw
    裏面照射の恩恵はかなり大きいですからね!
    確かに動画撮影はバッテリーの減りが早くなりますけど、フルHD動画が撮れちゃうとすごく重宝しますよね!